JP2597722Y2 - 保護リレー盤の試験装置 - Google Patents
保護リレー盤の試験装置Info
- Publication number
- JP2597722Y2 JP2597722Y2 JP1993071882U JP7188293U JP2597722Y2 JP 2597722 Y2 JP2597722 Y2 JP 2597722Y2 JP 1993071882 U JP1993071882 U JP 1993071882U JP 7188293 U JP7188293 U JP 7188293U JP 2597722 Y2 JP2597722 Y2 JP 2597722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- terminal block
- relay panel
- protection relay
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、保護リレー盤の出荷前
の電気試験及び現地での調整試験等に用いる保護リレー
盤の試験装置に関する。
の電気試験及び現地での調整試験等に用いる保護リレー
盤の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の保護リレー盤の試験装置は、図3
に示す構成になっている。同図において、1は電力用等
の保護リレー盤の縦長の端子台、2は端子台1の中央部
の隔壁、3は隔壁2の両側に並設された複数個の端子、
4は各端子3を仕切った仕切板、5は各仕切板4の外側
に形成された溝、6は端子台1の外側板であり、隔壁2
の両側の端子3は短絡板(図示せず)により接続されて
いる。
に示す構成になっている。同図において、1は電力用等
の保護リレー盤の縦長の端子台、2は端子台1の中央部
の隔壁、3は隔壁2の両側に並設された複数個の端子、
4は各端子3を仕切った仕切板、5は各仕切板4の外側
に形成された溝、6は端子台1の外側板であり、隔壁2
の両側の端子3は短絡板(図示せず)により接続されて
いる。
【0003】7は試験装置、8は端子台1に着脱自在に
装着される試験装置7の絶縁性の基台、9は各端子3に
対応した位置の基台8に前後に移動自在に並設された複
数個のねじ状の接触子、10は接触子9の頭部と基台8
の前面との間に設けられ接触子9を前側に付勢したば
ね、11は基部が基台8の上部,下部の両側に固着され
た弾性体からなる固定用金具、12は固定用金具11の
先端部の内側に形成された突部、13は各接触子9に接
続され基台8の背面から導出されたリード線、14は各
リード線13を束ねたケーブル、15はケーブル14に
接続されたコネクタである。
装着される試験装置7の絶縁性の基台、9は各端子3に
対応した位置の基台8に前後に移動自在に並設された複
数個のねじ状の接触子、10は接触子9の頭部と基台8
の前面との間に設けられ接触子9を前側に付勢したば
ね、11は基部が基台8の上部,下部の両側に固着され
た弾性体からなる固定用金具、12は固定用金具11の
先端部の内側に形成された突部、13は各接触子9に接
続され基台8の背面から導出されたリード線、14は各
リード線13を束ねたケーブル、15はケーブル14に
接続されたコネクタである。
【0004】そして、保護リレー盤を試験する際、端子
台1の溝5に試験装置7の固定用金具11の突部12を
嵌合させて装着し、各端子3に各接触子9を接触し、コ
ネクタ15を試験器のコネクタに接続して試験を行う。
台1の溝5に試験装置7の固定用金具11の突部12を
嵌合させて装着し、各端子3に各接触子9を接触し、コ
ネクタ15を試験器のコネクタに接続して試験を行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の前記装置におい
て、端子台1に試験装置7を装着した時、ばね10が露
出しているため、ばね10が引っ掛かり、端子3への接
触圧が均等に得られず、接触子9の端子3への接触信頼
度が低いという問題点がある。さらに、固定用金具11
のばね圧が弱いため、装着後、試験装置7が端子台1か
ら外れる場合があるという問題点がある。本考案は、前
記の点に留意し、接触子の端子への接触圧を均等にし、
接触信頼度を向上し、端子台に試験装置を確実に装着で
きる保護リレー盤の試験装置を提供することを目的とす
る。
て、端子台1に試験装置7を装着した時、ばね10が露
出しているため、ばね10が引っ掛かり、端子3への接
触圧が均等に得られず、接触子9の端子3への接触信頼
度が低いという問題点がある。さらに、固定用金具11
のばね圧が弱いため、装着後、試験装置7が端子台1か
ら外れる場合があるという問題点がある。本考案は、前
記の点に留意し、接触子の端子への接触圧を均等にし、
接触信頼度を向上し、端子台に試験装置を確実に装着で
きる保護リレー盤の試験装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案の保護リレー盤の試験装置は、保護リレー盤
の端子台に着脱自在に装着される絶縁性の基台と、基台
に並設され端子台の端子に接触されるばね内装形の複数
個の接触子と、基台の両側に基部が固着され先端部が端
子台の両側の溝に係止する弾性体からなる止め金具と、
基部が基台の側部に枢支され先端部が止め金具を溝方向
に押圧する押圧レバーとを備えたものである。
に、本考案の保護リレー盤の試験装置は、保護リレー盤
の端子台に着脱自在に装着される絶縁性の基台と、基台
に並設され端子台の端子に接触されるばね内装形の複数
個の接触子と、基台の両側に基部が固着され先端部が端
子台の両側の溝に係止する弾性体からなる止め金具と、
基部が基台の側部に枢支され先端部が止め金具を溝方向
に押圧する押圧レバーとを備えたものである。
【0007】
【作用】前記のように構成された本考案の保護リレー盤
の試験装置は、保護リレー盤の端子台に着脱自在に装着
される絶縁性の基台に、端子台の端子に接触されるばね
内装形の複数個の接触子を並設したため、ばねの引っ掛
かりがなく、端子台への接触圧が均等に得られ、接触信
頼度が向上される。
の試験装置は、保護リレー盤の端子台に着脱自在に装着
される絶縁性の基台に、端子台の端子に接触されるばね
内装形の複数個の接触子を並設したため、ばねの引っ掛
かりがなく、端子台への接触圧が均等に得られ、接触信
頼度が向上される。
【0008】さらに、弾性体からなる止め金具の基部を
基台の両側に固着し、先端部を端子台の両側の溝に係止
し、押圧レバーの基部を基台の側部に枢支し、先端部に
より止め金具を前記溝方向に押圧するようにしたため、
溝に止め金具の先端部が係止された状態で強固に押圧さ
れることになり、端子台に試験装置が確実に装着され
る。
基台の両側に固着し、先端部を端子台の両側の溝に係止
し、押圧レバーの基部を基台の側部に枢支し、先端部に
より止め金具を前記溝方向に押圧するようにしたため、
溝に止め金具の先端部が係止された状態で強固に押圧さ
れることになり、端子台に試験装置が確実に装着され
る。
【0009】
【実施例】1実施例について図1及び図2を参照して説
明する。それらの図において図2と同一符号は同一もし
くは相当するものを示す。16は試験装置、17は試験
装置16の基台8の長手方向に平行に形成された2個の
凹部、18は凹部17に並設されたばね内装形の複数個
の接触子、19は基台8の両端に突設された取付位置ガ
イドであり、基台8の端子台1への位置ずれを防止す
る。20は弾性体からなる止め金具であり、基部が基台
8の両側にボルト21により固着され、先端部が端子台
1の溝5に係止する。22は基台8の側部に止め金具1
9を貫通して植設されたスタッドボルト、23はL字形
の押圧レバーであり、基部がスペーサ24を介してスタ
ッドボルト22に回転自在に枢支されている。25はス
タッドボルト22に螺合したナットであり、押圧レバー
23の回転により押圧レバー23の先端部が止め金具2
0を溝5方向に押圧する。
明する。それらの図において図2と同一符号は同一もし
くは相当するものを示す。16は試験装置、17は試験
装置16の基台8の長手方向に平行に形成された2個の
凹部、18は凹部17に並設されたばね内装形の複数個
の接触子、19は基台8の両端に突設された取付位置ガ
イドであり、基台8の端子台1への位置ずれを防止す
る。20は弾性体からなる止め金具であり、基部が基台
8の両側にボルト21により固着され、先端部が端子台
1の溝5に係止する。22は基台8の側部に止め金具1
9を貫通して植設されたスタッドボルト、23はL字形
の押圧レバーであり、基部がスペーサ24を介してスタ
ッドボルト22に回転自在に枢支されている。25はス
タッドボルト22に螺合したナットであり、押圧レバー
23の回転により押圧レバー23の先端部が止め金具2
0を溝5方向に押圧する。
【0010】そして、端子台1の両端の外側板6の外側
に取付位置ガイド19を当接させ、図2Aに示すように
端子3に接触子18を接触させ、つぎに押圧レバー23
を回転させ、図2Bに示すように、押圧レバー23の先
端部により止め金具20を溝5方向に押圧し、止め金具
20の先端部を溝5に強固に係止させ、端子台1に試験
装置16を装着し、コネクタ15を試験器のコネクタに
接続し、保護リレー盤の試験を行う。なお、本実施例に
おいては、短絡板により短絡された隔壁2の両側のいず
れか一方の端子3に接触子18を当接するようにしてい
る。
に取付位置ガイド19を当接させ、図2Aに示すように
端子3に接触子18を接触させ、つぎに押圧レバー23
を回転させ、図2Bに示すように、押圧レバー23の先
端部により止め金具20を溝5方向に押圧し、止め金具
20の先端部を溝5に強固に係止させ、端子台1に試験
装置16を装着し、コネクタ15を試験器のコネクタに
接続し、保護リレー盤の試験を行う。なお、本実施例に
おいては、短絡板により短絡された隔壁2の両側のいず
れか一方の端子3に接触子18を当接するようにしてい
る。
【0011】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本考案の保
護リレー盤の試験装置は、保護リレー盤の端子台1に着
脱自在に装着される絶縁性の基台8に、端子台1の端子
3に接触されるばね内装形の複数個の接触子18を並設
したため、ばねの引っ掛かりがなく、端子台1への接触
圧を均等に得ることができ、接触信頼度を向上すること
ができる。さらに、弾性体からなる止め金具20の基部
を基台8の両側に固着し、先端部を端子台1の両側の溝
5に係止し、押圧レバー23の基部を基台8の側部に枢
支し、先端部により止め金具20を前記溝5方向に押圧
するようにしたため、前記溝5に止め金具20の先端部
が係止された状態で強固に押圧されることになり、端子
台1に試験装置16を確実に装着することができる。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本考案の保
護リレー盤の試験装置は、保護リレー盤の端子台1に着
脱自在に装着される絶縁性の基台8に、端子台1の端子
3に接触されるばね内装形の複数個の接触子18を並設
したため、ばねの引っ掛かりがなく、端子台1への接触
圧を均等に得ることができ、接触信頼度を向上すること
ができる。さらに、弾性体からなる止め金具20の基部
を基台8の両側に固着し、先端部を端子台1の両側の溝
5に係止し、押圧レバー23の基部を基台8の側部に枢
支し、先端部により止め金具20を前記溝5方向に押圧
するようにしたため、前記溝5に止め金具20の先端部
が係止された状態で強固に押圧されることになり、端子
台1に試験装置16を確実に装着することができる。
【図1】本考案の1実施例の斜視図である。
【図2】A,Bは図1の装着時,締着時の平面図であ
る。
る。
【図3】従来例の斜視図である。
1 端子台 3 端子 5 溝 8 基台 18 接触子 20 止め金具 23 押圧レバー
Claims (1)
- 【請求項1】 保護リレー盤の端子台に着脱自在に装着
される絶縁性の基台と、該基台に並設され前記端子台の
端子に接触されるばね内装形の複数個の接触子と、前記
基台の両側に基部が固着され先端部が前記端子台の両側
の溝に係止する弾性体からなる止め金具と、基部が前記
基台の側部に枢支され先端部が前記止め金具を前記溝方
向に押圧する押圧レバーとを備えた保護リレー盤の試験
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993071882U JP2597722Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 保護リレー盤の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993071882U JP2597722Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 保護リレー盤の試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736076U JPH0736076U (ja) | 1995-07-04 |
JP2597722Y2 true JP2597722Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=13473347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993071882U Expired - Lifetime JP2597722Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 保護リレー盤の試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597722Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016180604A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | エナジーサポート株式会社 | 継電器用試験治具 |
JP2020051877A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 日新電機株式会社 | 保護継電器の接点出力測定用装置及びそれを用いた接点出力測定方法 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP1993071882U patent/JP2597722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736076U (ja) | 1995-07-04 |
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