JPH05298703A - 光学的記録再生信号の波形等化回路 - Google Patents

光学的記録再生信号の波形等化回路

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JPH05298703A
JPH05298703A JP3308791A JP30879191A JPH05298703A JP H05298703 A JPH05298703 A JP H05298703A JP 3308791 A JP3308791 A JP 3308791A JP 30879191 A JP30879191 A JP 30879191A JP H05298703 A JPH05298703 A JP H05298703A
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JP
Japan
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signal
terminal
waveform
recording
output
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Pending
Application number
JP3308791A
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English (en)
Inventor
Isao Sato
勲 佐藤
Kenji Koishi
健二 小石
Yuzuru Kuroki
譲 黒木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートモードで信号をディククに記録再生す
る光学的記録再生装置における記録ピットの尾引き現象
の影響を受けた再生信号の波形を対称に補正する。 【構成】 値延線18が、第2端子から出力する再生信
号に対して相対時間的に第1端子から進み信号、第3端
子から遅れ信号を出力し、減衰素子20、21が第1、
第3端子出力の振幅を調整し、差動増幅器19が再生信
号100から前記振幅調整された進み信号101および
遅れ信号102を減算して波形等化された信号103を
出力する。利得可変増幅器14は制御電圧発生回路22
の発生するトラックアドレス信号106に応じた制御電
圧で利得を可変して、波形等化信号出力振幅をディスク
半径によらず一定に保つように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的信号記録再生装置
の再生信号の波形等化に関し、とくに、レーザ光などを
1μm以下の微小スポット光に絞って記録媒体に熱的変
化を与えて、ピット穴の形成または反射率変化などでデ
ィジタル信号を記録し、再生する場合の波形等化回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ光を1μm以下絞って
記録媒体に照射し、信号を記録し再生することが行われ
ている。なかでも記録媒体をディスク状担体に蒸着した
光光記録ディスクがよく知られている。
【0003】図3は前記光記録ディスクの記録再生光学
系の構成例である。光記録ディスク1は図示したように
同心円状または渦巻状の案内トラック7が形成されてお
り、この案内トラック上に記録媒体が付けられている。
この案内トラックにはそれぞれトラックアドレスが位相
ピットの形ですでに記録されていて、このトラックアド
レスを読み取りながら任意のトラックに信号を記録でき
るようになっている。
【0004】さて、半導体レーザ2のレーザビームは集
光レンズ3で平行ビームに変換され、偏光ピームスプリ
ッタ4と1/4波長板5を通過して絞りレンズ6に入射
する。絞りレンズはこの入射光を光記録ディスク1の案
内トラック7に1μmΦ以下の微小スポットに絞り込
む。信号記録時には、半導体レーザ2を光出力が記録媒
体感度以上となる電流値で駆動して行なう。光記録ディ
スク1に記録された信号は、たとえば、反射光量変化と
して再生される。光記録ディスク1の反射光は絞りレン
ズ6、1/4波長板5へと逆に通って偏光ビームスプリ
ッタ4で反射されてレンズ8と分割ミラー9で2分割デ
ィテクタ10、11に分割入射する。
【0005】反射光の偏光ビームスプリッタ4による分
離は1/4波長板5の偏波面回転作用で行なわれる。2
分割ディテクタ10はレンズ8の焦点面に置かれ、光記
録ディスク1の面ぶれを検出するフォーカス誤差信号を
検出する。また、2分割ディテクタ11はレンズ8の焦
点面よりずらして置かれ、案内トラック7の遠視野回析
光を受光することによって案内トラック7の偏心量、す
なわちトラッキング誤差信号を出力する。再生信号は全
反射光量変化となるから前記2分割光ディテクタ10、
11の4素子の出力の和で得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような光学的信号
記録再生装置において、光記録が記録媒体の熱的変化を
利用するヒートモード記録の場合、図4に示すような波
形歪を生じる。図4は記録媒体の濃淡変化で信号を記録
した記録ピットと再生信号の波形を示す。図において、
(a)は濃淡ピット107を、(b)は再生信号波形を
示し、矢印は光記録ディスクの走行方向を示す。(a)
に示すように、ピット107に尾引き部108が生じ、
このため、(b)に示すように再生信号の立ち上がりと
立ち下がりが非対称(立ち下がりが長くなる)となる現
象が発生する。このピットの尾引き現象は、記録ピット
の後縁で前部の記録ピットの余熱により記録媒体の感度
が等価的に高くなるという熱的履歴によって生じると考
えられる。この現象はヒートモード記録材料に共通して
みられるものである。上記のピット尾引き現象は再生信
号波形に非対称歪を生ぜしめ、ディジタル信号の読み出
しピットエラーの原因となる。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、ピ
ット尾引きの影響を受けた再生信号の波形を補正する光
学的記録再生信号の波形等化回路を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、トラックアドレス情報を予め記録したト
ラックを有する光ディスクに情報を記録再生する記録再
生装置の再生信号の波形等化回路において、前記光ディ
スクの再生信号を入力し、遅延時間がt1、t2、t
3(t1<t2<t3)なる信号を出力する第1端子、第2
端子、第3端子を持つ遅延素子と、前記第1端子と第3
端子の出力をそれぞれK1倍、K2倍して出力する第1、
第2の振幅制御手段と、前記第2の端子の出力を正入力
端子に、前記第2、第3の振幅制御手段の出力を負入力
端子に印加した差動増幅手段とを備え、前記第1、第2
の振幅制御手段がK1>K2なる利得であることを特徴と
する光学的記録再生信号の波形等化回路であり、また、
上記の波形等化回路に縦続接続して利得可変増幅手段を
設け、トラックアドレスによって前記利得制御手段の利
得を制御し、波形等化出力幅を一定値に制御するように
したことを特徴とする光学的記録再生信号の波形等化回
路である。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成において、遅延線が再生信
号に対して相対時間で進み信号および遅れ信号を形成
し、減衰素子がそれらの振幅を調整し、差動増幅器が前
記振幅調整された信号を再生波形から減算して波形等化
信号を出力する。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例の光学的記録再生
信号の波形等化回路について、図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の一実施例の光学的記録再生信号の
波形等化回路の構成を回路図で示し、増幅既14、トラ
ンスバーサル等化器24および制御電圧発生回路22で
構成される。
【0011】トランスバーサル等化器24は特性インピ
ーダンスR02の遅延線18と差動増幅器19とで構成さ
れる。遅延時間がt1、t2、t3(t1<t2<t3)なる
第1端子、第2端子および第3端子の3個の中間タップ
を備え、終端は特性インピーダンスに等しい抵抗R02
終端されている。第2端子の出力は直接に差動増幅器1
9の正入力端子に入力され、残りの第1端子と第3端子
の出力は電圧減衰素子20、21でそれぞれK1、K2
(K1、K2<1)されて差動増幅器19の負入力端子に
加えられる。遅延時間t1、t2、t3 は再生信号の最小
信号ビット時間幅Tbに対して、1/2Tb<t2−t1
<Tb、1/2Tb<t3−t2<Tbに選べばよく、t2
1=t3−t2とするのが調整を有利とする。
【0012】電圧減衰素子20、21の減衰比K1とK2
はレーザによる熱的記録の場合、図4で説明したピット
の尾引きを補正するためK1>K2に設定する。
【0013】図2はピットの尾引きが生じた孤立再生波
形がトランスバーサル波形等化器24で補正される状態
を波形図で示す。図において、(a)は遅延線18の第
2端子出力100を示し、立ち上がり時間tr1に比して
立ち下がり時間tf1が長くなっている。また、(b)は
遅延線18の第1端子出力をK1倍(ここではK1=1/
3)した信号101、(C)は遅延線18の第3端子を
2(ここではK2=1/6)した信号102を示す。
(d)は第2端子出力100から信号101と信号10
2を差動増幅器19により引いた信号であって、差動増
幅器19の等化再生信号出力である。
【0014】このように、等化再生出力103の波形の
立ち上がり時間tr2と立ち下がり時間tf2はほぼ等しく
なるように波形が改善されているのがわかる。したがっ
て、ピットの尾引きなどの非線形歪がトランスバーサル
等化器24によって補正できる。
【0015】利得可変増幅器14は、制御電圧発生回路
22からの制御電圧104によって、等化再生出力10
3の振幅が変化するのを利得可変増幅器14の利得を変
えて補正し、出力レベルを一定に保つための回路であ
る。すなわち、光記録ディスクの場合、ディスクの半径
rに比例して再生信号の振幅特性が変化するため、等化
再生信号の振幅を一定に保って出力する必要がある。本
発明では利得可変増幅器14の利得をトラックアドレス
信号106から発生した制御電圧104で変えることの
よって、波形等化信号の振幅を一定に制御することを可
能としている。
【0016】制御電圧発生回路22は光記録ディスクの
案内トラックから読み出したトラックアドレス信号10
6から、ディスクの半径rに対応して増加または減少す
る制御電圧を作成する。
【0017】このように等化再生出力103の波形を対
称に補正することによって、等化再生出力を2値化判定
するとき、しきい値に対する振幅が一定となるので位相
ジッタが大幅に減少できる効果がある。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明はトラックアドレス情報を予め記録したトラックを有
する光ディスクに情報を記録再生する記録再生装置の再
生信号の波形等化回路において、前記光ディスクの再生
信号を入力し、遅延時間がt1、t2、t3(t1<t2
3) なる信号を出力する第1端子、第2端子、第3端
子を持つ遅延素子と、前記第1端子と第3端子の出力を
それぞれK1倍、K2倍して出力する第1、第2の振幅制
御手段と、前記第2の端子の出力を正入力端子に、前記
第2、第3の振幅制御手段の出力を負入力端子に印加し
た差動増幅手段とを備え、前記第1、第2の振幅制御手
段がK1>K2なる利得であることを特徴とする光学的記
録再生信号の波形等化回路とし、また、上記の波形等化
回路に縦続接続して利得可変増幅手段を設け、トラック
アドレスによって前記利得制御手段の利得を制御し、波
形等化出力幅を一定値に制御するようにしたことを特徴
とする光学的記録再生信号の波形等化回路とすることに
より、ピット尾引き現象の影響を除去し、ピット読み出
し誤り率を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光学的記録再生信号の波形
等化回路の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の光学的記録再生信号の波形
等化回路による記録ピット歪の波形補正を説明する波形
【図3】従来の光学的記録再生装置の光学系の構成を示
す模式図
【図4】(a) ヒートモードによる光学的記録再生装
置の記録ピットの形状を示すパターン図 (b) ヒートモードによる光学的記録再生装置の再生
信号を示す波形図
【符号の説明】 14 利得可変増幅器 18 遅延線 19 差動増幅器 20、21 電圧減衰素子 22 制御電圧発生回路 24 トランスバーサル等化器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックアドレス情報を予め記録したト
    ラックを有する光ディスクに情報を記録再生する記録再
    生装置の再生信号の波形等化回路において、前記光ディ
    スクの再生信号を入力し、遅延時間がt1、t2、t
    3(t1<t2<t3)なる信号を出力する第1端子、第2
    端子、第3端子を持つ遅延素子と、前記第1端子と第3
    端子の出力をそれぞれK1倍、K2倍して出力する第1、
    第2の振幅制御手段と、前記第2の端子の出力を正入力
    端子に、前記第2、第3の振幅制御手段の出力を負入力
    端子に印加した差動増幅手段とを備え、前記第1、第2
    の振幅制御手段がK1>K2なる利得であることを特徴と
    する光学的記録再生信号の波形等化回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の波形等化回路に縦続接続
    して利得可変増幅手段を設け、トラックアドレスによっ
    て前記利得制御手段の利得を制御し、波形等化出力幅を
    一定値に制御するようにしたことを特徴とする光学的記
    録再生信号の波形等化回路。
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