JPH05298578A - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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Publication number
JPH05298578A
JPH05298578A JP10496892A JP10496892A JPH05298578A JP H05298578 A JPH05298578 A JP H05298578A JP 10496892 A JP10496892 A JP 10496892A JP 10496892 A JP10496892 A JP 10496892A JP H05298578 A JPH05298578 A JP H05298578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving
red light
pin photodiode
fire detector
infrared
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10496892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Mimuro
泰明 三室
Kazumasa Murakami
和正 村上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH05298578A publication Critical patent/JPH05298578A/ja
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  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】赤外線受光用PINフォトダイオードを、動作
確認用赤色発光ダイオードが発光する赤色光の影響を受
けることがないように近接配置することができる火災感
知器を提供するにある。 【構成】感知器ベース3aはハウジングの側面に収納部
3cを設けている。収納部3cは下面が開口しており、
中央に隔壁20で囲繞されたスペース内に動作確認用赤
色発光ダイオードLEDを固定収納し、このスペースの
両側に発光ダイオードLED0 と、PINフォトダイオ
ードP0 とを配設している。可視光カットフィルタ21
は動作確認用赤色発光ダイオードLEDを収納した部屋
以外の収納部3cの下面開口を被蔽するものである。確
認用赤色発光ダイオードLEDの赤色光は隔壁20及び
可視光カットフィルタ21によりPINフォトダイオー
ドP0 には受光されず、影響を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災感知器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、時分割多重伝送信号を用いた
自火報システムは、図3に示すに、受信機1(又は中継
器)に信号線2を介して端末器である火災感知器3を接
続し、受信機1では時分割多重の伝送信号で各火災感知
器3を呼び出して、火災感知器3の感知情報を監視デー
タとして返信させ、この監視データに基づいて、火災発
生判断や、警報報知の制御等を行なうようになってい
る。
【0003】ここで受信機1から各火災感知器3を伝送
信号で呼び出すために、各火災感知器3には固有のアド
レスが設定され、また夫々の火災感知器3で検知してい
る煙濃度や温度と基準値とを比較して火災発生等の判定
を行なう場合には基準値が、また経年変化等の判定を行
なう場合には初期値等の機能に対応するデータが設定さ
れる。
【0004】これらのアドレスや機能に対応する設定デ
ータは設定器(図示せず)から赤外線からなる光ワイヤ
レス信号で送信され、この光ワイヤレス信号は図4に示
す火災感知器3の感知器ベースに設けた送受信部4で受
信してEEPROMからなる記憶部5に書き込むように
なっている。次にこの火災感知器3の感知器ベース内の
回路について説明する。
【0005】まず感知器ベース内には図示するようにア
ドレスデータや、機能データを書き込むEEPROMか
らなる記憶部5と、信号線2を介して送られてくるベー
スバンドで且つ複極信号からなる時分割多重型の伝送信
号の半波をダイオードブリッジDBの一部を介して受信
する受信部6と、信号線2をダイオードブリッジDBと
適宜インピーダンスを介して短絡し、電流モードの返信
信号を伝送信号に設けられた返信待機期間に受信機(中
継器)へ返信する返信部7と、設定器からの光ワイヤレ
ス信号を赤外線受光用PINフォトダイオードで受信す
る受光回路8及び赤外線発光用の発光ダイオードを駆動
して確認データ等を赤外線による光ワイヤレス信号で設
定器に対して送信する発光回路9からなる送受信部4
と、諸信号の処理を行なうとともに、記憶部5の書き込
み制御とデータの読み取りを行なう信号処理部10と、
ダイオードブリッジDBで全波整流して得られた直流を
火災感知器内の回路用の電源として使用する電源部11
等を備えている。
【0006】信号処理部10は感知器ヘッド(図示せ
ず)に接続されたアナログ信号入力端S1 から感知器ヘ
ッド内のセンサ部(図示せず)のアナログの検出信号を
取り込んで、A/D変換を行なうとともに、感知器ヘッ
ドに接続された種別入力端S2から入力した種別信号を
判定する機能と、受信機1から伝送されてきた伝送信号
中のアドレスデータと記憶部5に書き込まれたアドレス
データとが一致した時に返信待機期間に同期して、A/
D変換して得られたたセンサ部の検知データからなる感
知情報及び種別情報を返信信号として返信部7を通じて
返信する機能と、設定器から光ワイヤレス信号で送られ
てくるコマンドを判定して、そのコマンドが設定コマン
ドであれば設定器から送られくるアドレスデータや、機
能データを記憶部5に書き込み、確認コマンドであれば
記憶部5に書き込まれているアドレスデータや、機能デ
ータを送受信部4の発光回路9を通じて光ワイヤレス信
号により送信する機能を備えている。また感知器ヘッド
側のセンサ部の検知データのレベルと記憶部5に予め設
定している基準値とを比較して火災判定を行なうととも
に、時分割多重伝送系のトラブルが発生した時には火災
判定結果に基づき、バックアップ動作回路12を通じて
信号線2を短絡して受信機に一般型感知器と同様に感知
信号を送るバックアップ機能を備え、また動作確認用赤
色発光ダイオードLEDを駆動する機能を備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送受信部4
に設けられる赤外線受光用PINフォトダイオードや、
赤外線発光用の発光ダイオードは、回路基板構成上及び
感知器ベースのハウジング構造等の実装面から見て動作
確認用赤色発光ダイオードLEDに近接されて配置され
るのが望ましい。
【0008】しかし、図5(a)に示す赤色発光ダイオ
ードLEDの発光スペクトル特性と、図5(b)に示す
赤外線受光用PINフォトダイオードの分光感度特性と
から、波長850nm付近で、赤色発光ダイオードLE
Dからの光が赤外線PINフォトダイオードに僅かであ
るが影響を与えることが分かる。そのため、上述のよう
に送受信部4に設けられる赤外線受光用PINフォトダ
イオードを、動作確認用赤色発光ダイオードLEDに近
接して配置することができず、実装面で問題があった。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、赤外線の光ワイヤレス信号を受信する赤外線受
光用PINフォトダイオードを、動作確認用赤色発光ダ
イオードが発光する赤色光の影響を受けることなく近接
配置することができる火災感知器を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、受信
手段に信号線を介して接続され、多重伝送信号で受信手
段との間でデータの授受を行なうとともに、自己のアド
レスや機能を設定器から赤外線の光ワイヤレス信号で送
られてくる設定データを記憶部に書き込むことにより設
定する火災感知器において、外部に向いた開口を有する
収納部を感知器ベース外面に設け、隔壁で囲繞されて形
成された上記収納部内のスペースに受光面が上記開口を
介して外部に臨むように動作確認表示用赤色発光ダイオ
ードを配設するとともに、上記光ワイヤレス信号を受信
する赤外線受光用PINフォトダイオードをその発光面
が上記開口を介して外部に臨むように上記隔壁で隔てら
れた上記収納部内に配設したものである。
【0011】請求項2の発明は、上記赤外線受光用PI
Nフォトダイオードの受光面を可視光カットフィルタで
被蔽したものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、動作確認用赤
色発光ダイオードが発光する赤色光が隔壁により遮断す
ることにより、その赤色光が赤外線受光用PINフォト
ダイオードに回り込んで受光されるのを防止することが
でき、そのため赤色光の影響で誤ったデータが記憶部に
書き込まれるのを防ぐことができる。
【0013】また請求項2の発明の構成によれば、外乱
光及び上記赤色光を可視光カットフィルタで遮断するこ
とができるので、これら光による影響が赤外線受光用P
INフォトダイオードに及ぶことが一層無くなり、信頼
性がより向上する。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (実施例1)図2は本実施例の火災感知器3の側面を示
しており、この火災感知器3天井側に取り付けられる感
知器ベース3aと、センサ部を備えた感知器ヘッド3b
とからなり、感知器ベース3aのハウジングの側面には
動作確認用赤色発光ダイオードLEDと、送受信部4の
発光回路9の赤外線発光用の発光ダイオードLED0
び受光回路8の赤外線受光用PINフォトダイオードP
0 とを内蔵する収納部3cを一体に設けてある。
【0015】この収納部3cは下面が外部に向けて開口
しており、図1(a)に示すように中央に隔壁20で囲
まれたスペース内には隔壁20を利用して動作確認用赤
色発光ダイオードLEDを固定収容し、このスペースの
両側に赤外線発光用発光ダイオードLED0 と、赤外線
受光用PINフォトダイオードP0 とを収納配設してい
る。そして動作確認用赤色発光ダイオードLEDを収納
したスペース以外の収納部3cの下面開口を図1(b)
に示す可視光カットフィルタ21で被蔽する。
【0016】ここで動作確認用赤色発光ダイオードLE
D、発光ダイオードLED0 、PINフォトダイオード
0 は同じ回路基板上に実装しており、動作確認用赤色
発光ダイオードLEDはその発光スペクトル特性が、P
INフォトダイオードP0 の分光感度特性から極力ずれ
たものを選定してある。また可視光カットフィルタ21
としては日光や蛍光灯の光等の可視光以下の波長の光を
カットするものが用いられている。
【0017】而して、動作確認用赤色発光ダイオードL
EDで発光される赤色光は隔壁20及び可視光カットフ
ィルタ2によってPINフォトダイオードP0 に受光さ
れることがなく、その影響をPINフォトダイオードP
0 に及ぼすことがないのである。また外乱光は可視光カ
ットフィルタ2によってカットされるため、この外乱光
による影響もPINフォトダイオードP0 に及ぶことが
ないのである。
【0018】更に受信動作と、送信動作が同時に行なわ
れないため赤外線発光用発光ダイオードLED0 から発
信される光ワイヤレス信号の影響もない。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、受信手段に信号線を
介して接続され、多重伝送信号で受信手段との間でデー
タの授受を行なうとともに、自己のアドレスや機能を設
定器から赤外線の光ワイヤレス信号で送られてくる設定
データを記憶部に書き込むことにより設定する火災感知
器において、外部に向いた開口を有する収納部を感知器
ベース外面に設け、隔壁で囲繞されて形成された上記収
納部内のスペースに受光面が上記開口を介して外部に臨
むように動作確認表示用赤色発光ダイオードを配設する
とともに、上記光ワイヤレス信号を受信する赤外線受光
用PINフォトダイオードをその発光面が上記開口を介
して外部に臨むように上記隔壁で隔てられた上記収納部
内に配設したので、動作確認用赤色発光ダイオードLE
Dが発光する赤色光が受信用PINフォトダイオードP
0 に回り込むのを防止することができ、そのため上記赤
色光による影響で記憶部に誤ったデータが書き込まれた
り、書き込まれているデータの破壊されるのを防ぐこと
ができ、そのため近接配置が可能となるため同じ回路基
板に配置することができて、実装上にとっても有効とな
るという効果がある。
【0020】また請求項2の発明は、請求項1の発明に
おいて、上記赤外線受光用PINフォトダイオードの受
光面を可視光カットフィルタで被蔽したので、動作確認
用赤色発光ダイオードの赤色光及び外乱光がPINフォ
トダイオードに入るのを遮断できるため、これらの光の
影響を確実に無くすことができ、より高い信頼性が得ら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の要部の一部省略し
た斜視図である。(b)は同上使用の可視光カットフィ
ルタの斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】自火報システムの構成図である。
【図4】火災感知器の感知器ヘッド内の回路構成図であ
る。
【図5】(a)は赤色発光ダイオードの発光スペクトル
特性図である。(b)は赤外用PINフォトダイオード
の分光感度特性図である。
【符号の説明】
3a 感知器ベース 3c 収納部 20 隔壁 21 可視光カットフィルタ LED 動作確認用赤色発光ダイオード LED0 赤外線発光用発光ダイオード P0 赤外線受光用PINフォトダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信手段に信号線を介して接続され、多重
    伝送信号で受信手段との間でデータの授受を行なうとと
    もに、自己のアドレスや機能を設定器から赤外線の光ワ
    イヤレス信号で送られてくる設定データを記憶部に書き
    込むことにより設定する火災感知器において、外部に向
    いた開口を有する収納部を感知器ベース外面に設け、隔
    壁で囲繞されて形成された上記収納部内のスペースに受
    光面が上記開口を介して外部に臨むように動作確認表示
    用赤色発光ダイオードを配設するとともに、上記光ワイ
    ヤレス信号を受信する赤外線受光用PINフォトダイオ
    ードをその発光面が上記開口を介して外部に臨むように
    上記隔壁で隔てられた上記収納部内に配設したことを特
    徴とする火災感知器。
  2. 【請求項2】上記赤外線受光用PINフォトダイオード
    の受光面を可視光カットフィルタで被蔽したことを特徴
    とする請求項1記載の火災感知器。
JP10496892A 1992-04-23 1992-04-23 火災感知器 Withdrawn JPH05298578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10496892A JPH05298578A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 火災感知器

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JP10496892A JPH05298578A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 火災感知器

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JPH05298578A true JPH05298578A (ja) 1993-11-12

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ID=14394909

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10496892A Withdrawn JPH05298578A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 火災感知器

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JP (1) JPH05298578A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343280A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Yamatake Corp 火炎検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706