JPH05207562A - 遠隔監視制御システム用のワイヤレス端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システム用のワイヤレス端末器

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JPH05207562A
JPH05207562A JP1252692A JP1252692A JPH05207562A JP H05207562 A JPH05207562 A JP H05207562A JP 1252692 A JP1252692 A JP 1252692A JP 1252692 A JP1252692 A JP 1252692A JP H05207562 A JPH05207562 A JP H05207562A
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JP
Japan
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light
signal
wavelength
wireless
light receiving
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Withdrawn
Application number
JP1252692A
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English (en)
Inventor
Taiji Urakawa
泰至 浦川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インバータ回路で高周波点灯される蛍光灯の出
力光の影響を受けることがない遠隔監視制御システムの
ワイヤレス端末器を提供するにある。 【構成】ワイヤレス端末器4のホトダイオードなどを備
えた赤外線受光用の受光部6は受光面の前方に800n
m以上の波長の光を通過させる光学フィルタ7aと、1
000nm以下の波長の光を通過させる光学フィルタ7
bとを配置してある。これら光学フィルタ7a,7bは
インバータ回路で高周波点灯される蛍光灯からなる照明
負荷から出る可視光及び水銀の発光スペクトルの101
2nmの光を遮断して、ワイヤレス送信器5から送信さ
れる波長が945nmの赤外線信号に影響が及ぶのを防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光によるワイヤレス信
号を受光し、時分割多重伝送方式によってワイヤレス信
号に対応する制御信号を伝送することにより、負荷を制
御するようにした遠隔監視制御システム用のワイヤレス
端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のワイヤレス端末器を
利用して照明器具等の負荷を制御するようにした遠隔監
視制御システムが提供されている。図5はこのシステム
の一例を示しており、このシステムでは主制御装置1
と、主制御装置1から伝送信号Vsを信号線2を介して
受信して、設定アドレスと伝送信号Vsのアドレスデー
タADとが一致した時に伝送信号Vsの制御データCD
を読み取り、制御データCDの内容に基づいて接続され
ている照明負荷Lをオン/オフする制御用端末器3と、
ワイヤレス送信器5からのワイヤレス信号を受信してそ
の受信情報を主制御装置1へ返すワイヤレス端末器4と
からなる。
【0003】上記伝送信号Vsは、図6(a)に示すよ
うに信号の送出開始を示すスタートパルスST、信号の
モードを示すモードデータMD、制御用端末器3及びワ
イヤレス端末器4を呼び出すアドレスデータAD、照明
負荷Lを制御する制御データCD、伝送誤りを検出する
チェックサムデータCS、端末器3、4から返信信号を
返信させる期間を設定する信号返信期間WTよりなる複
極(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調
によってデータが伝送されるようになっている各端末器
3、4では、信号線2を介して受信された伝送信号Vs
のアドレスデータADが設定アドレスと一致したとき
に、その伝送信号Vsの制御データCDを取り込むとと
もに、伝送信号Vsの信号返信期間WTに同期して監視
データ信号を電流モード信号(信号線2の線間を適当な
低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)と
して返信するようになっている。
【0004】一方、主制御装置1には、ダミー信号送信
手段と、割込み処理手段とを設け、ダミー信号送信手段
は、モードデータMDをダミーモードとした伝送信号V
sを常時送出する。また、割込み処理手段では、ワイヤ
レス端末器4から図6(b)に示すような割込み信号V
iが発生したときに、割込み信号Viを発生したワイヤ
レス端末器4のアドレスを返さすアドレスサーチのポー
リングを行った後、当該ワイヤレス端末器4をアクセス
して受信情報を返信させるようになっている。
【0005】ワイヤレス端末器4に対応するワイヤレス
送信器5は付設してある操作スイッチが操作されると、
その操作情報を所定の信号形式のデジタル信号に変換し
た後赤外線を信号媒体とし送信するようになっており、
ワイヤレス端末器4はその赤外線信号を受信して上述の
割り込み動作後、操作情報を受信情報として主制御装置
1へ返信するのである。
【0006】主制御装置1では、ワイヤレス端末器4か
ら返信された操作情報に基いて、対応する照明負荷Lを
制御する制御用端末器3への制御データCDを作成する
とともに、その制御データCDを信号線2を介してその
制御用端末器3に時分割多重伝送することにより、照明
負荷Lを個別にオン、オフ制御する。ところで、上記の
ようにワイヤレス送信器5から送信した赤外線信号を受
信するワイヤレス端末器4では照明負荷Lの光により誤
動作することがある。
【0007】つまり照明負荷Lが蛍光灯の場合、その発
光スペクトルには図7に示す如く1012nmの波長の
水銀の発光スペクトルXが存在しており、この1012
nmの波長は一般に使用されている赤外線リモコン装置
の赤外線信号の波長(945nm)に近い。そのため照
明負荷Lがインバータ回路で高周波点灯されている場合
に、リモコン機器の赤外線信号の変調周波数が点灯周波
数或いは光出力の周波数に近いと、リモコン機器は照明
負荷Lが出す上記の1012nmの波長の光の影響を受
けることになる。特に図5に示すように照明負荷Lと極
めて近い天井面や壁に取り付けられる上記ワイヤレス端
末器4は上記1012nmの波長の光を相当強いレベル
で受光してしまい、本来受信すべき945nmの波長の
赤外線信号の受信効率を低下させ、受信エラー等の誤動
作や、受光到達距離が低下するという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は上記の
ような1012nmの波長に対する対策は施されておら
ず、一般的には可視光の影響を除去するために可視光の
波長の上限値に近い800nm以上の波長の光のみを通
過させる図8に示した特性の光学フィルタを受光部の前
方に配置したしたものが提供されているに過ぎなかっ
た。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところはインバータ回路で高周波
点灯される蛍光灯の出力光の影響を受けることがない遠
隔監視制御システムのワイヤレス端末器を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、デジタル信号を赤外線を媒体として送
るワイヤレス送信器からの光信号を受信する受光部と、
受光部で受信した信号に含まれる情報を主制御装置へ送
る送信部とを備え、可視光の波長よりも長くて上記ワイ
ヤレス送信器で使用する赤外線の波長を含む波長の光を
通過させる光学フィルタと、水銀の赤外線領域の発光ス
ペクトルの波長よりも短くて上記ワイヤレス送信器で使
用する赤外線の波長を含む波長の光を通過させる別の光
学フィルタとを受光部の受光経路に介在させるものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の構成によれば、照明負荷が蛍光灯で且
つ、近傍に配設されている場合でも蛍光灯の発光スペク
トルに含まれる赤外線領域の波長の光や可視光の影響を
受けることが無くなり、そのためワイヤレス送信器から
送信される赤外線信号の受光到達距離を大きくすること
ができ、伝送エラーの少ないシステムが構築できる。
【0012】
【実施例】(実施例1)図1は本実施例の構成を示して
おり、本実施例のワイヤレス端末器4は、ホトダイオー
ドなどを備えた赤外線受光用の受光部6を備え、この受
光部6の受光面6aの前方には図2に示すように800
nm以上の波長の光を通過させる光学フィルタ7aと、
1000nm以下の波長の光を通過させる光学フィルタ
7bとを配置してあり、インバータ回路で高周波点灯さ
れる蛍光灯からなる照明負荷から出る可視光及び水銀の
発光スペクトルの1012nmの光を遮断して、ワイヤ
レス送信器5から送信される波長が945nmの赤外線
信号に影響が及ぶのを防止している。
【0013】この受光部1の受信出力はワイヤレス信号
処理部8によって識別される。ワイヤレス信号処理部8
では、ワイワレス信号が所定の形式を満たしているかど
うかを判定し、所定形式のワイヤレス信号であればワイ
ヤレス送信器5のどの押釦スイッチに対応する信号かを
識別して負荷番号に相当する情報を含んだ出力信号を出
力する。ワイヤレス信号処理部8の出力信号は、マイク
ロコンピュータを主構成とする端末処理部9に入力され
る。端末処理部9では、ワイヤレス信号処理部7の出力
を受けると、信号線2に接続された端子Tを通して主制
御装置1に割り込み信号Viを伝送する。割り込み信号
Viを受信した主制御装置1は、ワイヤレス端末器4に
対して伝送信号Vsを伝送する。ワイヤレス端末器4で
は、アドレス設定部10によって設定されているアドレ
スと、伝送信号VsのアドレスデータADとが一致する
と、ワイヤレス信号処理部8の出力信号に含まれた負荷
番号に相当するデータを含む操作情報を、主制御装置1
に対して信号返信期間WTに同期して返信するのであ
る。この操作情報からなる返信信号は、信号線2の線路
間を低抵抗を介して短絡するか開放するかに応じて電流
モードの2値信号として伝送される。端子Tには電源回
路11が接続されており、電源回路11では、信号線2
を伝送される複極の伝送信号Vsを整流、安定化してワ
イヤレス信号処理部8および端末処理部9に対して給電
する。
【0014】ここで蛍光灯を高周波点灯させた蛍光灯の
照明光を受けた状態でワイヤレス送信器5とワイヤレス
受信器4との受光到達距離を測定してみたところ図3に
示すような結果が得られた。測定方法は図4に示すよう
にワイヤレス受信器4を机12の上に載置して、測定者
Mがワイヤレス送信器5を持ちながら信号送信を行うと
ともに、蛍光灯の点灯周波数を変化させるもので、実際
の測定ではワイヤレス受信器4と蛍光灯との距離が1m
の時と50cmの時との夫々のワイヤレス受信器4の動
作距離を測定した。
【0015】図3から、イ(1m),ロ(50cm)で
示す従来例の受光到達距離に比べて、本実施例のハ(1
m),ニ(50cm)で示す本実施例の方が受光到達距
離が向上しているのが分かる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、デジタル信号を
赤外線を媒体として送るワイヤレス送信器からの光信号
を受信する受光部と、受光部で受信した信号に含まれる
情報を主制御装置へ送る送信部とを備え、可視光の波長
よりも長くて上記ワイヤレス送信器で使用する赤外線の
波長を含む波長の光を通過させる光学フィルタと、水銀
の赤外線領域の発光スペクトルの波長よりも短くて上記
ワイヤレス送信器で使用する赤外線の波長を含む波長の
光を通過させる別の光学フィルタとを受光部の受光経路
に介在させたので、照明負荷が蛍光灯で且つ近傍に配設
されている場合でも蛍光灯の発光スペクトルに含まれる
赤外線領域の波長の光や可視光の影響を受けることが無
くなり、そのためワイヤレス送信器から送信される赤外
線信号の受光到達距離を大きくすることができ、伝送エ
ラーの少ないシステムが構築できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の説明図である。
【図3】本発明の一実施例と従来例との受光到達距離の
比較用測定図である。
【図4】図3の測定方法の説明図である。
【図5】遠隔監視制御システムの構成図である。
【図6】遠隔監視制御システムの伝送信号の説明図であ
る。
【図7】蛍光灯の発光スペクトルの説明図である。
【図8】従来例に使用する光学フィルタの特性図であ
る。
【符号の説明】
4 ワイヤレス端末器 5 ワイヤレス送信器 6 受光部 7a,7b 光学フィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号を赤外線を媒体として送るワ
    イヤレス送信器からの光信号を受信する受光部と、受光
    部で受信した信号に含まれる情報を主制御装置へ送る送
    信部とを備え、可視光の波長よりも長くて上記ワイヤレ
    ス送信器で使用する赤外線の波長を含む波長の光を通過
    させる光学フィルタと、水銀の赤外線領域の発光スペク
    トルの波長よりも短くて上記ワイヤレス送信器で使用す
    る赤外線の波長を含む波長の光を通過させる別の光学フ
    ィルタとを受光部の受光経路に介在させたことを特徴と
    する遠隔監視制御システム用のワイヤレス端末器。
JP1252692A 1992-01-28 1992-01-28 遠隔監視制御システム用のワイヤレス端末器 Withdrawn JPH05207562A (ja)

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JPH05207562A true JPH05207562A (ja) 1993-08-13

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ID=11807779

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JP1252692A Withdrawn JPH05207562A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 遠隔監視制御システム用のワイヤレス端末器

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Effective date: 19980514

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