JPH0529842Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529842Y2
JPH0529842Y2 JP15954288U JP15954288U JPH0529842Y2 JP H0529842 Y2 JPH0529842 Y2 JP H0529842Y2 JP 15954288 U JP15954288 U JP 15954288U JP 15954288 U JP15954288 U JP 15954288U JP H0529842 Y2 JPH0529842 Y2 JP H0529842Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
tile
mold
rubber material
hard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15954288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0280405U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15954288U priority Critical patent/JPH0529842Y2/ja
Publication of JPH0280405U publication Critical patent/JPH0280405U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529842Y2 publication Critical patent/JPH0529842Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、300mm角以上の大きさを有する大型
タイルの表面側に、梨地面と平滑面とが混在する
装飾模様を、一回の加圧成形で同時に成形するこ
とのできる大型タイルの表面成形用金型に関する
ものである。
〔従来の技術〕
通常、タイル表面の装飾模様は、平滑面であれ
ば全面が平滑であり、梨地状であれば全面が梨地
である。このような装飾模様は、300mm角以上の
大型タイルであつても同じである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従つて、前述したようなタイル表面であれば、
装飾模様が画一化され、変化に乏しいため、タイ
ルとしての製品価値が低下するという欠点があつ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除
去したものであつて、一回の加圧成形で平滑面と
梨地面とを同時に得ることのできる大型タイルの
表面成形用金型を提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本考案が採
用した手段は、タイル表面を成形する金型の成形
面に、表面梨地加工をした軟質のゴム材と、該ゴ
ム材とは異なる硬質部材とを部分的に混在させて
貼着している。
〔作用〕
タイル表面を成形する金型の成形面には、表面
側を梨地加工した軟質のゴム材が貼着されてい
る。またこのゴム材の任意の個所には、該ゴム材
を切除した部分に嵌め込まれたベークライト等の
硬質部材が貼着されている。
このような成形面を有する金型で大型タイルを
加圧成形した場合、前記軟質のゴム材で加圧され
たタイル表面は梨地面となり、また前記ベークラ
イト等の硬質部材で加圧されたタイル表面は平滑
面となる。それ故、一回の加圧成形で梨地面の部
分と平滑面の部分とを同時に現出することが可能
である。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基
づいて説明すると次の通りである。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るも
のであり、第1図は成形金型1の全体を示す縦断
面図、第2図は成形された大型タイル2を示す平
面図である。第1図に示す如く、この実施例の成
形金型1は、大型タイル2の裏面側を成形する下
型3と、枠型4と、上型5とより成る。上型5の
成形面5a側には、ベークライト等の硬質部材で
成形された基板6が貼着されている。また基板6
には、表面側を梨地加工した軟質のゴム材7が貼
着されている。そして、このゴム材7の任意の個
所には、該ゴム材7を切除し、切除後の凹部にベ
ークライト等の硬質部材8が埋め込まれて貼着さ
れている。この実施例では、硬質部材8を平面視
した状態で正方形とし、これを一方の対角線状に
連続して六個配置し、その対角線の隅角部の両辺
に格子状となるべく一個ずつ配置している。な
お、ゴム材7と硬質部材8の配列パターンは、第
2図に示す製品としての大型タイル2の表面模様
と全く同一である。
而して、この実施例にあつては、上型5の成形
面5aの成形作業性を考慮し、実際には次のよう
にして梨地加工したゴム材7と硬質部材8とを上
型5へ貼着している。即ち、室内等において水平
状態に載置した基板6の表面側(第1図の下方
側)に、ゴム材7を貼着してその任意の個所を切
除し、切除後の凹部に前記ベークライト等の硬質
部材8を嵌め込んで貼着している。このようにし
て、上型5の成形面5aを通常の状態で成形した
後、基板6の裏面側に両面粘着テープ等を貼着
し、全体を上型5へ貼着するようにしている。
次に、このように構成された成形金型1による
大型タイル2の製造要領を説明する。先ず、下型
3と枠型4とで形成された成形空間へ坏土を充填
し、上型5を下降させて坏土を加圧する。その場
合にあつて、硬質部材8で加圧された部分は平滑
面12aとなり、また梨地加工されたゴム材7で
加圧された部分は梨地面12bとなる。所定の加
圧が完了した後、上型5を上昇復帰させる。第1
図はこの状態を示すものである。然る後は、下型
3を上昇させてその成形面3aを枠型4の上面4
aと同一レベルにし、図示しない粉枡等の先端面
で成形素地12を排出すればよい。そして、通常
の製造方法と同じように、乾燥・施釉を行い、焼
成すれば第2図に示す表面模様を呈する大型タイ
ル2を製造することが可能である。
このように、本実施例にあつては、梨地面2b
と平滑面2aとが混在する模様を、一回の加圧成
形で同時に成形することが可能である。
ところで、本考案は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば梨地面2bと平滑面2a
との大きさや形状、配列パターン等は適宜の変更
が可能である。またゴム材7と硬質部材8とは、
直接上型5へ貼着することも勿論可能である。更
に、硬質部材8はベークライトの他にも、前記ゴ
ム材7の硬度よりも硬いゴム材及びその他の部材
が適用可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にあつては、タイル
表面を成形する成形金型の成形面に、梨地加工し
た軟質のゴム材と、ベークライト等の硬質部材と
が混在して貼着されている。そのため、前記軟質
のゴム材で加圧されたタイル表面は梨地面とな
り、また前記ベークライト等の硬質部材で加圧さ
れたタイル表面は平滑面となる。それ故、一回の
加圧成形で梨地面と平滑面とを同時に現出するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例に係るもので
あり、第1図は成形金型の全体を示す縦断面図、
第2図は製造された大型タイルの平面図である。 1……成形金型、2……大型タイル、5……タ
イル表面成形用の金型(上型)、7……ザム材、
8……硬質部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイル表面を成形する金型の成形面に、表面梨
    地加工をした軟質のゴム材と、該ゴム材とは異な
    る硬質部材とを部分的に混在させて貼着したこと
    を特徴とする大型タイルの表面成形用金型。
JP15954288U 1988-12-07 1988-12-07 Expired - Lifetime JPH0529842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15954288U JPH0529842Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15954288U JPH0529842Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0280405U JPH0280405U (ja) 1990-06-21
JPH0529842Y2 true JPH0529842Y2 (ja) 1993-07-30

Family

ID=31440848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15954288U Expired - Lifetime JPH0529842Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529842Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0280405U (ja) 1990-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20080070345A (ko) 다양한 외관 디자인을 갖는 인조석 및 이의 제조방법
JPH0529842Y2 (ja)
CA2152208C (en) Accessory tile and its manufacturing method
CN219043959U (zh) 一种用于制作洞石瓷砖的压制模具
CN214981819U (zh) 一种新型陶瓷砖压机模具结构
CN2463156Y (zh) 一种瓷砖背纹模具
JPS62174108A (ja) 象嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法
JPH02239905A (ja) 象嵌タイルの製造方法
JPH0732334A (ja) 釉薬タイル及びその製造方法
JP2821981B2 (ja) 植木鉢の製造方法
JPH0737603U (ja) レリーフ模様付きタイル用成形型
JP2925988B2 (ja) タイルの製造方法及びタイル成型用プレス装置
JPH0343042B2 (ja)
JPH0566841B2 (ja)
JPH0519883B2 (ja)
JPS62271705A (ja) 軽量無機質外装材の製法
JPS6031774A (ja) 羽子板の製造方法及びその方法によつて製造された羽子板
JPH0279754U (ja)
JPS61202802A (ja) 即脱コンクリ−トブロツクの製造方法
JPS6174431U (ja)
JPS6110455A (ja) 立体化粧材の製造方法
JPS6487207A (en) Surface decorating method for resin concrete product
JPS62178305A (ja) 象嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法
JPH0516113A (ja) 垂れ付きタイル素地の乾式成形方法
JPS61907U (ja) タイル等の建築用ブロツクの成形用型