JPH05298268A - 分散システムとその時刻一致化方法及び装置 - Google Patents

分散システムとその時刻一致化方法及び装置

Info

Publication number
JPH05298268A
JPH05298268A JP4106769A JP10676992A JPH05298268A JP H05298268 A JPH05298268 A JP H05298268A JP 4106769 A JP4106769 A JP 4106769A JP 10676992 A JP10676992 A JP 10676992A JP H05298268 A JPH05298268 A JP H05298268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
timer
time data
processing device
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4106769A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Sueki
雅夫 末木
Tatsuto Miyazaki
龍人 宮崎
Keiji Oshima
啓二 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4106769A priority Critical patent/JPH05298268A/ja
Publication of JPH05298268A publication Critical patent/JPH05298268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散システムを稼働中に各処理装置の時刻を
高精度に一致させる。 【構成】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路3上
にブロードキャストするタイママスタ処理装置1と、伝
送路3上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタ
イマ4に設定する複数のタイマスレーブ処理装置2a,
2b,…とで分散システムが構成され、タイママスタ処
理装置1は定周期毎に時刻一致化指令として時刻データ
を一定時間間隔で2回ブロードキャストし、各タイマス
レーブ処理装置2a,2b,…は、この2回の時刻デー
タTa,Tbを受信した時の自装置内での受信時刻t
a,tbの差(ta−tb)と、時刻データ間の差(T
a−Tb)との差{(ta−tb)−(Ta−Tb)}
が許容範囲内であったとき、2回目の時刻データTbを
自装置のタイマ4に設定することで、時刻の一致化を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の電子計算機等の
処理装置が伝送路により相互接続されている分散システ
ムに係り、特に、各処理装置の時刻を精度良く一致化さ
せるのに好適な分散システムとその時刻一致化方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の処理装置を伝送路で相互に接続し
て関連する業務を実行させる場合、各処理装置における
時刻を一致させておく必要がある。しかし、各処理装置
が内蔵する水晶振動子(クロック)は製造バラツキ等で
同一特性ではないため、各処理装置が自装置内のクロッ
クを計数して求めた時刻は、時間と共にずれてしまう。
そこで、マスタ処理装置に基準時刻を伝送路にブロード
キャストさせ、分散システムを構成する各処理装置は受
信した基準時刻により自装置の時刻を計数するタイマを
校正するようになっている。
【0003】例えば、特開昭63−15354号公報記
載の従来技術では、ネットワーク内の任意の計算機間の
関係によって時刻一致化処理を行っている。しかし、こ
の従来技術は、伝送遅延時間を考慮していないため、時
刻一致化精度が保証されないという問題がある。伝送遅
延時間とは、ネットワークの使用要求が複数の計算機か
ら同時にあったとき優先権の低い要求が優先権の高い要
求の処理終了まで待機することで発生する遅延時間であ
る。この問題を解決するため、特開昭61−6758号
公報記載の従来技術では、時刻一致化を行う二つのノー
ドを同種ノードとし、時刻一致化処理を行う前に回線上
のメッセージをすべて処理した後、両ノードをイニシャ
ルライズしてから行うという条件を付与している。つま
り、時刻一致化のために一旦システム全体を停止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭61−
6758号公報記載の従来技術では、時刻一致化を図る
ときにシステム全体を停止させているため、システムの
稼働率が低下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、システム全体を停止させ
ることなく稼働中に時刻一致化を精度良く行い、且つ、
システムを構成する処理装置の数を増加させた場合でも
時刻一致化処理時間を増加させることのない分散システ
ムの時刻一致化処理方法及びその装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、タイママス
タ処理装置から、2つの時刻データTa,時刻データT
bを所定時間間隔をあけてブロードキャストさせ、タイ
マスレーブ処理装置では、時刻データTaを受信した時
刻taと,時刻データTbを受信した時刻tbと記憶
し、(tb−ta)−(Ta−Tb)が許容範囲内にあ
るか否かをチェックし、許容範囲内にあるとき時刻Tb
にて各処理装置が自装置のタイマを校正することで、達
成される。
【0007】
【作用】伝送遅延時間が発生していない場合、伝送路を
信号が伝播するときの物理的な遅延時間とマスタ,スレ
ーブの各クロックの誤差と各処理装置での処理時間の差
しか影響を与えないため、(tb−ta)−(Ta−T
b)は極めて小さく、許容範囲内となる。
【0008】送信するときの時刻つまり時刻データT
a,Tbに対し、受信する時刻ta,tbは、送信が伝
送路上でぶつかりあって伝送遅延時間が発生すると影響
を受ける。このため、伝送遅延時間が発生すると、(t
b−ta)−(Ta−Tb)は許容範囲を越えてしま
う。つまり、この(tb−ta)−(Ta−Tb)の値
により時刻一致の精度の保証ができ、この保証を各受信
側が行うことで、システム稼働中に処理時間を増大させ
ることなく、時刻一致化処理を行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る分散システム
の部分構成図である。この分散システムは、時刻のマス
タとなるタイママスタ処理装置1と、時刻データを受け
とる処理装置(2a,2bのみ図示)からなる。タイマ
マスタ処理装置1及びタイマスレーブ処理装置2a,2
bは、伝送路3によって相互に接続されている。各処理
装置1,2は夫々別個にタイマ4を所有している。
【0010】タイママスタ処理装置1では、タイママス
タ管理情報5中の時刻一致化周期に従い、時刻一致化起
動プログラム6を起動し、さらに時刻一致化指令プログ
ラム7を起動する。時刻一致化指令プログラム7は、自
己のタイマ4より時刻データを時刻一致化指令8に設定
し、管理情報5中で定めた一定時間間隔で伝送路3上に
2回ブロードキャストする。
【0011】ブロードキャストされた時刻データは、各
タイマスレーブ処理装置2a,2bの時刻受信プログラ
ム9にて夫々受信され、タイマスレーブ管理情報10に
格納される。各時刻受信プログラム9は、2回の時刻一
致化指令を受信した時の時刻差と、受信したタイママス
タ処理装置1の時刻データとの時刻差とが、タイマスレ
ーブ管理情報10中で定めた一定時間内であった時、2
回目の時刻を自処理装置のタイマ4に設定する。
【0012】タイマスレーブ処理装置2の受信した2回
の時刻データの差が一定時間内でなかった場合、時刻受
信プログラム9は再送要求プログラム11を起動し、各
タイマスレーブ処理装置2a,2b毎に定められた遅延
時間後に、タイママスタ処理装置1に時刻の再送要求1
2を送信する。再送要求12は、タイママスタ処理装置
1で常時動いている再送要求受付プログラム13によっ
て受信される。
【0013】再送要求受付プログラムは、再送要求を受
信するごとに、管理情報5中のカウンタを増分する。タ
イママスタ処理装置1の時刻一致化指令プログラム7
は、2回の時刻一致化指令を送信後、再送要求監視プロ
グラム14を起動し、前記カウンタを0クリアする。再
送要求監視プログラム14は、管理情報5中に定められ
た時間だけ待った後、前記カウンタを参照することによ
り、再送要求の有無を確認する。再送要求がある場合、
再送であることを示す識別コ−ドを管理情報5に設定
し、時刻一致化指令プログラム7を起動する。時刻デー
タを受信したタイマスレーブ処理装置2の時刻受信プロ
グラム9は、再送要求12を発行していた場合のみ、時
刻一致化指令として処理を行なう。
【0014】図2は、タイママスタ処理装置1の管理情
報構成図である。時刻一致化周期21はシステムにより
定めた値であり、時刻一致化処理の定時起動の情報とな
る。時刻送信待ち時間22は、2回送信する時刻一致化
指令の時間間隔となる。識別コ−ド23は、時刻一致化
処理の初期送信と再送を識別する。再送要求受付時間2
4は、全タイマスレーブ処理装置からの再送要求を待つ
時間である。再送要求受付時間24は、例えば、タイマ
スレーブ処理装置毎に定められた再送要求の遅延時間の
最大値及び処理時間を考慮して決定すればよい。再送要
求受付カウンタ25は、再送要求受信有無の確認にもち
いる。時刻一致化指令プログラム7の終了直前でクリア
される。時刻一致化指令送信カウンタ26は、2回の時
刻一致化指令の区別にもちいる。
【0015】図3は、タイマスレーブ処理装置2の管理
情報構成図である。一致化許容誤差時間31は、システ
ムにて定める時刻一致化精度である。再送要求遅延時間
32は、再送要求送信の待ち時間となる。この再送要求
遅延時間を各タイマスレーブ処理装置毎に変え、タイマ
マスタ処理装置1に各タイマスレーブ処理装置からの再
送要求が集中しないよう分散し、タイママスタ処理装置
1の再送要求受信負荷を一定にすることができる。
【0016】時刻データ(1回目)33,時刻データ
(2回目)35は、2回の時刻一致化指令により受信し
たタイママスタ処理装置1の時刻データである。受信時
刻(1回目)34,受信時刻(2回目)36は、タイマ
マスタ処理装置1からの時刻データを受信したときの各
タイマスレーブ処理装置の持つタイマ4の時刻である。
再送要求記憶フィールド37は、再送要求の発行の有無
を示す。
【0017】図4(a)は、時刻送信時の時刻一致化指
令のフォーマット構成図であり、図4(b)は、再送要
求のフォーマット構成図である。時刻送信のフォーマッ
ト(a)は、処理コ−ド41,時刻一致化指令送信カウ
ンタ43,時刻データ44から構成される。再送要求の
フォーマットは、処理コ−ド45,要求元CPU名称4
6から構成される。
【0018】図5は、タイママスタ処理装置1における
時刻一致化起動プログラム6の処理手順を示すフローチ
ャートである。先ず、ステップ51にて識別コ−ドを
「初期送信」とし、ステップ52にて時刻一致化プログ
ラムを起動し、終了する。
【0019】図6は、タイママスタ処理装置1における
時刻一致化指令プログラム7の処理手順を示すフローチ
ャートである。この処理では、先ずステップ61にて、
時刻一致化指令送信カウンタの内容を“1”としてタイ
マ4から時刻データを取得し、、送信データである時刻
一致化指令を作成する。ステップ62では、時刻一致化
指令を伝送路3にブロードキャストする(1回目の時刻
データの送信)。
【0020】次のステップ63では、2回目のデータを
送信するまでの待ち時間をとり、その時間が経過した
後、ステップ64にて時刻一致化送信カウンタの内容を
“2”としてタイマ4から時刻データを取得し、時刻一
致化指令を作成する。そして、ステップ65で、時刻一
致化指令を伝送路3にブロードキャストする(2回目の
時刻データの送信)。ステップ66では、再送要求指令
受付カウンタを0クリアし、ステップ67にて再送要求
監視プログラム14を起動する。
【0021】図7は、タイマスレーブ処理装置における
時刻受信プログラム9の処理手順を示すフローチャート
である。ステップ701では、受信した図4(a)に示
す時刻一致化指令より時刻データ44を取り出す。ステ
ップ702では、識別コ−ド42を調査し、この識別コ
−ド42が初期送信“1”を示す場合、ステップ703
に進む。ステップ703では、取得した時刻データ44
と、受信時の自CPUの時刻を、時刻一致化指令送信カ
ウンタ(図4(a)の43)の内容(“1”ならば1回
目の時刻データであり、“2”であれば2回目の時刻デ
ータである。)に応じて、図3に示す管理情報中の領域
33,34または35,36に、時刻データと受信時刻
とを格納・記憶する。
【0022】時刻一致化送信カウンタの内容が“1”の
場合には、以上の処理で一旦プログラムを終了し、2回
目の送信を待機する。2回目の時刻一致化指令を受信し
た場合、再びステップ701〜703を繰り返す。そし
て、次のステップ704で、時刻一致化指令が2回目で
あるか否かを判定し、2回目の場合には、図3に示す管
理情報の格納データに基づいて、1回目と2回目の時刻
データの差と、1回目と2回目の受信時刻の差とを求
め、時刻データの差と受信時刻の差との時差をステップ
705でチェックする。次のステップ706では、前記
の時差が、管理情報で定める一致化許容誤差内にあるこ
とを確認する。これにより、処理装置間の時刻一致化精
度の保障が実現される。
【0023】前記時差が許容誤差内にある場合、ステッ
プ707にて2回目の時刻データを自処理装置のタイマ
4に設定する。これにより、自タイマスレーブ処理装置
2の時刻をタイママスタ処理装置の時刻と一致させるこ
とができる。時差が一致化許容誤差外のときは、ステッ
プ708に進み、再送要求プログラムを起動する。
【0024】再送要求によりタイママスタ処理装置1か
ら送られてきた時刻一致化指令を受信したタイマスレー
ブ処理装置2は、この時刻受信プログラムのステップ7
01からステップ702に進み、時刻一致化指令中の識
別コードが再送を示す“2”であることを検出したと
き、ステップ708に進み、管理情報中の再送要求記憶
フィールド37(図3参照)の格納内容を参照し、実際
に再送要求が発行されていることをステップ709で確
認した場合のみ、前記のステップ703に進み、以後の
処理に進む。そして、自処理装置のタイマ4にタイママ
スタ処理装置1から受信した時刻データを設定した後、
ステップ710で再送要求記憶フィールドをクリアす
る。
【0025】図8は、タイマスレーブ処理装置における
再送要求プログラムの処理手順を示すフローチャートで
ある。再送要求を行う場合には、先ず、ステップ81に
て各タイマスレーブ処理装置で定められた遅延時間dela
yだけ待つ。次のステップ82では、再送要求を発行し
たことを、管理情報中の再送要求記憶フィールドに格納
・記憶する。そして、ステップ83にて、タイママスタ
処理装置1へ再送要求を送信する。
【0026】図9は、タイママスタ処理装置における再
送要求受付プログラムの処理手順を示すフローチャート
である。この再送要求受付プログラムは常時稼動してお
り、ステップ91にて再送要求を受け付ける毎に、管理
情報の再送要求受付カウンタの内容を“1”増分する。
【0027】図10は、タイママスタ処理装置における
再送要求監視プログラムの処理手順を示すフローチャー
トである。先ず、ステップ101にて、全てのタイマス
レーブ処理装置の再送要求時間が経過するまで待機す
る。次のステップ102では、再送要求受付カウンタの
内容を参照し、1つでも再送要求があった場合、ステッ
プ103にて図2の管理情報中の識別コ−ドを再送を表
す“2”とする。再送要求がなければ、全てのタイマス
レーブ処理装置と時刻一致化が図られたことになる。再
送要求があれば、ステップ104にて時刻一致化指令プ
ログラムを起動する。
【0028】上述した実施例によれば、タイママスタ処
理装置からの時刻データの送信をブロードキャストによ
り行い、かつ時刻一致化精度の保証をタイマスレーブ処
理装置にて行うことが可能となり、再処理についてもブ
ロードキャストで行うことが可能となり、各処理装置内
での処理時間の増加を防止できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、分散システムにおい
て、システムの停止を行わずに処理装置間の時刻一致化
の精度を保証でき、分散システムの稼働率及び信頼性を
向上させることができる。また、分散システムに接続す
る処理装置の台数に左右されることなく、時刻一致化が
図れ、タイママスタ処理装置及びタイマスレーブ処理装
置の処理時間の増加を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る分散システムの部分構
成図である。
【図2】タイママスタ処理装置の管理情報構成図であ
る。
【図3】タイマスレーブ処理装置の管理情報構成図であ
る。
【図4】時刻送信データフォーマット(a)と再送要求
データフォーマット(b)の各構成図である。
【図5】時刻一致化起動プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】時刻一致化指令プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】時刻受信プログラムの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】再送要求プログラムの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】再送要求受付プログラムの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】再送要求監視プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
4…タイマ、5…タイママスタ管理情報、7…時刻一致
化指令プログラム、8…時刻一致化指令、9…時刻受信
部、10…タイママスタ管理情報、12…再送要求、3
3…時刻データ(1回目)格納領域、34…受信時刻
(1回目)格納領域、35…時刻データ(2回目)領
域、36…受信時刻(2回目)領域。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムにおいて、タイママスタ処理装置は定
    周期毎に時刻一致化指令として時刻データを一定時間間
    隔で2回ブロードキャストし、タイマスレーブ処理装置
    はこの2回の時刻データを受信した時の自装置内での時
    間差と受信した2回の時刻データ間の時間差とが一定時
    間内であったときに2回目の時刻データを自装置のタイ
    マに設定することを特徴とする分散システムの時刻一致
    化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、タイマスレーブ処理
    装置は、タイママスタ処理装置から受信した2回の時刻
    データの時間差が一定時間以内でなかった時、処理装置
    毎に定められた遅延時間後に、タイママスタ処理装置に
    時刻の再送要求メッセージを送信し、タイママスタ処理
    装置は全タイマスレーブ処理装置からの再送要求時間が
    経過した後に、時刻再送要求メッセージ受信の有無をチ
    ェックし、時刻再送要求がある時には、再送であること
    を示す識別コ−ドを付加した時刻データをブロードキャ
    ストし、当該時刻データを受信したタイマスレーブ処理
    装置は再送要求を発行していた場合にのみ、時刻一致化
    指令として処理することを特徴とする分散システムの時
    刻一致化方法。
  3. 【請求項3】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムにおいて、タイママスタ処理装置は周
    期的に時刻一致化指令として時刻データを所定時間間隔
    で2回ブロードキャストし、タイマスレーブ処理装置は
    この2回の時刻データを受信した時の自装置内での時間
    差と受信した2回の時刻データ間の時間差とが許容誤差
    範囲内であったときに2回目の時刻データを自装置のタ
    イマに設定することを特徴とする分散システムの時刻一
    致化方法。
  4. 【請求項4】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムにおいて、タイママスタ処理装置は周
    期的に時刻一致化指令として時刻データを所定時間間隔
    で2回ブロードキャストし、タイマスレーブ処理装置は
    受信した時刻データが伝送遅延により許容誤差以上の遅
    延を受けたか否かを前記2回の時刻データの差と自装置
    内の受信時間差とにより判定し許容誤差範囲内のときは
    受信した時刻データで自装置内のタイマを更新すること
    を特徴とする分散システムの時刻一致化方法。
  5. 【請求項5】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムにおいて、タイママスタ処理装置は周
    期的に時刻一致化指令として時刻データを所定時間間隔
    で2回ブロードキャストし、タイマスレーブ処理装置は
    受信した時刻データが伝送遅延により許容誤差以上の遅
    延を受けたか否かを前記2回の時刻データの差と自装置
    内の受信時間差とにより判定し許容誤差範囲外のときは
    タイママスタ装置に時刻データの再送させて前記判定を
    繰り返し、許容誤差範囲内になったとき自装置内のタイ
    マを受信した時刻データで更新することを特徴とする分
    散システムの時刻一致化方法。
  6. 【請求項6】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムの時刻一致化装置において、タイママ
    スタ処理装置に定周期毎に時刻一致化指令として時刻デ
    ータを一定時間間隔で2回ブロードキャストさせる手段
    と、タイマスレーブ処理装置にこの2回の時刻データを
    受信した時の自装置内での時間差と受信した2回の時刻
    データ間の時間差とが一定時間内であったとき2回目の
    時刻データを自装置のタイマに設定させる手段とを備え
    て成ることを特徴とする時刻一致化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、タイママスタ処理装
    置から受信した2回の時刻データの時間差が一定時間以
    内でなかった時、処理装置毎に定められた遅延時間後
    に、タイママスタ処理装置に対し時刻の再送要求メッセ
    ージを送信させ、全タイマスレーブ処理装置からの再送
    要求時間が経過した後に、時刻再送要求メッセージ受信
    の有無をタイママスタ処理装置にチェックさせ、時刻再
    送要求がある時には、再送であることを示す識別コ−ド
    を付加した時刻データをブロードキャストさせ、当該時
    刻データを受信したタイマスレーブ処理装置が再送要求
    を発行していた場合にのみ、時刻一致化指令として処理
    させる手段を設けたことを特徴とする時刻一致化装置。
  8. 【請求項8】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムの時刻一致化装置において、タイママ
    スタ処理装置に周期的に時刻一致化指令として時刻デー
    タを所定時間間隔で2回ブロードキャストさせる手段
    と、タイマスレーブ処理装置にこの2回の時刻データを
    受信した時の自装置内での時間差と受信した2回の時刻
    データ間の時間差とが許容誤差範囲内であったとき2回
    目の時刻データを自装置のタイマに設定させる手段とを
    備えて成ることを特徴とする時刻一致化装置。
  9. 【請求項9】 自装置の時刻を時刻データとして伝送路
    上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、伝
    送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタイ
    マに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成さ
    れた分散システムの時刻一致化装置において、タイママ
    スタ処理装置に周期的に時刻一致化指令として時刻デー
    タを所定時間間隔で2回ブロードキャストさせる手段
    と、タイマスレーブ処理装置に受信した時刻データが伝
    送遅延により許容誤差以上の遅延を受けたか否かを前記
    2回の時刻データの差と自装置内の受信時間差とにより
    判定させ許容誤差範囲内のときは受信した時刻データで
    自装置内のタイマを更新させる手段とを備えて成ること
    を特徴とする時刻一致化装置。
  10. 【請求項10】 自装置の時刻を時刻データとして伝送
    路上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、
    伝送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタ
    イマに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成
    された分散システムの時刻一致化装置において、タイマ
    マスタ処理装置に周期的に時刻一致化指令として時刻デ
    ータを所定時間間隔で2回ブロードキャストさせる手段
    と、タイマスレーブ処理装置に受信した時刻データが伝
    送遅延により許容誤差以上の遅延を受けたか否かを前記
    2回の時刻データの差と自装置内の受信時間差とにより
    判定させ許容誤差範囲外のときはタイママスタ装置に時
    刻データを再送させて前記判定を繰り返させ許容誤差範
    囲内になったとき受信した時刻データで自装置内のタイ
    マを更新させる手段とを備えて成ることを特徴とする時
    刻一致化装置。
  11. 【請求項11】 自装置の時刻を時刻データとして伝送
    路上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、
    伝送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタ
    イマに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成
    された分散システムにおいて、タイママスタ処理装置に
    周期的に時刻一致化指令として時刻データを所定時間間
    隔で2回ブロードキャストさせる手段と、タイマスレー
    ブ処理装置に受信した時刻データが伝送遅延により許容
    誤差以上の遅延を受けたか否かを前記2回の時刻データ
    の差と自装置内の受信時間差とにより判定させ許容誤差
    範囲内のときは受信した時刻データで自装置内のタイマ
    を更新させる手段とを備えたことを特徴とする分散シス
    テム。
  12. 【請求項12】 自装置の時刻を時刻データとして伝送
    路上にブロードキャストするタイママスタ処理装置と、
    伝送路上の時刻データを受信して当該時刻を自装置のタ
    イマに設定する複数のタイマスレーブ処理装置とで構成
    された分散システムにおいて、タイママスタ処理装置に
    周期的に時刻一致化指令として時刻データを所定時間間
    隔で2回ブロードキャストさせる手段と、タイマスレー
    ブ処理装置に受信した時刻データが伝送遅延により許容
    誤差以上の遅延を受けたか否かを前記2回の時刻データ
    の差と自装置内の受信時間差とにより判定させ許容誤差
    範囲外のときはタイママスタ装置に時刻データを再送さ
    せて前記判定を繰り返させ許容誤差範囲内になったとき
    受信した時刻データで自装置内のタイマを更新させる手
    段とを備えることを特徴とする分散システム。
JP4106769A 1992-04-24 1992-04-24 分散システムとその時刻一致化方法及び装置 Pending JPH05298268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4106769A JPH05298268A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 分散システムとその時刻一致化方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4106769A JPH05298268A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 分散システムとその時刻一致化方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05298268A true JPH05298268A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14442119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4106769A Pending JPH05298268A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 分散システムとその時刻一致化方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05298268A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11336510B2 (en) 2016-06-23 2022-05-17 Nec Corporation Information processing system, information processing method, and non-transitory recording medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11336510B2 (en) 2016-06-23 2022-05-17 Nec Corporation Information processing system, information processing method, and non-transitory recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4570257A (en) Communication system with slot time error detection
US4677612A (en) Communication system with subdivided transmission cycles
US4581734A (en) Multipriority communication system
JPH06101732B2 (ja) 通信制御方式
EP0172884B1 (en) Multipriority communication system
JPH05298268A (ja) 分散システムとその時刻一致化方法及び装置
JPS61224537A (ja) リングネツトワ−クの送信権管理方式
JP4127591B2 (ja) ループ型データ伝送システム
JPH0160853B2 (ja)
JPH05189385A (ja) 分散処理環境系におけるタイマ同期方式
Ciuffoletti Using simple diffusion to synchronize the clocks in a distributed system
JP3091791B2 (ja) メッセージ型データ処理システム
JP2602587B2 (ja) Sdlc通信システムにおける2次局初期設定方式
KR940007156B1 (ko) 통신 네트워크상에서의 프로세서 동기화 기법
JPS6179344A (ja) 再送制御方式
JPH05207098A (ja) 通信制御装置
JPH11266276A (ja) コマンド/データ再生方法
JP2541502B2 (ja) 制御電文送受信方法
KR20000041926A (ko) 아이피씨 시스템에서 특정 프로세서에 대한 재시동장치 및방법
JPS6258745A (ja) 同報通信方式
JPH04150434A (ja) シリアルバスデータ伝送方法
JPH04192746A (ja) データ伝送装置およびデータ伝送方法
JPH066942A (ja) 電力系統情報入力方法及びその装置
JPH0738593A (ja) サイクリックデータ伝送方法
JPH07121492A (ja) 分散処理システム