JPH05298229A - チャネルシステム - Google Patents

チャネルシステム

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JPH05298229A
JPH05298229A JP4121393A JP12139392A JPH05298229A JP H05298229 A JPH05298229 A JP H05298229A JP 4121393 A JP4121393 A JP 4121393A JP 12139392 A JP12139392 A JP 12139392A JP H05298229 A JPH05298229 A JP H05298229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
control device
priority
request
bus
Prior art date
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Pending
Application number
JP4121393A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Takano
栄治 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
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Publication of JPH05298229A publication Critical patent/JPH05298229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数のチャネル制御装置40〜43の各々
に、各チャネルバス使用要求30〜33の優先度を決定
して最優先の要求59のみを出力する優先判定制御部5
1を冗長に夫々設ける。この最優先の要求59に対応し
たチャネル場号58を自己のチャネル番号レジスタ54
に予め格納されている内容とをコンパレータ55で比較
する。一致したとき始めてリクエスト発生部52からバ
ス使用要求59の出力を許可する。 【効果】 各チャネル制御装置内に夫々優先判定制御部
を設けたので、上位装置に優先度判定部を設ける必要が
なくなり、上位装置と各チャネル制御装置との間のイン
タフェースが減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はチャネルシステムに関し、特に入
出力制御装置に対して通信を行うべくチャネルバスに接
続された複数のチャネル制御装置からのチャネルバス使
用要求の競合制御を行うようにしたチャネルシステムに
関するものである。
【0002】
【従来技術】この種のチャネルシステムにおいて、各チ
ャネル制御装置からのチャネルバス使用要求の競合が発
生したとき、そのバス使用要求を択一的に許可する必要
があり、この択一的許可の方法として、予め定められた
優先順位に従って判定する方法がある。
【0003】この場合の優先順位としてはチャネル番号
順の固定のものや、優先順位を可変とする方式がある。
例えば、図4に示す様に、チャネル制御装置が#0〜#
3の4個あってその中から択一的にバス使用要求の許可
を行うとき、最初にチャネル番号0(CH#0)が最優
先であるとする。この場合、最優先のCH#0の要求が
なく、CH#1の要求が存在すれば、そのCH#1のバ
ス使用要求が選択されて許可されることになる。
【0004】このCH#1の要求が許可されて入出力制
御装置に受付けられると、チャネル番号の配列(CH#
0−CH#1−CH#2−CH#3)を変えることな
く、許可されたCH#1の優先順位を最下位とするよう
全体の優先度が変更される。この方式は一般にラウンド
ロビン方式と呼ばれる周知のものである。
【0005】この様なラウンドロビン方式では、許可さ
れたバス使用要求が入出力制御装置に受付けられると、
そのバス使用要求を生成したチャネル番号(チャネル制
御装置の番号)を最優先度チャネル番号レジスタに格納
しておき、このチャネル番号に対応するチャネル制御装
置からのバス使用要求が最下位の優先度となる様に最も
優先度の高いチャネル番号を算出して、次の優先順位を
変更するようになっている。
【0006】こうすることにより、優先度の高いチャネ
ル制御装置のバス使用要求のみが受付けられて優先度の
低いチャネル制御装置のバス使用要求が受付けられない
という固定優先判定方式の欠点が解消されることにな
る。
【0007】従来のチャネルシステムにおいては、チャ
ネル制御装置の上位に優先判定のための回路が設けられ
ており、よって1つのチャネルシステムに1つの優先判
定回路が必要となっている。その結果全てのチャネル制
御装置からのバス使用要求を、上位の優先判定回路へ集
めることが必要であり、よってこの上位の優先判定回路
とチャネル制御装置との間のインタフェースが多くなる
傾向にあり、システムの小型ができないという欠点があ
る。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、優先判定のための回路
を上位装置に設けることなく各チャネル制御装置内に冗
長に設けて、上位装置との間のインタフェースを削減す
るようにしたチャネルシステムを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、優先判定のための回
路を各チャネル制御装置内に冗長に設けたことにより生
ずる個々の優先判定回路の不正を、特定して判定できる
ようにしたチャネルシステムを提供することである。
【0010】
【発明の構成】本発明によるチャネルシステムは、入出
力制御装置と、この入出力制御装置と通信を行う複数の
チャネル制御装置と、これ等チャネル制御装置と前記入
出力制御装置とを接続するチャネルバスとを含むチャネ
ルシステムであって、前記チャネル制御装置の各々は、
前記チャネルバスの使用要求を生成して他のチャネル制
御装置へ送出する手段と、前記チャネル制御装置の全て
から送出される前記使用要求を所定の優先順位に従って
択一的に最優先使用要求として決定する決定手段と、こ
の決定された最優先使用要求を生成したチャネル番号と
自己のチャネル番号とを比較して一致しているとき前記
決定手段により決定された最優先使用要求を許可する手
段とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明による他のチャネルシステムは、前
記チャネル制御システムの各々が更に、自己の前記決定
手段で決定されたチャネル番号と、他の1つのチャネル
制御装置の保持手段のチャネル番号とを比較してその比
較結果を他のチャネル制御装置へ供給する手段と、これ
等送出されてきた比較結果と自己の比較結果とを基に自
己の前記保持手段の保持チャネル番号のエラ−の有無を
検出する手段とを含むことを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て詳述する。
【0013】図1は本発明の実施例のシステムブロック
図である。複数のチャネル制御装置40〜43と入出力
制御装置10とがチャネルバス20を介して接続されて
いる。これ等チャネル制御装置40〜43のうち1つの
みがチャネルバス20の使用権を得て入出力制御装置1
0と通信が可能になる。
【0014】各チャネル制御装置40〜43には夫々対
応するチャネル番号#0〜#3(本例では4つのチャネ
ルとするが、これに限定されない)が予め付与されてお
り、またこれ等各装置40〜43は全て同一構成となっ
ている。
【0015】チャネルバス使用要求制御部50はチャネ
ルバス20の使用権を要求するチャネルバス使用要求3
0〜33を夫々発生して自装置40は勿論他装置41〜
43へこのバス使用要求を送出する。
【0016】優先判定制御部51はこれ等バス使用要求
30〜33を全て入力して所定の優先順位に従って最優
先チャネル番号のバス使用要求59を選択すると共にそ
の最優先のチャネル番号58を出力する。この優先順位
は例えば図4で述べたいわゆるラウンドロビン方式の可
変のものであが、その方式は特に限定されない。
【0017】リクエスト発生部52は優先判定制御部5
1により選択された最優先のバス使用要求59をコンパ
レータ55の一致出力に応答してチャネルバス20へ送
出するものであり、このリクエスト発生部52により送
出されたバス使用供給が唯一許可されて入出力制御装置
10に受付けられることになる。
【0018】最優先チャネル番号レジスタ53は優先判
定制御部51から出力される最優先のチャネル番号58
を格納する。また、自己チャネル番号レジスタ54は自
己のチャネル制御装置のチャネル番号を予め保持してい
る。
【0019】コンパレータ55はこの自己チャネル番号
レジスタ54の内容と優先判定制御部51から出力され
る最優先チャネル番号58とを比較し、一致していれ
ば、リクエスト発生部52に対して、最優先バス使用要
求59のチャネルバス20への送出許可を行う。
【0020】かかる構成において、各チャネル制御装置
個別のチャネルバス使用要求30〜33は各装置40〜
43内の優先判定制御部51に夫々送出され、優先判定
処理がなされる。現時点で最も優先度の高いチャネルバ
ス使用要求が選択され、最優先のバス使用要求59と最
優先チャネル番号58とが出力される。この最優先チャ
ネル番号58はレジスタ53に格納される。
【0021】当該優先判定制御部51は各チャネル制御
装置40〜43に冗長で存在するので、選択された最優
先バス使用要求59と最優先チャネル番号58は、全て
の装置40〜43内で同一データとなる。
【0022】次に、最優先チャネル番号58と自己チャ
ネル番号レジスタ54に格納されている自己のチャネル
番号とが、コンパレヘータ55で比較され、その結果一
致するとき、そのチャネル制御装置内の優先判定制御部
51で選択された最優先バス使用要求59はリクエスト
発生部52に送られる。そしてこのリクエスト発生部5
2からチャネルバス20を介して入出力制御装置10へ
この最優先バス使用要求のみが送出されるのである。
【0023】そして、この最優先バス使用要求が、入出
力制御装置10に受付けられると、例えばラウンドロビ
ン方式で変更された優先順位に従って再び優先判定制御
部51で次の要求が選択され、上記の動作が繰返され
る。
【0024】このとき、他のチャネル制御装置におい
て、コンパレータ55で比較されて不一致となっている
最優先バス使用要求は、チャネルバス20に出力されな
いようにリクエスト発生部52で抑止するようになって
いる。
【0025】図2は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。本例では、図2に示すように、第1の実施
例の構成及び機能の他に更に、自他のチャネル制御装置
内の最優先度チャネル番号レジスタ53のデータの誤り
を検出するエラー検出コンパレータ56と、自他チャネ
ル装置内のエラー検出コンパレータ56の出力である一
致エラー信号60〜63の情報から自己チャネル制御装
置内の最優先チャネル番号レジスタ53のエラーと特定
する自己エラー検出部57とを備えている。
【0026】障害等の発生により、各チャネル制御装置
40〜43内の最優先チャネル番号レジスタ53の内容
が異なる場合、優先判定制御部51の優先順位が合わな
くなり、このために、チャネルバス使用権が複数のチャ
ネル制御装置に送出されてしまいチャネルバス上でバス
ファイトを起こす可能性がある。
【0027】本発明の第2の実施例では、各チャネル制
御装置40〜43のなかで、2つずつのチャネル制御装
置のペアで最優先チャネル番号レジスタ53の内容同士
をエラー検出コンパレータ56で比較する。例えば、図
2に示すように隣り合わせのチャネル制御装置(40と
41、41と42、42と43、43と40)の最優先
チャネル番号レジスタ53の内容同士を比較するように
する。
【0028】図3はエラー検出コンパレータ56の各出
力である一致エラー信号60〜63の内容とそのときの
エラー発生したチャネル制御装置のチャネル番号との関
係を示す図である。図において、1はエラー,0はエラ
ーなしを示している。
【0029】図3において、各チャネル制御装置40〜
43の出力の一致エラー信号60〜63は、一つの最優
先チャネル番号レジスタ53の内容が他のレジスタの内
容と異なるとき、2つのチャネル制御装置のエラー検出
コンパレータ56の出力が不一致となる。
【0030】例えば、チャネル番号0のチャネル制御装
置40の最優先チャネル番号レジスタ53の内容が、他
のチャネル制御装置の最優先チャネル番号レジスタ53
の内容と異なるとき、一致エラー信号60〜63は、
“1100”のビットパターンとなる。同様に、チャネ
ル番号1,2,3のチャネル制御装置の最優先チャネル
番号レジスタ53の内容が、他のチャネル制御装置の最
優先チャネル番号レジスタ53のの内容と異なるとき、
図3に示すように、夫々、“0110,“0011”,
“1001”のビットパターンとなり、エラーを起こし
ているチャネル装置の固有のビットパターンとなる。従
って、このビットパターンに基きどのチャネル制御装置
の最優先チャネル番号レジスタ53の内容が他と違うの
か判断できることになる。
【0031】自己エラー検出部57は、このデータ60
〜63を用いて自己チャネル制御装置のチャネルバス使
用要求が優先判定制御部51で選択されて最優先バス使
用要求59となっているとき、自己の最優先チャネル番
号レジスタ53の内容が他のチャネル制御装置の最優先
チャネル番号レジスタ53の内容と異なると判断する
と、自己のリクエスト発生部52へ報告して、入出力制
御装置10に送出する最優先バス使用要求を抑止するよ
う動作する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、各チャネル制御装置内
にバス使用要求の優先順位を判定するための優先判定部
を冗長に設けることにより、上位装置にこの優先判定部
を設ける必要がないので、上位装置と各チャネル制御装
置との間のインタフェースをなくすことができるという
効果がある。
【0033】また、各チャネル制御装置内に優先判定制
御部を冗長に夫々設けることによって誤って優先度の判
定が行われる確率が大となるが、各チャネル制御装置間
で優先判定結果の比較を互いに行うようにして、どの優
先判定制御部が誤ってエラーとなったかを特定すること
ができ、不正のバス使用要求を送出しないように制御す
ることで、チャネルバス上でのバスファイトの防止が可
能となる。
【0034】すなわち、1つのチャネル制御装置の不正
により、チャネルバスのデータを破損することがなくな
り、またその不正チャネル制御装置のみをシステムから
切離して、システム全体が動作不能になることを防止で
きることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例のシステムブロック図であ
る。
【図3】図2の実施例における自己エラー検出部の動作
を示す図である。
【図4】優先順位可変方式の1例を示す図である。
【符号の説明】
10 入出力制御装置 20 チャネルバス 30〜34 チャネルバス使用要求 40〜43 チャネル制御装置 50 チャネルバス使用要求制御部 51 優先判定制御部 52 リクエスト発生部 53 最優先CH番号レジスタ 54 自己CH番号レジスタ 55 要求チャネル番号コンパレータ 56 エラー検出コンパレータ 57 自己エラー検出部 58 最優先チャネル番号 59 最優先バス使用要求 60〜63 一致エラー信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力制御装置と、この入出力制御装置
    と通信を行う複数のチャネル制御装置と、これ等チャネ
    ル制御装置と前記入出力制御装置とを接続するチャネル
    バスとを含むチャネルシステムであって、前記チャネル
    制御装置の各々は、前記チャネルバスの使用要求を生成
    して他のチャネル制御装置へ送出する手段と、前記チャ
    ネル制御装置の全てから送出される前記使用要求を所定
    の優先順位に従って択一的に最優先使用要求として決定
    する決定手段と、この決定された最優先使用要求を生成
    したチャネル番号と自己のチャネル番号とを比較して一
    致しているとき前記決定手段により決定された最優先使
    用要求を許可する手段とを含むことを特徴とするチャネ
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 前記チャネル制御装置の各々は更に、自
    己の前記決定手段で決定されたチャネル番号と、他の1
    つのチャネル制御装置の保持手段のチャネル番号とを比
    較してその比較結果を他のチャネル制御装置へ供給する
    手段と、これ等送出されてきた比較結果と自己の比較結
    果とを基に自己の前記保持手段の保持チャネル番号のエ
    ラ−の有無を検出する手段とを含むことを特徴とする請
    求項1記載のチャネルシステム。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は前記優先順位を予め定め
    られた規則に従って変化自在な構成であることを特徴と
    する請求項1または2記載のチャネルシステム。
JP4121393A 1992-04-15 1992-04-15 チャネルシステム Pending JPH05298229A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50156838A (ja) * 1974-06-07 1975-12-18
JPS6158069A (ja) * 1984-08-07 1986-03-25 Fujitsu Ltd デ−タ処理装置
JPH02187850A (ja) * 1989-01-13 1990-07-24 Hitachi Ltd バスアービトレーション方式

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