JPH0529820U - 幌付自動車 - Google Patents
幌付自動車Info
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- JPH0529820U JPH0529820U JP087437U JP8743791U JPH0529820U JP H0529820 U JPH0529820 U JP H0529820U JP 087437 U JP087437 U JP 087437U JP 8743791 U JP8743791 U JP 8743791U JP H0529820 U JPH0529820 U JP H0529820U
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/08—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
- B60J7/10—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position readily detachable, e.g. tarpaulins with frames, or fastenings for tarpaulins
- B60J7/106—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position readily detachable, e.g. tarpaulins with frames, or fastenings for tarpaulins readily detachable hard-tops
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 幌の製造工程が簡単で、その幌が軽量であっ
て、ボディに取り付けたときに視界が良好で、しかも解
放感があり、かつ安全である幌付自動車を提供すること
にある。 【構成】 座席1B、1Cの左側方、右側方、後方、上
方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ1とは
別個であってそれ自身一体成形されていると共に、透明
に形成されており、かつボディ1に対して着脱自在であ
って上記四方を閉鎖可能な幌2とから成る。
て、ボディに取り付けたときに視界が良好で、しかも解
放感があり、かつ安全である幌付自動車を提供すること
にある。 【構成】 座席1B、1Cの左側方、右側方、後方、上
方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ1とは
別個であってそれ自身一体成形されていると共に、透明
に形成されており、かつボディ1に対して着脱自在であ
って上記四方を閉鎖可能な幌2とから成る。
Description
【0001】
本考案は幌付自動車、特にハードトップ型の幌を有する幌付自動車に関する。
【0002】
一般に、幌付自動車は、非固定式の屋根である幌を必要なときに開放すること ができるいわゆるオープンカーである。 この幌は、よく知られているように、ハードトップとソフトトップとに大別さ れ、ハードトップは、当初購入したボディに対して選択可能であって任意に取り 替えることができ、ソフトトップは、当初購入したボディと一緒になっていて自 由に選択できない。 上記ハードトップは、自動車の本体のメーカとは、全く別のメーカーのものも 取り付け可能であって、晴天の場合は、幌をボディから取り外して自宅に置いて おき、座席の四方を開放することにより、オープンカーとして機能することがで きる。 一方、ソフトトップは、当初より自動車のボディに蛇腹状に取り付けられてい て、晴天の場合には、ボディの後方に倒すことにより座席の四方を開放し、オー プンカーとして機能することができる。 本考案は、このうち前者のハードトップ型の幌を有する幌付自動車に関する。
【0003】
従来の幌付自動車は、次のような課題があった。 (1)製造工程が複雑である。 従来のハードトップ型の幌は、例えば、グラスファイバを2枚張り合わせて製 造されていた。 即ち、先ず、1枚目のグラスファイバの表側を仕上げる。 次に、2枚目のグラスファイバの裏側を仕上げる。 このように仕上げ加工した2枚のグラスファイバを張り合わせる。 又は、表側を仕上げ加工した1枚目のグラスファイバの裏にビニルレザーを張 りつける。 そして、最後に、後方にリアウインドウを設ける。 これにより、従来のハードトップ型の幌が完成する。 しかし、上記したように、2枚の部材のそれぞれを仕上げ加工してから張り合 わせ、更にリアウインドウをも設けなければならない等、従来のハードトップ型 の幌の製造工程は、複雑である。 (2)重たい。 上述したように、従来のハードトップ型の幌は、2枚の部材を張り合わせてあ るので、重量が大で、手にもった場合に極めて重たい。 このため、従来のハードトップ型の幌は、ボディに対する着脱作業が面倒であ る等の弊害がある。 (3)視界が悪い。 従来のハードトップ型の幌は、不透明である。 従って、ボディに取り付けた場合は、視界が極めて悪い。 (4)圧迫感がある。 従来のハードトップ型の幌は、上述したように、不透明であり、ボディに取り 付けた場合は、自動車の内部全体が暗くなる。 従って、座席に坐った者は、四方から圧迫される感じを強く抱く。 (5)危険である。 従来のハードトップ型の幌は、不透明であるために、オープンカーとして機能 させようとすれば、どうしてもボディから取り外して運転せざるを得ない。 しかし、この場合、座席に坐った者の四方が全く開放されてしまう。 このため、外部からの投石等にたいしては、完全に無防備であり、座席に坐っ た者が負傷する場合もある。 従って、従来のハードトップ型の幌は、極めて危険である。 これに関連して、埃が、自動車の内部に容易に入り込み、不潔である等の弊害 がある。 本考案の目的は、幌の製造工程が簡単で、その幌が軽量であって、ボディに取 り付けたときに視界が良好で、しかも解放感があり、かつ安全である幌付自動車 を提供することにある。
【0004】
上記課題は、図1に示すように、座席1B、1Cの左側方、右側方、後方、上 方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ1とは別個であってそれ自身一 体成形されていると共に、透明に形成されており、かつボディ1に対して着脱自 在であって上記四方を閉鎖可能な幌2とから成ることを特徴とする幌付自動車に より、解決される。
【0005】
本考案によれば、上述したように、座席1B、1Cの左側方、右側方、後方、 上方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ1とは別個であってそれ自身 一体成形されていると共に、透明に形成されており、かつボディ1に対して着脱 自在であって上記四方を閉鎖可能な幌2とから成ることを特徴とする幌付自動車 が、提供された。 上記本考案の構成によれば、図1に示すように、幌2は、ボディ1とは別個で あってそれ自身一体成形されていると共に、透明に形成されており、かつボディ 1に対して着脱自在であって座席1B、1Cの四方を閉鎖可能である。 従って、ポリカーボネート樹脂(請求項2)等により、幌2は、それ自身一体 成形でしかも1枚の部材で製造できるので、製造工程が簡単になると共に、軽量 化がはかられた。 また、幌2は、透明に形成されているので、ボディ1に取り付けた場合に、視 界が良好であって、解放感があり、かつボディ1に取付けたままでオープンカー の感覚で運転できるので外部からの投石等に対して安全である。
【0006】
以下、本考案を、実施例により添付図面を参照して、説明する。 図1は、本考案の実施例を示す図である。 本考案は、請求項1に記載したように、座席1B、1Cの左側方、右側方、後 方、上方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ1とは別個であってそれ 自身一体成形されていると共に、透明に形成されており、かつボディ1に対して 着脱自在であって上記四方を閉鎖可能な幌2とから成ることを特徴とする幌付自 動車である。
【0007】 同図において、参照符号1は幌付自動車のボディ、2は幌である。 上記ボディ1は、例えば、いわゆるスポーツカータイプであって、その内部に は参照符号1B、1Cで示すように座席が2つ設置され、該座席1B、1Cの左 側方、右側方、後方、上方の四方が開放されている。 また、座席1B、1Cの近傍には、よく知られているように、右座席1Bの前 方にハンドル1Dが、両座席1B、1Cの間に変速レバー1Fとサイドブレーキ 1G等が、それぞれ配置されている。 更に、ボディ1の中央部左右にはドアー1H、1Iが、前方には、フロントウ インドウ1Aが、後方にはトランク1Eが、それぞれ設けられている。 一方、幌2は上記ボディ1とは別個に形成され、矢印Aで示すように、該ボデ ィ1に対して着脱自在である。 また幌2は、それをボディ1に取り付けた場合(図4)、上述した座席1B、 1Cの左側方、右側方、後方、前方、後方の四方を閉鎖可能であり、この四方に 対応した形状になっている。 更に、幌2は、全体として透明に形成されかつそれ自身一つの部材で一体成形 されている。 この幌2を形成する材料としては、例えばポリカーボネート樹脂がある。 このポリカーボネート樹脂は、よく知られているように、熱可塑性樹脂の一種 であって、透明であり、かつ型を用いて幌2を一体成形できるようになっている 。 この他、ポリカーボネート樹脂の特色は、熱と衝撃と寒さに強く、また、燃え にくい。 従って、このポリカーボネート樹脂は、本考案に使用される幌を形成する材料 としては最もふさわしいものの一種である。 以下、幌2の詳細を図2を用いて説明する。 図から明らかなように、幌2は、本体2Aが透明であって、その前部2A2と 後部2A3にはそれぞれゴム製のパッキン2B、2C(図2(A)の左図)が設 けられ、ボディ1に取り付けた場合に(図4)、気密性が保たれるようになって いる。 幌2の全体の形状は、ボディ1の開放されている部分に対応しており、それを ボディ1に取り付けた場合(図4)、ボディ1と適合するような設計がされてい る。 従って、斜視図の図2(A)の左図に示すように、左右の側面に、それぞれ切 欠部2D、2Eが形成されていて、ボディ1の左側サイドウインドウ1K、右側 サイドウインドウ1J(図1)が上昇したときに丁度適合するようになっている (図4)。 より詳しくは、図2(A)の右図に示すように、切欠部2Dには溝2F1を有 するパッキン2Fが設けられ、左ドアー1Iから左側サイドウインドウ1Kが矢 印Bで示すように、上昇したときに、上記溝2F1に左側サイドウインドウ1K が挿入し、気密性が保たれる。 右側の切欠部2Eについても、パッキン2Gと右側ドアー1Hと右側サイドウ インドウ1Jとの関係は同様である。 図2(B)は本考案に使用される幌2の正面図である。 本体2Aは、図示するように、正面から見ると頂部2A1が滑らかな円で、前 部2A2は該頂部2A1よりも曲率が小さい円で、それぞれ形成されている。 そして、本体2Aの上記前部2A2には、パッキン2Bが設けられている。 一方、本体2Aの後部2A3は、既述した頂部2A1と前部2A2に比較すれ ば、ほぼ直線であって両端だけが前方に湾曲している。 また、本体2Aの上記後部2A3には、前部2A2と同様に、パッキン2Cが 設けられている。 更に、左右両側には、切欠部2Dと2Eに設けられたパッキン2Fと2Gが見 えている。 図3(A)は、本考案に使用される幌2の左側図面である。 本体2A全体は、通常の箱型自動車の固定式屋根と同じ形状をしており、頂部 2A1も左側面からみればその固定式屋根の形状に対応している。 また、本体2Aの左切欠部2Dに設けたパッキン2Dは、ボディ1の左ドアー 1Iから上昇して露出した左側サイドウインドウ1Kに対応した形状をしている 。 図3(B)は、本考案に使用される幌2に背面図であり、全体としては図2( B)の正面図と同様の形状である。 従って、図2(B)の正面図と同様に、頂部2A1は滑らかな円で、前部2A 2は頂部2A1の曲率より小さな曲率の円で、それぞれ形成され、かつ後部2A 3は頂部2A1と前部2A2に比較してほぼ直線状であって、両端のみが湾曲し ている。 図3(B)においては、本体2Aが透明であるので、前部2A2に設けられた パッキン2Bと切欠部2D、2Eに設けられたパッキン2F、2Gが、この透明 な本体2Aを介して見えている。 図3(C)は本考案に使用される幌2の上面図である。 本体2Aは、図面に向かって下方、即ち、パッキン2Cが設けられている部分 の幅寸法がWで、図面に向かって上方、即ち、パッキン2F、2Gが設けられて いる部分の幅寸法がHである。 上記本体2Aは、パッキン2Cが設けられている部分から若干抉れて狭まった 状態でパッキン2F、2Gへと繋がっている。 従って、パッキン2Cが設けられている部分の幅寸法Wの方が、パッキン2F 、2Gが設けられている部分の幅寸法Hより大きい。 尚、右側面図は、図3(A)の左側面と全く対称であるので、その説明は省略 する。
【0008】 以下、上記構成を有する本考案の作用を説明する。 請求項1に記載したように、上記幌2はボディ1とは別個であってそれ自身一 体成形されている。 即ち、具体的な材料としては、請求項2に記載したように、ポリカーボネート 樹脂を使用する。 このポリカーボネート樹脂は、既述したように、熱可塑性樹脂の一種であって 、透明であり、かつ型を用いて幌2を一体成形できるようになっている。 従って、1枚の部材で一体成形でき、しかも全体が透明であるために、新たに リアウインドウを設ける必要もない。 このため、従来に比較して、幌の製造工程が極めて簡単になった。 一方、請求項1に記載したように、幌2は、透明に形成されており、かつボデ ィ1に対して着脱自在であって上記四方を閉鎖可能である。 即ち、幌2を使用時には、図4に示すように、ボディ1に装着するが、この幌 2は、ポリカーボネート樹脂のような1枚の部材で一体成形できるので、極めて 軽く、着脱作業(図1)が楽である。 また、本考案に係る幌2は、全体が透明であり、ボディ1に取り付けた場合( 図4)、座席に坐った人から見れば、視界が非常に良好であり、しかも明るいた めに、解放感がある。 更に、本考案に係る幌2は、透明であるために、ボディ1に取り付けることに より(図4)、座席の四方を閉鎖したままでオープンカーとして機能させること ができる。 従って、外部からの投石等にたいしても、完全に保護がなされ、極めて安全で ある。 これに関連して、埃が、自動車の内部に容易に入り込むこともなく、清潔であ る。
【0009】
上記のように、本考案によれば、座席1B、1Cの左側方、右側方、後方、上 方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ1とは別個であってそれ自身一 体成形されていると共に、透明に形成されており、かつボディ1に対して着脱自 在であって上記四方を閉鎖可能な幌2とから成ることを特徴とする幌付自動車と いう技術的手段が講じられた。 上記本考案の構成によれば、図1に示すように、幌2は、ボディ1とは別個で あってそれ自身一体成形されていると共に、透明に形成されており、かつボディ 1に対して着脱自在であって座席1B、1Cの四方を閉鎖可能である。 従って、ポリカーボネート樹脂(請求項2)等により、幌2は、それ自身一体 成形でしかも1枚の部材で製造できるので、製造工程が簡単になると共に、軽量 化がはかられた。 また、幌2は、透明に形成されているので、ボディ1に取り付けた場合に、視 界が良好であって、解放感があり、かつボディ1に取付けたままでオープンカー の感覚で運転できるので外部からの投石等に対して安全である。 このため、幌の製造工程が簡単で、その幌が軽量であって、ボディに取り付け たときに視界が良好で、しかも解放感があり、かつ安全である幌付自動車を提供 するという技術的効果を奏することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】本考案に係る幌の詳細を示す図である。
【図3】本考案に係る幌の詳細を示す図である。
【図4】本考案の作用説明図である。
1 ボディ 2 幌 1B 座席 1C 座席
Claims (2)
- 【請求項1】 座席1B、1Cの左側方、右側方、後
方、上方の四方が開放されているボディ1と、該ボディ
1とは別個であってそれ自身一体成形されていると共
に、透明に形成されており、かつボディ1に対して着脱
自在であって上記四方を閉鎖可能な幌2とから成ること
を特徴とする幌付自動車。 - 【請求項2】 上記幌2がポリカーボネート樹脂で形成
されている請求項1記載の幌付自動車。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP087437U JPH0529820U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 幌付自動車 |
US07/803,411 US5205607A (en) | 1991-09-30 | 1991-12-06 | Automobile with removeable roof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP087437U JPH0529820U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 幌付自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529820U true JPH0529820U (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=13914844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP087437U Pending JPH0529820U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 幌付自動車 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5205607A (ja) |
JP (1) | JPH0529820U (ja) |
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Also Published As
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