JP2593974Y2 - 車両用ドアバイザ - Google Patents

車両用ドアバイザ

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JP2593974Y2
JP2593974Y2 JP1993041905U JP4190593U JP2593974Y2 JP 2593974 Y2 JP2593974 Y2 JP 2593974Y2 JP 1993041905 U JP1993041905 U JP 1993041905U JP 4190593 U JP4190593 U JP 4190593U JP 2593974 Y2 JP2593974 Y2 JP 2593974Y2
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door
visor
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door visor
hollow space
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正 中野
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Honda Access Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ドアの縁部に取付け
られる車両用ドアバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】車体の乗降口へ開閉自在に設けられたド
アの縁部に対してその上部から前部までの範囲に取付け
られるドアバイザは公知である。この種のドアバイザ
は、一般にスモーク調等に着色されたプラスチックを略
板状に成形したものである。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】ところで従来のドアバ
イザは、前端部がバックミラー近傍位置で終っており、
この前端部はバックミラーと分離した状態になっている
ため、この部分の外観処理や空力特性の向上が難しかっ
た。そこで本考案はかかる問題点の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本願に係る車両用ドアバイザは、車体の乗降口へ開
閉自在に設けられたドアの縁部に対してその上部から前
部までの範囲に取付けられるドアバイザにおいて、前端
部に電動式バックミラーを一体に設け、かつ最上部近傍
に発光体を取付けるとともに、電動式バックミラーと発
光体に対する配線用の中空空間を内部に設けたことを特
徴とする。
【作用】
【0005】前端部が電動式バックミラーと一体になっ
て連続しているため、この部分のデザイン処理が容易か
つ優れたものになるとともに空力特性が向上する。しか
も、最上部近傍に発光体を設けることにより周囲からの
被視認性が高まる。そのうえ内部に中空空間を設け、こ
れを電動式バックミラーと発光体の配線に利用したの
で、配線によって外観を損うようなこともない。
【0006】
【実施例】図1乃至図4に基づいて一実施例を説明す
る。図1は車体左側前部に設けられたドアバイザ1の透
視図、図2はその外観図である。
【0007】まず図1において、ドア2には窓ガラス3
が昇降自在に設けられ、かつドア2の縁部に沿ってドア
バイザ1が前方から上方まで連続して覆い、その前端部
には電動式バックミラー4が、最上部には発光体5が設
けられている。本実施例の発光体5はウィンカとして構
成されている。
【0008】ドアバイザ1は車体へ接する側が不透明部
分6をなし、これから車体側方へ張り出す部分がスモー
ク調などの着色透明部7(半透明を含む)となってい
る。
【0009】なおドアバイザ1の後端部は、予め車体側
へ取付けられているリヤバイザ8の前端部と当接し、外
観状ドアバイザ1とリヤバイザ8が連続一体品であるか
のように見える。リヤバイザ8は固定式窓ガラス9上方
の車体側へ取り付けられている。
【0010】図1において、電動式バックミラー4は、
電動による可倒式並びにミラー角度可変式であり、ミラ
ー10、小型モータ11及び可倒機構12が内蔵され、
通電コード13はピラー14に設けられた貫通孔15か
らエンジンルーム(図示せず)内へ入り、バッテリ(図
示省略)へ接続されている。
【0011】発光体5はドアバイザ1へ密着して設けら
れたレンズ16内にバルブ17を設け、これに対する通
電コード18は、後述するドアバイザ1の中空空間内を
利用して下向きに配線され、その一端は通電コード13
と同様に貫通孔15を通ってエンジンルーム内へ入り、
必要により切換スイッチ19を介してバッテリへ接続さ
れている。
【0012】図3は図2のA−A線に沿う要部の拡大断
面であり、ドア2を半開き状態を示している。この図に
おいて、ドアの上部枠をなすドアビーム20には、窓ガ
ラス3の上端部が嵌合する溝ゴム21,車体の屋根へ当
接するクッションゴム23が設けられ、さらにネジ24
によりバイザ取付ブラケット25の一端が取付られてい
る。
【0013】バイザ取付ブラケット25の他端は着色透
明部7の上端部に重ねられ、さらにこれら両者を挟んで
不透明部分6を構成するアッパー部26及びロアー部2
7の各縁部で挟み、ネジ28で全体を一体に取付けてあ
る。
【0014】アッパー部26とロアー部27の上部側
は、例えばロアー部27の縁部に形成された突部29a
を、これに対応して形成されたアッパー部26側の凹部
29bへ嵌合することにより、一体化されている。但
し、アッパー部26とロアー部27の一体化方法は任意
であり、例えば接着やネジ止めなど種々可能である。
【0015】不透明部分6内には中空空間30が構成さ
れ、この中に発光体5が一部を外方へ突出させて嵌合さ
れ、底部を枠部材31によって例えばネジなどの適宣手
段で固定されている。
【0016】不透明部分6の上端にも、クッションゴム
23へ当接するクッションゴム32が設けられている。
【0017】図4は図2のB−B線に沿うドアバイザ1
の拡大断面であり、アッパー部26と一体に設けられて
中空空間30内へ突出するクリップ部33が設けられ、
これに通電コード18が係止されている。なお、中空空
間30及びクリップ部33はドアバイザ1のほぼ全長に
わたって形成される。
【0018】次に、本実施例の作用を説明する。まず図
1に明らかなように、ドアバイザ1は前端部で電動式ド
アミラー4と一体であり、後端部でリヤバイザ8と連続
しているため、外観処理が容易かつ優れたものになり
つ空力特性も向上する。そのうへ外観上あたかも全体が
一体品のように見えるので、外観性が向上する。
【0019】また、電動式バックミラー4の通電コード
13並びに発光体5の通電コード18をそれぞれドアバ
イザ1内の中空空間30を利用して配線したので、外観
から見えなくなり、これらを設けても通電コード13及
び同18の処理に悩む必要がなく、この点でも外観処理
が容易になる。
【0020】また、ドアバイザ1の最上部にウィンカ式
の発光体5を設けたので、周囲からの被視認性が向上す
る。さらに、発光体5はドア開放警告灯として構成で
き、この場合には、ドアの開放と連動して点滅等させる
ようにすることができる。
【0021】また発光体5を太陽電池により夜間のみ点
滅する表示灯にすることもでき、この場合には、夜間の
駐車場等で自車の駐車位置を容易に確認できる。この場
合、切換えスイッチ19により電源を切換えて点灯させ
ることも可能である。
【0022】なお、本願の考案は前記実施例に限定され
ず種々に変更可能であり、例えば、ドアバイザ−1を一
体の電動式バックミラー4とともにドア2側でなく、車
体側へ取付けることもできる。
【0023】
【考案の効果】本考案に係る車両用ドアバイザは、前端
部で電動式バックミラーと一体にし、かつ最上部近傍に
発光体を設け、さらに内部の中空空間を利用して電動式
バックミラー及び発光体の通電コードを配線したので、
外観処理が容易になり、かつ電気部品を取付けても外観
性を良好に保つことができ、しかも発光体によって周囲
からの被視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の透視図
【図2】実施例の装着状態を示す外観斜視図
【図3】図2のA−A線に沿う要部のドア半開き状態に
おける拡大断面図
【図4】図2のB−B線に沿う要部の半開き状態拡大断
面図
【符号の説明】
1:ドアバイザ、2:ドア、3:窓ガラス、4:電動式
バックミラー、5:発光体、30:中空空間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の乗降口へ開閉自在に設けられたド
    アの縁部に対してその上部から前部までの範囲に取付け
    られるドアバイザにおいて、前端部に電動式バックミラ
    ーを一体に設け、かつ最上部近傍に発光体を取付けると
    ともに、電動式バックミラーと発光体に対する配線用の
    中空空間を内部に設けたことを特徴とする車両用ドアバ
    イザ。
JP1993041905U 1993-06-30 1993-06-30 車両用ドアバイザ Expired - Fee Related JP2593974Y2 (ja)

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JP2002240625A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Kyoichi Murata 自動車用ドアバイザー
JP2002240551A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Kyoichi Murata 自動車用サイドバイザー

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JPH075835U (ja) 1995-01-27

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