JPH0529806A - 分波合成装置 - Google Patents

分波合成装置

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Publication number
JPH0529806A
JPH0529806A JP17857791A JP17857791A JPH0529806A JP H0529806 A JPH0529806 A JP H0529806A JP 17857791 A JP17857791 A JP 17857791A JP 17857791 A JP17857791 A JP 17857791A JP H0529806 A JPH0529806 A JP H0529806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circulator
branching
input
circulators
demultiplexing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17857791A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Ikeda
明寛 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17857791A priority Critical patent/JPH0529806A/ja
Publication of JPH0529806A publication Critical patent/JPH0529806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】帯域通過フィルタの個数が増加しても、挿入損
の増を抑え、且つ良好な通過特性を容易に得られるよう
にする。 【構成】周波数f1〜f4の信号成分を分波するための
帯域通過フィルタ11〜14を、リアクタンス分岐回路
21の分岐端にそれぞれ接続する。またリアクタンス分
岐回路21の一方端を、サーキュレータ1の反射端1b
に接続する。同様に、周波数f5〜f8の信号成分を分
波するための帯域通過フィルタ15〜18を、リアクタ
ンス分岐回路22の分岐端にそれぞれ接続する。またリ
アクタンス分岐回路22の一方端を、サーキュレータ2
の反射端2bに接続する。サーキュレータ1の入力端1
aに信号を入力すると、帯域通過フィルタ11〜18を
介して分波された周波数f1〜f8の信号成分がそれぞ
れ得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分波合成装置に関し、特
にマイクロ波無線通信装置に適用する分波合成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の分波合成装置の第1の例は、図2
に示すように、縦続接続しているサーキュレータ31〜
38と、通過帯域が互いに異なる帯域通過フィルタ41
〜48とを組合せて構成している。また同図は、8個の
帯域通過フィルタを使用して分波装置として機能させる
場合を示しており、サーキュレータ31の入力端31a
に入力した信号は、サーキュレータ31〜38の各反射
端に接続された帯域通過フィルタ41〜48によって、
周波数f1〜f8の信号成分にそれぞれ分波される。
【0003】ここで、入力端31aに入力した信号の
内、周波数f1の信号成分は、サーキュレータ31の反
射端に接続された帯域通過フィルタ41を介して出力さ
れる。一方、周波数f1以外の信号成分は、帯域通過フ
ィルタ41によって反射され、サーキュレータ31から
32へ入力し、以下同様に分波される。
【0004】なお、合成装置として機能させる場合は、
各帯域通過フィルタ41〜48からそれぞれ信号を入力
し、サーキュレータ38の出力端から合成された信号を
取り出している。
【0005】また、従来の分波合成装置の第2の例とし
ては、図3に示すように、サーキュレータの代りにリア
クタンス分岐回路51を用いて構成している。リアクタ
ンス分岐回路51の分岐端には、帯域通過フィルタ41
〜48をそれぞれ接続している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分波合
成装置の第1の例では、サーキュレータを分波数に応じ
て多数使用するため、サーキュレータの通過損失により
挿入損が増大するという問題点がある。
【0007】もた、第2の例では、サーキュレータを使
用しないために、小型、低損失という利点があるが、し
かし、リアクタンス分岐回路は、各分岐端に接続される
帯域通過フィルタの反射位相特性により、他の帯域通過
フィルタの通過特性に影響を与えるため、帯域通過フィ
ルタの個数が8個程度に増加すると位相調整が非常に複
雑となり、良好な通過特性を得ることが困難になるとい
う問題点がある。
【0008】本発明の目的は、帯域通過フィルタの個数
が増加しても挿入損の増大を抑え、且つ良好な通過特性
を容易に得ることができる分波合成装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の分波合成装置
は、少なくとも入力端、反射端および出力端の3端子を
それぞれ有し、前記入力端と前記出力端とにより縦続接
続された複数のサーキュレータと;互いに異なる通過帯
域を有する複数の帯域通過フィルタと;前記複数のサー
キュレータのそれぞれの反射端に一方端が接続され、所
定数に分岐された他方端にそれぞれ前記帯域通過フィル
タが接続される複数のリアクタンス分岐回路とを備え;
前記縦続接続された複数のサーキュレータの内、初段の
サーキュレータの前記入力端に信号を入力し、前記複数
の帯域通過フィルタから分波された信号をそれぞれ取り
出すように構成される。また、前記複数の帯域通過フィ
ルタにそれぞれ信号を入力し、前記縦続接続された複数
のサーキュレータの内、最終段のサーキュレータの前記
出力端から合成された信号を取り出すように構成され
る。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、8個の帯域通過フィルタを使用して分波装置と
して機能させる場合を示している。
【0012】ここで、サーキュレータ1,2は、それぞ
れ入力端1a,2a、反射端1b,2b、および出力端
1c,2cを有しており、出力端1cと入力端2aとが
接続されて縦続接続されている。更に、出力端2cには
終端抵抗26が接続されている。
【0013】また、周波数f1〜f4の信号成分を分波
するための帯域通過フィルタ11〜14は、リアクタン
ス分岐回路21の分岐端にそれぞれ接続され、更にリア
クタンス分岐回路21の一方端は、サーキュレータ1の
反射端1bに接続されている。同様に、周波数f5〜f
8の信号成分を分波するための帯域通過フィルタ15〜
18は、リアクタンス分岐回路22の分岐端にそれぞれ
接続され、更にリアクタンス分岐回路22の一方端は、
サーキュレータ2の反射端2bに接続されている。
【0014】さて、サーキュレータ1の入力端1aに入
力した信号は、サーキュレータ1を通過してリアクタン
ス分岐回路21に入力する。ここで、周波数f1〜f4
の信号成分は、それぞれ帯域通過フィルタ11〜14を
介して分波される。一方、周波数f5〜f8の信号成分
は、帯域通過フィルタ11〜14によって反射されてサ
ーキュレータ1の反射端1bに戻ってくる。その後、サ
ーキュレータ2の入力端2aに入力し、リアクタンス分
岐回路22に入力する。ここで、周波数f5〜f48信
号成分は、それぞれ帯域通過フィルタ15〜18を介し
て分波される。
【0015】いま、サーキュレータの1通過当りの通過
損失を0.2dB、リアクタンス分岐回路の通過損失を
0.1dB、帯域通過フィルタの挿入損失を1dBとす
ると、周波数f8の信号成分に対する損失は、 0.2×3 + 0.1×3 + 1 =1.9dB (サーキュレータ) (リアクタンス分岐回路) (BPF) となる。
【0016】ところで、図2に示した従来の場合では、 となり、本実施例の分波合成装置の方が従来のものより
も損失が少ない。
【0017】なお、合成装置として機能させる場合は、
各帯域通過フィルタ11〜18からそれぞれ信号を入力
し、サーキュレータ2の出力端から合成された信号を取
り出すようにすればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サーキュ
レータとリアクタンス分岐回路とを対応させて設け、各
リアクタンス分岐回路に接続する帯域通過フィルタの数
を限定することにより、リアクタンス分岐回路の位相調
整が容易となり、良好な通過特性を得ることが可能とな
る。同時に、サーキュレータの使用数を低減できるの
で、挿入損は低減し、更に小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の分波合成装置の第1の例を示すブロック
図である。
【図3】従来の分波合成装置の第2の例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1,2 サーキュレータ 1a,2a 入力端 1b,2b 反射端 1c,2c 出力端 11〜18 帯域通過フィルタ 21,22 リアクタンス分岐回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも入力端、反射端および出力端
    の3端子をそれぞれ有し、前記入力端と前記出力端とに
    より縦続接続された複数のサーキュレータと;互いに異
    なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと;前記
    複数のサーキュレータのそれぞれの反射端に一方端が接
    続され、所定数に分岐された他方端にそれぞれ前記帯域
    通過フィルタが接続される複数のリアクタンス分岐回路
    とを備え;前記縦続接続された複数のサーキュレータの
    内、初段のサーキュレータの前記入力端に信号を入力
    し、前記複数の帯域通過フィルタから分波された信号を
    それぞれ取り出すことを特徴とする分波合成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分波合成装置において、
    前記複数の帯域通過フィルタにそれぞれ信号を入力し、
    前記縦続接続された複数のサーキュレータの内、最終段
    のサーキュレータの前記出力端から合成された信号を取
    り出すことを特徴とする分波合成装置。
JP17857791A 1991-07-19 1991-07-19 分波合成装置 Pending JPH0529806A (ja)

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JP17857791A JPH0529806A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 分波合成装置

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JP17857791A JPH0529806A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 分波合成装置

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JPH0529806A true JPH0529806A (ja) 1993-02-05

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ID=16050909

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JP17857791A Pending JPH0529806A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 分波合成装置

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Cited By (2)

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EP0633621A1 (de) * 1993-07-08 1995-01-11 Siemens Aktiengesellschaft Antennen-Filter-Combiner
JP2023529106A (ja) * 2020-06-04 2023-07-07 レイセオン カンパニー 非可逆サーキュレータを用いた再構成可能な広帯域な高周波フィルタ

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JPS57204603A (en) * 1981-06-12 1982-12-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Branch coupler
JPS58200636A (ja) * 1982-05-19 1983-11-22 Toshiba Corp 分岐「ろ」波装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970218