JPH05297812A - 高速多色表示装置 - Google Patents

高速多色表示装置

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Publication number
JPH05297812A
JPH05297812A JP12801092A JP12801092A JPH05297812A JP H05297812 A JPH05297812 A JP H05297812A JP 12801092 A JP12801092 A JP 12801092A JP 12801092 A JP12801092 A JP 12801092A JP H05297812 A JPH05297812 A JP H05297812A
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JP
Japan
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magnet
stator
coils
rotation
color display
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Application number
JP12801092A
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English (en)
Inventor
Tadahiko Nakagiri
忠彦 中桐
Kazuo Teramoto
一雄 寺本
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T I SHII SHICHIZUN KK
TIC CITIZEN KK
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
T I SHII SHICHIZUN KK
TIC CITIZEN KK
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多色表示装置のモータの動作を高速かつ確実に
すること。 【構成】コイルに加える駆動パルスを加速パルスと制動
パルスで構成し、磁石を取り囲む4個のステータ間のギ
ャップを狭めて、ステータによる磁石の自己保持力を極
小にすることにより、90°あるいは180°の回転の
加速、制動時間を短くするとともに、ステータ形状や加
速パルスの選択によって、180°の回転の際に回転方
向が定まるようにする。また、回転体の運動をコイルの
誘起電圧で検出することにより、動作不良時に再駆動パ
ルスを与える。 【効果】簡潔な構造と駆動方法によって、多色表示装置
が小電力で高速に動作し、動画表示が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば広告用表示板
あるいは交通機関の案内表示板等において、テレビ画像
等の動画表示を行うことのできる高速多色表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、先に特願平3−15
8374号により多色大型表示装置を提案した。図13
はその実施例の断面図、図14は平面図である。これは
赤、緑、青、白等それぞれ別の色を塗った4個の表示面
を持つ色表示体103に、回転軸511と永久磁石50
9を固定して回転子とし、前記回転軸の回りに4個の磁
芯507と励磁コイル506A〜Dからなる電磁石を配
置して固定子とし、電磁石に通電することにより色表示
体が回転するステップモータ構造の表示素子である。図
15はそのような表示素子のコイルの結線図、図16は
コイルの駆動回路図、図17は動作の説明図であるが、
以上の図面はいずれも前記の出願に記載されているもの
であり、ここでは説明を省略する。該出願はさらに、こ
のような表示素子を複数個、格子状に配置したものを表
示の単位面積ブロックとすることにより、多様な色表示
を行うことを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような多色表示
装置において、ステップモータの動作速度が低いと、テ
レビ画像や高速流れ文字等を表示することができない。
この発明の主たる目的は、動作の速いステップモータを
実現することによって高速の色切り替えを可能にし、誤
動作がなく、低消費電力で、構成簡潔な低コストの高速
多色表示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、前記
の特許出願に示したような4極のステップモータのコイ
ルに与える駆動パルスを、加速パルスと制動パルスで構
成することにより回転子の動作時間を短縮する。両パル
スの間に中間部の波形を設ければ、この区間の回転子の
消費電力の節減となる。
【0005】また本発明では、ステータ相互およびステ
ータと磁石のギャップを小さくして、通常のステップモ
ータの特徴である回転子の自己保持力をゼロに近づける
とともに、回転部の軸受け摩擦等による回転抵抗を利用
して、自己保持作用による回転力と平衡させ、回転子の
制動段階での振動を抑えることにより、高速駆動を可能
にする。
【0006】また本発明では、ステータの一端を特別の
形状にしてステータ間に磁気的な不平衡を生じさせ、1
80°回転の駆動に対して、回転方向を一方向に規制す
る。
【0007】また本発明では、180°の回転のために
2組のコイルに与える駆動パルスに、位相差、電圧差ま
たは波形差等を設けることにより、回転方向を決定して
180°の回転を確実にする。
【0008】また本発明では、180°の回転に対し
て、まず各コイルに90°回転のパルスを与え、回転子
の90°回転に続いてさらに同方向の90°回転パルス
を与えることにより、180°の回転を高速に行う。
【0009】また本発明では、駆動コイルまたは追加し
て設けた検出コイルに生じる逆起電力によって、回転子
の回転動作を検出し、これに応じて制動パルスを発生さ
せ回転子を短時間に停止する。
【0010】また本発明では、回転子の動作もれや停止
位置違いを上記の逆起電力によって検出し、再度駆動パ
ルスを与えて動作を修正する。
【0011】
【作用】上記の各手段を単独または組み合わせて用いれ
ば、高速で正確に動作するステップモータが得られる。
これによって表示装置の高速色切り替えが可能になり、
案内表示の流れ文字を滲みの少ない鮮明な表示で移動さ
せたり、テレビ等で必要とする1フレームの時間内に切
り替えを行って、映画と同等の動画像を得ることができ
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の対象である多色表示装置の分
解斜視図である。磁性材料の地板111から4本の磁芯
112が立ち上がり、各磁芯の上端にそれぞれステータ
113が結合され、磁石ギャップ114と4箇所のステ
ータギャップ115をもって磁石116を取り囲んでい
る。磁芯112にはそれぞれコイル117、118、1
19、120が巻かれており、互いに向き合うステータ
のコイル117と118、119と120が直列に接続
されて2組のコイル群をなしており、コイル端子121
と122、123と124にそれぞれ独立した駆動パル
スが与えられる。磁石116には回転軸125が固定さ
れ、回転軸125の上端がステータ枠126の軸受け穴
127を通って上方に突き出した部分に、色表示体12
8が中心穴129で押し込まれて固定される。色表示体
128の円筒面は、円筒軸に平行に例えば4色に塗り分
けられており、磁石116と一体に回転するので、横か
ら見れば4色に切り替わる。ステータ枠126は、4個
のステータ113を位置決めして保持するプラスチック
枠で、本図では分かり易くするため、ステータ枠126
と色表示体128を上方に持ち上げて描いてあるが、組
み立てられた状態では、磁石116はステータ枠126
の内部で回転するのであり、ステータ枠126や、磁芯
112にコイル117〜120を巻いた電磁石部は、色
表示体128の内側に納まってステップモータを構成し
ている。
【0013】図2はステップモータの磁石とステータの
状態を示す説明図で、図2(A)の磁石116のN、S
極は、4個のステータ113a、b、c、dを図示の極
性で励磁することにより、安定状態を保っている。この
状態から磁石116を左に90°回転させるためには、
4個のステータを図2(B)に示す極性に励磁する。
【0014】図3は図2のステップモータの動作の説明
図で、従来用いられてきた駆動波形と磁石の回転状態を
示す。ステータの極性が図2(A)から図2(B)の状
態に移るよう、前記の2組のコイルをそれぞれ単パルス
141のような電圧で駆動し、磁石116のN極が図2
(A)におけるステータギャップ115による保持トル
クを外れて、約45°左の132位置まで回転できるエ
ネルギーを与えれば、その後は慣性で回転して90°左
の位置133に達する。ステータギャップ115が磁石
ギャップ114に比べてある程度広い時、磁石116の
N極は図2(A)のごとくステータギャップ115の位
置すなわち131の方向で安定するが、ステータギャッ
プ115がさらに広くなって、ステータの円弧長が図2
のものの半分ぐらいになると、磁石116のN極はステ
ータ中央の132方向が安定点となる。図3の曲線14
2は駆動パルス141に対する磁石116の回転速度
(左回転が正)を示しており、駆動パルス141が加わ
ると、N極は加速されて回転が始まり、駆動パルス14
1が消えても磁石116や色表示体128の慣性のた
め、速度波形142に示されるごとく回転が続き、90
°回転して位置133に達した時には、この位置のステ
ータギャップの引き込み力も加わって最大速度になって
いる。この時には、駆動パルス141は消えているか
ら、磁石116のN極は慣性のため図2(B)の134
の位置まで行き過ぎ、位置133を中心に速度曲線14
2のように減衰振動を行う。このような従来の駆動方法
は低消費電力の点では好ましいが、振動状態があるた
め、高速動画用としては不向きである。
【0015】図4は本発明の駆動波形によるステップモ
ータ動作の説明図である。加速パルス143の後に制動
パルス144を設けることにより、図3に比べ短時間で
振動状態を収めて停止することができる。電圧波形14
5の部分では駆動電圧を下げるが、駆動電圧をゼロにし
ても磁石116と表示体128の慣性によって回転する
ので、低消電であるとともに、制動パルス144で急速
に停止状態に持って行くことができる。ゼロ電圧波形部
145を設ければ回転部はその間加速されないから、制
動パルス144の電力を小さく押さえられる。駆動波形
の極性は、図2(A)のステータの極性を図2(B)の
状態にするものであり、加速パルス143と制動パルス
144は極性が同じである。
【0016】図5は従来のステップモータのステータと
磁石の関係を示す。磁石116は、ステータ113a、
b、c、dとの関係で生じる自己保持力によって決まる
停止位置を取る。図5(A)ではステータギャップ11
5が磁石ギャップ114に比べて広いため、自己保持力
による磁石116のN極の停止位置は、ステータギャッ
プ115の中央に当たる位置である。図5(B)では、
ステータ相互間のギャップが図5(A)のものよりも広
いため、自己保持力による磁石116の磁極の停止位置
は、ステータギャップの位置でなく、ステータ113
a、b、c、d等に向き合う位置になる。
【0017】図6は、本発明によるステータと磁石の関
係を示す。通常、ステップモータにおいては、ステータ
による磁石の自己保持力を生じているのが特徴である
が、図6のごとく、ステータギャップ115を磁石ギャ
ップ114にほぼ等しいかそれ以下にすることにより、
自己保持力が極小化して、図4で述べた加速パルスと制
動パルスをさらに有効に働かせる構造になる。ステータ
ギャップ115と磁石ギャップ114を極限まで狭くす
ると、自己保持力が小さくなる一方、加速と制動が最も
効率よく作用する状態になるのは明らかで、極めて好都
合である。表示装置を風防機能のあるケースに納めるな
どして、風等の外乱による不時の回転を防ぐ場合には、
自己保持作用は必要ない。自己保持力を小さくしてよい
なら、図4の加速パルス143の電力を小さくしても大
きな加速ができる。また、加速パルスの電力が小さいこ
と、自己保持力に起因する磁石116の振動が少ないこ
とによって、制動パルスの電力も小さくでき、回転と停
止を高速にして、画像ぶれの少ない高画質の表示が得ら
れる。しかし、ステータギャップ115を小さくして
も、ギャップがある限りは自己保持力は完全には消滅し
ない。そこで本発明では、ある程度、摩擦による回転抵
抗を生じさせ、これを自己保持力による回転子の振動の
抑制に用いる。すなわち図1にて、回転軸125の軸受
け部の径を大きくして、回転子の重量による軸受け摩擦
を増したり、断面的に見た磁石116とステータ113
の高さ関係を若干食い違わせておいて、ステータ113
から磁石116に対して生じる軸方向の磁気吸引力によ
り、回転軸125の肩部を軸受け穴周辺に押しつけて摩
擦を増したり、または制動部材として小さな板ばねを設
けて回転軸125に接触させ、回転軸125が径方向ま
たは軸方向に押されて摩擦を生じることにより、自己保
持作用による回転子の復元力とこれらの摩擦による回転
抵抗を平衡させる。回転抵抗は本来、モータ効率の低下
要因であるが、このように利用するならば、回転子の制
動段階での振動を防いで、動画表示に必要な高速動作を
行わせることができる。
【0018】図7は、本発明の駆動波形によるステップ
モータ動作の他の実施例である。ここでは、図4におけ
る加速パルス143と制動パルス144の間のゼロ電圧
波形145を取り去った駆動波形を用いる。この方法に
よれば、従来、磁石116が図2(B)の132の位置
まで回転した時に終わらせていた加速パルス143を、
磁石116の回転が133位置に達するまで加速電圧1
45’として継続し、その後は制動電圧144’として
与えることにより、最も短時間に回転を完了させること
がでできる。この場合、回転動作を確実にするため、制
動電圧144’の部分は、回転運動が完全に停止するま
で継続することが好ましい。本図の駆動波形は、自己保
持力を小さくした図6のステップモータ構造と併用すれ
ば、さらに有効である。
【0019】図8は本発明によるステータの構造であ
り、ステータ155a、b、c、dの一端に凹部156
を設けてある。この凹部を設けたことにより、磁石11
6を180°回転させる場合に、その回転方向を一方向
に規制することができる。つまり、磁石116のN極が
S極の位置まで回転する時、凹部がないと左右の回転力
がバランスして方向付けされないため、回転が起こらな
いまま駆動パルスが終わってしまうことがある。図8の
構造では、凹部があることによって、磁石116のN極
が受ける左方向の回転力(矢印157)が右方向への回
転力よりも強くなり、磁石116は左に回転してN極が
S極の位置に達する。このように、ステータ端部の形状
によって予め磁気的な不平衡を生じさせておくことで、
磁石116が180°回転する場合の回転方向を定め
る。
【0020】図9は、同じく180°回転させるための
ステータの磁気的不平衡を、駆動波形によって与える方
法である。パルス波形161を、先の図2(A)のステ
ータ113a、113cのコイルに加え、パルス波形1
62をステータ113b、113dのコイルに加える。
パルス波形161と162には位相差165が設けてあ
り、上記2組のコイルは時間差駆動されることによっ
て、それぞれのステータに磁気的な不平衡が生じ、図8
の場合と同じような効果が得られる。一方のコイル端子
に加える駆動波形と他方のコイル端子に加える駆動波形
の違いによって、パルスの立ち上がりの際に何らかの磁
気的不平衡を生じればよいから、上記のような位相差の
ほかにも、一方のコイルの駆動波形161に対して他方
のコイルの駆動波形163に振動波形部166を設けた
り、他方のコイルの駆動波形164の電圧168を駆動
波形161の電圧167より小さくしたり、さらにこれ
らを組み合わせたりすることによって、180°の回転
を方向を定めて確実に行うことができる。
【0021】図10は本発明において、モータの180
°の駆動を90°づつ2回に分けて行う場合の駆動波形
を示す。駆動波形171は、図2(A)のステータ11
3a、b、c、dの駆動コイルに90°回転用として同
時に与えられ、磁石116のN極が図2(A)の位置1
31から90°左の位置133まで、図7の場合と同様
に回転する。この運動を図10の速度波形の実線部17
2で示す。続いて各コイル端子には、後半の90°の駆
動パルス173を所要の極性に切り替えて加える。その
場合の運動を速度波形の破線部174で示してある。1
80°回転した位置175(図2(B))に達するまで
引き続き加速されるので、回転速度は図に見るようにさ
らに上昇し、前半の90°までの到達時間176の約半
分の時間177で、後半の90°の回転を終了する。こ
の後、停止までの時間178には、パルス173は図7
の場合と同様に、制動パルスとして作用する。この方法
によれば、最も短い動作時間で180°回転する。
【0022】図11(A)、(B)は、モータの磁芯に
検出コイルを設けた構造と、その場合の駆動パルスおよ
び磁石の動作状態である。図11(A)に示すように、
モータの磁芯112に、駆動コイル117〜120のほ
か、検出コイル181〜184を設ける。図11(B)
において、駆動波形185が消えた後、磁石116が慣
性で回転を続けてから振動を繰り返す様子が、速度波形
186に見られる。磁石116の運動に伴う磁界の変化
によって、検出コイル181〜184に誘起電圧187
が生じる。誘起電圧187は駆動波形185と速度波形
186に比例して生じるので、これを駆動時間188の
部分を除いて電圧増幅した波形189を、制動パルスと
して駆動コイル117〜120に加える。増幅度を任意
に選ぶことにより、例えば破線190に示すごとく、適
切な振幅の制動パルスにすることができる。また、本実
施例では4個の検出コイルを用いたが、1個でもよく、
また、検出コイルでなく駆動コイル自体の逆起電圧を切
り替えて使用してもよいが、その場合は、振動周期を予
め測定して特定しておく必要がある。
【0023】図12は、上記のようにして検出した逆起
電圧によってモータ動作を確認し、動作に異常があった
場合に修正用の駆動パルスを与える駆動方法のブロック
図である。手順191で誘起電圧を検出し、手順192
でモータが確実に動作したかどうかを判定し、駆動に失
敗して回転しなかったなど動作が正常でなかった場合、
手順193で修正用の駆動パルスをモータ194に与
え、再びコイルの誘起電圧をチェックすることができ
る。
【0024】
【発明の効果】この発明の構成によれば、ステップモー
タを高速に回転させ、確実に所定の位置に停止させるこ
とができる。これはモータと同軸に表示体を取り付けて
色切り替えを行うことが、テレビ等の動画用として使用
できるものであることを意味し、ドットマトリクスの混
色効果を用いる高速多色表示装置に最も適した構成であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とする多色表示装置の分解斜視図
である。
【図2】ステップモータの磁石とステータを示す図であ
る。
【図3】従来の駆動波形によるステップモータの動作説
明図である。
【図4】本発明の駆動波形によるステップモータの動作
説明図である。
【図5】従来のステップモータの磁石とステータを示す
図である。
【図6】本発明のステップモータの磁石とステータを示
す図である。
【図7】本発明の他の駆動波形によるステップモータの
動作説明図である。
【図8】本発明のステップモータの磁石とステータを示
す図である。
【図9】180°の回転を、回転方向を定めて行う駆動
波形の図である。
【図10】180°の回転を、90°づつ2度に行う駆
動波形の図である。
【図11】検出コイルを設けたモータとその動作説明図
である。
【図12】本発明の駆動方法のブロック図である。
【図13】従来の表示素子の断面図である。
【図14】図13の表示素子の平面図である。
【図15】図13の表示素子のコイルの結線図である。
【図16】図13の表示素子のコイルの駆動回路図であ
る。
【図17】図13の表示素子の動作の説明図である。
【符号の説明】
111 地板 112 磁芯 113 ステータ 114 磁石ギャップ 115 ステータギャップ 116 磁石 117〜120 コイル 142、146、146’、172、174、186
速度波形 143 加速パルス 144 制動パルス 181〜184 検出コイル 189 制動電圧

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 前記複数のコイルに加える駆動波形を加速パルスと制動
    パルスで構成したことを特徴とする高速多色表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高速多色表示装置にお
    いて、 加速パルスと制動パルスの間に低駆動またはゼロ駆動の
    中間部を設けたことを特徴とする高速多色表示装置。
  3. 【請求項3】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 各ステータ間のギャップを前記磁石−ステータ間のギャ
    ップと同等またはそれ以下にすることにより、ステータ
    による磁石の自己保持力を小さくするとともに、回転軸
    の軸受け摩擦による回転抵抗または制動部材を設けるこ
    とにより作り出した回転抵抗が、該自己保持力による回
    転力とほぼ平衡するごとく構成したことを特徴とする高
    速多色表示装置。
  4. 【請求項4】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 前記各ステータの一端に凹部を設けることにより、ステ
    ータ間に磁気的な不平衡を生じさせ、前記磁石の180
    °回転に対して回転方向を一方向に規制したことを特徴
    とする高速多色表示装置。
  5. 【請求項5】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 前記複数のコイルの一方の組に加える駆動波形の立ち上
    がり部を、他方の組のものより位相的に遅らせるか、ま
    たは電力的に小さくすることにより、前記磁石の180
    °回転に対して回転方向を一方向に規制したことを特徴
    とする高速多色表示装置。
  6. 【請求項6】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 前記複数のコイルに加える180°回転の駆動波形を、
    第一の90°回転の駆動波形と第二の90°回転の駆動
    波形に区分して構成したことを特徴とする高速多色表示
    装置。
  7. 【請求項7】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 前記ステータの駆動コイルにより、または前記ステータ
    に検出コイルを設けることにより、前記磁石の運動によ
    る磁界の変化に伴う誘起電圧を検出、増幅した波形を、
    制動パルスとして前記コイルに加えることを特徴とする
    高速多色表示装置。
  8. 【請求項8】 磁石と多色に塗り分けた色表示体を回転
    軸に固定し、複数の磁芯とコイルとステータを前記磁石
    の周囲に配置してなるモータによって色表示を行う多色
    表示装置において、 前記ステータの駆動コイルにより、または前記ステータ
    に検出コイルを設けることにより、前記磁石の運動によ
    る磁界の変化に伴う誘起電圧を観測してモータの誤動作
    を検出し、前記コイルに再駆動パルスを与えることを特
    徴とする高速多色表示装置。
JP12801092A 1992-04-22 1992-04-22 高速多色表示装置 Pending JPH05297812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12801092A JPH05297812A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 高速多色表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12801092A JPH05297812A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 高速多色表示装置

Publications (1)

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JPH05297812A true JPH05297812A (ja) 1993-11-12

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