JPH05296542A - 空気調和機の中継通信装置 - Google Patents
空気調和機の中継通信装置Info
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- JPH05296542A JPH05296542A JP4100856A JP10085692A JPH05296542A JP H05296542 A JPH05296542 A JP H05296542A JP 4100856 A JP4100856 A JP 4100856A JP 10085692 A JP10085692 A JP 10085692A JP H05296542 A JPH05296542 A JP H05296542A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空気調和機の伝送路に挿入し、２
系統に分離された伝送路を結ぶための中継通信装置で、
２系統の伝送路上の通信データの中継を行う際の相手側
への通信データの受け渡しを容易に行い、伝送路上の接
続機器が運転状態を的確に把握することができることを
目的とする。 【構成】 本発明の空気調和機の中継通信装置は、伝送
路上の通信において受信を行う第１の受信手段Ｃ１１
と、送信を行う第１の送信手段Ｃ１２と、伝送路１の送
受信号の処理を行う第１ＣＰＵＣ１０と、伝送路２上の
通信において受信を行う第２の受信手段Ｃ２１と、送信
を行う第２の送信手段Ｃ２２と、伝送路２の送受信を行
う第２ＣＰＵＣ２０と、第１のＣＰＵＣ１０と第２ＣＰ
ＵＣ２０とに接続され、両ＣＰＵＣ１０、Ｃ２０から通
信データの読み書きが可能な中継メモリーＣ３０を備え
る。
系統に分離された伝送路を結ぶための中継通信装置で、
２系統の伝送路上の通信データの中継を行う際の相手側
への通信データの受け渡しを容易に行い、伝送路上の接
続機器が運転状態を的確に把握することができることを
目的とする。 【構成】 本発明の空気調和機の中継通信装置は、伝送
路上の通信において受信を行う第１の受信手段Ｃ１１
と、送信を行う第１の送信手段Ｃ１２と、伝送路１の送
受信号の処理を行う第１ＣＰＵＣ１０と、伝送路２上の
通信において受信を行う第２の受信手段Ｃ２１と、送信
を行う第２の送信手段Ｃ２２と、伝送路２の送受信を行
う第２ＣＰＵＣ２０と、第１のＣＰＵＣ１０と第２ＣＰ
ＵＣ２０とに接続され、両ＣＰＵＣ１０、Ｃ２０から通
信データの読み書きが可能な中継メモリーＣ３０を備え
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の伝送路に挿
入し、２系統に分離された伝送路を結ぶための中継通信
装置に関する。
入し、２系統に分離された伝送路を結ぶための中継通信
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、機器間での協調制御を行うための
伝送路において、伝送路上の接続機器の増設、伝送路の
距離の延長を行う場合や、通信方式の異なる伝送路を結
び付ける場合に、２つの伝送路を接続するための中継通
信装置が提案されている（例えば、特開昭６３−１２３
２４０号公報）。
伝送路において、伝送路上の接続機器の増設、伝送路の
距離の延長を行う場合や、通信方式の異なる伝送路を結
び付ける場合に、２つの伝送路を接続するための中継通
信装置が提案されている（例えば、特開昭６３−１２３
２４０号公報）。
【０００３】以下、この従来の中継通信装置を用いて構
成された空気調和機について説明する。図５は従来の空
気調和機である。Ａは伝送路１上の第１の空気調和機、
Ｂは伝送路２上の第２の空気調和機、Ａ１１、Ａ１２は
第１の空気調和機Ａ側の室内機、Ａ１３は室外機であ
る。Ａ２１、Ａ２２は第２の空気調和機Ｂ側の室内機、
Ａ２３は室外機である。
成された空気調和機について説明する。図５は従来の空
気調和機である。Ａは伝送路１上の第１の空気調和機、
Ｂは伝送路２上の第２の空気調和機、Ａ１１、Ａ１２は
第１の空気調和機Ａ側の室内機、Ａ１３は室外機であ
る。Ａ２１、Ａ２２は第２の空気調和機Ｂ側の室内機、
Ａ２３は室外機である。
【０００４】Ｄは第１の空気調和機Ａと第２の空気調和
機Ｂを接続する従来の中継通信装置であり、室内機Ａ１
１，Ａ１２，室外機Ａ１３は伝送路１に接続され、室内
機Ａ２１，Ａ２２，室外機Ａ２３は伝送路２に接続され
ている。伝送路１，２は中継通信装置Ｄと接続されてい
る。Ａ３１はこの空気調和機のシステムを一括に制御す
る集中制御装置であり、伝送路１に接続されている。
機Ｂを接続する従来の中継通信装置であり、室内機Ａ１
１，Ａ１２，室外機Ａ１３は伝送路１に接続され、室内
機Ａ２１，Ａ２２，室外機Ａ２３は伝送路２に接続され
ている。伝送路１，２は中継通信装置Ｄと接続されてい
る。Ａ３１はこの空気調和機のシステムを一括に制御す
る集中制御装置であり、伝送路１に接続されている。
【０００５】図６は図５における中継通信装置Ｄの回路
ブロック図を示す。図においてＤ１１は第１の空気調和
機Ａ側との通信において受信を行う第１受信手段で、Ｄ
１２は送信を行う第１送信手段である。Ｄ２１は第２の
空気調和機Ｂ側との通信において受信を行う第２受信手
段で、Ｄ２２は送信を行う第２送信手段である。Ｄ３０
は第１と第２送信および受信の手段Ｄ１１，Ｄ１２，Ｄ
２１，Ｄ２２を接続する交換手段でＣＰＵにより構成さ
れており、第１受信手段Ｄ１１からの信号は第２送信手
段Ｄ２２に接続されており、第２受信手段Ｄ２１からの
信号は第１送信手段Ｄ１２に接続されており、互いに交
換手段で交差した配線となっている。
ブロック図を示す。図においてＤ１１は第１の空気調和
機Ａ側との通信において受信を行う第１受信手段で、Ｄ
１２は送信を行う第１送信手段である。Ｄ２１は第２の
空気調和機Ｂ側との通信において受信を行う第２受信手
段で、Ｄ２２は送信を行う第２送信手段である。Ｄ３０
は第１と第２送信および受信の手段Ｄ１１，Ｄ１２，Ｄ
２１，Ｄ２２を接続する交換手段でＣＰＵにより構成さ
れており、第１受信手段Ｄ１１からの信号は第２送信手
段Ｄ２２に接続されており、第２受信手段Ｄ２１からの
信号は第１送信手段Ｄ１２に接続されており、互いに交
換手段で交差した配線となっている。
【０００６】このような構成の中継通信装置Ｄを用い
て、実際に第１の空気調和機Ａの伝送路１上の通信デー
タは、第１受信手段Ｄ１１から交換手段Ｄ３０入力され
ると、その通信データは第２送信手段Ｄ２２により伝送
路２上に送信される。また、第２の空気調和機Ｂの伝送
路２上の通信データは、第２受信手段Ｄ２１から交換手
段Ｄ３０を経由て、第１送信手段Ｄ１２により伝送路１
上に送信されるのである。
て、実際に第１の空気調和機Ａの伝送路１上の通信デー
タは、第１受信手段Ｄ１１から交換手段Ｄ３０入力され
ると、その通信データは第２送信手段Ｄ２２により伝送
路２上に送信される。また、第２の空気調和機Ｂの伝送
路２上の通信データは、第２受信手段Ｄ２１から交換手
段Ｄ３０を経由て、第１送信手段Ｄ１２により伝送路１
上に送信されるのである。
【０００７】この場合、伝送路１上の通信データと伝送
路２上の通信データのデータ構成や内容が同じ場合であ
れば良いが、異なる場合は、一方の伝送路から他方の伝
送路に送信する場合は、通信データのデータ構成や内容
を他方の伝送路上のデータに変換しなくては成らない。
この変換をする際は、交換手段Ｄ３０は受信した通信デ
ータを他方の伝送路上の通信データに直接変換し、その
送信手段を介して送信していた。
路２上の通信データのデータ構成や内容が同じ場合であ
れば良いが、異なる場合は、一方の伝送路から他方の伝
送路に送信する場合は、通信データのデータ構成や内容
を他方の伝送路上のデータに変換しなくては成らない。
この変換をする際は、交換手段Ｄ３０は受信した通信デ
ータを他方の伝送路上の通信データに直接変換し、その
送信手段を介して送信していた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和機の中継通信装置では、伝送路１又は伝送路
２上の通信データのデータ構成が、一方が変わるたび
に、交換手段Ｄ３０の処理内容を変えなければならない
という問題点があった。
の空気調和機の中継通信装置では、伝送路１又は伝送路
２上の通信データのデータ構成が、一方が変わるたび
に、交換手段Ｄ３０の処理内容を変えなければならない
という問題点があった。
【０００９】本発明は、上記課題を鑑み、空気調和機の
伝送路に挿入し、２系統に分離された伝送路を結ぶため
の中継通信装置で、２系統の伝送路上の通信データの中
継を行う際の相手側への通信データの受け渡しを容易に
行い、伝送路上の接続機器が運転状態を的確に把握する
ことができることを目的とする。
伝送路に挿入し、２系統に分離された伝送路を結ぶため
の中継通信装置で、２系統の伝送路上の通信データの中
継を行う際の相手側への通信データの受け渡しを容易に
行い、伝送路上の接続機器が運転状態を的確に把握する
ことができることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の空気調和機の中継送信装置は、送受信手段
を有する複数台の室内機と、室外機と、集中制御装置が
１つの伝送線にて接続されている空気調和機で、前記伝
送路を第１の伝送路と第２の伝送路を分離し、前記第１
の伝送路と前記第２の伝送路間で通信データの交換を行
う中継通信装置であって、前記第１の伝送路と接続し、
伝送路上で信号を送受信するための第１送受信手段と、
前記第１送受信手段と接続され送受信号を処理する第１
ＣＰＵと、前記第２の伝送路と接続し、伝送路上で信号
を送受信をするための第２送受信手段と、前記第２送受
信手段と接続され送受信号を処理する第２ＣＰＵと、前
記第１ＣＰＵと前記第２ＣＰＵとに接続され、両ＣＰＵ
から通信データの読み書きが可能な中継メモリーとから
なり、前記第１の伝送路と前記第２の伝送路間で通信デ
ータを交換する場合において、前記第１の伝送路から前
記第２の伝送路に通信データを交換する際、前記第１送
受信手段から受信した信号を前記第１ＣＰＵは受信デー
タを前記第１ＣＰＵと前記第２ＣＰＵの両方で共通に解
読可能な中間データに変換し、そのデータを前記中継メ
モリーに書き込み、その書き込まれた中間データを前記
第２ＣＰＵが読み、前記第２の伝送路上の信号に合う様
に変換し前記第２送受信手段より信号を送信し、また、
前記第２の伝送路から前記第１の伝送路に通信データを
交換するときも同様にして行うように構成したのであ
る。
に、本発明の空気調和機の中継送信装置は、送受信手段
を有する複数台の室内機と、室外機と、集中制御装置が
１つの伝送線にて接続されている空気調和機で、前記伝
送路を第１の伝送路と第２の伝送路を分離し、前記第１
の伝送路と前記第２の伝送路間で通信データの交換を行
う中継通信装置であって、前記第１の伝送路と接続し、
伝送路上で信号を送受信するための第１送受信手段と、
前記第１送受信手段と接続され送受信号を処理する第１
ＣＰＵと、前記第２の伝送路と接続し、伝送路上で信号
を送受信をするための第２送受信手段と、前記第２送受
信手段と接続され送受信号を処理する第２ＣＰＵと、前
記第１ＣＰＵと前記第２ＣＰＵとに接続され、両ＣＰＵ
から通信データの読み書きが可能な中継メモリーとから
なり、前記第１の伝送路と前記第２の伝送路間で通信デ
ータを交換する場合において、前記第１の伝送路から前
記第２の伝送路に通信データを交換する際、前記第１送
受信手段から受信した信号を前記第１ＣＰＵは受信デー
タを前記第１ＣＰＵと前記第２ＣＰＵの両方で共通に解
読可能な中間データに変換し、そのデータを前記中継メ
モリーに書き込み、その書き込まれた中間データを前記
第２ＣＰＵが読み、前記第２の伝送路上の信号に合う様
に変換し前記第２送受信手段より信号を送信し、また、
前記第２の伝送路から前記第１の伝送路に通信データを
交換するときも同様にして行うように構成したのであ
る。
【００１１】また、さらに中継送信装置が、中継メモリ
ーのデータ構成を伝送路の室内機、室外機、集中制御装
置の各機器ごとに割り当てるように構成したのである。
ーのデータ構成を伝送路の室内機、室外機、集中制御装
置の各機器ごとに割り当てるように構成したのである。
【００１２】また、さらに中継通信装置が、伝送路の室
内機、室外機、集中制御装置の各機器ごとに割り当てら
れた中継メモリーのデータを定期的に伝送線上に通信す
るように構成したのである。
内機、室外機、集中制御装置の各機器ごとに割り当てら
れた中継メモリーのデータを定期的に伝送線上に通信す
るように構成したのである。
【００１３】
【作用】上記構成により、中継通信装置は第１の空気調
和機の伝送路上の通信データを第２の空気調和機の伝送
路上に交換を行う際に、第１送受信手段から受信した信
号を第１ＣＰＵは受信データを１度中継データに変換
し、そのデータをメモリーに書き込み、そのデータを第
２ＣＰＵが読み、第２の伝送路上の信号に合う様に変換
し、第２送受信手段より信号を送信する。また、第２の
伝送路から第１の伝送路に通信データを交換するときも
同様にして行うのである。
和機の伝送路上の通信データを第２の空気調和機の伝送
路上に交換を行う際に、第１送受信手段から受信した信
号を第１ＣＰＵは受信データを１度中継データに変換
し、そのデータをメモリーに書き込み、そのデータを第
２ＣＰＵが読み、第２の伝送路上の信号に合う様に変換
し、第２送受信手段より信号を送信する。また、第２の
伝送路から第１の伝送路に通信データを交換するときも
同様にして行うのである。
【００１４】これにより、第１の伝送路又は第２の伝送
路上の通信データのデータフレームの構成が変わった場
合は、変わった伝送路のＣＰＵの処理を変えるだけで良
く、変化していない側のＣＰＵは従来のままでよいので
ある。
路上の通信データのデータフレームの構成が変わった場
合は、変わった伝送路のＣＰＵの処理を変えるだけで良
く、変化していない側のＣＰＵは従来のままでよいので
ある。
【００１５】また、中継メモリーのデータ構成を伝送路
の室内機、室外機、集中制御装置の各機器ごとに割り当
てることにより、送信を必要とする機器が容易に判別さ
れる。
の室内機、室外機、集中制御装置の各機器ごとに割り当
てることにより、送信を必要とする機器が容易に判別さ
れる。
【００１６】さらに、中継メモリーのデータを定期的に
伝送線上に通信することにより、伝送路上の室内機、室
外機、集中制御装置の各機器の状態を各接続機器が容易
に把握することが出来るので、例えば、室内機、室外機
の運転状態と、集中制御装置内の各室内機の運転状態が
異なるということが無くなるのである。
伝送線上に通信することにより、伝送路上の室内機、室
外機、集中制御装置の各機器の状態を各接続機器が容易
に把握することが出来るので、例えば、室内機、室外機
の運転状態と、集中制御装置内の各室内機の運転状態が
異なるということが無くなるのである。
【００１７】
【実施例】以上本発明の一実施例の空気調和機につい
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実
施例における空気調和機のシステム構成図、図２は本発
明の一実施例の空気調和機の中継通信装置のブロック回
路図、図３は本実施例を示す動作フローチャート、図４
は本実施例の空気調和機の中継通信装置における中継メ
モリーの記憶状態図である。尚、従来と同一構成のもの
については同一符号を付してその説明を省略する。
て、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実
施例における空気調和機のシステム構成図、図２は本発
明の一実施例の空気調和機の中継通信装置のブロック回
路図、図３は本実施例を示す動作フローチャート、図４
は本実施例の空気調和機の中継通信装置における中継メ
モリーの記憶状態図である。尚、従来と同一構成のもの
については同一符号を付してその説明を省略する。
【００１８】図１において、Ａは第１の空気調和機、Ｂ
は第２の空気調和機であり、Ｃは中継通信装置である。
は第２の空気調和機であり、Ｃは中継通信装置である。
【００１９】図２は図１における中継通信装置Ｃのブロ
ック回路図を示す。図においてＣ１１は第１の空気調和
機Ａ側の伝送路１上の通信において受信を行う第１受信
手段で、Ｃ１２は送信を行う第１送信手段である。Ｃ２
１は第２の空気調和機Ｂ側の伝送路上の通信において受
信を行う第２受信手段で、Ｃ２２は送信を行う第２送信
手段である。
ック回路図を示す。図においてＣ１１は第１の空気調和
機Ａ側の伝送路１上の通信において受信を行う第１受信
手段で、Ｃ１２は送信を行う第１送信手段である。Ｃ２
１は第２の空気調和機Ｂ側の伝送路上の通信において受
信を行う第２受信手段で、Ｃ２２は送信を行う第２送信
手段である。
【００２０】Ｃ１０は第１受信手段Ｃ１１と第１送信手
段Ｃ１２と接続され、伝送路１上の通信を行う第１ＣＰ
Ｕである。Ｃ２０は、第２受信手段Ｃ２１，第２送信手
段Ｃ２２と接続され伝送路２上の通信を行う第２ＣＰＵ
である。Ｃ３０は第１ＣＰＵＣ１０と第２ＣＰＵＣ２０
に接続され、交互に受信データを交換する中継データの
メモリーである。
段Ｃ１２と接続され、伝送路１上の通信を行う第１ＣＰ
Ｕである。Ｃ２０は、第２受信手段Ｃ２１，第２送信手
段Ｃ２２と接続され伝送路２上の通信を行う第２ＣＰＵ
である。Ｃ３０は第１ＣＰＵＣ１０と第２ＣＰＵＣ２０
に接続され、交互に受信データを交換する中継データの
メモリーである。
【００２１】以上のように構成された本実施例の空気調
和機について、図３，図４を参照しながら以下に説明す
る。まず、電源投入後、中継通信装置Ｃは伝送路１と伝
送路２上の通信データを第１受信手段Ｃ１１と第２受信
手段Ｃ２１により受信する（ＳＴＥＰ１）。
和機について、図３，図４を参照しながら以下に説明す
る。まず、電源投入後、中継通信装置Ｃは伝送路１と伝
送路２上の通信データを第１受信手段Ｃ１１と第２受信
手段Ｃ２１により受信する（ＳＴＥＰ１）。
【００２２】次に、通信データを受けた第１ＣＰＵＣ１
０は、その通信データの内容を中間データに変換し、そ
の中間データを中継メモリーＣ３０に書き込む。この書
き込んだデータの内容を図４に示す。図に示す様に、機
器のアドレスごとにデータのメモリーを割当、その中に
中間データとして、例えば、暖房であれば２２コードの
様に書き込むのである（ＳＴＥＰ２）。
０は、その通信データの内容を中間データに変換し、そ
の中間データを中継メモリーＣ３０に書き込む。この書
き込んだデータの内容を図４に示す。図に示す様に、機
器のアドレスごとにデータのメモリーを割当、その中に
中間データとして、例えば、暖房であれば２２コードの
様に書き込むのである（ＳＴＥＰ２）。
【００２３】第２ＣＰＵＣ２０は、第１ＣＰＵＣ１０か
ら書き込まれた中間データを読み取り、このデータを送
信する機器に対して、伝送路２上の通信データに変換す
る（ＳＴＥＰ３）。
ら書き込まれた中間データを読み取り、このデータを送
信する機器に対して、伝送路２上の通信データに変換す
る（ＳＴＥＰ３）。
【００２４】この通信データは、第２送信手段Ｃ２２と
より互いに伝送路上に送信される。同様にして、第２Ｃ
ＰＵＣ２０から第１ＣＰＵＣ１０に対しても行なわれる
（ＳＴＥＰ４）。
より互いに伝送路上に送信される。同様にして、第２Ｃ
ＰＵＣ２０から第１ＣＰＵＣ１０に対しても行なわれる
（ＳＴＥＰ４）。
【００２５】また、通信データの交換とは別に、中継通
信装置Ｃは先ほどの中継メモリーＣ３０より伝送路上に
接続されている機器の運転情報を読み出し、一定期間ご
とに図４に示すメモリーの内容を読み出す（ＳＴＥＰ
５）。
信装置Ｃは先ほどの中継メモリーＣ３０より伝送路上に
接続されている機器の運転情報を読み出し、一定期間ご
とに図４に示すメモリーの内容を読み出す（ＳＴＥＰ
５）。
【００２６】第１ＣＰＵＣ１０，第２ＣＰＵＣ２０は、
中継メモリーＣ３０より読み出したデータを、送信デー
タに変換し、それぞれの伝送線１，２上に送信する（Ｓ
ＴＥＰ６）。
中継メモリーＣ３０より読み出したデータを、送信デー
タに変換し、それぞれの伝送線１，２上に送信する（Ｓ
ＴＥＰ６）。
【００２７】室内機Ａ１１，Ａ１２，Ａ２１，Ａ２２、
室外機Ａ１３，Ａ２３、集中制御装置Ａ３１は、この一
定期間ごとに送信されている通信データより、それぞれ
関係のある情報を読み込み、制御対象の機器の状態を検
知し、機器間での協調制御を行うのである。
室外機Ａ１３，Ａ２３、集中制御装置Ａ３１は、この一
定期間ごとに送信されている通信データより、それぞれ
関係のある情報を読み込み、制御対象の機器の状態を検
知し、機器間での協調制御を行うのである。
【００２８】また、伝送路上の通信データで相手側の伝
送路に交換する必要があるかの判定行う場合に、中継メ
モリーＣ３０に記憶されている相手側伝送路の接続機器
の状態を読み出すことにより、接続機器が存在する場合
に交換を行うことが可能となるので、必要な通信データ
だけを相手側の伝送路に送信することができるのであ
る。
送路に交換する必要があるかの判定行う場合に、中継メ
モリーＣ３０に記憶されている相手側伝送路の接続機器
の状態を読み出すことにより、接続機器が存在する場合
に交換を行うことが可能となるので、必要な通信データ
だけを相手側の伝送路に送信することができるのであ
る。
【００２９】さらに、各ＣＰＵＣ１０，Ｃ２０は通信デ
ータを中継データに変換し、相手側に伝えることによ
り、互いに相手側伝送路上の通信データを知ることなく
交換できるのある。
ータを中継データに変換し、相手側に伝えることによ
り、互いに相手側伝送路上の通信データを知ることなく
交換できるのある。
【００３０】また、機器別に交換情報のメモリーを割り
当てるので、送信する機器の番号を容易に判別すること
ができるのである。
当てるので、送信する機器の番号を容易に判別すること
ができるのである。
【００３１】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機の中継
通信装置は、第１の伝送路と第２の伝送路間で通信デー
タを交換する場合において、前記第１の伝送路から前記
第２の伝送路に通信データを交換する際、第１送受信手
段から受信した信号を第１ＣＰＵは受信データを前記第
１ＣＰＵと第２ＣＰＵの両方で共通に解読可能な中間デ
ータに変換し、そのデータを中継メモリーに書き込み、
その書き込まれた中間データを前記第２ＣＰＵが読み、
前記第２の伝送路上の信号に合う様に変換し第２送受信
手段より信号を送信し、また、前記第２の伝送路から前
記第１の伝送路に通信データを交換するときも同様にし
て行うように構成しので、互いに相手側の通信データの
構成を意識することなく交換でき、また、１方の通信デ
ータの構成が変更されても、その変更されたＣＰＵの処
理を変えるだけで良い。
通信装置は、第１の伝送路と第２の伝送路間で通信デー
タを交換する場合において、前記第１の伝送路から前記
第２の伝送路に通信データを交換する際、第１送受信手
段から受信した信号を第１ＣＰＵは受信データを前記第
１ＣＰＵと第２ＣＰＵの両方で共通に解読可能な中間デ
ータに変換し、そのデータを中継メモリーに書き込み、
その書き込まれた中間データを前記第２ＣＰＵが読み、
前記第２の伝送路上の信号に合う様に変換し第２送受信
手段より信号を送信し、また、前記第２の伝送路から前
記第１の伝送路に通信データを交換するときも同様にし
て行うように構成しので、互いに相手側の通信データの
構成を意識することなく交換でき、また、１方の通信デ
ータの構成が変更されても、その変更されたＣＰＵの処
理を変えるだけで良い。
【００３２】さらに、中継メモリーのデータ構成を第１
と第２の空気調和機の構成機器ごとに割り当てることに
より、送信をする機器が容易に判別される。
と第２の空気調和機の構成機器ごとに割り当てることに
より、送信をする機器が容易に判別される。
【００３３】さらに、中継メモリーのデータを定期的に
伝送線上に通信することにより伝送線上の室内機、室外
機、集中制御装置の各機器の運転状態を各機器が容易に
把握できるという効果がある。
伝送線上に通信することにより伝送線上の室内機、室外
機、集中制御装置の各機器の運転状態を各機器が容易に
把握できるという効果がある。
【図１】本発明の空気調和機の中継装置の一実施例を適
用する空気調和機のシステム構成図
用する空気調和機のシステム構成図
【図２】同実施例の空気調和機の中継通信装置のブロッ
ク回路図
ク回路図
【図３】同実施例の空気調和機の中継通信装置の動作を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図４】（ａ）同実施例の空気調和機の中継通信装置に
おける中継メモリーの第１ＣＰＵ側の記憶状態図 （ｂ）同実施例の空気調和機の中継通信装置における中
継メモリーの第２ＣＰＵ側の記憶状態図
おける中継メモリーの第１ＣＰＵ側の記憶状態図 （ｂ）同実施例の空気調和機の中継通信装置における中
継メモリーの第２ＣＰＵ側の記憶状態図
【図５】従来の空気調和機のシステム構成図
【図６】従来の空気調和機のシステムの中継通信装置の
ブロック回路図
ブロック回路図
Ａ３１ 集中制御装置 Ａ１１，Ａ１２，Ａ２１，Ａ２２ 室内機 Ａ１３，Ａ２３ 室外機 Ｃ 中継通信装置 Ｃ１０ 第１ＣＰＵ Ｃ１１ 第１受信手段 Ｃ１２ 第１送信手段 Ｃ２０ 第２ＣＰＵ Ｃ２１ 第２受信手段 Ｃ２２ 第２送信手段 Ｃ３０ 中継メモリー
Claims (3)
- 【請求項１】 送受信手段を有する複数台の室内機と、
室外機と、集中制御装置が１つの伝送線にて接続されて
いる空気調和機で、前記伝送路を第１の伝送路と第２の
伝送路を分離し、前記第１の伝送路と前記第２の伝送路
間で通信データの交換を行う中継通信装置であって、前
記第１の伝送路と接続し、伝送路上で信号を送受信する
ための第１送受信手段と、前記第１送受信手段と接続さ
れ送受信号を処理する第１ＣＰＵと、前記第２の伝送路
と接続し、伝送路上で信号を送受信をするための第２送
受信手段と、前記第２送受信手段と接続され送受信号を
処理する第２ＣＰＵと、前記第１ＣＰＵと前記第２ＣＰ
Ｕとに接続され、両ＣＰＵから通信データの読み書きが
可能な中継メモリーとからなり、前記第１の伝送路と前
記第２の伝送路間で通信データを交換する場合におい
て、前記第１の伝送路から前記第２の伝送路に通信デー
タを交換する際、前記第１送受信手段から受信した信号
を前記第１ＣＰＵは受信データを前記第１ＣＰＵと前記
第２ＣＰＵの両方で共通に解読可能な中間データに変換
し、そのデータを前記中継メモリーに書き込み、その書
き込まれた中間データを前記第２ＣＰＵが読み、前記第
２の伝送路上の信号に合う様に変換し前記第２送受信手
段より信号を送信し、また、前記第２の伝送路から前記
第１の伝送路に通信データを交換するときも同様にして
行うように構成したことを特徴とする空気調和機の中継
通信装置。 - 【請求項２】 中継通信装置は、中継メモリーのデータ
構成を伝送路の室内機、室外機、集中制御装置の各機器
ごとに割り当てることを特徴とする請求項１記載の空気
調和機の中継通信装置。 - 【請求項３】 中継通信装置は、伝送路の室内機、室外
機、集中制御装置の各機器ごとに割り当てられた中継メ
モリーのデータを定期的に伝送線上に通信することを特
徴とする請求項２記載の空気調和機の中継通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10085692A JP3159516B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 空気調和機の中継通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10085692A JP3159516B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 空気調和機の中継通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296542A true JPH05296542A (ja) | 1993-11-09 |
| JP3159516B2 JP3159516B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=14284955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10085692A Expired - Fee Related JP3159516B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 空気調和機の中継通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3159516B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08128713A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の状態表示装置 |
| JP2017075473A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 日立建機株式会社 | 建設機械の制御装置 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP10085692A patent/JP3159516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08128713A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の状態表示装置 |
| JP2017075473A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 日立建機株式会社 | 建設機械の制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3159516B2 (ja) | 2001-04-23 |
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|---|---|---|---|
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