JPH05296222A - 固定方法および固定構造 - Google Patents

固定方法および固定構造

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JPH05296222A
JPH05296222A JP12408192A JP12408192A JPH05296222A JP H05296222 A JPH05296222 A JP H05296222A JP 12408192 A JP12408192 A JP 12408192A JP 12408192 A JP12408192 A JP 12408192A JP H05296222 A JPH05296222 A JP H05296222A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス作業により、2つの部材を互いに強固
に固定し、2つの部材間にガタを生じたり、振動等によ
り緩みを生じたりすることがないようにする。 【構成】 第一の本発明では、第一の部材1に設けられ
たねじ穴2に第二の部材5の雄ねじ部7を螺合した後、
第一の部材1をねじ穴2が小さくなるように変形する。
すると、第一の部材1のねじ穴2の周壁の部分が雄ねじ
部7に食い込んで密着するので、両部材1,5が互いに
強固に固定される。第二の本発明では、第一の部材1に
設けられた穴25に第二の部材5を挿入した後、第一の
部材1の穴25の周囲を穴25に対する第二の部材5の
挿入方向と平行方向に押圧して陥没させる。すると、第
一の部材1の穴25の周壁の部分が第二の部材5の方に
押し出されて第二の部材5に密着するので、両部材1,
5が互いに強固に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス作業によって材
料を塑性変形させることにより、2つの部材を互いに固
定する固定方法および固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの部材を互いに固定する場合
には、2つの部材を溶接により結合するか、またはネジ
結合を用いて固定することが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、溶接に
より固定する場合には、(イ)溶接作業のコストが高
い、(ロ)固定すべき部材がメッキされていても、溶接
によりそのメッキ層が破壊されてしまうので、溶接後、
防錆のために再度メッキ作業が必要になり、これもコス
トを増大させる、等の問題点があった。
【0004】また、ネジ結合を用いる場合には、(a)
振動等により緩みを生じ易い、(b)雄ねじと雌ねじと
の間に形成される隙間により、固定される部材間にガタ
を生じる(特に雄ねじと雌ねじとの間に十分な螺合長を
確保できない場合、このガタは大きくなる)等の問題点
があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、溶接を用いることなく、プレス作業により、
2つの部材を互いに強固に固定することができるととも
に、振動等により緩みを生じることがなく、かつ固定さ
れる部材間にガタを生じることもない固定構造および固
定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の本発明の固定方法
および固定構造は、第一の部材に設けられたねじ穴に第
二の部材に設けられた雄ねじ部を螺合した後、前記第一
の部材を前記ねじ穴が小さくなるように変形することに
より、前記第一の部材と前記第二の部材とを互いに固定
するものである。
【0007】また、第二の本発明の固定方法および固定
構造は、第一の部材に設けられた穴に第二の部材を挿入
した後、前記第一の部材の前記穴の周囲を該穴に対する
前記第二の部材の挿入方向と平行方向に押圧して陥没さ
せることによって、前記第一の部材の前記穴の周壁の部
分を前記第二の部材の方に押し出すことにより、前記第
一の部材と前記第二の部材とを互いに固定するものであ
る。
【0008】
【作用】第一の本発明の固定方法および固定構造におい
ては、第一の部材に設けられたねじ穴に第二の部材に設
けられた雄ねじ部を螺合した後、第一の部材をねじ穴が
小さくなるように変形すると、第一の部材のねじ穴の雌
ねじ部分が第二の部材の雄ねじ部に食い込んで密着する
ので、両部材を互いに強固に固定することができ、振動
等により両部材間に緩みを生じることもないし、両部材
間にガタを生じることもない。
【0009】また、第二の本発明の固定方法および固定
構造においては、第一の部材に設けられた穴に第二の部
材を挿入した後、第一の部材の前記穴の周囲を該穴に対
する第二の部材の挿入方向と平行方向に押圧して陥没さ
せると、第一の部材の前記穴の周壁の部分が第二の部材
の方に押し出されて第二の部材に密着するので、両部材
を互いに強固に固定することができ、振動等により両部
材間に緩みを生じることもないし、両部材間にガタを生
じることもない。
【0010】なお、前記第二の本発明の固定方法および
固定構造においては、前記穴をねじ穴とし、第二の部材
に設けられた雄ねじ部をこのねじ穴に螺合するようにす
れば、より一層強固に第一および第二の部材を互いに固
定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。なお、以下の実施例はいずれも本発明を、二
重床構造において床パネルを基礎床面上に支持するため
の支持具におけるパネル載置台(第一の部材)と支柱ね
じ(第二の部材)との固定に適用した例であるが、勿論
本発明はこのような部品以外の部材の固定にも適用でき
るものである。
【0012】図1〜5は、本発明の第一実施例を示す。
本実施例おいては、第一の部材(パネル載置台)1は図
1に示されるように最初は平らな円板状をなしており、
中心部に穴2を設けられる。次に、図2および3に示さ
れるように、前記第一の部材1の穴2の周囲の部分3
を、従来公知のプレス加工方法により円錐面状に変形し
た後、穴2に雌ねじ4を形成する。なお、本実施例で
は、穴2の周囲の部分3のみを円錐面状に変形している
が、第一の部材1全体を円錐面状に変形してもよい。ま
た、本実施例では、穴2を設けた後に第一の部材1を円
錐面状に変形しているが、穴2を設ける工程と円錐面状
に変形する工程とを同一工程で行ってもよいし、第一の
部材1の一部または全部を円錐面状に変形した後に穴2
を形成してもよい。また、本明細書において円錐面状と
は、幾何学的に純粋な円錐面形状のみならず、例えばド
ーム面のようなそれに類似して機能的に同一の役割を果
す形状をも含むものとする。
【0013】図4に示されるように、第二の部材(支柱
ねじ)5は、その軸方向中間部につば部6を一体的に設
けられるとともに、このつば部6より上方部分に上側雄
ねじ部7、下方部分に上側雄ねじ部7と同軸の下側雄ね
じ部8をそれぞれ形成されている。なお、前記つば部6
は、上側および下側雄ねじ部7,8に対して垂直方向に
広がっている。前記第二の部材5の上端にはドライバ嵌
合溝9が設けられている。そして、次に説明するプレス
作業の前に、前記上側雄ねじ部7を、つば部6が第一の
部材1に当接されるまで、第一の部材1の雌ねじ4に螺
合しておく。
【0014】図4には、第一の部材1と第二の部材5と
の固定作業に用いるプレス上型10および下型11が示
されており、プレス上型10には、第二の部材5の上側
雄ねじ部7を収容するための穴11が設けられている。
また、このプレス上型10の下面10aは水平面とされ
ている。他方、プレス下型11には、第二の部材5の下
側雄ねじ部8およびつば部6を収容するための穴13が
設けられている。また、このプレス下型11の上面11
aは水平面とされている。
【0015】次に、図4に示されるように、前記のよう
に上側雄ねじ部7と雌ねじ4とが互いに螺合された状態
のまま、プレス下型11の穴13に第二の部材5の下側
雄ねじ部8およびつば部6を嵌合し、プレス下型11の
上面11aとつば部6の上面とが同一平面に位置するよ
うにする。しかる後に、プレス上型10を下降させる
と、第一の部材1がプレス上型10の下面10aとプレ
ス下型11の上面11aとの間に挟まれることにより、
図5に示されるように、第一の部材1の円錐面状に変形
された部分3が平らな状態に戻される。そして、このと
き、雌ねじ4を形成された穴2の径が小さくなるので、
この穴2の雌ねじ4部分が第二の部材5の上側雄ねじ部
7に食い込んで密着するので、上側雄ねじ部7は第一の
部材1に対して軸方向に動くことも、回転することもで
きなくなる。
【0016】したがって、溶接を用いることなく、プレ
ス作業により、両部材1,5を互いに垂直をなす状態で
強固に固定することができ、振動等により両部材1,5
間に緩みを生じることもない。また、本実施例の場合、
第一の部材1は板状なので、上側雄ねじ部7との間の螺
合長を長くすることはできないが、前記のようにして穴
2の周壁の部分が上側雄ねじ部7に食い込んで密着する
ので、両部材1,5間にガタを生じることもない。
【0017】また、従来、雄ねじと雌ねじを螺合した
後、雄ねじの方を叩いて変形させることにより、ねじの
抜け止めを図る方法が知られているが、そのような方法
の場合には、雄ねじは以後、使用不可能となってしま
う。しかるに、本実施例においては、前記固定作業後
も、次に説明する第一および第二の部材1,5の具体的
な使用例からも明らかなように、上側雄ねじ部7はその
まま使用することができる。
【0018】図6は、前記のようにして互いに固定され
たパネル載置台(第一の部材)1と支柱ねじ(第二の部
材)5とを用いて構成した、二重床構造における床パネ
ル支持構造の一例を示している。基礎部材15はベース
板16と支持筒17とからなっており、前記ベース板1
6はコンクリート床面等からなる基礎床面14上に接着
剤等で固定される。前記支持筒17の上端部の内周に設
けられた雌ねじ部18には、支柱ねじ5の下側雄ねじ部
8が螺合されている。前記基礎床面14に対するパネル
載置台1の高さは、ドライバ嵌合溝9にドライバ(図示
せず)を嵌合して支柱ねじ5を支持筒17に対し回転す
ることにより調整できる。
【0019】前記パネル載置台1上には、隣り合う4枚
の床パネル19の四隅部が載置される。押え具20は、
押え部21と、筒状部22と、放射状に配置された複数
の係合片23とを有してなる。この押え具20は、押え
部21が床パネル19に当接されるまで、係合片23の
先端間23bに支柱ねじ5の上側雄ねじ部7が挿通され
るようにして、下方に押し込まれる。すると、係合片2
3が弾性曲げ変形することにより、該係合片23の先端
23bが上側雄ねじ部7のねじ山を越えて行き、押え具
20の押し込みが停止されたところで、係合片23の先
端23bが上側雄ねじ部7のねじ溝に係合する。ここに
おいて、押え具20に引き抜き方向に力が作用しても、
係合片23が斜め上方に傾斜されているため、係合片2
3の先端23bがより一層強く上側雄ねじ部7のねじ溝
に当接されることになり、押え具20は抜けない。
【0020】必要な場合には、次に、押え部21のドラ
イバ嵌合穴24にドライバ(図示せず)を嵌合して押え
具20を締め付け方向に回転すると、係合片23の先端
23bが上側雄ねじ部7のねじ溝の螺旋に沿って下方に
移動するため、押え具20がさらに下降し、押え部21
が床パネル19をさらに強く押えるので、床パネル19
がパネル載置台1と押え部21との間に一層しっかりと
挟持される。
【0021】建物は常に振動を受けているものであり、
また床は、人が歩く等により特に強い振動を受けるが、
パネル載置台(第一の部材)1と支柱ねじ(第二の部
材)5は前記のようにして互いに強固に固定されている
ので、緩んだり、ガタを生じることがなく、床パネル1
9を安定かつ強固に支持する。
【0022】図7〜11は本発明の第二実施例を示す。
本実施例おいては、第一の部材(パネル載置台)1は図
7に示されるように平らな円板状をなしており、その中
心部に第二の部材5の上側雄ねじ部7の山径に対応する
径の穴25を設けられる。本実施例の場合、前記第一実
施例の場合とは異なり、第一の部材1が円錐面状に変形
されたり、穴25に雌ねじが形成されたりすることはな
い。
【0023】本実施例における第二の部材5は、前記第
一実施例におけるそれと同一のものである。そして、次
に説明するプレス作業を行う前に、前記上側雄ねじ部7
をつば部6が第一の部材1に当接されるまで第一の部材
1の穴25に挿入しておく。
【0024】図7〜11には、第一の部材1と第二の部
材5との固定作業に用いるプレス上型10および下型1
1が示されており、プレス上型10には、前記第一実施
例の場合と同様にして第二の部材5の上側雄ねじ部7を
収容するための穴12が設けられている。また、このプ
レス上型10の下面10aは水平面とされているが、該
下面10aの穴12の開口の周囲には、90度間隔で凸
部26が設けられている。これらの凸部26の位置は、
後述するように図8および10の如くプレス下型11に
第一および第二の部材1,5がセットされたとき、上側
雄ねじ部7と該凸部26の間に若干の間隙が設けられる
位置とされている。また、これらの凸部26のプレス上
型10の下面11aからの高さは、第二の部材5の板厚
より小さい適当な高とされている。他方、プレス下型1
1は、前記第一実施例におけるそれと同一のものであ
る。
【0025】次に、図8および10に示されるように
(図10は図8の要部の拡大図である)、前記のように
上側雄ねじ部7が穴25に挿入された状態のまま、プレ
ス下型11の穴13に第二の部材5の下側雄ねじ部8お
よびつば部6を嵌合し、プレス下型11の上面11aと
つば部6の上面とが同一平面に位置するようにする。し
かる後に、プレス上型10を、その下面10aが下型1
1の上面11aに当接されるまで下降させると、図11
に示されるように、凸部26が第一の部材1を、穴25
に対する第二の部材5の挿入方向と平行方向(すなわち
上下方向)に押圧して陥没させる。すると、第一の部材
1の穴25の周壁の部分のうちの前記陥没部の近傍の4
箇所の部分が、第二の部材5の方に押し出されて、第二
の部材5の上側雄ねじ部7に食い込んで密着するので、
上側雄ねじ部7は第一の部材1に対して軸方向に動くこ
とも、回転することもできなくなる。したがって、溶接
を用いることなく、プレス作業により、両部材1,5を
互いに垂直をなす状態で強固に固定することができると
ともに、振動等により両部材1,5間に緩みを生じるこ
ともない。また、本実施例の場合も、第一の部材1は板
状なので、上側雄ねじ部7との間の螺合長を長くするこ
とはできないが、前記のようにして穴25の周壁の部分
が上側雄ねじ部7に食い込んで密着するので、両部材
1,5間にガタを生じることもない。
【0026】なお、本実施例では、第一の部材1の穴2
5の周囲の全周ではなく、一部のみを押圧することによ
り、穴25の周壁の部分の一部のみを第二の部材5の方
に押し出しているが、本発明においては、穴25の周囲
の全周を押圧することにより、穴25の周壁の部分の全
周を第二の部材5の方に押し出すしてもよい。ただし、
この場合、圧力が分散されて、穴25の周壁の部分を第
二の部材5に食い込ませる効果が小さくなってしまう
が、本実施例のように、第一の部材1の穴25の周囲の
一部のみを押圧して陥没させることにより、穴25の周
壁の一部のみを第二の部材5の方に押し出すようにする
と、該部分が局所的に第二の部材5を押圧して第二の部
材5に強く食い込むので、第一の部材1に対し第二の部
材5を固定する効果が非常に大きくなる。
【0027】また、本発明においては、第二の部材5の
うちの穴25に挿入される部分に雄ねじが形成されてい
なくてもよく、その場合にも両部材を互いに強固に固定
することができる。ただし、両部材の固定強度は、本実
施例の場合のように、第一の部材1の穴25に第二の部
材5に設けられた雄ねじ部7を挿入した方が大きくな
る。
【0028】図12および13は、本発明の第三実施例
を示す。本実施例においては、図12に示されるよう
に、前記第二実施例の第一の部材1の穴25にさらに雌
ねじ27が形成されており、この雌ねじ27に前記第一
および第二実施例の場合と同一の第二の部材5の上側雄
ねじ部7を、つば部6が第一の部材1に当接されるまで
螺合する。そして、次に、図13のように前記第二実施
例の場合と同一のプレス作業を行うことにより、前記第
二実施例の場合と同様にして第一の部材1と第二の部材
5とを互いに強固に固定することができる。本実施例に
おいては、第一の部材1に第二の部材5の上側雄ねじ部
7を螺合した上、第一の部材1を変形させるので、より
一層強固に両部材1,5を互いに固定することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、溶接を用
いることなく、プレス作業により、2つの部材を互いに
強固に固定することができるとともに、振動等により固
定される部材間に緩みを生じることがなく、かつ固定さ
れる部材間にガタを生じることもない等の優れた効果を
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による床パネル支持構造の第一実施例に
おける第一の部材の最初の状態を示す断面図である。
【図2】前記第一の部材の穴の周囲を円錐面状に変形し
た後、前記穴に雌ねじを形成した状態を示す断面図であ
る。
【図3】図2の状態に対応する平面図である
【図4】前記第一実施例において第一の部材を平らな状
態に戻すプレス作業を示す断面図である。
【図5】前記第一実施例において第一および第二の部材
が互いに固定され終った状態を示す断面図である
【図6】前記第一実施例の互いに固定された第一および
第二の部材を使用した、二重床構造における床パネル支
持構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第二実施例における第一の部材を示す
平面図である。
【図8】前記第二実施例において第一の部材をプレス上
型で押す直前の状態を示す断面図である。
【図9】前記プレス上型を示す底面図である。
【図10】図8の要部を示す拡大断面図である。
【図11】前記第二実施例において第一の部材をプレス
上型で押して第一の部材の一部を陥没させた状態を示す
拡大断面図である。
【図12】本発明の第三実施例における第一の部材を示
す平面図である。
【図13】前記第三実施例において第一の部材をプレス
上型で押す直前の状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 第一の部材 2 穴 3 円錐面状に変形された部分 4 雌ねじ 5 第二の部材 7 上側雄ねじ部 10 プレス上型 25 穴 26 凸部 27 雌ねじ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の部材に設けられたねじ穴に第二の
    部材に設けられた雄ねじ部を螺合した後、前記第一の部
    材を前記ねじ穴が小さくなるように変形することによ
    り、前記第一の部材と前記第二の部材とを互いに固定す
    ることを特徴とする固定方法。
  2. 【請求項2】 平らな板状の第一の部材に穴を設けると
    ともにこの穴の周囲の部分を円錐面状に変形し、次に、
    前記穴に雌ねじを形成し、この雌ねじに第二の部材に設
    けられた雄ねじ部を螺合した後、前記第一の部材の前記
    円錐面状に変形された部分を平らな状態に戻す請求項1
    記載の固定方法。
  3. 【請求項3】 第一の部材に設けられた穴に第二の部材
    を挿入した後、前記第一の部材の前記穴の周囲を該穴に
    対する前記第二の部材の挿入方向と平行方向に押圧して
    陥没させることによって、前記第一の部材の前記穴の周
    壁の部分を前記第二の部材の方に押し出すことにより、
    前記第一の部材と前記第二の部材とを互いに固定するこ
    とを特徴とする固定方法。
  4. 【請求項4】 第一の部材に設けられたねじ穴に第二の
    部材を螺合した後、前記第一の部材の前記ねじ穴の周囲
    を該穴の軸線方向と平行方向に押圧して陥没させること
    によって、前記第一の部材の前記ねじ穴の周壁の部分を
    前記第二の部材の方に押し出すことにより、前記第一の
    部材と前記第二の部材とを互いに固定することを特徴と
    する固定方法。
  5. 【請求項5】 第一の部材に設けられたねじ穴に第二の
    部材に設けられた雄ねじ部を螺合した後、前記第一の部
    材を前記ねじ穴が小さくなるように変形することによ
    り、前記第一の部材と前記第二の部材とを互いに固定し
    たことを特徴とする固定構造。
  6. 【請求項6】 平らな板状の第一の部材に穴を設けると
    ともにこの穴の周囲の部分を円錐面状に変形し、次に、
    前記穴に雌ねじを形成し、この雌ねじに第二の部材に設
    けられた雄ねじ部を螺合した後、前記第一の部材の前記
    円錐面状に変形された部分を平らな状態に戻してなる請
    求項5記載の固定構造。
  7. 【請求項7】 第一の部材に設けられた穴に第二の部材
    を挿入した後、前記第一の部材の前記穴の周囲を該穴に
    対する前記第二の部材の挿入方向と平行方向に押圧して
    陥没させることによって、前記第一の部材の前記穴の周
    壁の部分を前記第二の部材の方に押し出すことにより、
    前記第一の部材と前記第二の部材とを互いに固定したこ
    とを特徴とする固定構造。
  8. 【請求項8】 第一の部材に設けられたねじ穴に第二の
    部材を螺合した後、前記第一の部材の前記ねじ穴の周囲
    を該穴の軸線方向と平行方向に押圧して陥没させること
    によって、前記第一の部材の前記ねじ穴の周壁の部分を
    前記第二の部材の方に押し出すことにより、前記第一の
    部材と前記第二の部材とを互いに固定したことを特徴と
    する固定構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112899965A (zh) * 2019-12-04 2021-06-04 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机波轮安装结构及洗衣机

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CN112899965A (zh) * 2019-12-04 2021-06-04 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机波轮安装结构及洗衣机
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