JPH0529584A - 読み出し専用半導体メモリ - Google Patents
読み出し専用半導体メモリInfo
- Publication number
- JPH0529584A JPH0529584A JP3186000A JP18600091A JPH0529584A JP H0529584 A JPH0529584 A JP H0529584A JP 3186000 A JP3186000 A JP 3186000A JP 18600091 A JP18600091 A JP 18600091A JP H0529584 A JPH0529584 A JP H0529584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate electrode
- semiconductor substrate
- films
- gate electrodes
- gate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】読み出し専用半導体メモリ(マスクROM)に
おいて、高集積化および高速化を可能とする構造を提供
する。 【構成】チャネル層7の上下に交互に第1ゲート電極4
および第2ゲート電極5を配置する。
おいて、高集積化および高速化を可能とする構造を提供
する。 【構成】チャネル層7の上下に交互に第1ゲート電極4
および第2ゲート電極5を配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特に読み出し専用半導体メモリ(以下ROMと記す)に
関するものである。
特に読み出し専用半導体メモリ(以下ROMと記す)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるマスクROMについて、
図4を参照して説明する。
図4を参照して説明する。
【0003】半導体基板1にソース−ドレインとなる拡
散層3を形成したのち、ゲート酸化膜を形成し、第1ゲ
ート電極4を形成する。
散層3を形成したのち、ゲート酸化膜を形成し、第1ゲ
ート電極4を形成する。
【0004】つぎに一部を層間絶縁膜に乗り上げる第2
ゲート電極5を形成し、表面保護膜となる絶縁膜2で覆
って素子部が完成する。
ゲート電極5を形成し、表面保護膜となる絶縁膜2で覆
って素子部が完成する。
【0005】第1ゲート電極4をパターニングしたの
ち、再度第2ゲート電極5をパターニングすることによ
り、2つのゲート電極4,5の間隔sを極限まで縮小し
て集積度を上げようとするもので、山本らが松下電器技
報vol.36,no.3,Jun.1990,pp.
10〜17で紹介しているものである。
ち、再度第2ゲート電極5をパターニングすることによ
り、2つのゲート電極4,5の間隔sを極限まで縮小し
て集積度を上げようとするもので、山本らが松下電器技
報vol.36,no.3,Jun.1990,pp.
10〜17で紹介しているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のROMでは図4
に示すように、集積度を上げるため第1ゲート電極4と
第2ゲート電極5との間隔sを極限まで狭くする必要が
ある。ところが間隔を狭くすると第1ゲート電極4と第
2ゲート電極5との間に大きな寄生容量が生じて、高速
動作を妨げていた。
に示すように、集積度を上げるため第1ゲート電極4と
第2ゲート電極5との間隔sを極限まで狭くする必要が
ある。ところが間隔を狭くすると第1ゲート電極4と第
2ゲート電極5との間に大きな寄生容量が生じて、高速
動作を妨げていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の読み出し専用半
導体メモリは、半導体基板表面のチャネル層を隔てて、
前記半導体基板内部に形成された複数の第1のゲート電
極と、前記半導体基板の上に形成された複数の第2のゲ
ート電極とを備えたものである。
導体メモリは、半導体基板表面のチャネル層を隔てて、
前記半導体基板内部に形成された複数の第1のゲート電
極と、前記半導体基板の上に形成された複数の第2のゲ
ート電極とを備えたものである。
【0008】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図1(a)
〜(e)参照して説明する。
〜(e)参照して説明する。
【0009】図1(e)に示すように、第1ゲート電極
4が絶縁膜2で囲まれて、半導体基板1に埋め込まれて
いる。半導体基板1の表面にFETのチャネル層7が形
成される。ゲート酸化膜となる絶縁膜2に囲まれた第1
ゲート電極4の上にチャネル層7が接している。
4が絶縁膜2で囲まれて、半導体基板1に埋め込まれて
いる。半導体基板1の表面にFETのチャネル層7が形
成される。ゲート酸化膜となる絶縁膜2に囲まれた第1
ゲート電極4の上にチャネル層7が接している。
【0010】一方、その上にゲート酸化膜をはさんで第
2ゲート電極5が形成されている。
2ゲート電極5が形成されている。
【0011】このように、第1ゲート電極4および第2
ゲート電極5がゲート酸化膜をはさんで千鳥配列されて
チャネル層7を交互にまたいでいる。
ゲート電極5がゲート酸化膜をはさんで千鳥配列されて
チャネル層7を交互にまたいでいる。
【0012】チャネル層7の両端にはソース−ドレイン
となる拡散層3が形成され、絶縁膜2のコンタクト開口
を通して金属配線6に接続されている。
となる拡散層3が形成され、絶縁膜2のコンタクト開口
を通して金属配線6に接続されている。
【0013】第2ゲート電極4の周囲は表面保護膜とな
る絶縁膜2で覆われている。
る絶縁膜2で覆われている。
【0014】つぎにこのFETの製造方法について、工
程順に説明する。
程順に説明する。
【0015】はじめに図1(a)に示すように、半導体
基板1のゲート電極予定領域に溝を形成し、絶縁膜2を
形成したのち第1ゲート電極となるポリシリコン4を形
成する。
基板1のゲート電極予定領域に溝を形成し、絶縁膜2を
形成したのち第1ゲート電極となるポリシリコン4を形
成する。
【0016】つぎに図1(b)に示すように、RIE法
などによりエッチバックして溝の外のポリシリコン4お
よび絶縁膜2を除去して、半導体基板1表面を露出させ
る。つぎに全面にポリシリコンを堆積し、アニールして
からゲート酸化膜を形成する。
などによりエッチバックして溝の外のポリシリコン4お
よび絶縁膜2を除去して、半導体基板1表面を露出させ
る。つぎに全面にポリシリコンを堆積し、アニールして
からゲート酸化膜を形成する。
【0017】つぎに図1(c)に示すように、ポリシリ
コンを堆積してアニールして単結晶化することによりチ
ャネル層7を形成する。
コンを堆積してアニールして単結晶化することによりチ
ャネル層7を形成する。
【0018】つぎに図1(d)に示すように、素子分離
用のフィールド酸化膜となる絶縁膜2を形成し、上層の
ゲート酸化膜を形成したのち、第2ゲート電極5を形成
する。
用のフィールド酸化膜となる絶縁膜2を形成し、上層の
ゲート酸化膜を形成したのち、第2ゲート電極5を形成
する。
【0019】つぎに図1(e)に示すように、全面に層
間絶縁膜となる絶縁膜2を形成し、コンタクトを開口し
て金属配線6を形成する。このあと表面保護膜(図示せ
ず)を形成して完成する。
間絶縁膜となる絶縁膜2を形成し、コンタクトを開口し
て金属配線6を形成する。このあと表面保護膜(図示せ
ず)を形成して完成する。
【0020】ROMが完成してから、イオン注入によっ
てデータが書き込まれる。
てデータが書き込まれる。
【0021】図2にチャネル部分の拡大断面図を示す。
従来のROMでは表面を反転させ、隣同志のチャネルを
接続して電流を流すことができた。本発明では上下にゲ
ートがあるので、チャネルも交互にしかできない。予め
チャネル層7の中央にイオン注入などにより反転層8を
形成してある。動作原理は、いずれかのゲート電極4,
5にソース電位よりもマイナスの電位を与えて空乏層を
のばすと、この反転層が途切れるというものである(N
チャネルの場合)。このようにして従来欠かせなかった
第1、第2ゲート間の隙間をなくすことができ、その分
高集積化が可能になった。
従来のROMでは表面を反転させ、隣同志のチャネルを
接続して電流を流すことができた。本発明では上下にゲ
ートがあるので、チャネルも交互にしかできない。予め
チャネル層7の中央にイオン注入などにより反転層8を
形成してある。動作原理は、いずれかのゲート電極4,
5にソース電位よりもマイナスの電位を与えて空乏層を
のばすと、この反転層が途切れるというものである(N
チャネルの場合)。このようにして従来欠かせなかった
第1、第2ゲート間の隙間をなくすことができ、その分
高集積化が可能になった。
【0022】つぎに本発明の第2の実施例について、図
3を参照して説明する。
3を参照して説明する。
【0023】第1の実施例の図2では第1のゲート電極
4の4辺がゲート酸化膜を隔てて単結晶シリコンに覆わ
れているが、本実施例の図3では、複数の第1ゲート電
極5が絶縁膜2の中に形成されている。第1ゲート電極
4の2辺または3辺しか単結晶シリコンに覆われていな
いので、第1ゲート電極4と単結晶シリコンとの寄生容
量が小さくなって、動作速度が速くなった。
4の4辺がゲート酸化膜を隔てて単結晶シリコンに覆わ
れているが、本実施例の図3では、複数の第1ゲート電
極5が絶縁膜2の中に形成されている。第1ゲート電極
4の2辺または3辺しか単結晶シリコンに覆われていな
いので、第1ゲート電極4と単結晶シリコンとの寄生容
量が小さくなって、動作速度が速くなった。
【0024】以上の実施例では、第1ゲート電極4の材
料にポリシリコンを用いたが、ポリシリコンの代りに、
タンタルなどの高融点金属などを用いることもできる。
料にポリシリコンを用いたが、ポリシリコンの代りに、
タンタルなどの高融点金属などを用いることもできる。
【0025】
【発明の効果】第1ゲート電極と第2ゲート電極とを交
互にチャネル層の上下に配置して、従来必要であった隙
間をなくした分だけ高集積化が可能になった。
互にチャネル層の上下に配置して、従来必要であった隙
間をなくした分だけ高集積化が可能になった。
【0026】また従来は第1ゲート電極と第2ゲート電
極との間隔を狭くするとゲート電極間の寄生容量が大き
くなり動作速度が遅くなったが、本発明ではこの問題も
解消することができた。
極との間隔を狭くするとゲート電極間の寄生容量が大き
くなり動作速度が遅くなったが、本発明ではこの問題も
解消することができた。
【図1】本発明の第1の実施例を工程順に示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1の実施例を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】従来技術によるマスクROMを示す断面図であ
る。
る。
1 半導体基板 2 絶縁膜 3 拡散層 4 第1ゲート電極 5 第2ゲート電極 6 金属配線 7 チャネル層 8 反転層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体基板表面のチャネル層を隔てて、
前記半導体基板内部に形成された複数の第1のゲート電
極と、前記半導体基板の上に形成された複数の第2のゲ
ート電極とを備えた読み出し専用半導体メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186000A JPH0529584A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 読み出し専用半導体メモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186000A JPH0529584A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 読み出し専用半導体メモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529584A true JPH0529584A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16180621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3186000A Pending JPH0529584A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 読み出し専用半導体メモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19652547A1 (de) * | 1996-12-17 | 1998-06-18 | Siemens Ag | Speicherzellenanordnung und Verfahren zu deren Herstellung |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3186000A patent/JPH0529584A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19652547A1 (de) * | 1996-12-17 | 1998-06-18 | Siemens Ag | Speicherzellenanordnung und Verfahren zu deren Herstellung |
DE19652547C2 (de) * | 1996-12-17 | 2002-04-25 | Infineon Technologies Ag | Speicherzellenanordnung mit Grabenstruktur und einem Gatedielektrikum, das ein Material mit Ladungsträger-Haftstellen enthält, und Verfahren zu deren Herstellung |
US6445046B1 (en) | 1996-12-17 | 2002-09-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Memory cell arrangement and process for manufacturing the same |
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