JPH0529492U - トイレツトペ−パ− - Google Patents
トイレツトペ−パ−Info
- Publication number
- JPH0529492U JPH0529492U JP8757191U JP8757191U JPH0529492U JP H0529492 U JPH0529492 U JP H0529492U JP 8757191 U JP8757191 U JP 8757191U JP 8757191 U JP8757191 U JP 8757191U JP H0529492 U JPH0529492 U JP H0529492U
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- Japan
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- paper
- printed
- pattern
- toilet paper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水に流したときに、模様印刷部が水に分散す
る美粧な模様印刷したロ−ル状のトイレットペ−パ−を
提供するを目的とする。 【構成】 ロ−ル状としたときに側面となる両側の切断
する部分を除いて模様を印刷した用紙と、2枚の無印刷
の用紙を重ね合わせて紙管に巻き上げたトイレットペ−
パ−で、印刷した模様印刷部が水に分散する印刷インキ
で印刷したものである。
る美粧な模様印刷したロ−ル状のトイレットペ−パ−を
提供するを目的とする。 【構成】 ロ−ル状としたときに側面となる両側の切断
する部分を除いて模様を印刷した用紙と、2枚の無印刷
の用紙を重ね合わせて紙管に巻き上げたトイレットペ−
パ−で、印刷した模様印刷部が水に分散する印刷インキ
で印刷したものである。
Description
【0001】
本願考案は、美粧な印刷模様を付したロ−ル状に巻上げたトイレットペ−パ− に関するものである。
【0002】
従来より、トイレットペ−パ−は、ロ−ル状のものが広く使用されており、そ の用紙としては柔軟性のある肌触りの良い、抄紙機でクレ−プを付した無サイズ の紙が用いられ、高級のものは晒木材パルプを原料として抄造した薄いクレ−プ 紙が用いられ、厚さにより1枚あるいは2枚重ね合わせたのち、所要幅に切断し ながら紙管に所要の長さ巻き上げられてきた。
【0003】 また、一般にロ−ル状のトイレットペ−パ−は、殆んどのものが無着色で、模 様などの印刷が付されていないのが普通である。
【0004】
近時、トイレットペ−パ−も美粧化が要求されるようになり、花柄模様などを 全面に印刷した製品が市販されるようになってきたが、水に流した場合に、印刷 した模様の部分が、水に溶解又は分散せず、そのまゝの形状で浮遊することが多 く、そのため模様を細い線で印刷するなどの工夫をしているが、細い線の印刷模 様部が水に分散せずに残る欠点があった。
【0005】 また、花柄模様などを抄紙機で抄造された広幅の巻取用紙に予め印刷機で全面 に印刷するため、所要幅に切断する際に模様印刷部も切断し、ロ−ル状に巻上げ たときに側面に印刷した部分が現われ、かえって側面の美粧さが失なわれ、清潔 感がなくなるなどの欠点があった。
【0006】 また、ホテルやデパ−トなどより、美粧な清潔感のある肌触りの良い高級トイ レットペ−パ−を要求されるようになり、特に衛生上問題のない印刷模様を付し た製品の出現が望まれるようになってきた。
【0007】
本考案は、かゝる要望に答えるべく、種々検討の結果なされたもので、晒木材 パルプを用いて抄造した無サイズの薄いクレ−プを付した用紙を3枚重ね合わせ 、エンボスロ−ルにて軽く圧着し、肌触りを良くさせると共に、そのうちの1枚 を、側面となる部分を除き模様印刷をしたものを用いると共に、該模様印刷部を 水に分散する性質を有する印刷インキを用いて印刷することにより解決せるもの である。
【0008】 なお、印刷インキは水不溶性の印刷部を形成する樹脂系のビヒクルは好ましく なく、水に可溶性または分散性を有する繊維素誘導体、変性澱粉などを含むビヒ クルを用いればよく、着色する色素は、食品包装材料用印刷インキに使用される 鉛化合物、六価クロム化合物、カドミウム化合物など有害性重金属を含まぬもの 、薬事法に基づく化粧用タ−ル色素、化粧用天然色素、食用色素、その他有害性 重金属を含まぬ無機顔料などを用いればよい。
【0009】
本願考案を図面に示す実施例に従って説明する。 本願考案のトイレットペ−パ−(1)は、図1に示す如く、所要幅に切断され3 枚重ね合わせた用紙(2)が、紙管(6)に巻上げられたロ−ル状の製品であるが、3 枚重ね合わされた用紙(2)は、図2に示す如く両側の切断する部分(ロ−ル状を なすトイレットペ−パ−(1)の両側の部分)を除いて巻上げられる方向に模様を 印刷した用紙(4)を、無印刷の用紙(3)、(3)と重ね合わせ、所要の長さに切断さ れるようミシン目(7)が横方向に入れられたものである。
【0010】 トイレットペ−パ−(1)に使用される用紙は、晒木材パルプまたは良質な回収 パルプを用いて無サイズで、ヤンキ−ドライヤ−などで細かいクレ−プがつけら れ、約15g/m2の坪量となるよう抄造された巻取が用いられる。
【0011】 用紙への模様印刷は、抄造された巻取の全幅に亘って印刷されるが、トイレッ トペ−パ−(1)に巻上げられたときに模様印刷部(5)が切断されないように切断部 分を10〜20mm幅で印刷せずに残し、巻取方向に連続または不連続の模様が帯状に 印刷される。
【0012】 使用される印刷インキは、前述の如く有害性重金属を含まない顔料を使用し、 ビヒクルとして繊維素誘導体などを用いた水溶性インキを用いて行なうが、印刷 される用紙は、無サイズで薄いため、印刷時に破れる恐れがあるため、2枚また は3枚重ね合わせた上に印刷し、乾燥するとよい。
【0013】 印刷された巻取は、トイレットペ−パ−リワインダ−により、3枚重ね合わさ れ、エンボスロ−ルの間を通したのち、模様印刷部(5)を切断しないように印刷 せずに残した部分の中心を切断し、ミシン目を横方向に所要の長さ毎に入れ、紙 管(6)と巻き付け、ロ−ル状のトイレットペ−パ−(1)に仕上げられる。
【0014】 従って、図2に示すように、印刷した用紙(4)は、無印刷の用紙(3)、(3)の間 に挟まれるようにするが、二酸化チタンなどの白色顔料を用いた白色の印刷イン キで印刷した用紙(4)は、一番上になるように無印刷の用紙(3)、(3)の上に重ね 合せるも差支えない。
【0015】 なお、紙管(6)は、紙中に繊維素グリコ−ル酸アンモンや、カルボキシメチル セルロ−スなどを含有させた、水に速溶性のある紙で作られた水分散性の良好な 紙管を、また、仕上げられたロ−ル状のトイレットペ−パ−(1)を包装する包装 紙または帯封紙も水分散性の良好な紙を用いるとよい。
【0016】
本願考案のトイレットペ−パ−は、3枚用紙を重ねてあるので、切り取って使 用する長さが短かくてすみ、用紙が2枚重ねの従来品よりも少なくてすむ。
【0017】 ロ−ル状のトイレットペ−パ−をホルダ−に取付けたとき、断面に模様印刷が 現われないので、模様印刷した部分が切断されている従来品に比らべ、清潔感が あり、かつ、模様が無印刷の用紙より透けて見え、美粧感を与える。
【0018】 また、3枚重ねをしてあるので、肌にふれたときに、肌触りがよく、エンボス ロ−ルで圧着したものは、切り取ったとき、3枚重ねが剥がれる恐れもない。
【0019】 なお、包装紙や紙管に水分散性の良好な製品を使用しているので、ホテルやデ パ−トなどで不用意に便器内に棄てられても、トラブルを起こす心配はない。
【0020】
【図1】斜視図(包装紙を除く)
【図2】用紙の構成を示す部分斜視図
1 トイレットペ−パ− 2 重ね合わせた用紙 3 無印刷の用紙 4 印刷した用紙 5 模様印刷部 6 紙管 7 ミシン目
Claims (3)
- 【請求項1】 側面となる部分を除いて模様を印刷した
用紙(4)と2枚の無印刷の用紙(3)、(3)を重ね合わせ紙
管(6)に巻上げたことを特徴とするトイレットペ−パ
−。 - 【請求項2】 模様を印刷した用紙(4)を、2枚の無印
刷の用紙(3)、(3)で挟持するよう重ね合わせた事を特徴
とする請求項1記載のトイレットペ−パ−。 - 【請求項3】 模様印刷部(5)が、水に溶解または分散
することを特徴とする請求項1および2記載のトイレッ
トペ−パ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8757191U JPH0529492U (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | トイレツトペ−パ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8757191U JPH0529492U (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | トイレツトペ−パ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529492U true JPH0529492U (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=13918689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8757191U Pending JPH0529492U (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | トイレツトペ−パ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529492U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172072A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Crecia Corp | 温水洗浄便座に適したトイレットペーパー |
JP2004209082A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉紙および衛生薄葉紙ロール |
JP2005288764A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Daio Paper Corp | 透かし模様形態薄葉紙およびその製造方法 |
JP2008295832A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Daio Paper Corp | ロールペーパー |
JP2010036015A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-02-18 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉紙製品の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967556A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-17 | Ricoh Co Ltd | 複写装置 |
JPS6163711A (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-01 | Teijin Ltd | 麻様吸水性ポリエステル繊維 |
JPS6426312U (ja) * | 1987-08-08 | 1989-02-14 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP8757191U patent/JPH0529492U/ja active Pending
Patent Citations (3)
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