JP7366677B2 - 衛生薄葉紙ロール - Google Patents

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Description

本発明は、トイレットロール、キッチンロール等の衛生薄葉紙ロールに関する。
一般的にミシン目を備えた衛生薄葉紙ロール(特許文献2~4)は、ペーパーホルダに設置され、使用分だけ引き伸ばして使用される。ペーパーホルダは、例えば、衛生薄葉紙ロールを両側部から回転可能に保持する支持部を有する本体部と、衛生薄葉紙ロールの上側を覆い、一部が湾曲した蓋部と、で構成されている。この蓋部は本体部に設けられた回転軸を中心に回動するようになっており、この蓋部の手前側の先端を衛生薄葉紙ロールの外表面にあてがうようにして、この衛生薄葉紙ロールがミシン目で切断される。使用により直径が小さくなっても、蓋部は、回動してこの蓋部手前側の先端がこの衛生薄葉紙ロールの外表面に当たるので、衛生薄葉紙ロールがミシン目で容易に切断される。
しかしながら、衛生薄葉紙ロールの直径が相対的に大きいうちは、この蓋部の湾曲部が衛生薄葉紙ロールの外表面に接し、静電気などにより、衛生薄葉紙ロールの切断された先端がこの外表面にはり付き、次に使用する際に支障をきたす場合がある。
この問題を解決するため、特許文献1は、ペーパーホルダに別体として取り付ける衛生薄葉紙ロール切断端部の分離装置を提供している。
特許5187986号公報 特開2009-240722号公報 特開2010-131232号公報 特開2010-178839号公報
しかしながら、当該分離装置は、現在使用されるペーパーホルダの全てに適用可能なものではないし、衛生薄葉紙ロールを取り換える都度、衛生薄葉紙ロールをこの分離装置に取り付ける必要があり手間がかかるものである。また、1プライからなる衛生薄葉紙ロールをこの分離装置に取り付けて使用すると、衛生薄葉紙ロールの切断端部を引き出そうとする場合に、この分離装置の持ち上げ部に衛生薄葉紙ロールのミシン目が位置したときにこのミシン目で破けるおそれもある。このような理由から、ペーパーホルダに別体を取り付けるのを敬遠する者が少なからずいる。
そこで、本発明の主たる課題は、ミシン目で切断された先端部が外表面にはりつきにくく、同先端部を掴みやすい衛生薄葉紙ロールを提供することにある。
上記課題は次記に示す態様で解決される。
<第1の態様>
一枚の帯状の連続薄葉紙の基端から円筒状に巻き取られて、外表面に先端が位置し、
前記連続薄葉紙の長手方向に所定の間隔を空けて、幅方向に延在する切り取り用のミシン目が複数設けられ、
前記ミシン目各々における少なくとも前記基端側近傍に、第1エンボスが配される、
ことを特徴とする衛生用薄葉紙ロール。
(作用効果)
第1エンボスは凹凸状に形成されているため、単位エンボスの頂点部分は外表面に接するが、第1エンボスが配された全域が外表面に必ずしも接するものとはなり難い。すなわち、第1エンボスが配された部分のうち頂点部分以外の部分は外表面にはりつきにくくなっている。衛生薄葉紙ロールを使用して、ミシン目で切断されて形成された先端縁の全部が外表面にはりついた状態になりにくくなる。したがって、次に衛生薄葉紙ロールを使用する際、同先端縁を掴み易い。
<第2の態様>
前記連続薄葉紙の長手方向長さのうちの、前記先端から前記基端側に少なくとも30%の長さまでの範囲に前記第1エンボスが配されている、
第1の態様の衛生用薄葉紙ロール。
(作用効果)
従来の衛生薄葉紙ロールにおいては、同ロールをペーパーホルダに設置してしばらくの間は、ミシン目で切断して形成された先端縁が外表面にはりつき易かった。これは、同ロールの直径が相対的に長いので、同先端縁近傍が、ペーパーホルダの蓋部の湾曲部に接し、静電気などではりつきが発生することによるものと推測される(図7(a))。同直径が相対的に短いときは図7(b)に示すように、同先端縁近傍が、蓋部の湾曲部から離れているので、はりつき難い。したがって、上記範囲に第1エンボスが配されていれば、このはりつきによる問題は発生し難いものとなる。
<第3の態様>
長手方向に隣接する前記第1エンボス相互が、幅方向に位置を異ならせて配されている、
第1の態様の衛生薄葉紙ロール。
(作用効果)
長手方向に隣接する第1エンボス相互が、幅方向(短手方向)の同じ位置に配されていると、ロールを形成したときに、短手方向のうちの第1エンボスが配された位置が嵩張ったものとなる。第1エンボスが配される位置を、長手方向に隣接する第1エンボス相互でずらすことで、短手方向のうちの第1エンボスが配された位置が適度にばらつき、ロールを形成したときに側面の特定位置のみが嵩張るのを抑制できる。
<第4の態様>
前記ミシン目各々における少なくとも前記基端側近傍に、幅方向に間隔を空けて第1エンボスが複数配されている、
第1の態様の衛生薄葉紙ロール。
(作用効果)
第1エンボスが複数配されているので、単数配されている場合よりも、ミシン目で切断して形成された先端縁が外表面にはりつきにくくなり、次に使用する場合に同先端縁を掴み易くなる。
<第5の態様>
前記ミシン目各々に跨って第1エンボスが配されている、
第1の態様の衛生薄葉紙ロール。
(作用効果)
衛生薄葉紙ロールを引き出し、第1エンボスが見えた近傍にミシン目があるので、ペーパーホルダの蓋部手前側の先端をミシン目に合わせ易いものとなる。
<第6の態様>
前記連続薄葉紙には、前記第1エンボスの深さよりも、深さが小である第2エンボスが配されている、
第1の態様の衛生薄葉紙ロール。
(作用効果)
マイクロエンボスが配されている領域が柔らかい肌触りとなる。
以上のとおり、本発明によれば、ミシン目で切断された先端部が外表面にはりつきにくく、同先端部を掴みやすい衛生薄葉紙ロールが提供される。
衛生薄葉紙ロールの斜視図である。 衛生薄葉紙ロールの斜視図である。 衛生薄葉紙ロールの斜視図である。 衛生薄葉紙ロールの斜視図である。 衛生薄葉紙ロールの斜視図である。 衛生薄葉紙ロールの斜視図である。 ペーパーホルダに衛生薄葉紙ロールが取り付けられているときの説明図である。 エンボス深さの説明図である。 衛生薄葉紙ロールの斜視図である。
次いで、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ以下に詳述する。
衛生薄葉紙ロールX1は、一枚の帯状の連続薄葉紙10の基端から円筒状に巻き取られて、外表面に先端が位置するものである。巻き作業については特に限定されるものではなく既知の技術による。
一枚の帯状の連続薄葉紙10は、適宜調節できるが、例えばトイレットペーパーであれば基端縁から先端縁までの長さ、すなわち長手方向の長さが150m以下、好ましくは120m以下、より好ましくは100m以下とすることができ、また50m以上、60m以上とすることができる。幅方向、すなわち短手方向の長さL12が90~150mmとすることができる。
〔ミシン目〕
連続薄葉紙10には、この連続薄葉紙10の長手方向に所定の間隔を空けて、幅方向(以下、「幅方向」ともいう。)に延在する、切り取り用のミシン目20が複数配されている。ミシン目20は、連続薄葉紙10の幅方向における、一方の端部側から他方の端部側まで延在して配することができる。連続薄葉紙10を切断するときは、一例に、引き出された連続薄葉紙10における引き出し方向を、衛生薄葉紙ロールX1の半径方向に対して、角度を大きくなる方向に引っ張るようにする。そうすると、ペーパーホルダの湾曲部先端縁沿いにミシン目20が破かれる。
ミシン目20は、カットされた部分(以下、「カット部」ともいう。)と隣り合う2つのカット部間のカットされていない部分(以下、「タイ部」ともいう。)とが交互に配置された構造である。また、カット長とは、ミシン目20を構成するカット部の幅方向における長さである。
ミシン目20のタイカット比は、例えば、タイ部の長さ:カット部の長さ=1:1~1:15であると好ましい。タイカット比とは、ミシン目20が延びる方向において隣り合うカット部とタイ部の比をいう。タイカット比が1:15を超えると、連続薄葉紙10がミシン目20毎に破れやすくなり所望の長さを引き出しにくくなる。1:1未満だと、ミシン目20で切り取り難くなる。
連続薄葉紙10の切り取りは、幅方向の少なくとも一方の端部側から開始され、幅方向の中央部に向かって切り取り方向が進行し、他方の端部側に達して終了する。ミシン目20に沿って連続薄葉紙10が切り取られると、切り取り方向が安定して好ましい。
ミシン目20が形成されていると、連続薄葉紙10が固定されていない状態又は不安定な状態(例えば、ペーパーホルダ等に回転自在に設置された衛生薄葉紙ロールX1から薄葉紙を切り取る場合、薄葉紙を押さえ付けずに片手で切り取る場合等)でも、ミシン目20が形成された位置で薄葉紙を切り取ることが促される。ミシン目20が形成されていると、続薄葉紙10を切り取る際に、ミシン目20以外の位置で連続薄葉紙10が破れにくく、また余分な連続薄葉紙10が取り出されることを抑制することができる。
ミシン目20の間隔L13は、適宜設計してよいが、例えば、0.9~37.5mmとするとよい。
〔第1エンボス〕
特許文献2に開示される技術は、連続薄葉紙10よりも幅狭の金属製ロールとゴムロールとで構成される一対のエンボスロールにより、複数枚積層した連続薄葉紙にエッジエンボスを付与して、積層された連続薄葉紙を一体化させるものである。この技術を一枚の連続薄葉紙10に適用する。本明細書では、一枚の連続薄葉紙10にエンボスe(請求項1の第1エンボスに相当する。)を、例えば、連続薄葉紙10よりも幅狭の金属製ロールとゴムロールとで構成される一対のエンボスロールにより付与することができる。この第1エンボスeが付与された部分は、衛生薄葉紙ロールX1の外表面にはりつきにくくなるので、連続薄葉紙10の先端縁を使用者が容易に掴み易くなる。
衛生薄葉紙ロールX1は、一枚の連続薄葉紙10の基端から円筒状に巻き取られて、外表面に先端が位置して形成される。第1エンボスeは切り取り用のミシン目20における少なくともこの基端側近傍に配されている。連続薄葉紙10におけるこの基端側近傍以外の領域には、連続薄葉紙10の柔軟性向上のために第2エンボス(第2エンボスは公知のエンボスを適宜用いることができるが、例えば、特開2010-131232号公報に開示されるデザインエンボス、マイクロエンボス等をあげることができる。)が付与されていてもよいし、付与されていなくてもよい。この第2エンボスは、本形態の第1エンボスeよりもエンボス深さHが小さいものとするとよい。ここで、近傍とは、例えば、各々のミシン目20から連続薄葉紙10の長手方向にマイナス30~プラス30mm、より好ましくはマイナス20~プラス20mmの範囲内の領域ということもできる。また、ミシン目20の間隔L13のうちの30%以下の長さをL4とすると、近傍とは、ミシン目20から、連続薄葉紙10の長手方向(プラス側であってもマイナス側であってもよい)にL4までの範囲内の領域ということもできる。ここで、プラスとは例えば、ミシン目20から連続薄葉紙10の基端側へ向かう方向をいい、マイナスとは例えば、ミシン目20から連続薄葉紙10の先端側へ向かう方向をいうものとすることができる。同領域以外にも第1エンボスeを配してもよいが、配さないものとすることで、円筒状に巻き取られた連続薄葉紙10は、密に巻くことができ、ロール状にしたときの直径が短くなりコンパクトになる。
[単位第1エンボス]
第1エンボスeは、単位第1エンボスe1,e1…が、連続的又は断続的に配されて形成されている。第1エンボスeは、多数の単位凹エンボス群の集合体であり、単位第1エンボスe1は、この単位第1エンボスe1のエンボス密度が10~30個/10mm2であるのが望ましい。
単位第1エンボスe1の面積は、0.005~0.075mm2、より好ましくは0.01~0.04mm2とするとよい。
エンボス深さHは0.5~2mm、より好ましくは1~1.5mmとするとよい。0.5mm未満だと、切断されて形成された先端縁が衛生薄葉紙ロールX1の外表面にはりつきやすいものとなる。2mmを超えると、衛生薄葉紙ロールX1の見栄えがよくない。
単位第1エンボスe1は、円形、矩形、菱形等の形状にすることができるが、これらの形状に限らず、公知の形状を適宜、適用することができる。
単位第1エンボスe1,e1…の配置形態は、格子形態、斜方格子形態、ランダム配置形態であってもよいが、これらの形態に限定されず、公知の配置形態を適宜、適用できる。
[第1エンボスの配置]
第1エンボスeの配置は、特に限定されないが、例えば以下の形態を挙げることができる。
(第1実施形態)
ミシン目20に跨って第1エンボスeが配されている形態を例示できる。第1エンボスeは、四角形、円形、楕円形、波形、菱形その他の形状とすることができる。これらの形状であれば、第1エンボスeにおける長手方向の長さL3が40~60mm、幅方向の長さL15~30mmとすることができる。また、ミシン目20の間隔L13に対して、第1エンボスeの長手方向の長さL3が0.1~0.6倍としてもよい。そして、連続薄葉紙10の全幅L12に対して、第1エンボスeの幅方向の長さL1が0.03~0.4倍としてもよい。幅方向における第1エンボスeの位置は、特に限定されないが、例えば、幅方向における端縁部とすることもできるし、幅方向における中央部とすることもできる。ここで、幅方向における端縁部とは、一例に幅方向を4等分した場合における第1等分目又は第4等分目をいい、幅方向における中央部とは、第2等分目及び第3等分目をいうものとすることができる。
第1エンボスeにおける長手方向の長さL3のうちの半分以上の長さを、ミシン目20からプラス側とし、残りの長さをミシン目20からマイナス側とすることができる。このように配置すると、ミシン目20に沿って連続薄葉紙10が切断されたときに、切断により形成された端縁からプラス側に第1エンボスeが残るので、次に使用する際、この先端縁を掴み易いものとなる。
なお、幅方向に延在するミシン目20,20…相互が、長手方向に間隔L13を空けて配されている場合であって、同間隔L13が相対的に短いとき、例えば、第1エンボスeの長手方向の長さL3よりも短い間隔L13でミシン目20,20…が配されているときは、複数のミシン目20,20,…に跨って第1エンボスeが配されていてもよい。
(第2実施形態)
連続薄葉紙10の幅方向に間隔を空けて第1エンボスeが複数配されている形態を例示できる。もちろん、第1エンボスeが1つ配されている形態であってもよい。図2は、第1エンボスeが複数配されている形態、又は1つ配されている形態が、長手方向に間隔を空けて配されている形態を例示するものである。
(第3実施形態)
図5に示すように、ミシン目20を跨らずに、ミシン目20のプラス側に第1エンボスeが配されている形態を例示できる。第1エンボスeとミシン目20の間隔L11が3cm以内、より好ましくは2cm以内であるとよい。3cmを超えると、ペーパーホルダでミシン目20沿いに連続薄葉紙10を切断したときに、第1エンボスeが配された領域が、ホルダカバー31の湾曲部31Aの切断縁よりもペーパーホルダ本体側と対向する連続薄葉紙外表面に位置してしまう。そうすると、連続薄葉紙10を切断して形成された端縁が外表面にはりつき易くなる。
(第4実施形態)
連続薄葉紙10の全幅L12に第1エンボスeが配されている形態を例示できる。第1エンボスeは、ミシン目20に跨って配されていてもよいし、跨らずに配されていてもよい。第1エンボスeが跨らずに配されている場合は、この第1エンボスeが長手方向のプラス側に配されていると、ミシン目20で切断されて形成された端縁に第1エンボスeがあるので、好ましい。第1エンボスeの長手方向LDの長さは第1実施形態と同じにすることができる。
(第5実施形態)
図6のように、長手方向LDに隣接する第1エンボスe,e…相互が幅方向CDに位置を異ならせて配されている形態を例示できる。図6には、ミシン目20各々の近傍に、第1エンボスeが1つ配された形態を例示されているが、ミシン目20各々の近傍に、第1エンボスeが複数配されていてもよい(図示しない)。
(第6実施形態)
図9のように、連続薄葉紙10には、第1エンボスeよりも、深さが小である第2エンボスfが配されている形態を例示できる。第2エンボスfは連続薄葉紙10の全面に配してもよいし、一部に配してもよい。
第2エンボスfの形成手法としては、公知の手法を適宜適用できるが、例えば、マッチドスチール、ラバースチール、ポイント・トゥー・ポイント、ネステッド等の手法を挙げることができる。ラバースチールにより形成されたエンボスを付した原紙が用いられていることが好ましい。ラバースチールは、表面がゴムで被覆されたラバーロールと、表面に凸模様が形成された金属ロールとの間に対象物を挟みこんでエンボスを形成する方法である。この方法は、マッチドスチール等、他のエンボス加工方法と比較して、エンボスが崩れ難い。第2エンボスによる柔軟性向上効果に優れ、またこのエンボス形成方法は、デザインエンボスの形成にも適用でき、デザインエンボスの形成は、意匠性向上効果に優れる好ましい。
第2エンボスfは、柔軟性を向上するという観点より、エンボス頂点部の面積が0.002~0.05mm2であるとよい。エンボス深さが0.3mm以上1.0mm未満、エンボスの平均密度(単位面積当たりのドットエンボスの個数) が3~20個/cm2、連続薄葉紙10に対するエンボス頂点部面積の比率(面積占有率)が0.25~10%、より好ましくは0.25~2%であることが好ましい。
第2エンボスfの頂点部の平面形状は、ドットエンボス、ラインエンボス、及びこれらが一体的に組み合わされたエンボスのいずれであってもよいが、真円形状や楕円形状だと、滑らかで良好な肌触りが得られ、好ましい。
第2エンボスfにデザイン性を持たせる場合は、頂点部(エンボス凸部先端の頂面部分)の面積が0.3mm2を超える、デザイン性を有するエンボスであればよく、その形態について特に制限はなく、公知形態を適宜適用できる。一例に、波型のラインエンボスが断続的又は連続的に配置される第2エンボスの形態を挙げることができる。デザインの審美性から、連続薄葉紙10に対するエンボス頂点部面積の比率(面積占有率)が0.25~10%であることが好ましい。
[面積比率]
連続薄葉紙10の面積に対する第1エンボスeの面積の比率は、0.25~10%、好ましくは0.25~2%とするとよい。0.25%未満だと、ミシン目20で切断されて形成された先端縁の全部又は一部が、この連続薄葉紙10の外表面にはりつきやすくなる。2%を超えると、この連続薄葉紙10をロール状にしたとき、半径方向外方にこの連続薄葉紙10が嵩張ったものとなる。
連続薄葉紙10の長手方向長さのうちの、先端から基端側(プラス側)に、少なくとも30%の長さまで(好ましくは少なくとも10%の長さまで)の範囲に第1エンボスe,e…が配されている形態は好ましい。ロール状に巻かれた連続薄葉紙10の半径方向外方への嵩張りが少なくて済み、衛生用薄葉紙ロールX1がコンパクトになる。この場合、連続薄葉紙10における近接するミシン目相互間の面積に対する第1エンボスeの面積の比率が、0.25~10%、好ましくは0.25~2%とすることができる。もちろん、先端から始端に至るまでの範囲に第1エンボスe,e…が配されている形態であってもよい。
〔連続薄葉紙〕
連続薄葉紙10は、原料パルプを主とする抄紙原料を、公知の抄紙工程、具体的には、ワイヤパート、プレスパート、ドライヤパート、サイズプレス、カレンダパート等を経るなどして製造することができる。
この抄紙に際しては、例えば、分散剤、苛性ソーダ、アンモニア水等のpH調整剤、消泡剤、防腐剤、蛍光染料、離型剤、耐水化剤、流動変性剤、歩留まり向上剤などの適宜の薬品を添加することができる。
抄紙原料に用いる原料パルプは、特に限定されない。衛生薄葉紙ロールの用途に応じて適宜の原料パルプを選択して使用することができる。原料パルプとしては、例えば、木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプ、古紙パルプなどから、より具体的には、砕木パルプ(GP)、ストーングランドパルプ(SGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ブリーチケミサーモメカニカルパルプ(BCTMP)等の機械パルプ(MP)、化学的機械パルプ(CGP)、半化学的パルプ(SCP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプ(KP)、ソーダパルプ(AP)、サルファイトパルプ(SP)、溶解パルプ(DP)等の化学的パルプ(CP)、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール(PVA)等を原料とする合成パルプ、脱墨パルプ(DIP)、ウエストパルプ(WP)等の古紙パルプ、かすパルプ(TP)、木綿、アマ、麻、黄麻、マニラ麻、ラミー等を原料とするぼろパルプ、わらパルプ、エスパルトパルプ、バガスパルプ、竹パルプ、ケナフパルプ等の茎稈パルプ、靭皮パルプ等の補助パルプなどから、一種又は数種を適宜選択して使用することができる。
特には、原料パルプは、トイレットペーパー、ティシュペーパーとするのであれば、NBKPとLBKPとを配合したものが好ましい。適宜古紙パルプが配合されていてもよいが、風合いなどの点で、NBKPとLBKPのみから構成されているのがよく、その場合配合割合としては、NBKP:LBKP=30:70~50:50がよく、特に、NBKP:LBKP=40:60が望ましい。
他方、連続薄葉紙10は、全体として審美性等のあるように見せる効果を得るために、地色が白色に限らず薄いピンクやブルーとすることもできる。この場合、予め着色料を混合して着色した抄紙原料を抄紙するなどの既知の技術により達成できる。
〔米坪〕
連続薄葉紙10の米坪は、その用途によって適宜調整すればよいが、特にトイレットロールとするのであれば、連続薄葉紙10のJIS P 8124の米坪測定方法における値が、10~25g/m2である好ましい。10g/m2未満では、トイレットペーパーとしての柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、トイレットペーパーとしての強度を適正に確保することができない。ペーパーホルダに取り付けたトイレットペーパーを引き出す最中に、ミシン目20以外の場所でトイレットペーパーが破けるおそれがある。25g/m2超では、トイレットペーパーとして使用するに、硬くなり過ぎて、肌触りが悪いものとなるからである。
〔紙厚〕
紙厚は衛生薄葉紙ロールX1の用途による。トイレットロールであれば、紙厚は、80~250μmとするのが好ましい。、ここでいう紙厚は連続薄葉紙10の紙厚をいい、この紙厚は、全面又は一部に第2エンボスが付された衛生薄葉紙ロールX1の厚さであってもよいし、第2エンボスが付されていない衛生薄葉紙ロールX1の厚さであってもよい。
その紙厚が80μm未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、トイレットペーパーとしての強度を適正に確保することができない。また、250μm超では、トイレットペーパーが硬くなり過ぎて、トイレットペーパーの肌触りが悪化するだけでなく、使用時にゴワツキ感が生じる。
前記紙厚の測定方法としては、JIS P 8111の条件下で、ダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定するものとする。具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上に下ろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料(例えば、トイレットペーパー。)を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーはのせるだけとする。プランジャーの端子は金属製であり、直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにし、この紙厚測定時の荷重は、約70gfである。なお、紙厚は測定を10回行って得られる平均値とする。
〔テール端部〕
テール端部23は、テール端縁Teから所定長離間した位置で、接着部によってロール部の外表面22に接着されて止着されている。この接着部は、接着剤の塗布などにより形成される。テール端縁Teは、帯状の連続薄葉紙10の基端から先端へ円筒状に巻き取られる場合の「先端」をいう。
接着部は、接着性及び剥離性を十分に確保すべく0,09~0.75cm2程度の面積とするのがよい。また、接着部は、ロール端縁Teから接着部までの距離は、概ね15~40mm程度とするのがよい。接着部よりテール端縁側の自由部分が十分な長さとなって摘みやすくなる。
この、本形態の衛生薄葉紙ロールX1のテール端部23の処置は、例えば、以下のようにする。まず、テール端部23をロール部から若干引き出したのち、そのテール端縁Teから変位した位置に、接着剤を塗布する。
接着剤の塗布は、スプレー塗布、印刷による塗布など、凸版による塗布などが採用できる。衛生薄葉紙に対して適宜の形状で接着剤を塗布しうる接着剤塗布方法を用いることができる。
ここで、接着剤の種類は、この種の衛生薄葉紙ロールのテールシールに用いられている既知の接着剤の中から適宜選択することができる。好ましくはポリビニルアルコール、水等である水解性を確保するのであれば、水性接着剤の使用が望ましい。
ここで接着部を構成する接着剤については、好ましくは非着色の接着剤とするのがよい。テール端部23の下層のロール部分が着色されなくなり、テール端部23を剥離した後の見栄えや、連続薄葉紙に付与した模様の見栄えを低下させることがなくなる。
この接着剤の塗布の際には、その塗布量や塗布圧を調整し、テール端縁Teから所定距離離れた位置の内面側(ロール部対面側)にまで浸透させるようにする。具体的な塗布量は、連続薄葉紙の米坪等に応じて適宜調整するが、ロール部外表面への当接させたときに、ロール部内に過度に浸透しない程度の量とするのがよい。
接着剤を塗布して、連続薄葉紙の内面側にまで接着剤が浸透されたならば、テール端部23をロール部外表面22に当接させて、前記テール端部23をロール部外表面に対して接着させる。
[製造方法]
第1エンボス付与方法は、既知の第1エンボス付与方法に従って行うことができる。例えば、帯状の連続薄葉紙10が巻き取られた原反ロールから連続的に連続薄葉紙10を繰り出して適宜のガイドロールでガイドしつつ下流に流す路程の所定位置に一対の第1エンボスロールを配し、この第1エンボスロール間に連続薄葉紙10を通して第1エンボスを付与することができる。
第1エンボス付与方法においては、例えば、連続薄葉紙10の幅方向に沿って、凸第1エンボスロールを1つ配置する。また、複数間隔を開けて配置してもよい。乙第1エンボスロールが複数配置されている場合は、凸第1エンボスロールのいくつかによって、かつ連続薄葉紙10 が所定長さ流れる毎に交代させつつ、連続薄葉紙10に第1エンボスeを付与することで、第1エンボスeの付与位置を連続薄葉紙10の幅方向に変化させることができる。
一対の第1エンボスロールの線圧は、20kgf/cm~100kgf/cmとするのがよい。20kgf/cm未満であると所望のエンボス深さHになり難い。100kgf/cm を超えるとエンボス深さHが深くなり過ぎ、連続薄葉紙10を巻き取って形成された衛生薄葉紙ロールX1が半径方向に嵩張ったものとなり、見栄えが悪化する可能性がある。
凸第1エンボスロールについては、例えば、連続薄葉紙10の幅方向に移動させるようにしてもよい。より、柔軟なエンボスパターンに対応可能となる。このように凸第1エンボスロールを移動させて第1エンボスの位置を変更するのであれば、凸第1エンボスロールを複数個設ける必要はない。
このように第1エンボスeを付与した後には、その連続薄葉紙10を搬送する過程
で、連続薄葉紙10に対してミシン刃を間欠的に当て、連続薄葉紙10の搬送方向に所定の間隔L12で、その搬送方向(長手方向)に直行する方向CDに延在する、切り取り用のミシン目20を形成する( ミシン目形成工程) 。ミシン目20 の形成は、パーフォレーションロールとも称される、周面に回転方向( 周面移動方向) に間隔を空けて、軸方向に沿って複数本、立設するミシン刃を有するロールを回転させ、順次、ミシン刃を連続薄葉紙10に押し当てるようにして、連続薄葉紙10の搬送方向に所定の間隔L13で、ミシン目20を形成するようにしている。
ここで、特徴的に、上記第1エンボスeを付与する周期と、ミシン刃 を連続薄葉紙10に当てる周期とを同期させ、ミシン目20における少なくとも基端側近傍に第1エンボスeが配されるようにミシン目20を形成するとよい。この同期は、機械的制御や電子的制御によって行なうことができる。この制御の方法は、本発明では限定されるものではない。例えば、パーフォレーションロールにおけるミシン刃の間隔、パーフォレーションロールの回転速度、各位置における連続薄葉紙10の搬送速度などから、連続薄葉紙10対する第1エンボスeの付与位置(付与タイミング)を計算機で計算し、この計算結果に応じた電気信号に基づいて、シャッターの開閉を行なう具体的な機構、例えばサーボモ
ーターなどを制御するようにする。これにより接着糊付与部分の間隔が調整され、ミシン
目20の形成位置が決定される。
第2エンボスを付与する場合は、一例に第1エンボスの付与工程に先立って、行うことができる。帯状の連続薄葉紙10が巻き取られた原反ロールから連続的に連続薄葉紙10を繰り出して適宜のガイドロールでガイドしつつ下流に流す路程の所定位置に一対の第2エンボスロールを配し、この第2エンボスロール間に連続薄葉紙10を通して第2エンボスを付与することができる。
[定義等]
・MD方向とは長手方向をいい、CD方向とは幅方向をいう。連続薄葉紙10の基端とは、連続薄葉紙10を長手方向に巻き取られるときに、巻き取りが開始される始端をいう。連続薄葉紙10の先端とは、この基端に対向する端縁をいい、巻き取りが終了する終端をいう。
・衛生薄葉紙ロールX1は、芯に紙管が備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
この本発明は、トイレットペーパー、キッチンペーパー等の帯状の連続薄葉紙を巻き取った衛生薄葉紙ロールに対して特に適するが、これに限らず、帯状のシートを巻き取ったロール状物に利用可能である。
10…連続薄葉紙、20…ミシン目、22…外表面、23…テール端部、31…ホルダカバー、31A…湾曲部、L1…第1エンボスの幅、L3…第1エンボスの長さ、Te…テール端縁、X1…衛生薄葉紙ロール、Y1…ペーパーホルダ、e…第1エンボス、e1…単位第1エンボス。

Claims (6)

  1. 一枚の帯状の連続薄葉紙の基端から円筒状に巻き取られて、外表面に先端が位置し、
    前記連続薄葉紙の長手方向に所定の間隔を空けて、幅方向に延在する切り取り用のミシン目が複数設けられ、
    前記ミシン目各々における記基端側近傍に、第1エンボスが配されており
    前記第1エンボスは、
    前記第1エンボスにおける前記連続薄葉紙の長手方向の長さが40~60mmで、前記ミシン目各々に跨って配され、
    前記長さのうち、前記ミシン目各々から前記基端側の長さが前記ミシン目各々から前記先端側の長さよりも長く形成されている、
    ことを特徴とする衛生用薄葉紙ロール。
  2. 前記連続薄葉紙の長手方向長さのうちの、前記先端から前記基端側に少なくとも30%の長さまでの範囲に前記第1エンボスが配されている、
    請求項1に記載の衛生用薄葉紙ロール。
  3. 長手方向に隣接する前記第1エンボス相互が、幅方向に位置を異ならせて配されている、
    請求項1に記載の衛生用薄葉紙ロール。
  4. 前記ミシン目各々における少なくとも前記基端側近傍に、幅方向に間隔を空けて第1エンボスが複数配されている、
    請求項1に記載の衛生用薄葉紙ロール。
  5. 前記第1エンボスは、前記連続薄葉紙の幅方向に1つ又は間隔を空けて2つ配されているものである、
    請求項1に記載の衛生用薄葉紙ロール。
  6. 前記連続薄葉紙には、前記第1エンボスの深さよりも、深さが小である第2エンボスが配されている、
    請求項1に記載の衛生用薄葉紙ロール。
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