JPH05294820A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
- Publication number
- JPH05294820A JPH05294820A JP13747992A JP13747992A JPH05294820A JP H05294820 A JPH05294820 A JP H05294820A JP 13747992 A JP13747992 A JP 13747992A JP 13747992 A JP13747992 A JP 13747992A JP H05294820 A JPH05294820 A JP H05294820A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vitamin
- derivative
- skin
- activity
- cosmetic
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ビタミンD並びにその誘導体を含有すること
を特徴とする化粧料の効果を増強する。 【構成】 ビタミンD並びにその誘導体を含有すること
を特徴とする化粧料にビタミンC並びにその誘導体を添
加する。 【効果】 ビタミンCまたはビタミンC様活性を持つ誘
導体を配合することによりビタミンD含有化粧料の皮膚
老化防止、美肌、タンニング効果が一層強化される。
を特徴とする化粧料の効果を増強する。 【構成】 ビタミンD並びにその誘導体を含有すること
を特徴とする化粧料にビタミンC並びにその誘導体を添
加する。 【効果】 ビタミンCまたはビタミンC様活性を持つ誘
導体を配合することによりビタミンD含有化粧料の皮膚
老化防止、美肌、タンニング効果が一層強化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビタミンD並びにビタ
ミンD様活性を持つ誘導体を含有することを特徴とした
化粧料に、その効果を増強するためにビタミンC並びに
ビタミンC様活性を持つ誘導体を含有することを特徴と
する皮膚老化予防化粧料、美肌化粧料、タンニング皮膚
化粧料に関する。
ミンD様活性を持つ誘導体を含有することを特徴とした
化粧料に、その効果を増強するためにビタミンC並びに
ビタミンC様活性を持つ誘導体を含有することを特徴と
する皮膚老化予防化粧料、美肌化粧料、タンニング皮膚
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビタミンD並びにビタミンD様活
性を持つ誘導体を含有することを特徴とする皮膚老化予
防化粧料(特開昭62−263110)、美肌化粧料
(特開昭63−51312)、タンニング皮膚化粧料
(特開平2−178218)等が提案されている。
性を持つ誘導体を含有することを特徴とする皮膚老化予
防化粧料(特開昭62−263110)、美肌化粧料
(特開昭63−51312)、タンニング皮膚化粧料
(特開平2−178218)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術については、
効果の点でより一層の改善が望まれている。しかし、こ
れらの効果を増強するための手段はなかった。本発明
は、これらの欠点を除くためになされたものである。
効果の点でより一層の改善が望まれている。しかし、こ
れらの効果を増強するための手段はなかった。本発明
は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ビタミンD並びにビタミ
ンD様活性を持つ誘導体を配合した上記化粧料に、ビタ
ミンC並びにビタミンC様活性を持つ誘導体を配合す
る。配合量は、ビタミンD並びにビタミンD様活性を持
つ誘導体、ビタミンC並びにビタミンC様活性を持つ誘
導体ともに組成物の総量を基準として0.00001−
5重量%が好ましく、0.00001重量%未満では効
果が十分に得られず、5重量%を超えてもその増加分に
見合った効果の増加は望めない。配合比は、ビタミンD
並びにビタミンD様活性を持つ誘導体を1としてビタミ
ンC並びにビタミンC様活性を持つ誘導体を0.001
−1000の範囲が好ましく、この範囲外では、効果が
十分に得られない。尚、本発明より提供される皮膚老化
予防化粧料、美肌化粧料、タンニング皮膚化粧料には、
色素、香料、防腐剤、界面活性剤、有機及び無機顔料、
抗酸化剤、アルコール類、エステル類、脂肪酸類、ワッ
クス類、ロウ類、生体関連成分等を本発明の目的を達成
する範囲内で適宜配合することができる。
ンD様活性を持つ誘導体を配合した上記化粧料に、ビタ
ミンC並びにビタミンC様活性を持つ誘導体を配合す
る。配合量は、ビタミンD並びにビタミンD様活性を持
つ誘導体、ビタミンC並びにビタミンC様活性を持つ誘
導体ともに組成物の総量を基準として0.00001−
5重量%が好ましく、0.00001重量%未満では効
果が十分に得られず、5重量%を超えてもその増加分に
見合った効果の増加は望めない。配合比は、ビタミンD
並びにビタミンD様活性を持つ誘導体を1としてビタミ
ンC並びにビタミンC様活性を持つ誘導体を0.001
−1000の範囲が好ましく、この範囲外では、効果が
十分に得られない。尚、本発明より提供される皮膚老化
予防化粧料、美肌化粧料、タンニング皮膚化粧料には、
色素、香料、防腐剤、界面活性剤、有機及び無機顔料、
抗酸化剤、アルコール類、エステル類、脂肪酸類、ワッ
クス類、ロウ類、生体関連成分等を本発明の目的を達成
する範囲内で適宜配合することができる。
【0005】
【作用】本発明により提供される皮膚老化予防化粧料、
美肌化粧料、タンニング皮膚化粧料としては、化粧水、
クリーム、乳液、リキッドファンデーション、パウダー
ファンデーション、ケーキ状ファンデーション、スティ
ック状ファンデーション、メークアップ、アンダーメー
クアップ、ボディローション、パック、サンスクリーン
剤、制汗剤、口紅、頬紅等多くのものがあり、使用部位
は、全身に及ぶ。
美肌化粧料、タンニング皮膚化粧料としては、化粧水、
クリーム、乳液、リキッドファンデーション、パウダー
ファンデーション、ケーキ状ファンデーション、スティ
ック状ファンデーション、メークアップ、アンダーメー
クアップ、ボディローション、パック、サンスクリーン
剤、制汗剤、口紅、頬紅等多くのものがあり、使用部位
は、全身に及ぶ。
【0006】
【実施例】 実施例−1 スキンローション 原料成分 配合料(重量%) プロピレングリコール 3.0 グリセリン 5.0 メチルパラペン 0.1 ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体 0.5 エタノール 5.0 1α,25−ジヒドロキシ 0.1 コレカルシフェロール 精製水 残余 実施例−1からビタミンCを抜いたものを実施例−1の
比較例(1)とし、実施例−1から1α,25−ジヒド
ロキシコレカルシフェロールを抜いたものを実施例−1
の比較例(2)、実施例−1から1α,25−ジヒドロ
キシコレカルシフェロールとビタミンCを抜いたものを
実施例−1の比較例(3)とする。 実施例−2 スキンクリーム 原料成分 配合料(重量%) (A)ワセリン 0.2 スクワラン 12.0 セタノール 5.9 ステアリン酸 2.0 1α,25−ジヒドロキシ 0.5 コレカルシフェロール ポリオキシエチレンモノステアリン酸 1.3 ソルビタン(20ED) モノステアリン酸ソルビタン 0.7 モノステアリン酸セチル 6.0 ブチルパラペン 0.1 香料 適量 (B)1,3ブチレングリコール 6.0 ビタミンC 0.5 メチルパラペン 0.1 水酸化カリウム 0.1 精製水 残余 上記処方物(A)を混合加熱しこれに上記処方物(B)
を同様に混合加熱したものを加え、攪拌して均一に乳化
し、冷却して製品とする。実施例−2からビタミンCを
抜いたものを実施例−2の比較例(1)とし、実施例−
2から1α,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
を抜いたものを実施例−1の比較例(2)、実施例−2
から1α,25−ジヒドロキシコレカルシフェロールと
ビタミンCを抜いたものを実施例−2の比較例(3)と
する。
比較例(1)とし、実施例−1から1α,25−ジヒド
ロキシコレカルシフェロールを抜いたものを実施例−1
の比較例(2)、実施例−1から1α,25−ジヒドロ
キシコレカルシフェロールとビタミンCを抜いたものを
実施例−1の比較例(3)とする。 実施例−2 スキンクリーム 原料成分 配合料(重量%) (A)ワセリン 0.2 スクワラン 12.0 セタノール 5.9 ステアリン酸 2.0 1α,25−ジヒドロキシ 0.5 コレカルシフェロール ポリオキシエチレンモノステアリン酸 1.3 ソルビタン(20ED) モノステアリン酸ソルビタン 0.7 モノステアリン酸セチル 6.0 ブチルパラペン 0.1 香料 適量 (B)1,3ブチレングリコール 6.0 ビタミンC 0.5 メチルパラペン 0.1 水酸化カリウム 0.1 精製水 残余 上記処方物(A)を混合加熱しこれに上記処方物(B)
を同様に混合加熱したものを加え、攪拌して均一に乳化
し、冷却して製品とする。実施例−2からビタミンCを
抜いたものを実施例−2の比較例(1)とし、実施例−
2から1α,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
を抜いたものを実施例−1の比較例(2)、実施例−2
から1α,25−ジヒドロキシコレカルシフェロールと
ビタミンCを抜いたものを実施例−2の比較例(3)と
する。
【0007】(1)タンニング効果試験 被験者10名に実施例−1、実施例−1の比較例
(1)、実施例−1の比較例(2)、実施例−1の比較
例(3)の合計4品について、被験者の背部皮膚に3c
m四方の試験部位を設定し、試料を一日一回200mg
塗布し、これを一ヶ月間連続して行った。一ヶ月後、試
験部位とその回りの皮膚明暗度を比較して、その効果を
著効、有効、無効に分けて評価した。 (2)官能効果試験 被験者10名に実施例−2、実施例−2の比較例
(1)、実施例−2の比較例(2)、実施例−2の比較
例(3)の合計4品について、被験者の上腕部皮膚に2
cm四方の試験部位を設定し、試料を一日一回100m
g塗布し、これを一ヶ月間連続して行った。一ヶ月後、
試験部位とその回りの皮膚の、はり、つや、なめらか
さ、みずみずしさを比較して、その効果を著効、有効、
無効に分けて評価した。
(1)、実施例−1の比較例(2)、実施例−1の比較
例(3)の合計4品について、被験者の背部皮膚に3c
m四方の試験部位を設定し、試料を一日一回200mg
塗布し、これを一ヶ月間連続して行った。一ヶ月後、試
験部位とその回りの皮膚明暗度を比較して、その効果を
著効、有効、無効に分けて評価した。 (2)官能効果試験 被験者10名に実施例−2、実施例−2の比較例
(1)、実施例−2の比較例(2)、実施例−2の比較
例(3)の合計4品について、被験者の上腕部皮膚に2
cm四方の試験部位を設定し、試料を一日一回100m
g塗布し、これを一ヶ月間連続して行った。一ヶ月後、
試験部位とその回りの皮膚の、はり、つや、なめらか
さ、みずみずしさを比較して、その効果を著効、有効、
無効に分けて評価した。
【0008】上記の2つの試験の結果は、以下に示すと
うりである。 (1)タンニング効果試験 (2)官能効果試験
うりである。 (1)タンニング効果試験 (2)官能効果試験
【0009】
【発明の効果】本発明化粧料は、皮膚老化予防、美肌効
果、タンニング効果に優れた化粧料である。また、被験
者の一人として、皮膚の異常を訴えなかったことより、
本発明化粧料は、安全性の面でも優れている。
果、タンニング効果に優れた化粧料である。また、被験
者の一人として、皮膚の異常を訴えなかったことより、
本発明化粧料は、安全性の面でも優れている。
Claims (1)
- 【請求項1】 ビタミンD並びにビタミンD様活性を
持つ誘導体からなる群より選ばれた一種又は二種以上を
含有することを特徴とし、さらにビタミンC並びにビタ
ミンC様活性を持つ誘導体からなる群より選ばれた一種
又は二種以上を含有することを特徴とする皮膚老化予防
化粧料、美肌化粧料、タンニング皮膚化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13747992A JPH05294820A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13747992A JPH05294820A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294820A true JPH05294820A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=15199593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13747992A Pending JPH05294820A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05294820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004033475A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | チロシナーゼ活性調整剤、その製法、及びそれを含有する外用剤 |
JP2020128382A (ja) * | 2015-05-18 | 2020-08-27 | 共栄化学工業株式会社 | ビタミンd様作用剤 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP13747992A patent/JPH05294820A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004033475A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | チロシナーゼ活性調整剤、その製法、及びそれを含有する外用剤 |
US7754864B2 (en) | 2002-10-10 | 2010-07-13 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Tyrosinase activity controlling agent, process for producing the same and external preparation containing the same |
JP2020128382A (ja) * | 2015-05-18 | 2020-08-27 | 共栄化学工業株式会社 | ビタミンd様作用剤 |
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