JPH05293001A - 靴底にばねを有する靴およびこの靴に使用されるばねおよびカセット - Google Patents

靴底にばねを有する靴およびこの靴に使用されるばねおよびカセット

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JPH05293001A
JPH05293001A JP5009579A JP957993A JPH05293001A JP H05293001 A JPH05293001 A JP H05293001A JP 5009579 A JP5009579 A JP 5009579A JP 957993 A JP957993 A JP 957993A JP H05293001 A JPH05293001 A JP H05293001A
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cassette
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    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
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    • A43B13/18Resilient soles
    • A43B13/181Resiliency achieved by the structure of the sole
    • A43B13/182Helicoidal springs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B21/00Heels; Top-pieces or top-lifts
    • A43B21/24Heels; Top-pieces or top-lifts characterised by the constructive form
    • A43B21/32Resilient supports for the heel of the foot

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面からの踵への衝撃に対する良好な緩和を
保証し、特に踵における、靴の上部に対する足首の摩擦
をなくすことができる靴底にばねを有する靴を実現す
る。 【構成】 靴の後部にまで延びた上板2と下板3との間
に、巻回方向が逆の2つのコイル部12、13を有し、
コイル部12、13から延出された一方のアーム12
b、13bが水平のアーム15に連結され、他端側から
延出されたアーム12a、13aの延出端にフック16
a、16bを有するばね11を設ける。アームは所定の
交差角度を成し、フックおよびアーム15が下板3上を
摺動し、コイル部12、13の上部外周面が上板に接触
し、かつ保持されている。靴に荷重がかかると、ばね1
1にねじりモーメントが発生し、アームの交差角度が増
大し、ばね11の実効高さが減少し、荷重を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日常生活に使用するこ
とができることはもちろんのこと、特にスポーツに好適
な靴底にばねを有する靴に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の靴の一従来例としとて、仏国特
許出願公開第958766号に開示されたものがある。
この靴は、当該特許出願公開の図6〜図8に示されるよ
うに、靴底の部分に上板と下板を有し、この上板と下板
との間の複数の位置に設けたコイルばねにより弾性を付
与し、これにより衝撃を緩和している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の靴
では、以下に示す問題がある。
【0004】(1)靴の着用者に良好な安定性を与えな
い。なぜなら、着用中に、下板に対して移動可能になっ
た上板がフロートするおそれがあるため、靴の中で垂直
方向の弾性が発生し、安定性が維持できないからであ
る。
【0005】(2)このことにより、地面上における足
の自然な動きが、好適な条件下で起こらず、特にスポー
ツをしている場合のように、地面からの反力である衝撃
力が大きい場合はことさら大きな問題になる。
【0006】(3)複数のコイルばねを必要とし、しか
もこれらのコイルばねを上板と下板との間の複数箇所に
規則正しく配置する必要があるため、取付方法に工夫を
要する結果、その製造工程が比較的複雑なものになり、
コストアップを招来する。
【0007】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は、スポーツや日常生活における様
々な用途に対応でき、上記従来技術の諸欠点を解消でき
る靴底にばねを有する靴を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、靴底に弾性を有する
にもかかわらず、着用者の足、特に後部を覆う上部カバ
ーと足との間で摩擦が起こらない靴底にばねを有する靴
を供給することにある。
【0009】本発明のまた他の目的は、6mm〜7mm
押圧された状態における高さに対してダンパーとして作
用する特定のばねを取り付けることができる靴底にばね
を有する靴を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、弾性手段である
ばねを靴底に挿入されたカセットに組み込むことがで
き、製造工程がより一層簡単になる靴底にばねを有する
靴を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の靴底にばねを有
する靴は、靴底に上板と、地面に接する下板とを備え、
該上板と該下板の間に、地面からの衝撃を緩和する少な
くとも1つのばねを有する靴において、該ばねが、コイ
ル部とその両端に延出したアームを有するコイルばねで
あり、挿入される足の踵の下方に、コイル部の外周面が
上板と下板のいずれか一方と接するようにして配置さ
れ、両アームが所定の交差角度をなし、その終端が該コ
イル部に接している板と反対側の板上を摺動し、かつ該
交差角度が付与される荷重に応じて増減することを特徴
としており、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】好ましくは、前記ばねが、巻回方向が互い
に逆になった同心円状のコイル部を少なくとも2つ有
し、該コイル部が、相互に分離され、かつ各コイル部の
一端部から延出された各アームを、該ばねの軸心に平行
な連結用アームによりそれぞれ連結する。
【0013】また、好ましくは、前記各コイル部の他端
部から延出された各アームを対向する内方に向け、かつ
その終端が外方に屈曲するようにする。
【0014】また、好ましくは、前記複数のアームが、
前記コイル部との連設部に、互いに実質的に同一寸法の
半径を有するようにする。
【0015】また、好ましくは、前記ばねに荷重がかか
っていない場合の、前記アームの終端〜前記コイル部の
外周面までの高さに相当する該ばねの高さが、約18m
mであり、該ばねが、その高さを1mm減少させる荷重
が約350Nであるように設計する。
【0016】また、好ましくは、初期荷重の2倍になっ
た場合に、前記ばねの前記高さが初期状態より約6mm
〜7mm減少するようにする。
【0017】また、好ましくは、前記ばねのコイル部の
外周面が接する板の板面に支持用の溝を設ける。
【0018】また、好ましくは、前記交差角度に応じて
回動する2枚の剛板から成る二面角を有する三角プリズ
ム状のカセットを備え、該カセットの二面角の各面間に
前記ばねが設けられており、該カセットが、挿入される
足の踵の下方に相当する部分に配置され、該2枚の剛板
の踵側に相当する後端部を、該カセットの高さの変化を
可能にする金具により接合する。
【0019】また、好ましくは、前記カセットの先端
が、実質的に足の中足の領域に位置する一方、該カセッ
ト内の前記ばねが、踵の下に位置するようにする。
【0020】また、好ましくは、前記カセットの先端
が、実質的に足の中足の少し前方に位置する一方、該カ
セット内の前記ばねが、靴の先端の下に位置するように
する。
【0021】また、好ましくは、互いに対向する2つの
カセットを有し、一方が靴の前部に、他方が後部にあ
り、前部のカセットが後部のカセットよりも寸法が小さ
くなるようにする。
【0022】また、好ましくは、前記上板および前記下
板が、U字型の横断面を有し、該横断面の凹部が、互い
に対向し、該上板の側板と該下板の側板とが連結され、
水平方向の安定性を保証する。
【0023】また、好ましくは、前記上板が剛性を有
し、且つ、その全体が足の中足の下に位置するように設
計された靴幅方向の線の後方に位置し、靴底の該靴幅方
向の線を含む領域に設けられた靴幅方向の屈曲領域にお
いて、該上板の表面と、該屈曲領域の前方に位置する靴
底部分とが成す角度が変化するようになっており、足首
を覆う靴の上部の側面が、該上板の下端において固定さ
れ、前記ばねが、該上板のうち、踵の下の領域にのみ位
置し、該ばねに付与される荷重の変化により、該上板
が、前記下板に対して該靴幅方向の線回りに回動するよ
うにする。
【0024】また、好ましくは、前記上板が、その前端
を規定する靴幅方向の線まで延びるようにする。
【0025】また、好ましくは、前記下板が剛性を有
し、該下板の下面に、柔軟な材料で形成された、地面に
接する層が設ける。
【0026】また、好ましくは、前記上板の表面が、靴
の踵の表面により規定され、他方、前記下板の寸法が、
該上板の寸法と類似の寸法を有し、且つ、該上板に対し
て実質的に垂直方向に変位可能に取り付ける。
【0027】また、好ましくは、前記2枚の剛板が、U
字型の横断面を有し、該横断面の凹部が、互いに対向
し、上側の剛板の側板と下側の剛板の側板とが連結さ
れ、水平方向の安定性を保証する。
【0028】また、好ましくは、前記上側の剛板の全体
が足の中足の下に位置するように設計された靴幅方向の
線の後方に位置し、靴底の該靴幅方向の線を含む領域に
設けられた靴幅方向の屈曲領域において、該剛板の表面
と、該屈曲領域の前方に位置する靴底部分とが成す角度
が変化するようになっており、足首を覆う靴の上部の側
面が、該剛板の下端において固定され、前記ばねが、該
剛板のうち、踵の下の領域にのみ位置し、該ばねに付与
される荷重の変化により、該剛板が、前記下側の剛板に
対して該靴幅方向の線回りに回動するようにする。
【0029】また、好ましくは、前記上側の剛板が、そ
の前端を規定する靴幅方向の線まで延びるようにする。
【0030】また、好ましくは、前記下側の剛板の下面
に、柔軟な材料で形成された、地面に接する層が設け
る。
【0031】また、好ましくは、前記上側の剛板の表面
が、靴の踵の表面により規定され、他方、前記下側の剛
板の寸法が、該上側の剛板の寸法と類似の寸法を有し、
且つ、該上側の剛板に対して実質的に垂直方向に変位可
能に取り付ける。
【0032】本発明の靴底に設けられるカセットは、交
差角度に応じて回動する2枚の剛板から成る二面角を有
する三角プリズム状であり、該二面角の各面間に前記ば
ねが設けられており、挿入される足の踵の下方に相当す
る部分に配置され、該2枚の剛板の踵側に相当する後端
部が、高さの変化を可能にする金具により接合されてい
ることを特徴としており、そのことにより上記目的が達
成される。
【0033】本発明の靴底に設けられるばねは、コイル
部とその両端に延出したアームを有し、挿入される足の
踵の下方に、該コイル部の外周面が上板と下板のいずれ
か一方と接するようにして配置され、該両アームが所定
の交差角度をなし、その終端が該コイル部に接している
側の板と反対側の板上を摺動し、かつ該交差角度が付与
される荷重に応じて増減することを特徴としており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0034】好ましくは、巻回方向が互いに逆になった
同心円状のコイル部を少なくとも2つ有し、該コイル部
が、相互に分離され、かつ各コイル部の一端部から延出
された各アームが、該ばねの軸心に平行な連結用アーム
によりそれぞれ連結される。
【0035】
【作用】上記構成の靴においては、着用者が歩行又は走
行しているとき、靴に作用する荷重は一方の足から他方
の足へと移動する。荷重がかかった足の下に位置するば
ねは、この荷重を吸収するように押圧される。すなわ
ち、上板が下板に対して回動し、両者間の角度が減少す
る。
【0036】足首にかかる荷重が減少すると、ばねは吸
収したエネルギーを放出し、元の状態に復帰せんとす
る。
【0037】靴の上部の下端が上板の動作に従い、踵が
完全に靴の中に収容され、内底および上板と共に靴の形
を形成する。従って、上板の動作時に踵と、上板との相
対的な変位がなく、そのため摩擦がほとんど排除され
る。すなわち、靴の内で垂直方向の弾性が発生せず、摩
擦を生じることがない。それ故、安定性が良好である。
【0038】また、上記のようなカセットを使用する場
合は、カセットを交換することにより種々の機能を有す
る靴を実現できる。
【0039】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0040】図1は本発明の靴底にばねを有する靴を示
しているが、その具体的な説明を行う前に、この種の靴
に要求される機能について説明する。
【0041】地面から踵に与えられる衝撃、すなわち、
くるぶし、膝、太股、および脊柱に伝達される衝撃を緩
和するために、踵の領域に十分な弾性を有する靴を製造
する必要がある。
【0042】踵と地面との接触は、主に以下の3つの範
疇に分類され得る。
【0043】(1)大きな歩幅で歩く場合、全体重が踵
にかかる。踵が地面に接触した直後に、着用者の足の中
足の領域のみが地面に触れる。
【0044】(2)小さな歩幅で歩く場合、足の裏全体
が地面に触れると考えられる。この場合は、中足と踵と
がほとんど同時に地面に触れ、体重のほとんどが踵にか
かる。 (3)走る場合は、足の前の部分が、まず地面に接触
し、その後、足が次第に水平になることが望ましい。足
をこのように地面に接触させることにより、エネルギー
が均一に分散され、疲労が減少する。
【0045】地面に対する踵の接触に対する衝撃を、上
記のすべての場合において、緩和するための最良の方法
を見つけるため、本発明による靴Cには、図1に示すよ
うに、靴底1に設けられたばねRが取り付けられてい
る。ばねRは、靴の後部、特に着用者の踵Fにまでその
後端が延びる上板2と下板3との間に設けられている。
上板2と下板3とは、角度θを成す。
【0046】上板2は、剛性を有し、例えば剛性を有す
るプラスチック材料で形成され、摩擦係数が低い。上板
2は、図1において垂直な線で示す横方向(靴幅方向)
に延びる境界線Lの後方に位置する。境界線Lは、足の
中足4の下の領域に位置するように設定されている。図
1に示す実施例において、上板2は、その前端を構成す
る境界線Lまで延びている。
【0047】靴の屈曲部5の横方向領域は、上板2と靴
底上の前部6との間において境界線Lに沿うように延び
ている。前部6の構成は通常のものであり得る。図1に
示す実施例において、下板3もまた剛性を有する材料で
形成されており、その前端は境界線Lまで延びている。
屈曲部5が形成される領域は、横方向軸7を含み得、横
方向軸7は例えば金属で形成され、繊維で形成される端
部板により、所定の位置に保持され、それにより上板2
と下板3との前端間に設定される。更に、上板2と前部
6との連結は、可撓性バンド8により保証される。下板
3もまた、好適には可撓性部材により前部6に連結され
る。
【0048】着用者の踵Fを覆う、靴の上部9の下端
は、前部6の上端において上板2の周囲に固定される。
【0049】上板2および前部6の全体は、比較的薄
く、且つ、柔らかい内底(上底)10で覆われており、
内底10は、足首が縫目の荒い端部を感じることのない
ように、靴の全長にわたって延びている。
【0050】ばねRは、コイルばね11であり、上板2
と地面に近接する下板3との間において、足に対して実
質的に垂直に取り付けられている。
【0051】図2によりわかりやすく示すように、ばね
11は、互いに巻回方向が逆方向の同心円状のコイル部
12および13を含み、コイル部12と13とは互いに
隙間14によって分離されている。
【0052】コイル部12および13は、各々、端部に
アーム12a、12b、および13a、13bを有し、
これらのアームは角度Aで交差し、実質的に類似の長さ
を有する。
【0053】アーム12bおよび13bは、各々ばね1
2および13の外端において、互いに平行に設けられて
おり、他方、アーム12aおよび13aは、各々コイル
12および13の内端(対向方向)において互いに平行
に設けられている。アーム12bおよび13bは、各々
ばね12および13の半径方向端部において、コイル1
2および13の軸心方向に平行に設けられたアーム15
により連結されている。
【0054】アーム12aおよび13aは内方に延出
し、ばね12および13の半径方向端部において外方に
屈曲し、フック16aおよび17aとなっている。
【0055】ばね11は、コイル部12および13の外
表面(外周面)が上板2と下板3のうちのいずれかに接
するように、実質的に母線に沿って設けられている。本
実施例においては、コイル部12および13が上板2に
接し、他方、アーム15およびフック16a、16b
が、摩擦係数の低い材料で形成された下板3上を摺動す
る。
【0056】ばね11は、コイル部12および13の軸
心方向が上板2の横方向に沿うように、所定位置に保持
される。このことは、上板2の下面に形成された円弧形
の断面を有する横方向溝17に、コイル部12および1
3の上部外周面を埋め込むことにより、達成される。ば
ね11は、上板2と下板3との間で少し圧縮されてい
る。
【0057】ばね11を所定位置に保持するために、他
の方法もまた用いられ得ることは言うまでもない。その
場合、上板2に荷重がかかることにより、ばね11が押
圧された状態において、アーム12a、12b、および
13a、13bの角方向移動が妨げられないことが重要
である。
【0058】上板2と下板3との間の隙間のうち、屈曲
部5とばね11とに囲まれた部分は空隙であるべきであ
る。それにより、ばね11の実効高さHが変化した時
に、上板2が、屈曲部5の回りを、下板3に対して角方
向移動する。この実効高さHは、図3に示すように、コ
イル部12および13の上部外周面〜アーム15および
フック16a、16b間の距離に等しい。言うまでもな
く、ばね11後方の隙間18aも空隙であるべきであ
る。
【0059】好適には、実効高さHは、ばね11に荷重
がかからない初期状態で、18mmであり、実効高さH
が1mm減少すると、荷重およびこれに対するばね11
の反作用が350N(ニュートン)になるように設計さ
れている。すなわち、そのようにばね係数が設定されて
いる。更に、ばね11は、実効高さHを最初に1mm減
少させる荷重が2倍になった時に、実効高さHが6mm
〜7mmに減少するように設計されている。ばね11が
押圧されていない場合、角度Aは約60゜である。従っ
て、各アーム12a、13a、12b、13bと垂線と
が成す角度は約30゜(A/2)になる。
【0060】図3より明らかなように、コイル部12お
よび13にかかる垂直方向荷重(半径方向荷重)Vに応
じて、アーム15およびフック16a、16bに力が付
与されることにより、コイル部12および13にねじり
モーメントが発生する。上記ねじりモーメントの大きさ
は各アーム12a、12b、13a、13bのレバー部
の水平方向長さdに依存する。長さdは、下板3と上記
アームとの接点と、コイル部12および13の軸心を通
過する垂線との間の距離に等しい。その幾何学的関係に
より、レバー部の長さdは、実質的にsinA/2に比
例する。
【0061】上記ねじりモーメントの増大により、コイ
ル部12および13の収縮量が増大し、同時にばね11
の押圧が開始される。ばね11の押圧が開始されると、
レバー部の長さdも増大する。レバー部の長さdの増大
により、コイル部12および13の収縮量は減少する
(図4参照)。
【0062】コイル部12および13の外径が10mm
であり、初期高さHが18mmである場合、コイル部1
2および13が6mm押圧されることにより、レバー部
の長さdは初期値の2倍になる。
【0063】上板2および下板3の外周は、ガセット状
の可撓性ライニングにより接合されている。上記可撓性
ライニングは、下板3に対する、上板2の回動動作を吸
収するように設計されている。
【0064】下板3の下面は、より柔らかい材料で形成
された層20により覆われている。層20は、単層とし
て、靴の前部6にまで延長されている。
【0065】図6より明らかなように、上板2および下
板3は、各々横方向にU字型断面を有し、且つ、その凹
部が互いに対向するのが好ましい。上板2は、その凹部
が底面に対向するように向けられ、側板21および22
は実質的に垂直である。側板21および22は、下板3
から延出した側板23と24との間に保持される。ばね
11に荷重がかかっていない時でさえ、側板21および
22の下端は、側板23および24の上端より下に位置
している。従って、ばね11が押圧されている状態にお
いて、側板21、22と23、24との協働により、上
板2と下板3との間の良好な水平安定性が保証され、こ
れらの側板間の遊びは小さい。
【0066】上記の構成を有する、本発明による靴は以
下のように作用する。
【0067】ばね11は、その変位の開始時、すなわ
ち、実効高さHが最初に1mm減少した時点から、着用
者の体重の約半分に対応する荷重を吸収するようなばね
性を有する。
【0068】着用者が歩行、または走行している時、荷
重は一方の足から他方の足へと移動する。荷重がかかっ
た足の下に位置するばね11は、この荷重を吸収するよ
うに押圧される。すなわち、上板2および内底10が屈
曲部5の横方向軸7回りに回動し、角度θが減少する。
【0069】上記の足首にかかる荷重が減少すると、ば
ね11は吸収したエネルギーを放出し、元の状態に復帰
せんとする。
【0070】靴の上部9の下端が、上板2の動作に従う
ということ、および、踵Fが、完全に靴の中に収容さ
れ、内底10および上板2と共に靴の形を形成するとい
うことに留意すべきである。これにより、上板2の動作
時に、踵Fと靴の上部9との相対的な変位がなく、その
ため、摩擦がほとんど排除される。
【0071】上記従来例のように、垂直方向の弾性が発
生する場合は、このようにはならない。なぜなら、足の
上端から下端へ、および下端から上端へ、特に踵および
靴の上部9の内部に対する摩擦が生じるからである。
【0072】更に、本発明によると、靴紐を結ぶこと、
または他の等価な方法を用いて、足が垂直方向に変位す
る間、踵Fを靴の中の同一の位置に保持することができ
る。他方、垂直方向の弾性が発生する靴においては、特
に靴紐を結ぶと、足の位置が常時変化する。
【0073】本発明によると、足を、その中足領域にお
いて屈曲することができる。なぜなら、靴底の隙間18
により、上板2全体が振動するからである。
【0074】ばね11の、上記のような特別な構成、す
なわち、ばね11の半径方向に延びるアーム間の距離に
応じてその高さが減少するという構成は重要である。
【0075】ばね11の実効高さHを最初に1mm減少
させる下方向の荷重は、着用者の体重の半分に実質的に
等しいため、着用者が静止し、その体重が両足首に均等
に分配されている時、上記体重は垂直方向の「たるみ」
なしに支持される。ばね11にかかる荷重が大きいとい
うことは、ばね11が、押圧の開始時からエネルギーを
良好に放出することを保証するために不可欠である。こ
のことはばね11がばね性を有効に発揮できることを意
味している。
【0076】押圧が開始されれば、荷重が大きいにもか
かわらず、荷重が2倍になってもばね11の実効高さH
は僅か6mm減少するにすぎない。
【0077】従来の押圧ばねにおいては、実効高さを6
mm減少させる荷重は、1mm減少させる荷重のほぼ6
倍であると考えられる。
【0078】更に、本発明によるコイルを2個有するば
ね11は、コイルの軸心が水平方向にある場合、靴の踵
Fのほぼ全幅にわたるため、水平方向の良好な安定性に
寄与する。従来の押圧ばねによれば、上記従来技術のと
ころで説明したように複数のばねが必要である。
【0079】踵Fにおける衝撃の緩和を他の方法で行う
靴の場合、エラストマーまたはその等価物などの柔軟な
材料は、緩和の開始時には非常に柔軟であるが、水平方
向の安定性に欠けるため、緩和の終了時までに急速に硬
化するということに留意すべきである。
【0080】着用者が歩行および走行中に、踵−足の裏
−つま先、またはつま先−足の裏−踵の急速な平坦化が
起こると、ばね11の硬さが良好な効果をもたらすが、
硬すぎることはない。なぜなら、硬点なしに緩和工程が
次々に進行するからである。コイル部の外径が10m
m、休止状態(初期状態)の実効高さHが19mm、お
よび休止状態のアームと垂線との角度が30°(A/
2)であり、且つ、押圧完了時の上記角度が90°(A
/2)になる可能性のあるばね11を、直径が2.4m
mのステンレス鋼を用いて製造したところ、良好な結果
が得られた。
【0081】跳躍の多いスポーツのためには、より硬い
ばねを用いるべきである。すなわち、より大きな衝撃力
に対処するためである。
【0082】図5に示すように、ばね11はカセット2
5に収容され得る。カセット25は、実質的に三角形状
のプリズムまたは楔形を有し、2枚の剛板102および
103を含む二面角を成す。剛板102および103
は、上記二面角の面を構成し、例えば金属製のピンで形
成された横方向軸7回りに、上記二面角の角度に応じて
回動する。
【0083】軸26は、実質的に足の中足4の下に位置
し、ばね11は足の後方に向けられた二面角の剛板10
2と103との間に設けられ、任意の適切な方法により
固定されるべきである。
【0084】より詳細には、上側の剛板(上板)102
は横方向にU字型の断面を有し、その凹部は図6に示す
ように下方に向けられている。上板102は更に、実質
的に垂直に下方に延びる側板104および105を含
む。
【0085】下側の剛板(下板)103もまた、横方向
にU字型の断面を有し、その凹部は上方に向けられてい
る。下板103の端部には側板106および107があ
り、側板104、105と側板106、107との間の
遊びは小さい。側板104、105と106、107と
の協働により、上板102と下板103との相対的な横
方向の安定性が保証される。すなわち、この方向のガタ
つきがなく安定性が保証される。
【0086】図5に見られるように、上板102の側板
104および105は、上板102の前部の扇形端部の
周りに突起27を有する。各突起27は、孔を有し、軸
26の終端板として作用する。
【0087】下板103は円筒形管28を有し、円筒形
管28は、突起27間において下板103の横方向端部
を形成する。円筒形管28は、軸26が貫通する中央孔
を有する。
【0088】下板103の後端部には固定突起29が設
けられ、固定突起29は、上板102の後端部に設けら
れた係止片と協働して、カセット25を閉状態に保持す
る。この状態において、ばね11は1mm予圧される。
カセット25に荷重がかかっていない場合でさえも、側
板104、105および106、107はばねの範囲に
応じて互いにカバーし合っている。
【0089】上板102および下板103は、摩擦係数
の低い、剛性プラスチック材料で形成されている。
【0090】カセット25における、軸26とばね11
との隙間118は、図1に示す隙間18同様に空隙であ
る。
【0091】カセット25は、靴の上底と下底との間
を、楔状に摺動する。靴の上底および下底は、足の中足
4の下に可撓性領域、すなわち、カセット25が回動す
る領域を付与する。靴の上底および下底の端部は、図1
に示すガセット19に類似の一種のガセットにより接合
される。このガセットは、除去可能に取り付けられてお
り、従って、カセット25は同一のタイプであるが硬さ
の異なるばねを有する別のカセットと交換可能である。
カセットは靴の下または靴の内側を介して取り付けられ
てもよい。
【0092】カセットの交換は、靴の使用目的に応じて
行われる。例えば、同じ靴をある時は歩行用に、別の時
は跳躍を多く伴うスポーツ用に使用し得る。従って、用
途に応じた選択が可能である。
【0093】言うまでもなく、靴の上部9の下端は上底
に固定され、ばねが押圧されると靴の上部9と足首との
間に相対的な変位がなくなるようになっている。
【0094】図6に示すように、上底は図1〜3に示す
上板2を含み得、下底は下板3を含み得る。カセット2
5の上板102の側板104および105の外表面は、
上板2の側板21および22とほとんど接触している。
【0095】カセット25の上板102と下板103は
剛性であるため、この構成によれば、靴底から剛性の上
板2と下板3とを除き得る。その場合、上底および下底
の全体が柔軟な材料で形成されることになる。
【0096】このようなカセットを有する靴は、以上述
べたように作用し、図1〜3に示す靴と同一の利点を有
する。
【0097】以上の記載はほとんどが、歩行、走行、ま
たはテニスなどに使用されるスポーツシューズに関する
ものであり、下底の表面はほとんど完全に平坦で、踵の
突起はない。
【0098】図7に示すように、本発明による靴Cは、
普段の生活にも用いられ得る。その場合、靴Cは、踵の
突起30を有し、特に中足の下が柔軟である底201
が、地面から次第に離れて靴の後部で踵の上面に位置す
るようになっている。従って、屈曲部205と踵との間
に隙間218がある。
【0099】図7に示す靴の場合は、剛性の上板202
の表面が、実質的に踵の表面より制限されている。上板
202は靴の後部まで延びているが、その前部は屈曲部
205の後方に位置する横方向エッジ31までに制限さ
れている。
【0100】上板202のエッジ31は、実質的に垂直
で底まで延びるライニングを有する。下板203もま
た、剛性を有し、上板202に対して垂直方向に変位可
能に取り付けられている。上板202と下板203との
相対的な水平方向の位置は、下板203の端部に設けら
れ、垂直に上方に延びた側板224と上板202の側板
222との協働により保持されている。
【0101】上板202と下板203との間の連結は、
上板202の側板222に設けられた垂直方向の長穴3
3を水平方向に貫通するビス32により保証され得る。
ビス32はまた、上板202と下板203との横方向軸
回りの相対的な回動、そして更に、上板202と下板2
03との実質的に垂直方向の変位を可能にする。
【0102】ばね11は上板202と下板203との間
において、足に実質的に垂直に取り付けられ、任意の適
当な方法により所定の位置に保持される。
【0103】靴が使用されていない時は、上板202と
下板203とは互いにできるだけ遠く離されており、ビ
ス32は長穴33の下端に押し付けられている。
【0104】側板222および224は、靴の踵に荷重
がかかっていない時、垂直方向の変位に、ある程度の自
由が許容されるが、その場合でも互いに係合するように
設計されている。
【0105】図7に示す靴は図1〜6に示す靴と同様に
機能する。
【0106】図9は、図7に示す普段に使用される靴の
変形例を示す。上板302の前端および後端は、下板3
03の縁34を囲む縁331により制限される。縁33
1および34の横方向断面は湾曲し、且つ、円筒状であ
り、その水平方向軸は、靴底が屈曲する領域305に近
接する。ばね11は上板302と下板303との間に設
けられ、上板302および下板303の位置は踵の領域
に制限される。踵がカセットの前部と過剰に接触しない
ように、領域305と踵との間に隙間318が設けられ
る。一種のガセット319が上板302および下板30
3全体を囲んでいる。
【0107】図10は、普段に使用される靴の別の変形
例を示す。この変形例においては、図5に示すカセット
に類似であるが長さが短いカセット425が踵に設けら
れる。屈曲部426の軸は、踵の前端領域に位置し、ば
ね11はその後方に位置する。カセット425は、上板
402と下板403との間に設けられる。これら全体が
ガセット419内に収容されている。足首が屈曲する領
域は、中足および隙間418の領域に位置する。
【0108】図11および図12は靴の踵の更に別の変
形例を示す。
【0109】上板502は、靴底上の硬質のエンベロー
プ36の上壁35に押圧されている。エンベロープ36
は下方に垂直に延びる側板37を有する。上板502
は、横方向前端以外の周縁全体に垂直方向縁531を有
する。
【0110】下板503は上板502同様硬質の材料で
形成され、その縁534は上方に突出した一種のカバー
を構成し、且つ、側板37および縁531の内側に位置
する。下板503は、上板502に対して実質的に垂直
に移動する。縁534の長手方向前部上端から鉤38が
突出している。各鈎38は縁534の内側に設けられた
垂直方向溝39に底まで挿入されている。下板503の
縁534の上部後端には、その後方から突出するタペッ
ト40が設けられており、縁534の溝または隙間41
に底まで挿入されている。
【0111】ばね11は上板502と下板503との間
において、上記に類似の方法で取り付けられる。
【0112】図13は、図6に示すカセット25に類似
であるが長さが短いカセット625aを示す。カセット
625aは足首の中足の前方において、後方から前方に
滑りこませるように取り付けられている。換言すれば、
カセット625aの先端は中足の少し前方にあり、他
方、カセット625a内のばね11は靴の先端の下にあ
る。カセット625a内のばね11の範囲は踵の下のば
ねの範囲ほど広くはなく、例えば、3mm〜4mmであ
り得る。
【0113】カセット625aは、図5および図6に示
すカセット25のような別のカセット、すなわち、その
先端が前方を向き、且つ、ばねが踵の下の方向に向けら
れたばねを有するカセット625bと組み合わされ得
る。カセット625b内のばねの範囲は6mm〜7mm
である。
【0114】変形例として、カセット625aは、図1
に示すものに類似の靴底の後部と組み合わされ得る。
【0115】本発明は、上記の実施例で説明したものに
限定されることはなく、種々の変形が可能である。
【0116】
【発明の効果】上記のように、本発明の靴底にばねを有
する靴によると、靴の種類にかかわらず、製造が簡単で
あり、地面からの踵への衝撃に対する良好な緩和を保証
し、衝撃時に吸収されたエネルギーを良好に放出する。
特に踵における、靴の上部に対する足首の摩擦は、踵に
供給された弾性にもかかわらず、緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による靴底にばねを有する靴の一部切欠
側面図。
【図2】図1の靴の内部に設けられるばねの拡大斜視
図。
【図3】ばねの拡大縦断面図。
【図4】図3のばねが押圧された状態を示す図。
【図5】本発明による靴底にばねを有する靴の靴底に設
けらたカセットの斜視図。
【図6】本発明による靴底にばねを有する靴の靴底の横
断面図。
【図7】通常の使用のために設計された靴の一部切欠側
面図。
【図8】図6の靴の一部を詳細に示す拡大斜視図。
【図9】図7の靴の変形例を示す図。
【図10】図7の靴の別の変形例を示す図。
【図11】図7の靴の更に別の変形例を示す踵の縦断面
図。
【図12】図11の靴の踵の平面断面図。
【図13】図7の靴の更に別の変形例を示す図。
【符号の説明】
2 上板 3 下板 4 中足 5 屈曲部 6 前部 9 上部 11、625 ばね 12、13 コイル部 12a、12b、13a、13b アーム 14 隙間 15 アーム 19 ガセット 20 底層 21、22、23、24 側板 25、625a、625b カセット 102、202、302、402、502 上板 103、203、303、403、503、下板

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴底に上板と、地面に接する下板とを備
    え、該上板と該下板の間に、地面からの衝撃を緩和する
    少なくとも1つのばねを有する靴において、 該ばねが、コイル部とその両端に延出したアームを有す
    るコイルばねであり、挿入される足の踵の下方に、コイ
    ル部の外周面が上板と下板のいずれか一方と接するよう
    にして配置され、両アームが所定の交差角度をなし、そ
    の終端が該コイル部に接している側の板と反対側の板上
    を摺動し、かつ該交差角度が付与される荷重に応じて増
    減することを特徴とする靴底にばねを有する靴。
  2. 【請求項2】 前記ばねが、巻回方向が互いに逆になっ
    た同心円状のコイル部を少なくとも2つ有し、該コイル
    部が、相互に分離され、かつ各コイル部の一端部から延
    出された各アームが、該ばねの軸心に平行な連結用アー
    ムによりそれぞれ連結された請求項1記載の靴底にばね
    を有する靴。
  3. 【請求項3】 前記各コイル部の他端部から延出された
    各アームが対向する内方に向けられ、かつその終端が外
    方に屈曲する請求項2記載の靴底にばねを有する靴。
  4. 【請求項4】 前記複数のアームが、前記コイル部との
    連設部に、互いに実質的に同一寸法の半径を有する請求
    項1〜請求項3記載の靴底にばねを有する靴。
  5. 【請求項5】 前記ばねに荷重がかかっていない場合
    の、前記アームの終端〜前記コイル部の外周面までの高
    さに相当する該ばねの高さが、約18mmであり、該ば
    ねが、その高さを1mm減少させる荷重が約350Nで
    あるように設計されている請求項1〜請求項4記載の靴
    底にばねを有する靴。
  6. 【請求項6】 初期荷重の2倍になった場合に、前記ば
    ねの前記高さが初期状態より約6mm〜7mm減少する
    請求項5記載の靴底にばねを有する靴。
  7. 【請求項7】 前記ばねのコイル部の外周面が接する板
    の板面に支持用の溝を設けた請求項1〜請求項6記載の
    靴底にばねを有する靴。
  8. 【請求項8】 前記交差角度に応じて回動する2枚の剛
    板から成る二面角を有する三角プリズム状のカセットを
    備え、該カセットの二面角の各面間に前記ばねが設けら
    れており、該カセットが、挿入される足の踵の下方に相
    当する部分に配置され、該2枚の剛板の踵側に相当する
    後端部が、該カセットの高さの変化を可能にする金具に
    より接合されている請求項1〜請求項7記載の靴底にば
    ねを有する靴。
  9. 【請求項9】 前記カセットの先端が、実質的に足の中
    足の領域に位置する一方、該カセット内の前記ばねが、
    踵の下に位置する請求項8記載の靴底にばねを有する
    靴。
  10. 【請求項10】 前記カセットの先端が、実質的に足の
    中足の少し前方に位置する一方、該カセット内の前記ば
    ねが、靴の先端の下に位置する請求項8記載の靴底にば
    ねを有する靴。
  11. 【請求項11】 互いに対向する2つのカセットを有
    し、一方が靴の前部に、他方が後部にあり、前部のカセ
    ットが後部のカセットよりも寸法が小さい請求項8〜請
    求項10記載の靴底にばねを有する靴。
  12. 【請求項12】 前記上板および前記下板が、U字型の
    横断面を有し、該横断面の凹部が、互いに対向し、該上
    板の側板と該下板の側板とが連結され、水平方向の安定
    性を保証した請求項1〜請求項8記載の靴底にばねを有
    する靴。
  13. 【請求項13】 前記上板が剛性を有し、且つ、その全
    体が足の中足の下に位置するように設計された靴幅方向
    の線の後方に位置し、靴底の該靴幅方向の線を含む領域
    に設けられた靴幅方向の屈曲領域において、該上板の表
    面と、該屈曲領域の前方に位置する靴底部分とが成す角
    度が変化するようになっており、足首を覆う靴の上部の
    側面が、該上板の下端において固定され、前記ばねが、
    該上板のうち、踵の下の領域にのみ位置し、該ばねに付
    与される荷重の変化により、該上板が、前記下板に対し
    て該靴幅方向の線回りに回動する請求項1〜請求項8記
    載の靴底にばねを有する靴。
  14. 【請求項14】 前記上板が、その前端を規定する靴幅
    方向の線まで延びる請求項13記載の靴底にばねを有す
    る靴。
  15. 【請求項15】 前記下板が剛性を有し、該下板の下面
    に、柔軟な材料で形成された、地面に接する層が設けら
    れている請求項13又は請求項14記載の靴底にばねを
    有する靴。
  16. 【請求項16】 前記上板の表面が、靴の踵の表面によ
    り規定され、他方、前記下板の寸法が、該上板の寸法と
    類似の寸法を有し、且つ、該上板に対して実質的に垂直
    方向に変位可能に取り付けられている請求項13記載の
    靴底にばねを有する靴。
  17. 【請求項17】 前記2枚の剛板が、U字型の横断面を
    有し、該横断面の凹部が、互いに対向し、上側の剛板の
    側板と下側の剛板の側板とが連結され、水平方向の安定
    性を保証した請求項9〜請求項11記載の靴底にばねを
    有する靴。
  18. 【請求項18】 前記上側の剛板の全体が足の中足の下
    に位置するように設計された靴幅方向の線の後方に位置
    し、靴底の該靴幅方向の線を含む領域に設けられた靴幅
    方向の屈曲領域において、該剛板の表面と、該屈曲領域
    の前方に位置する靴底部分とが成す角度が変化するよう
    になっており、足首を覆う靴の上部の側面が、該剛板の
    下端において固定され、前記ばねが、該剛板のうち、踵
    の下の領域にのみ位置し、該ばねに付与される荷重の変
    化により、該剛板が、前記下側の剛板に対して該靴幅方
    向の線回りに回動する請求項9〜請求項11記載の靴底
    にばねを有する靴。
  19. 【請求項19】 前記上側の剛板が、その前端を規定す
    る靴幅方向の線まで延びる請求項18記載の靴。
  20. 【請求項20】 前記下側の剛板の下面に、柔軟な材料
    で形成された、地面に接する層が設けられている請求項
    18又は請求項19記載の靴。
  21. 【請求項21】 前記上側の剛板の表面が、靴の踵の表
    面により規定され、他方、前記下側の剛板の寸法が、該
    上側の剛板の寸法と類似の寸法を有し、且つ、該上側の
    剛板に対して実質的に垂直方向に変位可能に取り付けら
    れている請求項18記載の靴。
  22. 【請求項22】 靴底に設けられるカセットにおいて、 交差角度に応じて回動する2枚の剛板から成る二面角を
    有する三角プリズム状であり、該二面角の各面間に前記
    ばねが設けられており、挿入される足の踵の下方に相当
    する部分に配置され、該2枚の剛板の踵側に相当する後
    端部が、高さの変化を可能にする金具により接合されて
    いることを特徴とするカセット。
  23. 【請求項23】 靴底に設けられるばねにおいて、 コイル部とその両端に延出したアームを有し、挿入され
    る足の踵の下方に、該コイル部の外周面が上板と下板の
    いずれか一方と接するようにして配置され、該両アーム
    が所定の交差角度をなし、その終端が該コイル部に接し
    ている側の板と反対側の板上を摺動し、かつ該交差角度
    が付与される荷重に応じて増減することを特徴とするば
    ね。
  24. 【請求項24】 巻回方向が互いに逆になった同心円状
    のコイル部を少なくとも2つ有し、該コイル部が、相互
    に分離され、かつ各コイル部の一端部から延出された各
    アームが、該ばねの軸心に平行な連結用アームによりそ
    れぞれ連結された請求項23記載のばね。
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