JPH0529248A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0529248A
JPH0529248A JP18618991A JP18618991A JPH0529248A JP H0529248 A JPH0529248 A JP H0529248A JP 18618991 A JP18618991 A JP 18618991A JP 18618991 A JP18618991 A JP 18618991A JP H0529248 A JPH0529248 A JP H0529248A
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opening
emitter
film
oxide film
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Hidenori Watanabe
秀則 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光機の解像限界以下に微細化され、高速動
作が可能でかつ信頼性の高い半導体装置を製造する。 【構成】 半導体装置の表面に形成された絶縁膜7の所
定の個所に基体表面に対してほぼ垂直な角度を有する開
孔を形成して金属電極引出し窓とする工程と、多結晶シ
リコンを開孔内および絶縁膜上に堆積する工程と、堆積
された多結晶シリコンを酸化して酸化シリコン膜とする
工程と、酸化シリコン膜を開孔の側壁部9を残してエッ
チングする工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
バイボーラトランジスタが組込まれた半導体装置および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路の高密度化,高速化に伴って、
素子の微細化が求められている。
【0003】バイポーラトランジスタのエミッタサイズ
を例にとると、通常の方法で1.0〜1.5μm、セル
フアライメントを用いて0.5〜1.0μm程度まで微
細化は進んでいる。そのため、エミッタ上に形成される
コンタクトサイズも0.5〜0.8μm程度になり、露
光機の解像限界で使用されるに至っている。また、その
コンタクトホールに接続される金属電極も被覆性,コン
タクト性等の面で限界に近づいている。
【0004】図4にウォッシュドエミッタタイプのエミ
ッタ部の構造を示す。この構造は半導体基板401上に
エピタキシャル成長によりN- 領域402を形成し、さ
らにコレクタ抵抗低減のため形成されるN型の埋め込み
領域(コレクタ電極引出し用に形成されるN型領域)4
03,P型のベース領域404,N型エミッタ領域40
5,酸化膜による素子分離領域406,絶縁膜407お
よび金属電極408,409,410を設けたものであ
る。ウォッシュドエミッタタイプは、エミッタ開口部か
らの不純物を拡散させ、その開口部を洗浄後、その部分
に電極を設ける。このタイプは従来の方法に比較し、マ
スク枚数が1枚増加するが、エミッタサイズとエミッタ
コンタクトサイズが同値となり、微細化について優位で
ある。
【0005】ただし、この方式の問題点として以下のも
のがある。(1)絶縁膜407のエッチング後に不純物
導入(イオン注入)を行い、その後不純物の活性化を行
うため熱処理が必要となる。この時、不純物の外方拡散
が生じ、エミッタ405の不純物濃度を不安定なものに
し、そのためトランジスタ特性を不安定なものとさせ
る。(2)高集積化(微細化)に伴い、エミッタの拡散
深さは浅くなっているため、不純物の横方向への拡散距
離は短く、エミッタ電極408とベース拡散層404が
短絡してしまい、トランジスタの製造歩留りを低下させ
ることになる。
【0006】図5にDOPOS(ドープトポリシリコ
ン)タイプのエミッタ部の構造を示す。この構造は半導
体基板501にN- 領域502,コレクタ抵抗低減のた
めのN型の埋め込み領域(コレクタ電極引出し用に形成
されるN型領域)503を形成し、さらにP型のベース
領域504,N型エミッタ領域505,酸化膜による素
子分離領域506,絶縁膜507,ポリシリコン電極5
08および金属電極509,510,511を設けたも
のである。このタイプもエミッタサイズとエミッタコン
タクトサイズが同値となり微細化のためにすぐれた構造
である。
【0007】しかし、この方式の問題点として以下のも
のがある。
【0008】(1)微細化に伴なってエミッタのアニー
ル温度も、より低温になってきている。950℃以下の
低温の熱処理では、エミッタ部のポリシリコン/シリコ
ン基板界面の自然酸化膜の影響を受けて良好なエミッタ
を安定して形成することができない。
【0009】(2)ポリシリコンはエミッタコンタクト
に対して0.5μm以上大きな寸法で形成されるので、
同じ寸法の通常のエミッッタと比べると、ベース・エミ
ッタ間のキャパシタンスCbeが大きくなる。これはトラ
ンジスタの高速化の妨げとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
方法によれば、良好なエミッタを安定に製造することが
困難で、そのためにエミッタ構造が安定に形成できかつ
高速なトランジスタ動作が可能な半導体装置を歩留りよ
く製造することは困難であった。
【0011】本発明の目的は、前述した技術課題を解決
すべくなされたものであり、露光機の解像限界以下に微
細化され、かつ信頼性の高い半導体装置が可能な製造方
法を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は前述の製造方法を用い
て解像限界以下の微細化を行い高速駆動の可能な半導体
装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明による半導体装置の製造方法は半導体装
置の表面に形成された絶縁膜の所定の個所に基体表面に
対してほぼ垂直な角度を有する開孔を形成して金属電極
引出し窓とする工程と、多結晶シリコンを前記開孔内お
よび前記絶縁膜上に堆積する工程と、堆積された該多結
晶シリコンを酸化して酸化シリコン膜とする工程と、該
酸化シリコン膜を前記開孔の側壁部を残してエッチング
する工程とを有することを特徴とする。
【0014】本発明による半導体装置はエミッタ電極引
出しのための開孔の面積が、該開孔側壁に形成された酸
化シリコン膜によって狭められていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明においては、半導体装置において垂直な
段差を有する金属電極引出し窓に対しポリシリコン膜を
被覆し、これを酸化,エッチングすることにより金属電
極引出し窓を絶縁膜の厚さ分小さく形成することができ
る。
【0016】さらに、このポリシリコン膜より、あるい
はポリシリコン膜をとおして不純物の導入を行う。その
ために、不純物を導入した拡散層の金属電極引出し窓を
拡散層に対し自己整合的に形成することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の好ましい実施
態様例を示し、図1(a)はNPNバイポーラトランジ
スタの断面図、図1(b)はそのエミッタ電極部の拡大
図である。図1において、1はP型半導体基板、2はN
- 領域、3はコレクタ抵抗低減のため形成されるN型の
埋め込み領域であり、コレクタ電極引出し用のN型領域
でもある。4はP型のベース領域、5はN型エミッタ領
域、6は酸化膜による素子分離領域、7は絶縁膜、8は
被覆性の高いCVD法によって形成した金属電極、9は
本発明により形成したエミッタコンタクトのための絶縁
膜のサイドウォール領域、10は金属電極とSiの反応
を防止するためのTiNなどのバリアメタル、12はア
ルミニウム配線である。
【0019】この電極構造はどのような素子の金属電極
引出し窓においても適用可能であるが、特に異種導電形
の不純物を導入する時に有効である。例えば、バイポー
ラトランジスタのベース中に形成されるエミッタの場
合、本発明を利用することにより微細化されることは当
然であるが、エミッタベース間の耐圧も十分に確保でき
る。
【0020】図2は図1に示した半導体装置を得るため
の工程を示す断面図である。P型半導体基板1の所望の
場所にN型領域3を形成した後、N型のエピタキシャル
領域2を形成する。続いて所望の場所のシリコンをエッ
チングし、選択的にこの部分のみを酸化することにより
素子分離領域6を形成する。
【0021】この後、所望の場所にP型の不純物を導入
しP型ベース領域4を形成する。次に絶縁膜7を形成し
図2(a)の構造を得ることができる。
【0022】続いてレジストパターニングを施し、平行
平板型のエッチング装置を用い絶縁膜7をエッチングす
る。得られた断面は異方性エッチングのため垂直な形状
となる。
【0023】続いてLP−CVD法によって、As+
+ などのN型不純物を含んだポリシリコン膜11を絶
縁膜7および前述したエッチングによって露出したベー
ス領域4上に堆積する(図2(b))。その後N2 雰囲
気中で熱処理を行い、ついで酸化を行いポリシリコン1
1をすべて酸化膜9にする。この時ポリシリコンから不
純物が拡散し、N+エミッタ領域5が形成される(図2
(c))。
【0024】ポリシリコン膜中の不純物濃度は2×10
20〜1021[cm-3]となるように、ポリシリコン中の
不純物濃度および拡散条件を設定する。
【0025】堆積させるポリシリコン膜11の厚さは5
00Å〜1000Åであり、これを酸化することによっ
て1100Å〜2200Åの酸化膜9を得る。
【0026】また、拡散深さの浅いエミッタを形成する
場合は、上述したポリシリコン堆積後、N2 アニールを
省いて酸化を行う。酸化処理の間に加わる熱によって浅
いエミッタが形成される。
【0027】続いて、再び異方性エッチングを施すこと
により、図2(d)に示すようなサイドウォール9が形
成される。
【0028】LP−CVD法によって堆積したポリシリ
コン膜は段差の被覆性が良いため、これを酸化した酸化
膜は金属電極引出し窓付近においてもほぼ均一な厚さと
なる。このため、異方性エッチングした後のサイドウォ
ールの厚さはエッチング前の酸化膜の膜厚に対して約
0.9倍となる。よって500Åのポリシリコンを堆積
することによって、厚さ約1000Åのサイドウォール
が形成できることになる。
【0029】この後、ベースおよびコレクタ電極引出し
用のコンタクトホールを形成し、これらコンタクトホー
ル内に金属電極を堆積する。エミッタの接合が0.2μ
m以下であり、金属電極とSiの反応がデバイスの特性
に非常に大きく作用するような場合は、TiNなどのバ
リアメタルの層10を金属電極とシリコンとの間に形成
する。金属電極の形成には、有機金属CVD法によっ
て、コンタクトホール内に金属電極8を形成することが
好ましい。さらにスパッタなどの非選択的堆積法によっ
て基体全面にアルミニウム膜12を形成する(図2
(e))。
【0030】この後金属配線をパターニングすることに
より図1に示したような構造の半導体装置が作製でき
る。
【0031】金属電極の形成にはスパッタ法を使用する
ことも可能であるが、微細なコンタクトホールを埋め込
むのには金属CVD法がもっとも適当である。ここで金
属CVD法について説明する。
【0032】(成膜方法)本発明に好適なAlを主成分
とする金属膜(純Alも含む)の成膜方法(Al−CV
D法)について以下に説明する。
【0033】この方法は、例えばアスペクト比が1以上
の微細かつ深い開孔(コンタクトホール,スルーホー
ル)内への金属材料を埋め込みに適した方法であり、ま
た選択性に優れた堆積方法である。
【0034】そしてこの方法により形成された金属膜は
単結晶Alが形成されるように極めて結晶性に優れ、炭
素等の含有もほとんどない。
【0035】同様に、この金属は、0.7ないし3.4
μΩcmの低い抵抗率をもち、85ないし95%の高い
反射率を有し、1μm以上のヒロック密度が1ないし1
00cm-2程の表面性に優れたものとなる。
【0036】また、シリコンと界面におけるアロイスパ
イクの発生確率についても、0.15μmの半導体接合
の破壊確率をとってみればほぼ0に等しくなる。
【0037】この方法とは、アルキルアルミニウムハイ
ドライドのガスと水素ガスとを用いて、電子供与性の基
体上に表面反応により堆積膜を形成するものである。特
に、原料ガスとしてモノメチルアルミニウムハイドライ
ド(MMAH)またはジメチルアルミニウムハイドライ
ド(DMAH)等のメチル基を含むアルキルアルミニウ
ムハイドライドを用い、反応ガスとしてH2 ガスを用
い、これらの混合ガスの下で基体表面を加熱すれば良質
のAl膜を堆積することができる。
【0038】ここで、Al選択堆積の際には直接加熱ま
たは間接加熱により基体の表面温度をアルキルアルミニ
ウムハイドライドの分解温度以上450℃未満に保持す
ることが好ましく、より好ましくは260℃以上440
℃以下、最適には260℃以上350℃以下がよい。
【0039】基体を上記温度範囲になるべく加熱する方
法としては直接加熱と間接加熱とがあるが、特に直接加
熱により基体を上記温度に保持すれば高堆積速度で良質
のAl膜を形成することができる。例えば、Al膜形成
時の基体表面温度をより好ましい温度範囲である260
℃〜440℃とした時、3000Å〜5000Å/分と
いう抵抗加熱の場合よりも高い堆積速度で良質な膜が得
られるのである。このような直接加熱(加熱手段からの
エネルギーが直接基体に伝達されて基体自体を加熱す
る)の方法としては、例えば、ハロゲンランプ,キセノ
ンランプ等によるランプ加熱があげられる。また、間接
加熱の方法としては抵抗加熱があり、堆積膜を形成すべ
き基体を支持するための堆積膜形成用の空間に配設され
た基体支持部材に設けられた発熱体等を用いて行うこと
ができる。
【0040】この方法により電子供与性の表面部分と非
電子供与性の表面部分とが共存する基体にCVD法を適
用すれば電子供与性の基体表面部分にのみ良好な選択性
のもとにAlの単結晶が形成される。
【0041】電子供与性の材料とは、基体中に自由電子
が存在しているか、もしくは自由電子を意図的に生成せ
しめたかしたもので、基体表面上に付着した原料ガス分
子との電子授受により化学反応が促進される表面を有す
る材料をいう。例えば一般に金属や半導体がこれに相当
する。また、金属もしくは半導体表面に薄い酸化膜が存
在しているものも基体と付着原料分子間で電子授受によ
り化学反応が生じ得るため、本発明の電子供与性材料に
含まれる。
【0042】電子供与性材料の具体例としては、例え
ば、III族元素としてのGa,In,Al等とV族元
素としてのP,As,N等とを組み合わせて成る二元系
もしくは三元系もしくはそれ以上の多元系のIII−V
族化合物半導体、または、単結晶シリコン,非晶質シリ
コンなどの半導体材料。あるいは以下に示す金属,合
金,シリサイド,ナイトライド等であり、例えば、タン
グステン,モリブデン,タンタル,銅,チタン,アルミ
ニウム,チタンアルミニウム,チタンナイトライド,ア
ルミニウムシリコン銅,アルミニウムパラジウム,タン
グステンシリサイド,チタンシリサイド,アルミニウム
シリサイド,モリブデンシリサイド,タンタルシリサイ
ド,チタンナイトライド等が挙げられる。
【0043】これに対して、Alあるいは、Al−Si
が選択的に堆積しない表面を形成する材料、すなわち非
電子供与性材料としては、熱酸化,CVD等により形成
された酸化シリコン,BSG,PSG,BPSG等のガ
ラスまたは酸化膜,熱窒化膜や、プラズマCVD法,減
圧CVD法,ECR−CVD法などにより形成されたシ
リコン窒化膜等が挙げられる。
【0044】このAl−CVD法によれば以下のような
Alを主成分とする金属膜をも選択的に堆積でき、その
膜質も優れた特性を示すのである。
【0045】たとえば、アルキルアルミニウムハイドラ
イドのガスと水素とに加えて、SiH4 ,Si26
Si38 ,Si(CH34 ,SiCl4,SiH2
Cl2 ,SiHCl3 等のSi原子を含むガスや、Ti
Cl4 ,TiBr4 ,Ti(CH34 等のTi原子を
含むガスや、ビスアセチルアセトナト銅Cu(C57
22 ,ビスジピバロイルメタナイト銅Cu(C11
1922 ,ビスヘキサフルオロアセチルアセトナト銅
Cu(C5 HF622 等のCu原子を含むガスを適
宜組み合わせて導入して混合ガス雰囲気として、例えば
Al−Si,Al−Ti,Al−Cu,Al−Si−T
i,Al−Si−Cu等の導電材料を選択的に堆積させ
て電極を形成してもよい。
【0046】また、上記Al−CVD法は、選択性に優
れた成膜方法であり、かつ堆積した膜の表面性が良好で
あるために、次に堆積工程に非選択性の成膜方法を適用
して、上述の選択堆積したAl膜および絶縁膜としての
SiO2 等の上にもAlまたはAlを主成分とする金属
膜を形成することにより、半導体装置の配線として汎用
性の高い好適な金属膜を得ることができる。
【0047】このような金属膜とは、具体的には以下の
とおりである。選択堆積したAl,Al−Si,Al−
Ti,Al−Cu,Al−Si−Ti,Al−Si−C
uと非選択的に堆積したAl,l−Si,Al−Ti,
Al−Cu,Al−Si−Ti,Al−Si−Cuとの
組み合わせ等である。
【0048】非選択堆積のための成膜方法としては上述
したAl−CVD法以外のCVD法やスパッタリング法
等がある。
【0049】(実施例2)実施例1ではドープトポリシ
リコンを堆積し、これをエミッタへの不純物拡散源とし
て用いた。本実施例ではドープトポリシリコンのかわり
にノンドープトポリシリコンを堆積し、これにイオン注
入を行い、さらにアニール,酸化を行ってエミッタを形
成する場合について説明する。
【0050】実施例1と同様にして図2(b)のような
構造を作る。ただしここでは堆積したポリシリコンは不
純物を含んでいない。
【0051】ついで図3に示すように、N+ 不純物をイ
オン注入法によって注入する。その後、N2 雰囲気で熱
処理した後、酸化する。これによって実施例1と同様に
図2(c)に示すような構造を作ることができる。
【0052】イオン注入時の加速エネルギーを不純物が
ポリシリコンの厚さよりもより深く侵入するように設定
すると、ベース領域4の中に図3中13で示したような
N型不純物がイオン注入された領域が形成される。この
状態を有する基体を熱処理することによって、エミッタ
の深く拡散したバイポーラトランジスタを形成すること
ができる。
【0053】以後の工程は実施例1と同様である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光機の解像限界以下に微細化され、かつ信頼性の高い
半導体装置が作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の模式的断面図である。
【図2】本発明実施例の製造工程を説明するための模式
的断面図である。
【図3】本発明他の実施例を説明するための模式的断面
図である。
【図4】従来のバイポーラトランジスタの模式的断面図
である。
【図5】他の従来のバイポーラトランジスタの模式的断
面図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基体 2 N- 領域 3 N型埋込み領域(コレクタ領域) 4 P型ベース領域 5 N型エミッタ領域 6 素子分離領域 7 絶縁膜 8 金属電極 9 サイドウォール 10 バリアメタル 11 ポリシリコン膜 12 配線 13 イオン注入領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の表面に形成された絶縁膜の
    所定の個所に基体表面に対してほぼ垂直な角度を有する
    開孔を形成して金属電極引出し窓とする工程と、 多結晶シリコンを前記開孔内および前記絶縁膜上に堆積
    する工程と、 堆積された該多結晶シリコンを酸化して酸化シリコン膜
    とする工程と、 該酸化シリコン膜を前記開孔の側壁部を残してエッチン
    グする工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記多結晶シリコン中に含まれている不
    純物を拡散源として、基体中に不純物の導入を行う工程
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記多結晶シリコンを堆積する工程後に
    不純物をイオン注入する工程をさらに有することを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記酸化シリコン膜のエッチング工程の
    後に、前記金属電極引出し窓内に、アルキルアルミニウ
    ムハイドライドのガスと水素ガスとを用いてアルミニウ
    ムを主成分とする金属電極を形成する工程をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 エミッタ電極引出しのための開孔の面積
    が、該開孔の側壁に形成された酸化シリコン膜によって
    狭められていることを特徴とする半導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675969B2 (en) 1996-10-11 2010-03-09 Qualcomm Incorporated Adaptive rate control for digital video compression

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US7675969B2 (en) 1996-10-11 2010-03-09 Qualcomm Incorporated Adaptive rate control for digital video compression

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