JPH05292310A - 画像処理装置及び複写装置 - Google Patents

画像処理装置及び複写装置

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JPH05292310A
JPH05292310A JP4088845A JP8884592A JPH05292310A JP H05292310 A JPH05292310 A JP H05292310A JP 4088845 A JP4088845 A JP 4088845A JP 8884592 A JP8884592 A JP 8884592A JP H05292310 A JPH05292310 A JP H05292310A
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JP
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processing
image
image data
data
unit
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Application number
JP4088845A
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Inventor
Shinji Yamakawa
愼二 山川
Kazuo Murai
和夫 村井
Yukio Sakano
幸男 坂野
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写物をどのような複写装置で再複写して
も、画質の劣化を最小にとどめることができる画像処理
装置及び複写装置を提供する。 【構成】 入力された画像データから絵柄領域を抽出す
る領域抽出手段と、該絵柄領域の画像データに対して所
定のサイズのマトリクスによるマトリクス処理をして画
像データを処理する中間調処理手段と、該絵柄領域の画
像データに対して前記所定のサイズより大きなサイズの
マトリクスによるマトリクス処理をして画像データを処
理する再生処理手段と、前記中間調処理手段と前記再生
処理手段との一方を選択する選択手段とを備えたことか
ら、絵柄データの階調性(等濃度の場合)、又は、解像
度(例えば16×16パターン)のどちらかは、低下す
るが、再複写されても情報を保存することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像処理装置に関し、特に、デジタル
複写機等の再複写(ジェネレーション)画像を良好に保
つ画像処理装置及び複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、複写機に限らず、画像複製(製版
機など)は、原稿に忠実、または見ばえのよい再生をす
ることに主眼がおかれている。
【0003】例えば複写機では、オリジナル原稿(第1
原稿)を複写した出力(第2原稿)したものを、他の人
が第2原稿を複写して出力(第3原稿)を得る場合が多
い。このようにして、複写物を次々と複写している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の装置では、オリジナル原稿(第1原稿)を複写した出
力(第2原稿)したものを、他の人が第2原稿を複写し
て出力(第3原稿)を得るようにして、複写物を次々複
写を行なうと、画質が次第に劣化していくという問題が
ある。例えば、複写する度に文字の線が太くなっていき
文字がつぶれたり、また、写真の部分も黒くつぶれた
り、逆に次第に細くなって文字、写真等がかすれてい
た。あるいは、文字と写真が混在している原稿を例えば
文字モードで複写し、その後も文字モードで複写物から
再複写すると、写真部分のぼやけが著しく、再複写を数
回重ねると判別できなくなり、逆に、写真モードの場合
には文字部分のぼやけが著しいものであった。特に、複
写物をどのような複写機で再複写するか分からない場合
もあり、画質を保つことは困難であった。
【0005】本発明は上記課題に鑑み、これを解決する
ためになされたもので、その目的は、複写物をどのよう
な複写装置で再複写しても、画質の劣化を最小にとどめ
ることができる画像処理装置及び複写装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、入力され
た多階調の画像データを画像処理して出力する画像処理
装置において、該入力された画像データから絵柄領域を
抽出する領域抽出手段と、該絵柄領域の画像データに対
して所定のサイズのマトリクスによるマトリクス処理を
して画像データを処理する中間調処理手段と、該絵柄領
域の画像データに対して前記所定のサイズより大きなサ
イズのマトリクスによるマトリクス処理をして画像デー
タを処理する再生処理手段と、前記中間調処理手段と前
記再生処理手段との一方を選択する選択手段とを備えた
第1の手段によって達成される。
【0007】上記の目的は、入力された多階調の画像デ
ータを画像処理して出力する画像処理装置において、該
入力された画像データから絵柄領域を抽出する領域抽出
手段と、該絵柄領域に等濃度線を描くべく、該絵柄領域
における同一の階調の画像処理データ領域を線と空白部
に変換する再生処理手段とを備えた第2の手段によって
達成される。
【0008】上記の目的は、画像処理装置と、前記画像
処理装置に画像データを入力すべく、原稿を読み取る読
取手段と、前記画像処理装置から出力された画像データ
を記録する記録手段とを備えた第3の手段によって達成
される。
【0009】上記の目的は、画像を読み取る読取手段
と、画像を記録する記録手段と、等濃度領域を検出する
等濃度領域検出手段と、等濃度領域の周辺を検出する等
濃度領域周辺検出手段と、等濃度を算出する等濃度算出
手段とを有し、画像データに対して、等濃度の線を引く
ようにした第4の手段によって達成される。
【0010】上記の目的は、請求項4記載において、画
像データを2値データに変換する際、絵柄部について
は、前記等濃度線とし、文字部については、単純2値化
とする第5の手段によって達成される。
【0011】
【作用】第1の手段においては、入力された画像データ
から絵柄領域を抽出する領域抽出手段と、該絵柄領域の
画像データに対して所定のサイズのマトリクスによるマ
トリクス処理をして画像データを処理する中間調処理手
段と、該絵柄領域の画像データに対して前記所定のサイ
ズより大きなサイズのマトリクスによるマトリクス処理
をして画像データを処理する再生処理手段と、前記中間
調処理手段と前記再生処理手段との一方を選択する選択
手段とを備えたことから、再複写の際の画質の劣化を最
小にとどめる。
【0012】第2の手段においては、入力された画像デ
ータから絵柄領域を抽出する領域抽出手段と、該絵柄領
域に等濃度線を描くべく、該絵柄領域における同一の階
調の画像処理データ領域を線と空白部に変換する再生処
理手段とを備えたことから、再複写の際の画質の劣化を
最小にとどめる。
【0013】第3の手段においては、画像処理装置と、
前記画像処理装置に、画像データを入力すべく、原稿を
読み取る読み取り手段と、前記画像処理装置から出力さ
れた画像データを記録する記録手段とを備えたことか
ら、再複写の際の画質の劣化を最小にとどめる。
【0014】第4の手段においては、画像を読み取る読
取手段と、画像を記録する記録手段と、等濃度領域を検
出する等濃度領域検出手段と、等濃度領域の周辺を検出
する等濃度領域周辺検出手段と、等濃度を算出する等濃
度算出手段とを有し、画像データに対して、等濃度の線
を引くようにしたことから、再複写の際の画質の劣化を
最小にとどめる。
【0015】第5の手段においては、画像データを2値
データに変換する際、絵柄部については、前記等濃度線
とし、文字部については、単純2値化とすることから、
再複写の際の画質の劣化を最小にとどめる。
【0016】
【実施例】まず、本発明に係る一実施例が適用されるデ
ジタル複写機の概要について説明する。図1は本体機構
部を示し、その機構部は、複写機本体A、自動原稿送り
装置(ADF)B、ソータCおよび両面反転ユニットD
との4つのユニットから構成されている。
【0017】複写機本体Aは、スキャナ部、書き込み
部、感光体部、現像部、給紙部などを備えている。次に
各部の構成、動作などについて説明する。
【0018】(1)スキャナ部 反射鏡1と光源3と第1ミラー2を装備して一定の速度
で移動する第1スキャナと、第2ミラー4と第3ミラー
5を装備して前記第1スキャナの1/2の速度で第1ス
キャナに追従して移動する第2スキャナを有している。
この第1スキャナおよび第2スキャナによりコンタクト
ガラス9上の原稿(図示しない)を光学的に走査し、そ
の反射像を色フイルタ6を介してレンズ7に導き、一次
元固体撮像素子8上に結像させる。
【0019】光源3には、蛍光灯やハロゲンランプなど
が使用されており、波長が安定していて寿命が長いなど
の理由から一般的に蛍光灯が使用されている。この例で
は1本の光源3に反射鏡1が取り付けられているが、2
本以上の光源を使用することもある。なお、前記固体撮
像素子8は一定のサンプリングクロックを持つているた
め蛍光灯はそれより高い周波数で点灯しないと画像に悪
影響を与える。
【0020】前記固体撮像素子8としては、一般的にC
CDが使用されている。前記固体撮像素子(CCDイメ
ージセンサ)8で読み取つた画像信号はアナログ値であ
るので、アナログ/デジタル(A/D)変換され画像処
理基板10にて種々の画像処理(2値化、多値化、階調
処理、変倍処理、編集処理など)が施され、スポットの
集合としてデジタル信号に変えられる。
【0021】カラーの画像情報を得るために本例では、
原稿から固体撮像素子8に導かれる光路途中に必要色の
情報だけを透過する色フイルタ6が出し入れ可能に配置
されている。原稿の走査に合わせて色フイルタ6の出し
入れを行い、その都度多重転写、両面コピーなどの機能
を働かせ多種多様のコピーが作成できるようになつてい
る。
【0022】(2)書き込み部 画像処理後の画像情報は、光書き込み部においてレーザ
光のラスター走査にて光の点の集合の形で感光体ドラム
40上に書き込まれる。
【0023】レーザ光源としては、He−Neレーザが
使用されていた。このHe−Neレーザの波長は633
nmで、従来の複写機感光体の感度とよく合うため用い
られてきたが、レーザ光源自体が非常に高価であること
と、直接に変調ができないため装置が複雑になるなどの
問題点を有している。近年、感光体の長波長域での高感
度化により、安価で直接に変調ができる半導体レーザが
使用されるようになつた。本例でもこの半導体レーザを
使用している。
【0024】図2は、書き込み部を示す平面図である。
半導体レーザ20から発せられたレーザ光はコリメート
レンズ21で平行な光束に変えられ、アパーチャ32に
より一定形状の光束に整形される。整形されたレーザ光
は第1シリンダーレンズ22により副走査方向に圧縮さ
れた形でポリゴンミラー24に入射する。このポリゴン
ミラー24は正確な多角形をしており、ポリゴンモータ
25により一定方向に一定の速度で回転している。この
回転速度は感光体ドラム40の回転速度と書き込み密度
とポリゴンミラー24の面数により決定される。
【0025】ポリゴンミラー24に入射したレーザ光
は、その反射光がポリゴンミラー24の回転により偏向
される。偏向されたレーザ光はfθレンズ26a,26
b,26cに順次入射する。fθレンズ26a,26
b,26cは、角速度一定の走査光を感光体ドラム40
上で等速走査するように変換されて、感光体ドラム40
上で最小光点となるように結像し、さらに面倒れ補正機
構も有している。
【0026】fθレンズ26a,26b,26cを通過
したレーザ光は、画像領域外で同期検知ミラー29によ
り同期検知入光部30に導かれ光フアイバによりセンサ
部に伝搬され、主走査方向の頭出しの基準となる同期検
知を行い、同期信号を出す。同期信号が出てから一定時
間後に画像データが1ライン分出力され、以下これを繰
り返すことにより1つの画像を形成することになる。
【0027】(3)感光体部 感光体ドラム40の周面に感光層が形成されている。半
導体レーザ(波長780nm)に対して感度のある感光
層として有構感光体(OPC),α−Si,Se−Te
などが知られており、本例では有構感光体(OPC)を
使用している。
【0028】一般にレーザ書き込みの場合、画像部に光
を当てるネガ/ポジ(N/P)プロセスと、地肌部に光
を当てるポジ/ポジ(P/P)プロセスの2通りがあ
り、本例では前者のネガ/ポジ(N/P)プロセスを採
用している。
【0029】帯電チャージャ41は、感光体側にグリッ
ドを有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム4
0の表面を均一に(−)帯電し、画像形成部にレーザ光
を照射してその部分の電位を落とす。そうすると感光体
ドラム40表面の地肌部が−750〜−800V、画像
部が−500程度の電位となつて、感光体ドラム40の
表面に静電潜像が形成される。これを現像器42a,4
2bで現像ローラに−500〜−600Vのバイアス電
圧を与え、(−)に帯電したトナーを付着して静電潜像
を顕像化する。
【0030】(4)現像部 本例の装置は、主現像器42aと副現像器42bの2つ
の現像器を備えている。黒一色の場合は、副現像器42
bとトナー補給器43bを取り外すようになつている。
現像器を2つ有する本例では、主現像器42aとペアと
なるトナー補給器43aに黒トナーを入れ、副現像器4
2bとペアになるトナー補給器43bカラートナーを入
れることにより1色の現像中に他色の現像器の主極位置
を変えるなどして選択的に現像を行う。
【0031】この現像を用い、スキャナの色フイルタ6
の切り換えによる色情報の読み取り、さらに紙搬送系の
多重転写、両面複写機能等を組み合わせることによつて
多機能なカラーコピー、カラー編集が可能となる。3色
以上の現像は感光体ドラム40の周囲に3つ以上の現像
器を並べる方法、3つ以上の現像器を回転して切り換え
るリボルバー方式などによつて達成できる。
【0032】現像器42a,42bで顕像化された画像
は、感光体ドラム40にシンクロして送られた紙面上に
紙の裏面から転写チャージャ44により(+)のチャー
ジをかけられて転写される。転写された紙は、転写チャ
ージャ44と一体に保持された分離チャージャ45によ
つて交流除電され感光体ドラム40から分離される。
【0033】紙に転写されずに感光体ドラム40に残つ
たトナーは、クリーニングブレード47により感光体ド
ラム40から掻き落され、付属のタンク48に回収され
る。さらに感光体ドラム40に残つている電位のパター
ンは、除電ランプ49により光を照射して消去される。
【0034】また、現像がなされた直後の位置にフオト
センサ50が設けられている。このフオトセンサ50
は、発光素子と受光素子とのペアからなり、感光体ドラ
ム40表面の反射濃度を検出している。これは光書き込
み部で一定のパターン(例えば、真っ黒または網点のパ
ターン)を、フオトセンサ読み取り位置に対応した位置
に書き込み、これを現像した後のパターン部の反射率と
パターン部以外の感光体ドラム40の反射率の比から画
像濃度を判断し、薄い場合はトナー補給信号を出す。ま
た、補給後も濃度が上がらないことを利用してトナー残
量不足を検知することもできる。
【0035】(5)給紙部 本例では複数のカセット60a,60b,60cを持
ち、一度転写した紙を再給紙ループ72に通し、両面コ
ピーまたは再給紙が可能になつている。
【0036】複数のカセット60a,60b,60cの
うちから1つのカセット60が選択された後、スタート
ボタンが押されると、選択されたカセットの近傍にある
給紙コロ61(61a,61b,61c)が回転し紙の
先端がレジストローラ62に突き当たるまで給送され
る。レジストローラ62はこの時止まつているが、感光
体ドラム40に形成された画像位置とタイミングをとつ
て回転を開始し、感光体ドラム40の周囲に対して紙を
送る。その後紙は転写部でトナー像の転写が行われ、分
離搬送部63にて吸引搬送されて、ヒートローラ64と
加圧ローラ65の対からなる定着ローラによつて転写さ
れたトナー像を紙面上に定着する。
【0037】このようにして転写された紙は通常のコピ
ー時は、切換爪67によつてソータC側の排紙口へ導か
れる。一方、多重コピー時は切換爪68,69により方
向を変えられソータC側に排出されることなく下側の再
給紙ループ72を通過して再度レジストローラ62へ導
かれる。
【0038】両面コピーの場合は、複写機本体Aのみで
行う場合と両面反転ユニットDを使用する場合の2通り
があり、ここでは前者の場合について説明する。切換爪
67で下方に導かれた紙はさらに切換爪68で下方に導
かれ、次の切換爪69で再給紙ループ72よりさらに下
のトレー70へ導かれる。そしてローラ71の反転によ
り逆方向に再度送られ、切換爪69の切り換えにより再
給紙ループ72へ導かれてレジストローラ62に給送さ
れる。
【0039】自動原稿送り装置(ADF)Bについて説
明する。この自動原稿送り装置(ADF)Bは、原稿を
1枚ずつコンタクトガラス9上に導き、コピー後に排出
する動作を自動的に行うものである。原稿給紙台100
に載置された原稿は、サイドガイド101によつて原稿
の幅方向が揃えられる。載置された原稿は給紙コロ10
4で1枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト102の回
転でコンタクトガラス9上の所定位置まで運ばれて、位
置決めされる。所定枚数のコピーが終了すると、原稿は
再度搬送ベルト102の回転により排紙トレー103へ
排紙される。なお、サイドガイド101の位置と原稿の
送り時間をカウントすることにより、原稿サイズの検知
を行うことができる。
【0040】ソータCについて説明する。このソータC
は、複写機本体Aから排出されたコピー紙を、例えばぺ
ージ順、ぺージ毎、あるいは予め設定されたビン111
a〜111xに選択的に給送する装置である。モータ1
10により回転する複数のローラにより送られるコピー
紙が各ビン111の入り口付近にある爪の切り換えによ
り選択されたビン111へ導かれる。
【0041】両面反転ユニットDについて説明する。前
述のように複写機本体Aは1枚毎の両面コピーしかでき
ないが、この両面反転ユニットDを付設することによ
り、まとめて両面コピーをすることが可能である。複数
枚まとめて両面コピーをとるとき、排紙コロ66で下方
に導かれた紙は次の切換爪67で両面反転ユニットDへ
送られる。両面反転ユニットDへ入つた紙は、排紙ロー
ラ120でトレー123上に集積される。この際送りロ
ーラ121、側面揃えガイド122によりコピー紙の
縦、横が揃えられる。トレー123上に集積されたコピ
ー紙は、再給紙コロ124により裏面コピー時に再給紙
される。この時、切換爪69により直接再給紙ループ7
2に導かれる。なお、図1において27はミラー、28
は防塵ガラス、31はレンズ保持ユニット、46は分離
爪、80はメインモータ、81はフアンモータである。
【0042】次に、以上説明した各構成部分を制御する
電装制御部について説明する。
【0043】図4および図5は、複写機全体の電装制御
部のブロック図で、両図は1つのブロック図を分割した
もので、一部、中央演算ユニットCPU(a)の部分で
重複部があり、その部分で両図を連結すれば、1枚の全
体的なブロック図となる。
【0044】複写機の制御ユニットは、2つのCPU
(a),(b)を有しており、CPU(a)はシーケン
ス関係の制御、CPU(b)はオペレーシヨン関係の制
御をそれぞれ行い、両者はシリアルインターフエイス
(RS232C)によつて接続されている。
【0045】まず、シーケンス関係の制御について説明
する。シーケンスは紙の搬送のタイミングおよび作像に
関する条件設定、出力を行つており、紙サイズセンサ、
排紙検知やレジスト検知など紙搬送に関するセンサ、両
面ユニット、高圧電源ユニット、リレー、ソレノイド、
モータなどのドライバ、ソータユニット、レーザビーム
スキャナ(書き込み)ユニットなどが接続されている。
【0046】センサ関係では給紙カセットに装着された
紙のサイズおよび向きを検知し、検知結果に応じた電気
信号を出す紙サイズセンサ、レジスト検知や排紙検知な
ど紙搬送に関するセンサ、オイルエンドやトナーエンド
などサプライの有無を検知するセンサ、ならびにドアオ
ープン、ヒユーズ断など機械の異常を検知するセンサか
どからの入力がある。
【0047】両面ユニットでは紙の幅を揃えるためのモ
ータ、給紙クラッチ、搬送経路を変更するためのソレノ
イド、紙の有無検知センサ、紙の幅を揃えるためのサイ
ドフエンスホームポジシヨンセンサ、紙の搬送に関する
センサなどがある。
【0048】高圧電源ユニットは、帯電チャージャ、転
写チャージャ、分離チャージャ、現像バイアス電極の出
力をPWM制御によつて得られたデユーテイだけそれぞ
れ所定の高圧電力を印加する。
【0049】ドライバ関係は給紙クラッチ、レジストク
ラッチ、カウンタ、モータ、トナー補給ソレノイド、パ
ワーリレー、定着ヒータなどがある。
【0050】ソータユニットとはシリアルインターフエ
イスで接続されており、シーケンスからの信号により所
定のタイミングで紙を搬送し各ビンに排出させている。
【0051】アナログ入力には、定着温度、フオトセン
サ入力、レーザダイオードのモニタ入力、レーザダイオ
ードの基準電圧、各種高圧電源からの出力値のフイード
バック値等が入力されている。定着部にあるサーミスタ
からの入力により定着部の温度が一定になるようにヒー
タのオン/オフ制御もしくは位相制御が行われる。フオ
トセンサ入力は所定のタイミングで作られたフオトパタ
ーンをフオトトランジスタにより入力しパターンの濃度
を検知することによりトナー補給のクラッチをオン/オ
フ制御してトナー濃度の制御を行つている。レーザダイ
オードのパワーを一定にするために調整する機構とし
て、A/D変換器とシーケンスCPU(a)のアナログ
入力が使用される。これは予め設定された基準電圧(こ
の電圧は、本例ではレーザダイオードが3mWとなるよ
うに設定する)に、レーザダイオードを点灯したときの
モニタ電圧が一致するように制御されている。
【0052】画像制御回路ではマスキング、トリミン
グ、イレース、フオトセンサパターンなどのタイミング
信号を発生し、レーザビームスキャナユニットにビデオ
信号(VDATA)を送り出している。レーザビームス
キャナユニットは、入力されたビデオ信号(VDAT
A)に応じてパルス幅変調を行うことにより再度アナロ
グ信号に変換し、変調されたパルスによりレーザダイオ
ードを点灯させることにより感光体上に1画素多階調の
静電潜像を形成する。
【0053】ゲートアレイは、スキャナからの画像信号
をレーザビームスキャナユニットから同期信号PMSY
NCに同期させ、さらに画像書き出し信号RGATEに
同期した信号(ODATA)に変換して、画像制御回路
に出力する。
【0054】次に、オペレーシヨン関係の制御について
説明する。メインCPU(b)は複数のシリアルポート
とカレンダICを制御する。複数のシリアルポートには
シーケンスCPU(a)の他に、操作部、スキャナ制御
回路(読み取りユニツト)、フアックス、インターフエ
イスユニットなどが接続されている。
【0055】操作部では操作者のキー入力および複写機
の状態を表示する表示器を有し、キー入力の情報をメイ
ンCPU(b)へシリアル送信し、メインCPU(b)
からのシリアル受信により表示器を点灯する。スキャナ
とは、画像処理および画像読み取りに関する情報をシリ
アル送信し、フアックス、インターフエイスユニットと
は予め設定されている情報内容をやりとりする。カレン
ダICは、日付と時間を記憶しておりメインCPU
(b)にて随時呼び出せるため操作部表示器への現在時
刻の表示や機械のオン時間、オフ時間を設定することに
より、機械の電源オン/オフをタイマ制御することがで
きる。
【0056】図5は、イメージスキャナ部のブロック図
である。スキャナ制御回路460は、プリンタ制御部か
らの指示に従ってランプ制御回路458、タイミング制
御回路459、ならびにスキャナ駆動モータ465を制
御する。ランプ制御回路458は、スキャナ制御回路4
60からの指示に従って蛍光ランプ3のオン/オフおよ
びメインCPU(b)にて随時呼び出せるため操作部表
示器への現在時刻の表示や機械のオン時間、オフ時間を
設定することにより、機械の電源オン/オフをタイマ制
御することができる。
【0057】図5は、イメージスキャナ部のブロック図
である。スキャナ制御回路460は、プリンタ制御部か
らの指示に従ってランプ制御回路458、タイミング制
御回路459、ならびにスキャナ駆動モータ465を制
御する。ランプ制御回路458は、スキャナ制御回路4
60からの指示に従って蛍光ランプ3のオン/オフおよ
び光量制御を行う。また、スキャナ駆動モータ465の
駆動軸にはロータリエンコーダ466が連結されてお
り、位置センサ462は副走査駆動機構の基準位置を検
知する。CCDイメージセンサ8から出力されるアナロ
グ画像信号は処理回路451によりA/D変換等の処理
をされた後、インターフエイス(I/F)461を介し
て書込み部に送出される。
【0058】タイミング制御回路459は、スキャナ制
御回路460からの指示に従って各信号を出力する。す
なわち、読み取りを開始すると、CCDイメージセンサ
8に対しては1ライン分のデータをシフトレジスタに転
送する転送信号とシフトレジスタのデータを1ビットず
つ出力するシフトクロックパルスを与える。像再生系制
御ユニットに対しては、画素同期クロックパルスCL
K、主走査同期パルスLSYNC、および主走査有効期
間信号LGATEを出力する。
【0059】この画素同期クロックパルスCLKは、C
CDイメージセンサ8に与えるシフトクロックパルスと
ほぼ同一の信号である。また、主走査同期パルスLSY
NCは、レーザビームスキャナ(書き込み)ユニットの
ビームセンサが出力する主走査同期信号PMSYNCと
ほぼ同一の信号であるが、画像読取りを行っていない時
は出力が禁止される。主走査有効期間信号LGATE
は、出力データが有効なデータであるとみなされるタイ
ミングで高レベルHになる。
【0060】スキャナ制御回路460はメインCPU
(b)から読み取り開始指示を受けると、露光ランプ3
を点灯しスキャナ駆動モータ465を駆動開始して、タ
イミング制御回路459を制御しCCDイメージセンサ
8の読み取りを開始する。また、副走査有効期間信号F
GATEを高レベルHにセットする。この副走査有効期
間信号FGATEは、高レベルHにセットされてから副
走査方向に最大読み取り長さ(この例では、Aサイズ長
手方向の寸法)を走査するに要する時間を経過すると低
レベルLとなる。
【0061】図6に信号処理回路部(スキャナ制御回路
+画像制御回路)のブロック図を示す。CCDイメージ
センサ8から出力されたアナログ画像信号は増幅器20
1で増幅され、A/D変換器202でデジタル画像デー
タ(例えば6ビット、8ビット)に変換される。デジタ
ル画像データは補正回路203で黒セットオフ補正、シ
エーデイング補正、M.T.F補正、平滑化等の補正を
受け、変倍回路204で主走査方向の変倍処理を施され
る(副走査方向の変倍は原稿走査時に第1ミラーの速度
を変化させることにより光学的に行われる)。さらに、
画像データは画質処理部205でガンマ補正、誤差拡
散、デイザ処理を施され、秘密保持ナンバ付加回路20
6、編集/加工回路207、インターフエイス208を
経て出力される。編集/加工回路207では白黒反転、
マスキング/トリミング、網掛け/網乗せ、影付け、中
抜き等の処理を受ける。秘密保持ナンバ付加回路206
と編集/加工回路207の処理順序は逆でもよい。補正
回路203からインターフエイス208までの各信号処
理部はマイクロプロセッサ(a),(b)に接続され、
コピーモード毎に応じた設定がなされる。
【0062】次に、本発明の特徴部分について詳細に説
明する。図7は本発明の一実施例に係る画像処理装置及
び複写装置の信号処理回路部のブロック図である。
【0063】分離部306は、原稿の情報を、文字、網
点(オフセット印刷)、連続調(銀塩写真の絵柄)の三
種類に判定する。ディレイ補正部304は、分離判定す
る時の画素遅延(ずれ)を補正する。フィルタ部305
は平滑化、スルー(何もしない)、鮮鋭化の三種類の機
能をもつ。編集加工部307は、白黒反転、マスキング
/トリミング、網掛け/網乗せ、影付け、中抜き、等濃
線などの処理を施す。γ補正部308は、プリンタの特
性に応じたγ補正を施し、また、ここで濃度、コントラ
スト調整を行なう。ディザ処理部309は、2×2、3
×3、4×4、16×16、スルーの5種類をもつ。バ
ーコード用メモリ310は、原稿一部の内容を記憶する
ためのメモリである。なお、8はCCD、201はAM
P、202はA/D、208はI/F、300は黒セッ
トオフ部、301はシェーディング補正部、302はM
TF補正部、303は変倍部、309はディザ処理部、
311はCPU、312はタイミング発生器、313は
CCD駆動回路である。
【0064】さらに、本発明で用いられる編集加工のう
ち、等濃度線について図11〜図15図を用いて説明す
る。図11が全体図であり、セレクタ(1)、(2)3
30,331はHでBの値をYに出力する。セレクタ
(1)、(2)330,331はLでAの値をYに出力
する。
【0065】1ラインメモリ332は、主走査1ライン
蓄えることの可能なメモリビット幅8bitである。8
値処理部333は、制御信号がLの時、出力(lo〜ln)
がすべてLとなり、制御信号がHの時、出力(lo〜ln)
のどこかが入力画像データに応じてHとなる。ここで
は、単純に、画像データの上位3bitとすると、0の
時に出力lo、1の時に出力l1、2の時に出力l2、3の時
に出力l3、4の時に出力l4、5の時に出力l5、6の時に
出力l6、7の時に出力l7とする。ディレイ補正部334
は、等濃線処理の際に、画像データとの遅延(ずれ)を
補正するものである。等濃度線算出部335は8値処理
部333の出力データをラインメモリ332により、3
ライン蓄え入力する。そして、outに等濃度信号を出
力する。Hで等濃度線を発生し、Lでイレースする。つ
まり、色データ(1)336にはイレースデータ、色デ
ータ(2)337には等濃度線の濃度データが格納され
ている。さらに、等濃度線算出部335は、図12に示
すように、輪郭算出部338とORゲート339からな
る。この輪郭算出部335では、各濃度域の等濃度線を
算出するとHを出力し、その他は0となる。
【0066】この輪郭算出部338を図13に示してあ
る。この図13で、b1〜b3は等濃度の濃度であり、
AND、ORで輪郭処理を行なっている。a1〜a3、
c1〜c3は等濃度の隣接濃度域で、現在の輪郭算出時
に、その周辺データに隣接濃度域が存在する時、出力Y
は常にLとなる。また、隣接濃度域が存在しない時は、
b1〜b3で算出した輪郭情報を出力する。図14は、
その例を示したものであり、マス目内の0〜7の数字は
8値化処理の数字であり、×印のあるマス目は等濃度線
を示す。
【0067】つまり、図14に示すように、隣接するマ
ス目の濃度がなだらかに変化しているところ(例えば5
⇒6)には、等濃度線を発生させず、ある一定の変化の
あるところ(例えば5⇒7)のみ発生させる。すなわ
ち、「5」と「7」のマス目のところに×(等濃度線)
を発生させ、この等濃度線算出はマス目の縦、横、斜め
の各方向について行われる。
【0068】さらに、図15の10値処理をして図13
の輪郭処理をしてやれば、より精度の高い等濃度が可能
となる。
【0069】ただし、図13に示すb3〜b1の入力
は、そのまま入力してやるのでなく、5の等濃度線の時
(現在の処理画素が5以上で且つ、周辺画素のどこか一
つが3以下、または、現在の処理画素が5以下でかつ周
辺画素のどこか一つが7以上)、図13の輪郭処理の出
力をHとしてやればよい。
【0070】ここで、輪郭強調フィルタ(MTF補正フ
ィルタ)について説明する。整数x=−∞,…,−1,
0,1,2,…,∞の関数として、次の2つを定義す
る。 δ(x)=1:x=0 1:x≠0 U(x)=1:x≧0 1:x<0 したがって、δ(x)とU(x)の間には図17の式の
関係(1次元デジタル関数)がある。δ(x)を入力し
たときに出力にh(x)が得られると、h(x)をその
系のインパルス応答という。h(x)は、xに関して、
シフト可能なことが多いが、この場合に入力をf(x)
とすると、出力g(x)は図18の式となる。逆に、出
力g(x)を入力f(x)に戻すには f(x)=f(x)*h(x)*h~1(x) =g(x)*h~1(x) h (x)を補正関数と呼ぶ。また、h(x)のフーリ
エ変換(図19の(1)式)を伝達関数と呼ぶ。2次元
デジタル関数は δ(x,y)=1:x=y=0 1:x≠0 y≠0 U(x,y)=1:x≧0 y≧0 1:x<0 y<0 である。δ(x,y)にインパルス応答をh(x,y)
とすると、入力f(x,y)の出力g(x,y)は、図
19の(2)式のようになる。
【0071】もし、無指向性であれば、(k=1) g(x,y)=f(x,y)*h(x,y) 逆に、出力g(x,y)から入力f(x,y)を求める
には、 f(x,y)=g(x,y)*h~1(x,y) h (x)の特性を得るための具体的手段として、デジ
タル・フィルタがある。このうち、1次元では3元のも
のがよく使われる。 h (x)=(a(−1),a(0),a(+)) =(a(i)) :i=1,2,3 さらに、次のような値をもつもの(ラプラシアン・フィ
ルタ)が、MTF補正用としてよく使用される。 h (x)=(−1,3,−1) 2次元デジタル・フィルタでは次(図20の式)の3x
3元のものがよく使用される。このうち特に、図21の
式などが、MTF補正用として使用される。図21の
(1)式は弱い強調の場合、図21の(3)式は強い強
調の場合に使用される。図22はインパルス応答と伝達
関数を示すブロック図である。コンボリューション(前
記*)のウエイトの合計が、1のものは一般的フィルタ
(平均強調)、0のものはエッジ検出である。エッジ
(輪郭)の大きさを原画と同一にさせたいとき、図23
に示すマトリックスを用いれば、位置は少しずれるが同
一の大きさの輪郭を得られる。ベクトル変換(2倍した
りすることがある)のとき有用である。一般の輪郭抽出
をすると、内エッジ又は外エッジをとるので、大きさが
小又は大となる。複写機の変倍時でも発生する。
【0072】図16に操作ユニットの一部を示す。(図
8以外は、図1ないし図7と同様である。)図8の画質
キーの説明をしながら、動作をする。
【0073】ブライト(濃度)キー320、コントラス
トキー321は、後述する各モードの微調整キ−であ
る。このブライト(濃度)は、明るく、暗くの複数のキ
ーにより、図9に示すようにγ補正のデータをシフトさ
せることにより、濃度を変化させる。また、コントラス
トは、強く、弱くの複数のキーにより、図10に示すよ
うにγ補正のデータの傾きをかえることにより、メリハ
リの度合いをかえる。322,323,324,325
はα(写真、文字、標準、自動)キー、326はジェネ
レーション作成キー、327はジェネレーション複写キ
ー、328はコードキーである。
【0074】A.写真モード フィルタ部305のパラメータは写真モードに適したフ
ィルタ処理、ここでは、平滑化が選択され、γ補正部3
08はコントラストを弱くし、ディザ処理部309でデ
ィザパターンは4×4の階調性を重視したパターンが選
択される。
【0075】B.文字モード フィルタ部305は鮮鋭化、γ補正部308はコントラ
ストを強くし、ディザ処理部309でディザパターンは
処理せずにそのまま出力する。
【0076】C.標準モード 文字モード、写真モードの中間に位置し、フィルタ部3
05はスルー、γ補正部308は標準的なコントラスト
で、ディザ処理部309でディザパターンは2×2又は
3×3が選択される。
【0077】D.自動モード 分離部306で、原稿の情報を文字、網点、連続調の3
種類に分離して、それぞれに適したフィルタ、γ補正、
ディザ処理を行なう。それぞれの処理は、以下のように
なる。
【0078】a)文字は前述した文字モードと同じ。
【0079】b)網点は前述した写真モードと同じ。
【0080】c)連続調については、フィルタ部305
はスルー又は鮮鋭化、γ補正部308はコントラストの
弱い、ディザパターンは4×4の階調性を重視した、パ
ターンを選択する。
【0081】E.ジェネレーション作成モード これらのキーを選択することにより、出力(複写物)を
原稿として用いても、劣化の少ない処理を行なえる。分
離部306にて、文字、網点、写真を判定して処理を行
う。
【0082】a)文字は前述した文字モードと同じ。
【0083】b)網点では、フィルタ部305は平滑
化、γ補正部308はコントラストの弱い、ディザパタ
ーンは、16×16の大きなパターンを選択する。
【0084】c)連続調では、フィルタ部305は、ス
ルー又は、鮮鋭化、γ補正部308は、コントラストの
弱い、ディザパターンは、16×16の大きなパターン
を選択する。ここで、ディザパターンの処理を何もせ
ず、編集加工部307での等濃度線を出力してもよい。
【0085】このようにすることにより、絵柄データの
階調性(等濃度の場合)、又は、解像度(16×16パ
ターン)のどちらかは、低下するが情報は、保存され
る。(どちらの場合も白か黒かの2値データである。)
ジェネレーションに弱い絵柄データを、ジェネレーショ
ンに強い形に情報を変換してやることにより、他の複写
機で複写しても、劣化の少ない画像が得られる。このモ
ードで複写したものを再複写する際には、文字モードで
行なえばよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3記載
の発明によれば、絵柄データの階調性(等濃度の場
合)、又は、解像度(例えば16×16パターン)のど
ちらかは、低下するが、再複写されても情報を保存する
ことができる。
【0087】請求項4〜5記載の発明によれば、等濃度
線を発生しているので、解像力を保存して、画像データ
を変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機構部の概要を示す横断面
図である。
【図2】図1に示す複写機本体の書き込み部を示す拡大
平面図である。
【図3】図1に示す複写機本体の書き込み部を示す拡大
側面図である。
【図4】図1に示す複写機の電装制御部の全体を示すブ
ロック図である。
【図5】図3に示すスキャナ制御回路を中心とするイメ
ージスキャナ部のブロック図である。
【図6】図3及び図4に示すスキャナ制御回路および画
像制御回路を中心とする信号処理回路部のブロック図で
ある。
【図7】図6に示すイメージスキャナ部のブロック図と
別の、イメージスキャナ部のブロック図である。
【図8】本発明の一実施例の信号処理回路部のブロック
図である。
【図9】本発明の一実施例の操作ユニットの画質キーを
示す説明図である。
【図10】γ補正のデータをシフトさせる状態を示す説
明図である。
【図11】γ補正のデータの傾きを変える状態を示す説
明図である。
【図12】本発明の一実施例の等濃度線算出回路を示す
ブロック図である。
【図13】本発明の一実施例の輪郭算出回路部を示すブ
ロック図である。
【図14】本発明の一実施例の輪郭算出回路部を示すブ
ロック図である。
【図15】本発明の一実施例の輪郭情報の1例を示す説
明図である。
【図16】本発明の一実施例の10値処理による輪郭処
理を示す説明図である。
【図17】本発明の一実施例の操作ユニットの1部を示
す説明図である。
【図18】数式を示す説明図である。
【図19】数式を示す説明図である。
【図20】数式を示す説明図である。
【図21】数式を示す説明図である。
【図22】インパルス応答と伝達関数を示すブロック図
である。
【図23】マトリックスを示す説明図である。
【符号の説明】
306 分離部 304 ディレイ補正部 305 フィルタ部 307 編集加工部 308 γ補正部 309 ディザ処理部 310 バーコード用メモリ 330 セレクタ(1) 331 セレクタ(2) 332 ラインメモリ 333 8値処理部 334 ディレイ補正部 335 等濃度線算出部 336 色データ(1) 337 色データ(2) 335 等濃度線算出部 338 輪郭算出部 339 OR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された多階調の画像データを画像処
    理して出力する画像処理装置において、該入力された画
    像データから絵柄領域を抽出する領域抽出手段と、該絵
    柄領域の画像データに対して所定のサイズのマトリクス
    によるマトリクス処理をして画像データを処理する中間
    調処理手段と、該絵柄領域の画像データに対して前記所
    定のサイズより大きなサイズのマトリクスによるマトリ
    クス処理をして画像データを処理する再生処理手段と、
    前記中間調処理手段と前記再生処理手段との一方を選択
    する選択手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 入力された多階調の画像データを画像処
    理して出力する画像処理装置において、該入力された画
    像データから絵柄領域を抽出する領域抽出手段と、該絵
    柄領域に等濃度線を描くべく、該絵柄領域における同一
    の階調の画像処理データ領域を線と空白部に変換する再
    生処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像処理装置と、前記画像処理装置に画
    像データを入力すべく、原稿を読み取る読取手段と、前
    記画像処理装置から出力された画像データを記録する記
    録手段とを備えたことを特徴とする複写装置。
  4. 【請求項4】 画像を読み取る読取手段と、画像を記録
    する記録手段と、等濃度領域を検出する等濃度領域検出
    手段と、等濃度領域の周辺を検出する等濃度領域周辺検
    出手段と、等濃度を算出する等濃度算出手段とを有し、
    画像データに対して、等濃度の線を引くようにしたこと
    を特徴とする複写装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、画像データを2
    値データに変換する際、絵柄部については、前記等濃度
    線とし、文字部については、単純2値化とすることを特
    徴とする複写装置。
JP4088845A 1992-04-09 1992-04-09 画像処理装置及び複写装置 Pending JPH05292310A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181873A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181873A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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