JPH05292223A - 通信料金設定方式 - Google Patents

通信料金設定方式

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JPH05292223A
JPH05292223A JP9410192A JP9410192A JPH05292223A JP H05292223 A JPH05292223 A JP H05292223A JP 9410192 A JP9410192 A JP 9410192A JP 9410192 A JP9410192 A JP 9410192A JP H05292223 A JPH05292223 A JP H05292223A
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JP
Japan
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circuit
communication
subscriber
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call
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JP9410192A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamamori
和彦 山森
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のそれぞれ異なる電気通信システムの内
の任意のものを選択して使用できる電気通信網における
通信料金の設定方式に関し、個々の加入者の利用状態に
応じた通信料金の設定を可能とする手段の提供を目的と
する。 【構成】 加入者回線毎に発信時における各電気システ
ムの電気通信回線毎の通話度数の値を記憶する手段と、
通信を行う区間および通信を行う時間帯および曜日およ
び祝祭日および通信時間長に係る情報を用いて通信料金
を算定する手段と、該手段により算定された通信料金を
上記通話度数の値により修正する手段とを設けることに
より構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のそれぞれ異なる
電気通信システムの内の任意のものを選択して使用でき
る電気通信網における通信料金の設定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、我が国の電話の通信料金は、通信
を行なう区間(通信地域間距離)および通信を行なう時
間帯(昼間・夜間・深夜)や曜日・祝祭日により単位料
金で通信することができる時間(単位時間という)を決
定し、単位時間毎に単位料金を積算する方法(距離別時
間差法という)が採られてきた。
【0003】このような距離別時間差法では、ダイヤル
された選択信号を解読して通信地域間距離を算出する機
能や高精度のカレンダー・時計機能などの高度で複雑な
課金機能を全ての市内交換機に設けなくても、ダイヤル
された選択信号を集約的に設置された課金機能を有する
発信側の市内交換機(端局)、または、集中局の交換機
で課金パルスの間隔に変換し、このパルスを市内交換機
に送り返して発信加入者の度数計を登算するだけでよい
から、経済的に課金のためのシステムを実現することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術として説明
した上記距離別時間差法は、通信地域間距離および通信
を行う時間や曜日・祝祭日という要素のみで通信料(単
位時間)を算定する方式であるため、あらゆる利用者に
対してあまねく公平に同一料金を適用すると言う目的に
は適しているが、利用回数に応じた通信料の値引きな
ど、個々の加入者毎にきめ細かい通信料金の設定を行う
ことができないという欠点があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
め成されたもので、個々の加入者の利用実態に基づくき
め細かな通信料金の設定をすることが可能な手段を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は前記特許請求の範囲に記載した手段により達成さ
れる。
【0007】すなわち、請求項1の発明は、発信時に端
末からの操作で、複数のそれぞれ異なる電気通信システ
ムの内の任意のものを選択して利用することができる電
気通信網において、加入者回線毎に発信時における各電
気通信システム毎の通話度数の値を記憶する手段と、通
信を行う区間および通信を行う時間帯および曜日および
祝祭日および通信時間長に係る情報を用いて通信料金を
算定する手段と、該手段により算定された通信料金を上
記各電気通信システム毎の通話度数の値により修正する
手段とを設けた通信料金設定方式である。
【0008】また、請求項2の発明は、発信時に端末か
らの操作で、複数のそれぞれ異なる電気通信システムの
内の任意のものを選択して利用することができる電気通
信網において、加入契約を行っている加入者単位に発信
時における各電気通信システム毎の通話度数の値を記憶
する手段と、通信を行う区間および通信を行う時間帯お
よび曜日および祝祭日および通信時間長に係る情報を用
いて通信料金を算定する手段と、該手段により算定され
た通信料金を上記各電気通信システム毎の通話度数の値
により修正する手段とを設けた通信料金設定方式であ
る。
【0009】
【作用】本発明は、電気通信網の中に加入者の利用履歴
を記憶する機能を具備し、その利用履歴に基づき通信料
金を設定するものである。
【0010】従って、本発明によれば、通信地域間距離
や通信を行う時間帯などにより一義的に通信料金を定め
る従来の通信料金設定方式とは異なり、個々の加入者に
対するきめ細かい通信料金の設定を行なうことのできる
システムを実現することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す図であって、
通信料金設定方式を実現する、市内交換機の加入者系部
分の構成の一例を示している。また、図2は加入者が発
信動作を開始してから該加入者の通信料金(単位時間)
が決定されるまでの処理の流れの一例を示す図である。
なお、本実施例は各電気通信システムによるサービス
を、それぞれ異なる電気通信事業者が行う場合について
のものを示している。
【0012】図1において、10は加入者の端末、11
は加入者回線、12は加入者回線毎に設置され、端末へ
の通話電流の供給・過電圧保護・呼出信号送出・ループ
監視・アナログ/ディジタル変換・2線/4線変換およ
び試験引込みなどを行なう機能を有する加入者回路、1
3は加入者の通信情報の多重/分離を行う加入者インタ
フェース回路、14は複数の加入者からの呼を集約する
集線スイッチ、15は通信路の切換・設定を行う分配部
(図示せず)とのインタフェース回路、16は端末から
のPB信号を受信するPB信号受信回路、17は加入者
発信情報を記憶する加入者情報記憶回路、18はPB信
号受信情報16と加入者情報記憶回路17から読み出し
た加入者発信情報から通信料金(単位時間)を算定する
課金処理回路を表わしている。
【0013】また、19は加入者回路12からの通信状
態を示す情報と課金処理回路18からの単位時間情報に
基づき課金パルスの開始/停止および間隔を制御する課
金制御回路、20は課金制御回路19からの課金パルス
により駆動される度数計、21は端末に対して各種情報
を音声で送出するアナウンス送出回路、22は各電気通
信事業者ごとの料金算定用基礎情報が記憶されている事
業者情報記憶回路を表わしている。
【0014】端末を収容する市内交換機が持つべき機能
を実現するためには、上記の他にも数多くの構成要素が
必要であるが、本発明の実施例を説明する上では不要な
ため省略してある。
【0015】以下、図1および図2を用いて通信料金設
定方式の動作を述べる。なお、利用できる電気通信事業
者は3社(L,N,M社)として説明する。本発明に基
づく通信料金設定は、発信状態に対してのみ動作する。
まず端末10で局線ボタン(図示せず)を押下するなど
して加入者回線11を閉結すると、加入者回路12にお
いて通話電流が流れることで端末の発信状態を検出す
る。つぎに、加入者回路12は端末側にダイヤル発信音
(DT)を送出し、交換機が端末からのダイヤル信号を
受信できる状態であることを伝える。
【0016】端末から送出されたダイヤル信号は、加入
者回路12、加入者インタフェース回路13、集線スイ
ッチ14、インタフェース回路15を経てPB信号受信
回路16で受信され、信号解読が行なわれる。なお、複
数の電気通信事業者の電気通信回線を選択して利用する
ことができる電気通信網においては、選択した電気通信
事業者の識別番号bを通信相手のダイヤル番号aに付加
し、ダイヤル信号b+aが端末から送出される。
【0017】PB信号受信回路16で受信されたダイヤ
ル信号b+aにより、交換機は電気通信事業者の識別番
号bが該加入者の利用できる電気通信事業者を示すもの
であるかどうかを判定し、利用できない電気通信事業者
の場合は端末側にアナウンス送出回路21から「あなた
がダイヤルした電気通信事業者は利用できません」と言
う合成音を2回送出した後、強制的に加入者回線11を
開放する。
【0018】識別番号bが該加入者の利用できる電気通
信事業者の場合(ここではN社が選択されたとする)
は、識別信号bに応じた該電気通信事業者(=N社)の
電気通信回線に通信路を形成するとともに、共通線信号
装置(図示せず)を介して着信側の市内交換機に通信相
手のダイヤル番号aを送出する。さらに、PB信号受信
回路16は、受信したダイヤル信号b+aを課金処理回
路18に送る。
【0019】課題処理回路18においては、加入者情報
記憶回路17に記憶されている発信完了呼に対する各電
気通信事業者の電気通信回線を利用した通話度数(ここ
では、L社が10度数、N社が100度数、M社が50
度数とする)を読み出す。そして、通信料金の値引き率
を決定する算定式 D=k(U/T) により、今回の発信時における通信料金の値引き率を算
定する。
【0020】ここで、Tは利用可能な各電気通信事業者
における通話度数の総和(ここでは160度数)、Uは
今回選択された電気通信事業者(N社)の通話度数(こ
こでは100度数)、kは今回選択された電気通信事業
者(N社)の通話度数の大きさUにより定まる係数であ
り、本実施例では U< 100の場合k=0.1 100≦U< 500の場合k=0.2 500≦U<1000の場合k=0.3 1000≦U の場合k=0.4 である。
【0021】したがって、今回の発信時における値引き
率Dは0.125となる。つぎに、課金処理回路18は
PB信号受信回路16で受信したダイヤル信号b+aと
事業者情報記憶回路22に記憶されている各電気通信事
業者の通信地域間距離と通信時間帯および曜日・祝祭日
から定まる単位時間の情報に基づき、標準状態(値引き
率0の場合)の単位時間S(秒)を算定し、DおよびS
の情報を課金制御回路19に送る。
【0022】課金制御回路19では、課金パルスの間隔 P=S/(1−D) (秒) を計算するとともに、加入者回路12から相手端末が応
答し通信路が形成された情報を受け取ると、度数計20
に対しP秒間隔で課金パルスを送り始める。この課金パ
ルスは、いずれかの端末が加入者回線を開放し、通信を
終了するまで送り続けられる。
【0023】そして、通信が終了すると、発信側加入者
の加入者情報記憶回路17の、今回の発信完了呼におい
て選択した電気通信事業者(N社)における通話度数の
値を今回の通信における課金度数分だけ大きくする。
【0024】上記のような動作を行わせるため、現在広
く使用されている市内交換機に新たに搭載が必要となる
回路は加入者情報記憶回路17および事業者情報記憶回
路22のみである。
【0025】この市内交換機に収容されている加入者数
が10万、電気通信事業者数が10社として、加入者情
報記憶回路17に必要とされる記憶容量は加入者1人あ
たり32bit/電気通信事業者(各電気通信事業者あ
たり約43億度数まで記憶可能)を割り当てたとしても
加入者情報記憶回路全体として32Mbitに過ぎな
い。
【0026】これは最近の半導体技術から見て、回路基
板1枚に収容可能な容積であり、これに要する費用も極
めて安価である。他方、市内交換機の動作を若干変更す
るため、動作プログラムの手直しも必要であるが、これ
も比較的小規模の修正で実現が可能である。
【0027】以上説明したように、本発明によれば、現
在の市内交換機のハードおよびソフトに小規模で安価な
改造を加えることで、柔軟な通信料金の設定方式を実現
することができる。従って、通信地域間距離および通信
を行う時間帯や曜日・祝祭日から一義的に通信料金を算
定する従来の方式では不可能であった個々の加入者回
線、あるいは加入者単位毎にきめ細かい通信料金の設定
を行うことが可能となる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。たとえば、図1および図2の実施例では加
入者情報の記憶内容として発信完了呼に対する各電気通
信事業者の電気通信回線を利用した通話度数のみを記憶
しておく例を述べたが、さらに通信を行う時間帯や曜日
・祝祭日などの別ごとに通話度数を記憶しておき、発信
を行う時間帯や曜日・祝祭日などが同一の条件における
過去の通話度数を基に値引き率Dを算定してもよい。
【0029】また、実施例では加入者系が電子化された
交換機を対象に取り上げたが、機械的リレーなどを用い
る空間分割型の交換機などにおいても適用することがで
きる。
【0030】さらに、値引き率Dの算定式など、通信料
金の設定に用いる式や数値などは、本発明を使用する環
境に合わせ、適宜変形して用いることができる。たとえ
ば、実施例では単位時間を変化させる例を述べたが、単
位料金を変化させるよう制御することなども可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画一的な従来の通信料金設定方式に較べ、個々の加入者
ごとにきめ細かい通信料金の設定を行うことが可能とな
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】加入者に対する単位時間の通信料金を決定する
処理の例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 加入者の端末 11 加入者回線 12 加入者回路 13 加入者インタフェース回路 14 集線スイッチ 15 インタフェース回路 16 PB信号受信回路 17 加入者情報記憶回路 18 課金処理回路 19 課金制御回路 20 度数計 21 アナウンス送出回路 22 事業者情報記憶回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信時に端末からの操作で、複数のそれ
    ぞれ異なる電気通信システム内の任意のものを選択して
    利用することができる電気通信網において、 加入者回線毎に発信時における各電気通信システム毎の
    通話度数の値を記憶する手段と、 通信を行う区間および通信を行う時間帯および曜日およ
    び祝祭日および通信時間長に係る情報を用いて通信料金
    を算定する手段と、 該手段により算定された通信料金を上記通話度数の値に
    より修正する手段とを設けたことを特徴とする通信料金
    設定方式。
  2. 【請求項2】 発信時に端末からの操作で、複数のそれ
    ぞれ異なる電気通信システム内の任意のものを選択して
    利用することができる電気通信網において、 加入契約を行っている加入者単位に発信時における各電
    気通信システム毎の通話度数の値を記憶する手段と、 通信を行う区間および通信を行う時間帯および曜日およ
    び祝祭日および通信時間長に係る情報を用いて通信料金
    を算定する手段と、 該手段により算定された通信料金を上記通話度数の値に
    より修正する手段とを設けたことを特徴とする通信料金
    設定方式。
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