JPH05292104A - トークンパス方式のデータ通信システム - Google Patents

トークンパス方式のデータ通信システム

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JPH05292104A
JPH05292104A JP4092545A JP9254592A JPH05292104A JP H05292104 A JPH05292104 A JP H05292104A JP 4092545 A JP4092545 A JP 4092545A JP 9254592 A JP9254592 A JP 9254592A JP H05292104 A JPH05292104 A JP H05292104A
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JP4092545A
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Hiroshi Ogawa
博史 小川
Shinichiro Kondo
信一郎 近藤
Norihiko Tanaka
範彦 田中
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチトークンを確実に防止することがで
き、また従来に比し、トークン消失検出を、よりリアル
タイムで行なうことができるトークンパス方式のデータ
通信システムを提供することを目的とする。 【構成】 ループ状の伝送路10に複数のノードN1〜
N4が各々伝送装置TR1〜TR4を介して接続された
トークンパス方式のデータ通信システムにおいて、各ノ
ードは送信許可証となるトークンのトークン消失検出タ
イマを有し、当該トークンを送出したノードのトークン
消失検出タイマは宛先ノードに応じたタイマ値にセット
され、パケットを受信したノードのトークン消失検出タ
イマは上記宛先ノードに応じた値だけ足し込まれること
を特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ状の伝送路に複
数のノードが各々伝送装置を介して接続されたトークン
パス方式のデータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3はこの種の通信システムのネットワ
ーク構成を示したもので、10は双方向光伝送路、N1
〜N4はノード、TR1〜TR4は伝送装置である。
【0003】従来のトークンパス方式の通信システムで
は、特定のノード例えばノードN1から送信許可証とな
る制御トークンが光伝送路へ送り出され、当該制御トー
クンを受け取ったノードが自ノードの制御パケットの送
信を許されるが、制御トークンを受け取ったノードはト
ークン応答タイマの設定時間内に確認信号ACKを送信
元ノードに返送し、送信元ノードはトークン消失検出タ
イマの設定時間内に上記確認信号ACKを受信しない場
合には制御トークンが消失したものとして、新たな制御
トークンを再発行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、ネッ
トワーク上に複数の制御トークンが存在するマルチトー
クンが発生する恐れがあり、また設定時間の長いトーク
ン消失検出タイマの他に設定時間の短いトークン応答タ
イマを設けるので、ソフトウエア処理が複雑となるの
で、リアルタイム性において劣るという問題があった。
【0005】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、マルチトークンを確実に防止することがで
き、また従来に比し、トークン消失検出を、よりリアル
タイムで行なうことができるトークンパス方式のデータ
通信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、ループ状の伝送路に複数のノ
ードが各々伝送装置を介して接続されたトークンパス方
式のデータ通信システムにおいて、各ノードは送信許可
証となるトークンのトークン消失検出タイマを有し、当
該トークンを送出したノードのトークン消失検出タイマ
は宛先ノードに応じたタイマ値にセットされ、パケット
を受信したノードのトークン消失検出タイマは上記宛先
ノードに応じた値だけ足し込まれる構成とした。
【0007】請求項2では、各パケットは、全ノードの
トークン消失検出タイマのタイマ値を有する構成とし
た。
【0008】請求項3では、ループ状の伝送路に複数の
ノードが各々伝送装置を介して接続されたトークンパス
方式のデータ通信システムにおいて、トークンは世代番
号を有し、新たに制御トークンを発行するノードは、世
代番号を、現在世代NO.+(自ノード番号)N に更新
して発行する構成とした。
【0009】
【作用】本発明では、ノードが制御トークンを送信する
際に、その制御トークン消失検出タイマは宛先ノードに
応じたタイマ値にセットされ、また制御パケットを受信
すると、上記制御トークン消失検出タイマは宛先ノード
に応じた値だけ足し込まれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は、図3に示した通信システムにおけ
るノードN1〜N4が送出する制御パケットを示したも
のである。
【0012】この図において、パケット識別コードと
は、各種パケットの種類を識別するためのコードであ
り、アクティブテーブルとは現在正常に動作しているノ
ードを登録したテーブルである。ノードは受信した制御
パケットのアクティブテーブルに自ノードが登録されて
いなかった場合には、受信したアクティブテーブルに自
ノードを追加した新たな制御トークンを発行する。制御
トークン消失検出タイマについては図2を参照して以下
に説明する。
【0013】(A)各ノードN1〜N4は制御トークン
消失検出タイマTM1〜TM4を持っており、ノードが
制御トークンを送信する際に、この制御トークン消失検
出タイマは宛先ノードに応じたタイマ値にセットされ、
また制御パケットを受信すると、この制御トークン消失
検出タイマは宛先ノードに応じた値だけ足し込まれる。
なお、制御トークン消失検出タイマがタイムアップする
と、ノードは新しく制御トークンを発行する。
【0014】(B)また、各ノードN1〜N4は全ノー
ドの制御トークン消失検出時間を格納する制御トークン
消失検出時間テーブルを有している。
【0015】(C)また、パケット上には、全ノードの
制御トークン消失検出時間を載せてある。
【0016】図2は上記トークン消失時間足し込みのプ
ロセスを示したものであり、説明の便宜上、トークン消
失時間は各ノードとも同じ値の「t」としてある。T1
〜T4は初期値である。
【0017】今、ノードN1がトークン宛先をノードN
2として制御パケットを送出したとすると、制御トーク
ンがノードN2へ渡される。制御トークンを発行したノ
ードN1の制御トークン消失検出タイマTM1は時間
「t」がセットされ、制御パケットを受信したノードは
時間「t」だけ足し込まれ、上記制御トークン消失検出
時間テーブルのタイマ値が更新される。そしてこの動作
が順次繰り返される。
【0018】従って、本実施例では、各ノードN1〜N
4の制御トークン消失時間が異なり、タイムアップ時間
が異なるので、複数のノードから同時に制御トークンが
発行されることはない。
【0019】本実施例では、トークン消失検出タイマだ
けであり、トークン消失検出タイマトークンの他に前記
したトークン応答タイマは設けないので、ソフトウエア
処理が簡素になり、また、パケットに、各ノードN1〜
N4のトークン消失検出時間を載せているので、各ノー
ドN1〜N4に対するトークン消失検出時間をダイナミ
ックに変えることができ、最適なトークン消失検出時間
を容易に設定することができるから、トークン消失検出
時間を短く設定することができ、リアルタイム性が増
す。
【0020】なお、制御トークン消失検出時間は、例え
ば「1ノードパス×2.4」とする。送信パケットが破
壊されたとき、他ノードのトークン消失時間が足し込ま
れないことになるので、前段ノードの消失検出タイマ値
が、ほぼ同じになりマルチトークンになる可能性があ
る。これを防止するため、「2.4」倍にする。
【0021】また、アクティブノードがなかった場合に
は、制御トークン消失検出タイマはトークンがシステム
を1周以上できる時間(例えば10秒)にする。受信機
能が破壊されたノードのトークンによって正常なトーク
ンが消され、システム内をトークンが回りきらないこと
をことが起こる場合があり、いつまでも異常ノードのダ
ウンが検出できなくなるからである。
【0022】図1における制御トークン世代NO.は制
御トークンが新たに発行される時に更新されるもので、
システム内に2つ以上の制御トークンが存在するのを防
止するためのものであり、各ノードは最新の制御トーク
ン世代NO.を記憶する。
【0023】各ノードは受信したパケットの制御トーク
ン世代NO.が記憶している値よりも大きいければ更新
し、小さければ受信したパケットを無視し、マルチトー
クンであると判定して受信した制御トークンを捨てる。
【0024】新たに制御トークンを発行するノード、例
えばノードN2は、制御トークン世代NO.を、現在世
代NO.+(自ノード番号である2)2 に更新して発行
する。
【0025】上記したように、制御トークン消失検出時
間を設定することによって、マルチトークンは防止する
ことはできるが、この検出時間の大きいワークステーシ
ョン等がシステムに新たに加入したような場合には、マ
ルチトークンが発生する恐れがあり、上記制御トークン
世代NO.はこのような場合に有効である。
【0026】そして、本実施例の場合は、古い世代N
O.と新しい世代NO.との差が大きくなるので、トー
クン再発行が多発しても、実用上は、世代NO.のダブ
リが生ずることは無く、制御トークンをシステム上にた
だ一つだけ存在させることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、パケットを
受信したノードのトークン消失検出タイマは宛先ノード
に応じた値だけ足し込まれることにより、各ノードのト
ークン消失タイムアップ時間が異なるので、マルチトー
クンを確実に防止することができ、また応答タイマを設
けず、かつパケット上には、全ノードの制御トークン消
失検出時間を載せるので、従来に比し、トークン消失検
出を、よりリアルタイムで行なうことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における制御バケットのフォー
マットを示す図である。
【図2】上記実施例におけるトークン足し込み方式の説
明図である。
【図3】従来のトークンパス方式のネットワークを示す
図でる。
【符号の説明】
10 光伝送路 N1〜N4 ノード TR1〜TR4 伝送装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状の伝送路に複数のノードが各々
    伝送装置を介して接続されたトークンパス方式のデータ
    通信システムにおいて、各ノードは送信許可証となるト
    ークンのトークン消失検出タイマを有し、当該トークン
    を送出したノードのトークン消失検出タイマは宛先ノー
    ドに応じたタイマ値にセットされ、パケットを受信した
    ノードのトークン消失検出タイマは上記宛先ノードに応
    じた値だけ足し込まれることを特徴とするトークンパス
    方式のデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 各パケットは、全ノードのトークン消失
    検出タイマのタイマ値を載せて送信されることを特徴と
    する請求項1記載のトークンパス方式のデータ通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 ループ状の伝送路に複数のノードが各々
    伝送装置を介して接続されたトークンパス方式のデータ
    通信システムにおいて、トークンは世代番号を有し、新
    たにトークンを発行するノードは、世代番号を、現在世
    代NO.+(自ノード番号)N に更新して発行すること
    を特徴とする請求項1記載のトークンパス方式のデータ
    通信システム。
JP09254592A 1992-04-13 1992-04-13 トークンパス方式のデータ通信システム Expired - Lifetime JP3232639B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014061076A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 三菱電機株式会社 通信システム及び通信装置

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WO2014061076A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 三菱電機株式会社 通信システム及び通信装置

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