JPH0529178Y2 - - Google Patents

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JPH0529178Y2
JPH0529178Y2 JP1985096016U JP9601685U JPH0529178Y2 JP H0529178 Y2 JPH0529178 Y2 JP H0529178Y2 JP 1985096016 U JP1985096016 U JP 1985096016U JP 9601685 U JP9601685 U JP 9601685U JP H0529178 Y2 JPH0529178 Y2 JP H0529178Y2
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JP
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vehicle
detection
transducer
wave
detection area
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JPS624458U (ja
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  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は車両用防犯装置、さらに詳しくは、車
内に検知波を送出するとともにその検知波が車内
の反射物により反射されて生じる反射波を受信す
る送受波器を備え、車内の反射物が移動すること
により生じるドツプラ効果である周波数偏移が検
出されたときに警報を報知する車両用防犯装置に
関するものである。
[背景技術] 一般にこの種のドツプラ効果を利用した車両用
防犯装置においては、第3図に示すように、検知
波の送受を行なう送受波器3が車内天井部付近に
配設されているものであつて、送受波器3にホー
ンを設けるかどうかにかかわらず検知エリア8は
回転楕円体状となるものであるから、車内全体、
特に座席上の全体を検知エリア8とするように検
知波の出力および感度を調節した場合には、窓を
開いた状態で使用すると、超音波が車外にも漏れ
ることになり、車両5の近くを歩く人や車両5に
近付く人があると、警報を報知することになり、
誤報が生じるという問題がある。このため、従来
の装置においては窓を閉じた状態で使用するよう
に条件が指定されているが、夏季に駐車場に車両
5を放置する場合には窓を少し開いた状態で放置
することが普通に行なわれており、また商業車で
路上に一時的に駐車するような場合には窓を閉じ
ないことがほとんどあるから、実際の使用状態か
ら考えて従来の使用条件の指定はあまり意味がな
いものである。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、窓を開いた状
態で使用しても車外の移動物体を検出することが
なく、誤報が生じないようにした車両用防犯装置
を提供することにある。
[考案の開示] (実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、以下の実施例においては検知波として
超音波を用いた例を示すが、検知波としてはマイ
クロ波などを用いることもできるものである。ま
た、車両5としては2ドアの乗用車を例示する。
第2図に超音波センサの一例を示す。超音波は
一定周波数で発振する発振回路11の出力を増幅
回路12を介して送波器1に入力することにより
送波器1から送出される。送波器1から送出され
た超音波は検知エリア内に反射物が存在している
と反射され、その反射波は受波器2により受信さ
れる。受波器2は超音波を電気信号に変換し、そ
の電気信号は増幅回路21を介して混合回路22
に入力される。混合回路22では増幅回路21の
出力と発振回路11の出力との周波数差を検出
し、周波数差により生じるビートが帯域フイルタ
23に入力される。送信周波数と受信周波数とに
差がないときには帯域フイルタ23からは信号が
出力されないものであるから、帯域フイルタ23
から信号が出力されたときには周波数差が存在し
たものと判断される。すなわち、超音波の反射が
移動する反射物により生じているときにはドツプ
ラ効果である周波数偏移が生じるから、移動する
反射物が検知エリア内に存在するときには帯域フ
イルタ23から信号が出力されるのである。帯域
フイルタ23の出力は警報駆動回路24に入力さ
れて波形整形され、警報駆動回路24ではリレー
の接点出力のような適宜出力を得てブザーのよう
な警報器25を駆動するようになつている。以上
のようにして検知エリア内で移動物体が存在する
とそれを検知して、警報を報知することができる
のである。ここで、送波器1と受波器2とは一体
に取り付けられており、1つの送受波器3を構成
する。また、回路構成によつては、送波器1と受
波器2とを1個の超音波ヘツドで兼用してもよ
い。
ところで、この装置を車両の防犯用として使用
するにあたつて、2ドアの乗用車であれば、後部
座席に侵入するには必ず前部座席4を通る必要が
あるから、車内に形成する検知エリア8として
は、前部座席4上とドア付近と含むようにすれば
十分に防犯が行なえるものである。上記送受波器
3は車内に2個配設されているものであつて、各
送受波器3は前部座席4の前方の両側部に配設さ
れ、後方やや内向きに超音波を送出できるように
なつている。ここで、各送受波器3により形成さ
れる検知エリア8が車外に出ないように、出力、
感度、および向きが設定される。このように検知
エリア8が車外に出ないようにしていることによ
り、窓を開いていても車外に移動物体を検出する
ことがないものである。また、2個の送受波器3
により形成される検知エリアを合成して車内の検
知エリアが形成されるものであるから、車内の所
要部分は遠地エリアに含むことができるものであ
り、十分に防犯が行なえるものである。ここで、
たとえば両送受波器3に対応する検知エリア8の
中央部付近に非検知エリア領域が形成されるが、
この領域に侵入するには検知エリア8を通過する
必要があるから、防犯上まつたく問題はないもの
である。また、2ドアではなく4ドアの乗用車で
あれば、後部座席を検知エリア8とする送受波器
3を増設すればよいものであり、さらにはトラン
ク内にも送受波器3を配設してトランク内の防犯
を行なうこともできるものである。いずれの場合
にも送受波器3に対応して形成される検知エリア
8は小さな領域に限定されているから、車外の移
動物体を検出しないように設定するのは容易であ
り、しかも必要に応じて送受波器3を配設するこ
とにより複数の送受波器3によつて車内の所要部
位をすべて検知エリア8とすることができ、完全
な防犯が行なえるのである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、車内に検知波を送出す
るとともにその検知波が車内の反射物により反射
されて生じる反射波を受信する送受波器を備え、
車内の反射物が移動することにより生じるドツプ
ラ効果である周波数偏移が検出されたときに警報
を報知する車両用防犯装置において、それぞれ車
内の監視空間よりも検知エリアを小さく設定した
複数の送受波器を設け、各送受波器の検知エリア
を合成した空間により車内の監視空間が形成され
るように各送受波器を車内の要所に配設してある
ので、小さな検知エリアを有した複数の送受波器
によつて車内の所要箇所全体を検知エリアとする
ことができるのであり、各送受波器により形成さ
れる検知エリアを車外に出ないように形成するこ
とにより、所要箇所は検知エリアとするが、車外
には検知エリアを形成しないように設定でき、そ
の結果、窓を開いた状態で使用しても車外の移動
物体を検出することがなく、誤報が生じないとい
う利点を有するものである。すなわち、形状の限
定された車内の監視空間を形成するために、目的
とする監視空間よりも検知エリアが小さい複数の
送受波器を用いるとともに、これらの送受波器の
検知エリアを合成するのであつて、合成された空
間により所望形状の監視空間を得ることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案の一実施例を示
す側面図と平面図、第2図は同上に使用する超音
波センサの一例を示すブロツク図、第3図はa,
bはそれぞれ従来例を示す側面図と平面図であ
る。 1は送波器、2は受波器、3は送受波器、5は
車両、8は検知エリアである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車内に検知波を送出するとともにその検知波が
    車内の反射物により反射されて生じる反射波を受
    信する送受波器を備え、車内の反射物が移動する
    ことにより生じるドツプラ効果である周波数偏移
    が検出されたときに警報を報知する車両用防犯装
    置において、それぞれ車内の監視空間よりも検知
    エリアを小さく設定した複数の送受波器を設け、
    各送受波器の検知エリアを合成した空間により車
    内の監視空間が形成されるように各送受波器を車
    内の要所に配設して成ることを特徴とする車両用
    防犯装置。
JP1985096016U 1985-06-25 1985-06-25 Expired - Lifetime JPH0529178Y2 (ja)

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JP1985096016U JPH0529178Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JP1985096016U JPH0529178Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JPS624458U JPS624458U (ja) 1987-01-12
JPH0529178Y2 true JPH0529178Y2 (ja) 1993-07-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4587036B2 (ja) * 2005-03-31 2010-11-24 マツダ株式会社 車両用盗難防止装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472700A (en) * 1977-11-21 1979-06-11 Niko Denshi Kk Method of preventing erroneous operation of ultrasonic doppler alarm
JPS55112693A (en) * 1979-02-22 1980-08-30 Nippon Keibi Hosho Kk Alram system using ultrasonic wave

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