JPH05291735A - プリント配線基板 - Google Patents
プリント配線基板Info
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- JPH05291735A JPH05291735A JP12018992A JP12018992A JPH05291735A JP H05291735 A JPH05291735 A JP H05291735A JP 12018992 A JP12018992 A JP 12018992A JP 12018992 A JP12018992 A JP 12018992A JP H05291735 A JPH05291735 A JP H05291735A
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- Japan
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- solder resist
- printed wiring
- lands
- solder
- parts
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3452—Solder masks
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント配線のランド間が半田付け時の半田
によってショートするのを防止し、接続部間のピッチが
狭小な回路素子を正確に搭載する。 【構成】 従来技術によるソルダレジスト5の表面に、
ICの搭載される箇所を選択的に取囲むようにして形成
された角形状の外枠部11Aと、各ランド4間に位置
し、外枠部11AからICに向けて延設された多数の隔
壁部11B,11B,…とからなる他のソルダレジスト
11を選択的に設ける構成とした。これにより、各隔壁
部11Bによって各ランド4間が遮断され、一のランド
4に付着した半田と他のランド4に付着した半田とが接
続するのが防止される。
によってショートするのを防止し、接続部間のピッチが
狭小な回路素子を正確に搭載する。 【構成】 従来技術によるソルダレジスト5の表面に、
ICの搭載される箇所を選択的に取囲むようにして形成
された角形状の外枠部11Aと、各ランド4間に位置
し、外枠部11AからICに向けて延設された多数の隔
壁部11B,11B,…とからなる他のソルダレジスト
11を選択的に設ける構成とした。これにより、各隔壁
部11Bによって各ランド4間が遮断され、一のランド
4に付着した半田と他のランド4に付着した半田とが接
続するのが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば集積回路,コン
デンサ,抵抗等の回路素子が搭載されて電気回路を形成
するプリント配線基板に関し、特に、接続ピンのピッチ
が狭い回路素子を搭載するのに用いて好適なプリント配
線基板に関する。
デンサ,抵抗等の回路素子が搭載されて電気回路を形成
するプリント配線基板に関し、特に、接続ピンのピッチ
が狭い回路素子を搭載するのに用いて好適なプリント配
線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント配線基板には集積回路
(以下、「IC」という。),コンデンサ,抵抗等の回
路素子が多数搭載され、これらの各回路素子をランドを
介してプリント配線に接続することにより、所定の信号
処理動作を行う電気回路を形成している。そして、携帯
電話、コンピュータ等の電気製品の小型化に伴い、プリ
ント配線基板にも高密度実装が要求され、例えば回路素
子の接続ピン間のピッチが0.3〜0.6mm程度と極
めて狭小なフラットパッケージ型のIC、いわゆるQF
P(クワッド・フラット・パッケージ)型IC等の回路
素子を搭載するものが増加している。
(以下、「IC」という。),コンデンサ,抵抗等の回
路素子が多数搭載され、これらの各回路素子をランドを
介してプリント配線に接続することにより、所定の信号
処理動作を行う電気回路を形成している。そして、携帯
電話、コンピュータ等の電気製品の小型化に伴い、プリ
ント配線基板にも高密度実装が要求され、例えば回路素
子の接続ピン間のピッチが0.3〜0.6mm程度と極
めて狭小なフラットパッケージ型のIC、いわゆるQF
P(クワッド・フラット・パッケージ)型IC等の回路
素子を搭載するものが増加している。
【0003】そこで、図6ないし図8にこの種の従来技
術によるプリント配線基板として、ピン間ピッチが狭小
なQFP型のICを搭載した場合を例に挙げて示す。
術によるプリント配線基板として、ピン間ピッチが狭小
なQFP型のICを搭載した場合を例に挙げて示す。
【0004】図において、1はエポキシ樹脂等の絶縁材
料から平板状に形成された絶縁基板で、該絶縁基板1に
は、後述のソルダレジスト5を介して回路素子としての
IC2,コンデンサ,抵抗(いずれも図示せず)等が搭
載されている。ここで、前記IC2は、QFP型の集積
回路として構成されたもので、その接続ピン2A,2
A,…間のピッチは例えば0.3〜0.6mm程度にな
っている。
料から平板状に形成された絶縁基板で、該絶縁基板1に
は、後述のソルダレジスト5を介して回路素子としての
IC2,コンデンサ,抵抗(いずれも図示せず)等が搭
載されている。ここで、前記IC2は、QFP型の集積
回路として構成されたもので、その接続ピン2A,2
A,…間のピッチは例えば0.3〜0.6mm程度にな
っている。
【0005】3,3,…はIC2の各接続ピン2Aに応
じて絶縁基板1上に配設されたプリント配線を示し、図
7にも示す如く、該各プリント配線3の一端側にはIC
2を取囲むようにしてランド4が一体形成され、該各ラ
ンド4には回路素子IC2の接続ピン2Aが半田付け手
段によって接続されている。そして、該各プリント配線
3は、ランド4に接続されたIC2と他のIC,コンデ
ンサ等の回路素子とを電気的に接続することにより、所
定の信号処理動作を行う電気回路を形成するものであ
る。
じて絶縁基板1上に配設されたプリント配線を示し、図
7にも示す如く、該各プリント配線3の一端側にはIC
2を取囲むようにしてランド4が一体形成され、該各ラ
ンド4には回路素子IC2の接続ピン2Aが半田付け手
段によって接続されている。そして、該各プリント配線
3は、ランド4に接続されたIC2と他のIC,コンデ
ンサ等の回路素子とを電気的に接続することにより、所
定の信号処理動作を行う電気回路を形成するものであ
る。
【0006】5は図8にも示す如く絶縁基板1の表面に
各ランド4を残すようにして設けられ、エポキシ樹脂等
の絶縁材料から例えば30μm程度の厚さ寸法tをもっ
て形成されたソルダレジストを示し、該ソルダレジスト
5は、半田付け時に各ランド4以外に半田が付着するの
を防止すると共に、各プリント配線3の表面を保護する
ものである。ここで、該ソルダレジスト5は、例えば液
状レジストによる塗布技術を用いて形成されるもので、
具体的には、前処理工程によってプリント配線3等を洗
浄した後、レジスト塗布工程により絶縁基板1の表面に
エポキシ樹脂等の絶縁材料からなる液状レジストを噴霧
して各プリント配線3を覆う所定の厚さ寸法tのレジス
ト膜を形成し、最後に、このレジスト膜を写真画像法に
よって各ランド4を残すパターン(形状)に焼付け,現
像することにより形成されるものである。
各ランド4を残すようにして設けられ、エポキシ樹脂等
の絶縁材料から例えば30μm程度の厚さ寸法tをもっ
て形成されたソルダレジストを示し、該ソルダレジスト
5は、半田付け時に各ランド4以外に半田が付着するの
を防止すると共に、各プリント配線3の表面を保護する
ものである。ここで、該ソルダレジスト5は、例えば液
状レジストによる塗布技術を用いて形成されるもので、
具体的には、前処理工程によってプリント配線3等を洗
浄した後、レジスト塗布工程により絶縁基板1の表面に
エポキシ樹脂等の絶縁材料からなる液状レジストを噴霧
して各プリント配線3を覆う所定の厚さ寸法tのレジス
ト膜を形成し、最後に、このレジスト膜を写真画像法に
よって各ランド4を残すパターン(形状)に焼付け,現
像することにより形成されるものである。
【0007】従来技術によるプリント配線基板は上述の
如き構成を有するもので、ソルダレジスト5上にIC2
を搭載し、該IC2の各接続ピン2Aを半田付け手段に
よって各ランド4に接続することにより、IC2と他の
回路素子とが各プリント配線3を介して接続され、所定
の信号処理を行う電気回路が形成される。
如き構成を有するもので、ソルダレジスト5上にIC2
を搭載し、該IC2の各接続ピン2Aを半田付け手段に
よって各ランド4に接続することにより、IC2と他の
回路素子とが各プリント配線3を介して接続され、所定
の信号処理を行う電気回路が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるプリント配線基板では、QFP型のIC2
を搭載して実装密度を向上するために、各ランド4間の
ピッチを該IC2の接続ピン2A間のピッチに合せて、
例えば0.3〜0.6mm程度にしている。しかし、各
ランド4間のピッチが狭小なため、半田付け時の半田に
よって該各ランド4間がショートし易く、ランド間ブリ
ッジが発生してしまい、回路不良が生じて歩留まり、信
頼性が大幅に低下するという問題がある。
来技術によるプリント配線基板では、QFP型のIC2
を搭載して実装密度を向上するために、各ランド4間の
ピッチを該IC2の接続ピン2A間のピッチに合せて、
例えば0.3〜0.6mm程度にしている。しかし、各
ランド4間のピッチが狭小なため、半田付け時の半田に
よって該各ランド4間がショートし易く、ランド間ブリ
ッジが発生してしまい、回路不良が生じて歩留まり、信
頼性が大幅に低下するという問題がある。
【0009】一方、かかるランド間ブリッジを防止すべ
く、各ランド4間にシルク印刷を施し、該シルク印刷の
厚み分(印刷膜)によって各ランド4間のショートを防
止する方法も考えられる。しかし、シルク印刷では印刷
精度が低く、各ランド4間に印刷膜を正確に形成するの
が困難であるから、各ランド4がこの印刷膜で覆われて
しまい、IC2の各接続ピン2Aを正確に半田付けする
ことができないという問題がある。
く、各ランド4間にシルク印刷を施し、該シルク印刷の
厚み分(印刷膜)によって各ランド4間のショートを防
止する方法も考えられる。しかし、シルク印刷では印刷
精度が低く、各ランド4間に印刷膜を正確に形成するの
が困難であるから、各ランド4がこの印刷膜で覆われて
しまい、IC2の各接続ピン2Aを正確に半田付けする
ことができないという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、プリント配線のランド間が半田付け時の
半田によってショートするのを効果的に防止でき、接続
部間のピッチが狭小な回路素子を正確に搭載できるよう
にしたプリント配線基板を提供することを目的とする。
されたもので、プリント配線のランド間が半田付け時の
半田によってショートするのを効果的に防止でき、接続
部間のピッチが狭小な回路素子を正確に搭載できるよう
にしたプリント配線基板を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成の特徴は、ソルダレジス
トの表面に、各プリント配線のランド間に位置して他の
ソルダレジストを設けたことにある。
ために、本発明が採用する構成の特徴は、ソルダレジス
トの表面に、各プリント配線のランド間に位置して他の
ソルダレジストを設けたことにある。
【0012】
【作用】上記構成により、プリント配線の各ランド間は
他のソルダレジストによって遮断され、該各ランドに回
路素子の接続部を接続するときの半田が相互に接続する
のを防止できる。
他のソルダレジストによって遮断され、該各ランドに回
路素子の接続部を接続するときの半田が相互に接続する
のを防止できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図5に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図6ないし
図8に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
づいて説明する。なお、実施例では前述した図6ないし
図8に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0014】まず、図1ないし図3は本発明の第1の実
施例を示している。
施例を示している。
【0015】図中、11は各ランド4間に位置してソル
ダレジスト5の表面に選択的に設けられた他のソルダレ
ジストを示し、該他のソルダレジスト11は、IC2
(図6参照)の搭載される箇所を選択的に取囲むように
して形成された角形状の外枠部11Aと、図2,図3に
も示す如く、各ランド4間に位置し、該外枠部11Aか
らIC2に向けて延設された多数の隔壁部11B,11
B,…とから構成され、該各隔壁部11Bは外枠部11
Aによって外側から支持されている。また、該各隔壁部
11Bは、その先端側がIC2の外周側近傍まで伸長し
て形成され、これにより、IC2の各接続ピン2Aと各
ランド4との位置関係は、従来技術による高さ関係とほ
ぼ同一となっている。そして、該他のソルダレジスト1
1は、各隔壁部11Bによって各ランド4間を遮断し、
半田付け工程時の半田が一のランド4から他のランド4
に侵入して接続するのを防止するものである。
ダレジスト5の表面に選択的に設けられた他のソルダレ
ジストを示し、該他のソルダレジスト11は、IC2
(図6参照)の搭載される箇所を選択的に取囲むように
して形成された角形状の外枠部11Aと、図2,図3に
も示す如く、各ランド4間に位置し、該外枠部11Aか
らIC2に向けて延設された多数の隔壁部11B,11
B,…とから構成され、該各隔壁部11Bは外枠部11
Aによって外側から支持されている。また、該各隔壁部
11Bは、その先端側がIC2の外周側近傍まで伸長し
て形成され、これにより、IC2の各接続ピン2Aと各
ランド4との位置関係は、従来技術による高さ関係とほ
ぼ同一となっている。そして、該他のソルダレジスト1
1は、各隔壁部11Bによって各ランド4間を遮断し、
半田付け工程時の半田が一のランド4から他のランド4
に侵入して接続するのを防止するものである。
【0016】ここで、前記他のソルダレジスト11は、
従来技術で述べたソルダレジスト5とほぼ同様に液状レ
ジストの塗布技術を用いて形成されるもので、具体的に
は、1層目のソルダレジスト5を形成した後、例えば該
ソルダレジスト5の表面にエポキシ樹脂等の液状レジス
トを噴霧して例えば30μm程度の厚さ寸法t1 を有す
るレジスト膜を形成し、このレジスト膜を写真画像法に
よって外枠部11Aおよび各隔壁部11Bを残すパター
ンに焼付け,現像することにより、ピッチが狭小な各ラ
ンド4を選び、IC2の搭載場所を残すようにして選択
的に形成されるものである。
従来技術で述べたソルダレジスト5とほぼ同様に液状レ
ジストの塗布技術を用いて形成されるもので、具体的に
は、1層目のソルダレジスト5を形成した後、例えば該
ソルダレジスト5の表面にエポキシ樹脂等の液状レジス
トを噴霧して例えば30μm程度の厚さ寸法t1 を有す
るレジスト膜を形成し、このレジスト膜を写真画像法に
よって外枠部11Aおよび各隔壁部11Bを残すパター
ンに焼付け,現像することにより、ピッチが狭小な各ラ
ンド4を選び、IC2の搭載場所を残すようにして選択
的に形成されるものである。
【0017】本実施例によるプリント配線基板は上述の
如き構成を有するもので、IC2を搭載することにより
所定の電気回路を形成するという、その基本的動作につ
いては従来技術によるものと格別差異はない。
如き構成を有するもので、IC2を搭載することにより
所定の電気回路を形成するという、その基本的動作につ
いては従来技術によるものと格別差異はない。
【0018】然るに本実施例では、ソルダレジスト5の
表面に、各ランド4間に位置して他のソルダレジスト1
1を設ける構成としたから、該他のソルダレジスト11
の各隔壁部11Bにより、各ランド4間を厚さ寸法t1
をもって効果的に遮断することができる。
表面に、各ランド4間に位置して他のソルダレジスト1
1を設ける構成としたから、該他のソルダレジスト11
の各隔壁部11Bにより、各ランド4間を厚さ寸法t1
をもって効果的に遮断することができる。
【0019】この結果、IC2を搭載するための半田付
け工程時に、一のランド4に付着した半田と他のランド
4に付着した半田とが互いに接続するのを阻止でき、各
ランド4間がショートしてランド間ブリッジが生じるの
を防止し、歩留まり、信頼性等を大幅に向上することが
できる。
け工程時に、一のランド4に付着した半田と他のランド
4に付着した半田とが互いに接続するのを阻止でき、各
ランド4間がショートしてランド間ブリッジが生じるの
を防止し、歩留まり、信頼性等を大幅に向上することが
できる。
【0020】また、他のソルダレジスト11は、IC2
の搭載される箇所を確保すべく、ピッチが狭小な各ラン
ド4間を選んで、即ち、必要な箇所にのみ選択的に形成
する構成としたから、IC2と各ランド4とを従来技術
とほぼ同様の高さ関係に維持することができる。この結
果、IC2や他のコンデンサ,抵抗等の回路素子をソル
ダレジスト5上に正確に搭載することができ、これらI
C2等に位置ずれが生じるのを効果的に防止することが
できる。
の搭載される箇所を確保すべく、ピッチが狭小な各ラン
ド4間を選んで、即ち、必要な箇所にのみ選択的に形成
する構成としたから、IC2と各ランド4とを従来技術
とほぼ同様の高さ関係に維持することができる。この結
果、IC2や他のコンデンサ,抵抗等の回路素子をソル
ダレジスト5上に正確に搭載することができ、これらI
C2等に位置ずれが生じるのを効果的に防止することが
できる。
【0021】次に、図4および図5は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例の特徴は、各隔壁部を外枠部と内
枠部とで支持する構成としたことにある。
施例を示し、本実施例の特徴は、各隔壁部を外枠部と内
枠部とで支持する構成としたことにある。
【0022】図中、21は本実施例による他のソルダレ
ジストを示し、該他のソルダレジスト21は、前述した
第1の実施例による他のソルダレジスト11とほぼ同様
に、液状レジストの塗布技術により、30μm程度の所
定の厚さ寸法t2 を有して形成され、ピッチが狭小なI
C2の各接続ピン2Aが接続される各ランド4間に位置
してソルダレジスト5の表面に選択的に設けられてい
る。しかし、本実施例による他のソルダレジスト21
は、図5にも示す如く、IC2の搭載される箇所を取囲
むようにして選択的に形成された角形状の外枠部21A
と、各ランド4間に位置し、該外枠部21AからIC2
に向けて延設された多数の隔壁部21B,21B,…
と、該各隔壁部11Bの先端側(IC2側)を接続して
設けられた角形状の内枠部21Cとから構成されてい
る。
ジストを示し、該他のソルダレジスト21は、前述した
第1の実施例による他のソルダレジスト11とほぼ同様
に、液状レジストの塗布技術により、30μm程度の所
定の厚さ寸法t2 を有して形成され、ピッチが狭小なI
C2の各接続ピン2Aが接続される各ランド4間に位置
してソルダレジスト5の表面に選択的に設けられてい
る。しかし、本実施例による他のソルダレジスト21
は、図5にも示す如く、IC2の搭載される箇所を取囲
むようにして選択的に形成された角形状の外枠部21A
と、各ランド4間に位置し、該外枠部21AからIC2
に向けて延設された多数の隔壁部21B,21B,…
と、該各隔壁部11Bの先端側(IC2側)を接続して
設けられた角形状の内枠部21Cとから構成されてい
る。
【0023】かくして、このように構成される本実施例
でも、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。しかし、本実施例では、各隔壁部21
Bの先端側を接続する内枠部21Cを設ける構成とした
から、該各隔壁部21Bを、外枠部21A,内枠部21
Cによって、外側,内側からそれぞれ支持することがで
き、各隔壁部21Bが倒れるのを効果的に防止して、信
頼性等をより一層向上することができる。
でも、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。しかし、本実施例では、各隔壁部21
Bの先端側を接続する内枠部21Cを設ける構成とした
から、該各隔壁部21Bを、外枠部21A,内枠部21
Cによって、外側,内側からそれぞれ支持することがで
き、各隔壁部21Bが倒れるのを効果的に防止して、信
頼性等をより一層向上することができる。
【0024】なお、前記各実施例では、各ソルダレジス
ト5,11,21は、液状レジストの塗布技術を用いて
形成するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、
例えばエポキシ樹脂等の絶縁材料からなるドライフィル
ムを真空ラミネータによって絶縁基板1上に貼付した
後、焼付け,現像を行うドライフィルムによる塗布技術
等の他の塗布技術を用いて形成する構成としてもよい。
ト5,11,21は、液状レジストの塗布技術を用いて
形成するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、
例えばエポキシ樹脂等の絶縁材料からなるドライフィル
ムを真空ラミネータによって絶縁基板1上に貼付した
後、焼付け,現像を行うドライフィルムによる塗布技術
等の他の塗布技術を用いて形成する構成としてもよい。
【0025】また、前記実施例では、ソルダレジスト5
の膜厚tと、他のソルダレジスト11,21の膜厚t1
,t2とは、それぞれ例えば30μm程度に形成する
ものとして述べたが、これに替えて、他のソルダレジス
ト5,11の膜厚t1 ,t2を1層目のソルダレジスト
5の膜厚tと異なる寸法に形成してもよい。
の膜厚tと、他のソルダレジスト11,21の膜厚t1
,t2とは、それぞれ例えば30μm程度に形成する
ものとして述べたが、これに替えて、他のソルダレジス
ト5,11の膜厚t1 ,t2を1層目のソルダレジスト
5の膜厚tと異なる寸法に形成してもよい。
【0026】さらに、前記各実施例では、絶縁基板1の
片面にのみプリント配線3を形成する場合を例示した
が、本発明はこれに限らず、絶縁基板1の両面にプリン
ト配線3を形成した両面実装型のプリント配線基板にも
適用することができ、また、いわゆる多層基板にも用い
ることができる。
片面にのみプリント配線3を形成する場合を例示した
が、本発明はこれに限らず、絶縁基板1の両面にプリン
ト配線3を形成した両面実装型のプリント配線基板にも
適用することができ、また、いわゆる多層基板にも用い
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ソ
ルダレジストの表面に、各プリント配線のランド間に位
置して他のソルダレジストを設ける構成としたから、該
他のソルダレジストによってプリント配線の各ランド間
を遮断することができ、一のランドに付着した半田と他
のランドに付着した半田とが接続するのを効果的に防止
して、該各ランド間がショートするのを防止でき、接続
部間のピッチが狭小な回路素子を正確に搭載して、歩留
まり、信頼性等を向上することができる。
ルダレジストの表面に、各プリント配線のランド間に位
置して他のソルダレジストを設ける構成としたから、該
他のソルダレジストによってプリント配線の各ランド間
を遮断することができ、一のランドに付着した半田と他
のランドに付着した半田とが接続するのを効果的に防止
して、該各ランド間がショートするのを防止でき、接続
部間のピッチが狭小な回路素子を正確に搭載して、歩留
まり、信頼性等を向上することができる。
【図1】本発明の第1の実施例によるプリント配線基板
を集積回路を除いた状態で示す平面図である。
を集積回路を除いた状態で示す平面図である。
【図2】図1中の要部を拡大して示す斜視図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例によるプリント配線基板
を示す図1と同様の平面図である。
を示す図1と同様の平面図である。
【図5】図4中の要部を拡大して示す斜視図である。
【図6】従来技術によるプリント配線基板を集積回路を
実装した状態で示す平面図である。
実装した状態で示す平面図である。
【図7】図6中の要部を集積回路を除去した状態で拡大
して示す斜視図である。
して示す斜視図である。
【図8】図7中の矢示VIII−VIII方向断面図である。
1 絶縁基板 2 IC(回路素子) 2A 接続ピン(接続部) 3 プリント配線 4 ランド 5 ソルダレジスト 11,21 他のソルダレジスト
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁材料からなる絶縁基板と、該絶縁基
板上に設けられ、回路素子の接続部が接続されるランド
が形成された複数のプリント配線と、前記ランドを残す
ようにして該各プリント配線の表面に設けられたソルダ
レジストとからなるプリント配線基板において、前記ソ
ルダレジストの表面には、前記各プリント配線のランド
間に位置して他のソルダレジストを設けたことを特徴と
するプリント配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12018992A JPH05291735A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12018992A JPH05291735A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | プリント配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05291735A true JPH05291735A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14780117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12018992A Pending JPH05291735A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05291735A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007173616A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Kyocera Corp | 電子部品搭載用基板および電子装置 |
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-
1992
- 1992-04-14 JP JP12018992A patent/JPH05291735A/ja active Pending
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