JPH05291324A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH05291324A JPH05291324A JP8572092A JP8572092A JPH05291324A JP H05291324 A JPH05291324 A JP H05291324A JP 8572092 A JP8572092 A JP 8572092A JP 8572092 A JP8572092 A JP 8572092A JP H05291324 A JPH05291324 A JP H05291324A
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- Japan
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- resin
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は金型によりプラスチック半導体装置
の樹脂封止を行う半導体製造装置に関し、封止樹脂の注
入バラツキを防止すると共に金型の磨耗を防止すること
を目的とする。 【構成】 上金型11a及び下金型11bにより構成さ
れる金型11のポット部12より延出する複数のランナ
131 〜136 のうち、ポット部12より遠方に配置さ
れるランナ部131 ,133 ,134 ,136 に、レジ
ン19に対する摩擦を小にする耐磨耗性部材である窒化
系部材30を形成する。
の樹脂封止を行う半導体製造装置に関し、封止樹脂の注
入バラツキを防止すると共に金型の磨耗を防止すること
を目的とする。 【構成】 上金型11a及び下金型11bにより構成さ
れる金型11のポット部12より延出する複数のランナ
131 〜136 のうち、ポット部12より遠方に配置さ
れるランナ部131 ,133 ,134 ,136 に、レジ
ン19に対する摩擦を小にする耐磨耗性部材である窒化
系部材30を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型によりプラスチッ
ク半導体装置の樹脂封止を行う半導体製造装置に関す
る。
ク半導体装置の樹脂封止を行う半導体製造装置に関す
る。
【0002】近年、半導体製造におけるモールド成形の
効率化から1回当りの取り扱い数が増加する傾向にあ
り、また、使用される封止樹脂の高粘度化に伴い、樹脂
注入時間の差によって未充填不良等が発生してきてお
り、これを防止することが望まれている。
効率化から1回当りの取り扱い数が増加する傾向にあ
り、また、使用される封止樹脂の高粘度化に伴い、樹脂
注入時間の差によって未充填不良等が発生してきてお
り、これを防止することが望まれている。
【0003】そのため、樹脂注入の時間差を減少させる
必要がある。
必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来、半導体製造における樹脂封止工程
において、効率化を図るために、一つのポットに多数の
キャビティを連結したランナを複数本連結した金型が使
用される。そして、封止樹脂(レジン)をポットよりラ
ンナを介してキャビティに充填させるものである。
において、効率化を図るために、一つのポットに多数の
キャビティを連結したランナを複数本連結した金型が使
用される。そして、封止樹脂(レジン)をポットよりラ
ンナを介してキャビティに充填させるものである。
【0005】一方、レジンは、大チップ化に伴い低応力
化が進んでいることから多量のフィラーが添加され、溶
融時の粘度が高くなる傾向にある。
化が進んでいることから多量のフィラーが添加され、溶
融時の粘度が高くなる傾向にある。
【0006】このような状況下で上述のような金型によ
るモールドは、ポットより短い経路のランナのキャビテ
ィほど早く充填されることになり、経路の長短で各ラン
ナのキャビティの注入時間が差を生じることになる。
るモールドは、ポットより短い経路のランナのキャビテ
ィほど早く充填されることになり、経路の長短で各ラン
ナのキャビティの注入時間が差を生じることになる。
【0007】一方、一つのランナでは、流路の上流側の
キャビティほど早く充填され、下流側のキャビティとで
注入時間に差が生じることになり、レジンが高粘度にな
るに従い顕著となる。
キャビティほど早く充填され、下流側のキャビティとで
注入時間に差が生じることになり、レジンが高粘度にな
るに従い顕著となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
各ランナ間又は一つのランナにおける各キャビティ間で
レジンの注入時間に差を生じ、また経時変化により金型
が磨耗してレジンの注入時間に差を生じると、未充填不
良を発生させ、品質を低下させるという問題がある。
各ランナ間又は一つのランナにおける各キャビティ間で
レジンの注入時間に差を生じ、また経時変化により金型
が磨耗してレジンの注入時間に差を生じると、未充填不
良を発生させ、品質を低下させるという問題がある。
【0009】また、上記レジンの注入時間の差を解消す
るものとして、ランナやキャビティのゲートの開口面積
を変化させることも考えられているが、開口面積の小さ
い部分で磨耗が著しくなり、破損を招くという問題があ
る。
るものとして、ランナやキャビティのゲートの開口面積
を変化させることも考えられているが、開口面積の小さ
い部分で磨耗が著しくなり、破損を招くという問題があ
る。
【0010】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、封止樹脂の注入バラツキを防止すると共に金型
の磨耗を防止する半導体製造装置を提供することを目的
とする。
もので、封止樹脂の注入バラツキを防止すると共に金型
の磨耗を防止する半導体製造装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半導体装置
の樹脂封止に使用されるものであって、封止樹脂が投入
されるポット部より複数のランナ部が延出し、該ランナ
部に複数のキャビティ部がゲート部を介して連結された
金型を備える半導体製造装置において、前記ランナ部の
うち、所定の該ランナ部に、該封止樹脂に対する摩擦を
小とする耐磨耗性部材を形成することにより解決され
る。
の樹脂封止に使用されるものであって、封止樹脂が投入
されるポット部より複数のランナ部が延出し、該ランナ
部に複数のキャビティ部がゲート部を介して連結された
金型を備える半導体製造装置において、前記ランナ部の
うち、所定の該ランナ部に、該封止樹脂に対する摩擦を
小とする耐磨耗性部材を形成することにより解決され
る。
【0012】
【作用】上述のように、複数のランナ部のうち、所定の
ランナ部、例えばポット部より遠方に形成されるランナ
部に耐磨耗性部材を形成する。この耐磨耗性部材は、当
該ランナ部と封止樹脂との摩擦を小とする役割をなすと
共に、該封止樹脂に対して耐磨耗性の役割をなす。
ランナ部、例えばポット部より遠方に形成されるランナ
部に耐磨耗性部材を形成する。この耐磨耗性部材は、当
該ランナ部と封止樹脂との摩擦を小とする役割をなすと
共に、該封止樹脂に対して耐磨耗性の役割をなす。
【0013】これより、ポット部より近傍に配置される
ランナ部と、遠方に配置されるランナ部とに封止樹脂が
注入される開始時間差が抑制される。従って、ランナ部
等の開口面積を変えずに注入時間のバラツキが回避さ
れ、未充填不良を防止することが可能となる。
ランナ部と、遠方に配置されるランナ部とに封止樹脂が
注入される開始時間差が抑制される。従って、ランナ部
等の開口面積を変えずに注入時間のバラツキが回避さ
れ、未充填不良を防止することが可能となる。
【0014】また、耐磨耗性が向上することから、経時
変化による注入バラツキが防止され、未充填不良の発生
を減少させることが可能となる。
変化による注入バラツキが防止され、未充填不良の発生
を減少させることが可能となる。
【0015】
【実施例】図1に、本発明の第1の実施例の構成図を示
す。図1(A)は樹脂モールドを行う金型の部分図であ
り、図1(B)は金型内の概念図を示す。
す。図1(A)は樹脂モールドを行う金型の部分図であ
り、図1(B)は金型内の概念図を示す。
【0016】図1(A),(B)において、金型11
は、上金型11a及び下金型11bにより構成される。
上金型11aには貫通された孔12aが形成されると共
に、下金型11bには孔12aに対応する窪みのカル部
12bが形成され、孔12aとカル部12bによりポッ
ト部12を形成する。
は、上金型11a及び下金型11bにより構成される。
上金型11aには貫通された孔12aが形成されると共
に、下金型11bには孔12aに対応する窪みのカル部
12bが形成され、孔12aとカル部12bによりポッ
ト部12を形成する。
【0017】ポット部12(カル部12b)からは、下
金型11bにおいて、例えば6本のランナ部131 〜1
36 が放射状に延出し、各ランナ部131 〜136 には
それぞれゲート部14を介して例えば10個のキャビテ
ィ15が連結される。
金型11bにおいて、例えば6本のランナ部131 〜1
36 が放射状に延出し、各ランナ部131 〜136 には
それぞれゲート部14を介して例えば10個のキャビテ
ィ15が連結される。
【0018】一方、ポット部12の上方には例えば油圧
シリンダ16が配置され、油圧オイルでロッド17がピ
ストン運動することにより、プランジャ18がポット部
12内に挿入されるダブレット状のレジン(封止樹脂)
19を押圧する。なお、金型11は、図示しないが、加
熱されるもので、ダブレット19を溶融させる。
シリンダ16が配置され、油圧オイルでロッド17がピ
ストン運動することにより、プランジャ18がポット部
12内に挿入されるダブレット状のレジン(封止樹脂)
19を押圧する。なお、金型11は、図示しないが、加
熱されるもので、ダブレット19を溶融させる。
【0019】また、ランナ部131 〜136 のうち、ポ
ット部12より遠方に配置されるランナ部131 ,13
3 ,134 ,136 には、耐磨耗性部材であるTiN
(チッ化チタン)等の窒化系部材20を表面処理により
形成される。この窒化系部材20は、レジン19に対し
て摩擦を小にすると共に、レジン19によるランナ部1
31 ,133 ,134 ,136 の耐磨耗性を向上させ
る。なお、ポット部12の近傍に配置されるランナ部1
32 ,135 は従来と同様に研磨のみが施されている。
ット部12より遠方に配置されるランナ部131 ,13
3 ,134 ,136 には、耐磨耗性部材であるTiN
(チッ化チタン)等の窒化系部材20を表面処理により
形成される。この窒化系部材20は、レジン19に対し
て摩擦を小にすると共に、レジン19によるランナ部1
31 ,133 ,134 ,136 の耐磨耗性を向上させ
る。なお、ポット部12の近傍に配置されるランナ部1
32 ,135 は従来と同様に研磨のみが施されている。
【0020】このような金型11において、半導体装置
の樹脂封止を行う場合、まず、ダイス付けされたチップ
がキャビティ部15のそれぞれに位置するようにリード
フレーム(図示せず)が下金型11b上にセットされ、
上金型11によりクランプされる。そして、ポット部1
2に熱硬化性のタブレット状のレジン19が投入され、
金型11を加熱することにより、該レジン19を溶融さ
せる。
の樹脂封止を行う場合、まず、ダイス付けされたチップ
がキャビティ部15のそれぞれに位置するようにリード
フレーム(図示せず)が下金型11b上にセットされ、
上金型11によりクランプされる。そして、ポット部1
2に熱硬化性のタブレット状のレジン19が投入され、
金型11を加熱することにより、該レジン19を溶融さ
せる。
【0021】そこで、プランジャ18によりレジン19
を押圧すると、溶融したレジン19はそれぞれのランナ
部131 〜136 に流れ込む。
を押圧すると、溶融したレジン19はそれぞれのランナ
部131 〜136 に流れ込む。
【0022】この場合、レジン19は、ランナ部1
32 ,135 を従来と同様の速度で流れ、窒化系部材2
0が形成されたランナ部131 ,133 ,134 ,13
6 では小さな摩擦係数であることから、ランナ部1
32 ,135 より速い速度で流れ込む。
32 ,135 を従来と同様の速度で流れ、窒化系部材2
0が形成されたランナ部131 ,133 ,134 ,13
6 では小さな摩擦係数であることから、ランナ部1
32 ,135 より速い速度で流れ込む。
【0023】すなわち、ランナ部131 〜136 の何れ
にも窒化系部材20を形成しない場合には、ポット部1
2の遠方に配置されるランナ部131 ,133 ,1
34 ,136 を流れるレジン19は、ランナ部132 ,
135 を流れるレジン19より遅く注入されることか
ら、該ランナ部131 ,133 ,134 ,136 に窒化
系部材20を形成することにより、ランナ部132 ,1
35 との注入時間差を生じることが回避される。
にも窒化系部材20を形成しない場合には、ポット部1
2の遠方に配置されるランナ部131 ,133 ,1
34 ,136 を流れるレジン19は、ランナ部132 ,
135 を流れるレジン19より遅く注入されることか
ら、該ランナ部131 ,133 ,134 ,136 に窒化
系部材20を形成することにより、ランナ部132 ,1
35 との注入時間差を生じることが回避される。
【0024】従って、レジン19の注入時間バラツキに
よる未充填不良の発生を防止することができる。また、
窒化系部材20を施すことにより、耐磨耗性が向上する
ことから、経時変化によって生じる磨耗のバラツキによ
る注入時間のバラツキを回避することができ、未充填不
良を減少させることができるものである。
よる未充填不良の発生を防止することができる。また、
窒化系部材20を施すことにより、耐磨耗性が向上する
ことから、経時変化によって生じる磨耗のバラツキによ
る注入時間のバラツキを回避することができ、未充填不
良を減少させることができるものである。
【0025】なお、図1では6本のランナ部131 〜1
36 を形成した場合を示したが、これ以上形成した場合
であっても、ポット部12より遠方に配置されるランナ
部に窒化系部材20を形成することにより同様の効果を
有するものである。
36 を形成した場合を示したが、これ以上形成した場合
であっても、ポット部12より遠方に配置されるランナ
部に窒化系部材20を形成することにより同様の効果を
有するものである。
【0026】次に、図2に、本発明の第2の実施例の構
成図を示す。図2(A)は部分拡大図、図2(B)はそ
の概念図である。
成図を示す。図2(A)は部分拡大図、図2(B)はそ
の概念図である。
【0027】図2(A),(B)は、図1における例え
ばランナ部131 を示したもので、該ランナ部131 に
窒化系部材20を施す他に、レジン19か流れる上流側
に配設されるキャビティ155 ,1510のゲート1
45 ,1410に、同様の窒化系部材20を表面処理によ
り形成したものである。
ばランナ部131 を示したもので、該ランナ部131 に
窒化系部材20を施す他に、レジン19か流れる上流側
に配設されるキャビティ155 ,1510のゲート1
45 ,1410に、同様の窒化系部材20を表面処理によ
り形成したものである。
【0028】これは、レジン12の溶融粘度に達するま
での流動性が悪いときに、上流側のゲート145 ,14
10の磨耗が著しいことから、窒化系部材20を形成する
ことにより、下流側のキャビティ151 ,156 と上流
側のキャビティ155 ,15 10へのレジン19の注入時
間差が生じることを防止するものである。
での流動性が悪いときに、上流側のゲート145 ,14
10の磨耗が著しいことから、窒化系部材20を形成する
ことにより、下流側のキャビティ151 ,156 と上流
側のキャビティ155 ,15 10へのレジン19の注入時
間差が生じることを防止するものである。
【0029】これにより、経時変化によるゲートの破損
を防止することができると共に、成形される半導体装置
の品質向上を図ることができる。
を防止することができると共に、成形される半導体装置
の品質向上を図ることができる。
【0030】この場合、窒化系部材20をゲート1
45 ,1410のみに形成しているが、ゲート144 ,1
49 (及びゲート143 ,148 )に形成してもよく、
使用されるレジンの種類により設定することができるも
のである。
45 ,1410のみに形成しているが、ゲート144 ,1
49 (及びゲート143 ,148 )に形成してもよく、
使用されるレジンの種類により設定することができるも
のである。
【0031】なお、上述に示すランナ部及びゲートに形
成する窒化系部材の厚さは特に示さなかったが、レジン
の種類等により適宜設定されるものである。
成する窒化系部材の厚さは特に示さなかったが、レジン
の種類等により適宜設定されるものである。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のラ
ンナ部のうち、所定のランナ部に封止樹脂に対する摩擦
を小にする耐磨耗性部材を形成することにより、封止樹
脂の注入バラツキを防止して未充填不良の発生を回避す
ることができると共に、経時変化による金型の磨耗を防
止することができる。
ンナ部のうち、所定のランナ部に封止樹脂に対する摩擦
を小にする耐磨耗性部材を形成することにより、封止樹
脂の注入バラツキを防止して未充填不良の発生を回避す
ることができると共に、経時変化による金型の磨耗を防
止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成図である。
11 金型 11a 上金型 11b 下金型 12 ポット部 12a 孔 12b カル部 131 〜136 ランナ部 14 ゲート部 15 キャビティ部 20 窒化系部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 文仁 宮城県柴田郡村田町大字村田字西ケ丘1番 地の1 株式会社富士通宮城エレクトロニ クス内 (72)発明者 小林 均 宮城県柴田郡村田町大字村田字西ケ丘1番 地の1 株式会社富士通宮城エレクトロニ クス内 (72)発明者 奥山 重徳 宮城県柴田郡村田町大字村田字西ケ丘1番 地の1 株式会社富士通宮城エレクトロニ クス内
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体装置の樹脂封止に使用されるもの
であって、封止樹脂(19)が投入されるポット部(1
2)より複数のランナ部(131 〜136 )が延出し、
該ランナ部(131 〜136 )に複数のキャビティ部
(15)がゲート部(14)を介して連結された金型
(11)を備える半導体製造装置において、 前記ランナ部(131 〜136 )のうち、所定の該ラン
ナ部(131 ,133,134 ,136 )に、該封止樹
脂(19)に対する摩擦を小とする耐磨耗性部材(2
0)を形成することを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項2】 前記耐磨耗性部材(20)が形成される
前記所定のランナ部(131 ,133 ,134 ,1
36 )は、前記ポット部(12)より遠方に配置される
ことを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。 - 【請求項3】 前記ランナ部(131 〜136 )に連結
される前記複数のキャビティ部(15)のうち、前記封
止樹脂(19)が流れる上流側に配置される該キャビテ
ィ部(15)を連結する前記ゲート(14)に、前記耐
磨耗性部材(20)を形成することを特徴とする請求項
1又は2記載の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8572092A JPH05291324A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8572092A JPH05291324A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291324A true JPH05291324A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13866681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8572092A Pending JPH05291324A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05291324A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE41824E1 (en) | 2001-08-08 | 2010-10-19 | Pleiatech Corporation | Process for producing a thin die-cast molded article of an aluminum material |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP8572092A patent/JPH05291324A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE41824E1 (en) | 2001-08-08 | 2010-10-19 | Pleiatech Corporation | Process for producing a thin die-cast molded article of an aluminum material |
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