JPH0529130A - 電磁石の消音装置 - Google Patents

電磁石の消音装置

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Publication number
JPH0529130A
JPH0529130A JP25753491A JP25753491A JPH0529130A JP H0529130 A JPH0529130 A JP H0529130A JP 25753491 A JP25753491 A JP 25753491A JP 25753491 A JP25753491 A JP 25753491A JP H0529130 A JPH0529130 A JP H0529130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
fixed
movable iron
cushioning material
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP25753491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Asai
良則 浅井
Masataka Suzuki
政孝 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP25753491A priority Critical patent/JPH0529130A/ja
Publication of JPH0529130A publication Critical patent/JPH0529130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で消音効果を高め得る電磁石の消
音装置を提供する。 【構成】 可動鉄心5と固定鉄心2との対向面の何れか
一方の面に弾性を有するシート状の緩衝材8を介して磁
気防止板7を固定することにより、可動鉄心5が固定鉄
心2に吸引された時に、可動鉄心5を固定鉄心2側に確
実に吸引する条件を満たしながら衝撃音の発生を防止
し、また、緩衝材8を可動鉄心5又は固定鉄心2で直接
保持することにより、緩衝材8の支持構造を簡略化す
る。さらに、弾性体で形成された磁気防止板を可動鉄心
5と固定鉄心2との対向面に固定することにより、同様
の効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁石の消音装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5及び図6に示すように、マグ
ネットフレーム1に一端が固定された固定鉄心2にコイ
ル3を嵌合し、固定鉄心2の吸引面4に対向する可動鉄
心(アーマチュア)5をスプリング6により吸引面4側
に付勢してマグネットフレーム1に起伏自在に取り付
け、可動鉄心5の吸引面4側の一面にりん青銅等の非磁
性材により形成された磁気防止板7をスポット溶接等の
固定手段により固定し、コイル3に通電することにより
可動鉄心5を吸引面4に吸引し、コイル3への通電を切
った時にスプリング6により可動鉄心5を吸引面4から
離反させ、この時に可動鉄心5に残留磁気が残ることを
磁気防止板7により防止し、可動鉄心5を吸引面4から
速やかに離反させるようにした電磁石がある。ここで、
駆動時に可動鉄心5を弾性を有する緩衝材9に当接させ
ることにより、磁気防止板7が吸引面4に衝突する時の
衝撃音の発生を防止している。この緩衝材9は螺子11
により図示しないフレームに固定されたブラケット10
に保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の消音防止装置
は、緩衝材9の寸法のバラツキ及びブラケット10の取
り付け位置のバラツキ等の原因により、緩衝材9の先端
の位置を一定にすることが困難である。緩衝材9が可動
鉄心5側に出過ぎると可動鉄心5を定位置まで吸引する
ことができず、緩衝材9が後退し過ぎると可動鉄心5の
イナーシャを弱めることができず、固定鉄心との衝突時
に衝撃音が発生する。また、緩衝材9を保持するための
部品の点数が増加し、組立調整作業も複雑化する問題が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルが巻回
された固定鉄心と、一方向に付勢されて前記固定鉄心の
吸引面に対して接離自在に保持された可動鉄心と、この
可動鉄心と前記固定鉄心との対向面の何れか一方の面に
弾性を有するシート状の緩衝材を介して固定された磁気
防止板とにより構成した。
【0005】
【作用】可動鉄心が固定鉄心に吸引された時に、固定鉄
心と可動鉄心との間において一定の圧縮量をもって緩衝
材が圧縮されるため、緩衝材の厚さを定めるだけの管理
で可動鉄心を固定鉄心側に確実に吸引する条件を満たし
ながら衝撃音の発生を防止することができ、また、緩衝
材が磁気防止板と共に可動鉄心又は固定鉄心に直接保持
されるため、緩衝材を支持する構造及び組立作業を簡略
化することができる。さらに、可動鉄心と固定鉄心との
対向面の何れか一方の面に弾性を有するシート状の弾性
体により形成された磁気防止板を固定することにより、
可動鉄心が固定鉄心に吸引される時の衝撃を磁気防止板
の弾性により吸収することができ、したがって、可動鉄
心と固定鉄心との間の部品点数を少なくするとともに、
両者間の寸法管理をより正確に定めることができる。
【0006】
【実施例】請求項1及び請求項2の発明の一実施例を図
1及び図2に基づいて説明する。従来例と同一部分は同
一符号を用い説明も省略する(以下同様)。可動鉄心5
の固定鉄心2側の面には、磁気防止板7が弾性を有する
シート状の緩衝材8を介して固着されている。
【0007】このような構成において、可動鉄心5が固
定鉄心2に吸引された時に、固定鉄心2と可動鉄心5と
の間において一定の圧縮量をもって緩衝材8が圧縮され
るため、緩衝材8の厚さを定めるだけの管理で可動鉄心
5を固定鉄心2側に確実に吸引する条件を満たしながら
衝撃音の発生を防止することができる。また、緩衝材8
は可動鉄心5に直接貼付されているため、緩衝材8を支
持する構造及び組立作業を簡略化することができる。な
お、両面に接着面が形成されたシート状の緩衝材により
磁気防止板7を可動鉄心5に貼付してもよい。これによ
り、組立作業をさらに簡略化することができる。
【0008】前記実施例において、緩衝材8を介して磁
気防止板7を可動鉄心5に貼付した状態で説明したが、
固定鉄心2の吸引面4に貼付しても良い。また、本発明
は、プランジャタイプの電磁石にも適用されるものであ
る。この場合には、プランジャの端面又はこの端面と対
向する固定鉄心の端面との何れか一方に、緩衝材を介し
て磁気防止板を固定する。
【0009】次いで、請求項3の発明の一実施例を図3
及び図4に基づいて説明する。可動鉄心5の吸引面4側
の面には、プラスチックスやゴム等の弾性を有するシー
ト状の弾性体により形成された磁気防止板12が接着さ
れている。
【0010】したがって、磁気防止板12は、コイル3
への通電を切った時に可動鉄心5に残留磁気が残ること
を防止するだけでなく、可動鉄心5が固定鉄心2に吸引
される時の衝撃を吸収する。したがって、可動鉄心5と
固定鉄心2との間の部品点数を少なくするとともに、両
者間の寸法管理をより正確に定めることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、コイルが巻回された固定鉄心
と、一方向に付勢されて前記固定鉄心の吸引面に対して
接離自在に保持された可動鉄心と、この可動鉄心と前記
固定鉄心との対向面の何れか一方の面に弾性を有するシ
ート状の緩衝材を介して固定された磁気防止板とにより
構成したので、可動鉄心が固定鉄心に吸引された時に、
固定鉄心と可動鉄心との間において一定の圧縮量をもっ
て緩衝材が圧縮されるため、緩衝材の厚さを定めるだけ
の管理で可動鉄心を固定鉄心側に確実に吸引する条件を
満たしながら衝撃音の発生を防止することができ、ま
た、緩衝材が磁気防止板と共に可動鉄心又は固定鉄心に
直接保持されるため、緩衝材を支持する構造及び組立作
業を簡略化することができ、さらに、可動鉄心と固定鉄
心との対向面の何れか一方の面に弾性を有するシート状
の弾性体により形成された磁気防止板を固定することに
より、可動鉄心が固定鉄心に吸引される時の衝撃を磁気
防止板の弾性により吸収することができ、したがって、
可動鉄心と固定鉄心との間の部品点数を少なくするとと
もに、両者間の寸法管理をより正確に定めることができ
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の一実施例を示す
側面図である。
【図2】その可動鉄心と緩衝材と磁気防止板との関係を
示す分解斜視図である。
【図3】請求項3の発明の一実施例を示す側面図であ
る。
【図4】その可動鉄心と磁気防止板との関係を示す分解
斜視図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
【図6】その可動鉄心と磁気防止板との関係を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
2 固定鉄心 3 コイル 4 吸引面 5 可動鉄心 7 磁気防止板 8 緩衝材 12 磁気防止板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回された固定鉄心と、一方向
    に付勢されて前記固定鉄心の吸引面に対して接離自在に
    保持された可動鉄心と、この可動鉄心と前記固定鉄心と
    の対向面の何れか一方の面に弾性を有するシート状の緩
    衝材を介して固定された磁気防止板とよりなることを特
    徴とする電磁石の消音装置。
  2. 【請求項2】 可動鉄心と固定鉄心との対向面の何れか
    一方の面に両面に接着面が形成されたシート状の緩衝材
    により磁気防止板を貼付したことを特徴とする請求項1
    記載の電磁石の消音装置。
  3. 【請求項3】 可動鉄心と固定鉄心との対向面の何れか
    一方の面に弾性を有するシート状の弾性体により形成さ
    れた磁気防止板を固定したことを特徴とする請求項1記
    載の電磁石の消音装置。
JP25753491A 1991-05-10 1991-10-04 電磁石の消音装置 Pending JPH0529130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25753491A JPH0529130A (ja) 1991-05-10 1991-10-04 電磁石の消音装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-105373 1991-05-10
JP10537391 1991-05-10
JP25753491A JPH0529130A (ja) 1991-05-10 1991-10-04 電磁石の消音装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529130A true JPH0529130A (ja) 1993-02-05

Family

ID=26445675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25753491A Pending JPH0529130A (ja) 1991-05-10 1991-10-04 電磁石の消音装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529130A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000114035A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Canon Inc ソレノイド及びシート給送装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000114035A (ja) * 1998-10-02 2000-04-21 Canon Inc ソレノイド及びシート給送装置及び画像形成装置

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