JPH05290939A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH05290939A
JPH05290939A JP8886192A JP8886192A JPH05290939A JP H05290939 A JPH05290939 A JP H05290939A JP 8886192 A JP8886192 A JP 8886192A JP 8886192 A JP8886192 A JP 8886192A JP H05290939 A JPH05290939 A JP H05290939A
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JP
Japan
Prior art keywords
piece
board
socket
detachable
socket body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8886192A
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English (en)
Inventor
Takao Ide
貴郎 井手
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05290939A publication Critical patent/JPH05290939A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 震動や衝撃を受けても、ICが浮き上がって
接触不良を起こしたり、ICが脱落して機能不能となっ
たりすることのないICソッケットを提供することにあ
る。 【構成】 ICソケット本体の一側に回動自在の第1脱
着片を、他側に揺動自在の第2脱着片を夫々設け、該第
1脱着片の回動に基づいて該第2脱着片を揺動させて、
該第1・第2脱着片を、該ICソケット本体に挿着され
たICを挟持する位置とICから離脱する位置とに移動
自在とした。また、ICソケット本体の一側に摺動自在
の第3脱着片を、他側に揺動自在の第4脱着片を夫々設
け、該第3脱着片の摺動に基づいて該第4脱着片を揺動
させて、該第3・第4脱着片を、該ICソケット本体に
挿着されたICを挟持する位置とICから離脱する位置
とに移動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICを挿着するICソ
ケットに係り、詳しくはICの浮き上がりや脱落を防止
するICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子機器を構成する電子部品は、
プリント基板上に直接半田付けによって取り付け固定し
て使用する。しかし、これらの電子部品の中にはCPU
やROMのように、デバックや書き換えのために、プリ
ント基板への取り付け、取り外しが頻繁に必要なICが
あり、これらICをプリント基板上に直接半田付けによ
り取り付け固定した場合には、これらICの取り付け、
取り外し作業がを何度も繰り返し行わなければならず、
半田付け及びそれに伴う作業が面倒となる不都合があ
る。
【0003】上記不都合を解消するには、プリント基板
上に取り付け固定したCPUやROMのようなICを、
必要に応じて簡単に取り外せると共に再び簡単に取り付
けられる工夫が必要である。
【0004】従来このような要求に応えるものとして、
図14のようなICソケットが提案されている。このI
Cソケットはプリント基板に半田付けにより取り付け固
定するものであるが、CPUやROM等のICはこのI
Cソケットに挿着するだけでプリント基板上に取り付け
固定することができ、プリント基板からの取り外しもI
Cソケットから引き抜くだけで行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のICソケットは
上記のようなものであるが、ICのプリント基板への固
定をICのピンとICソケットのインナコンタクトとの
接触による摩擦力のみに頼っているため、震動や衝撃に
よれば、ICがICソケットから浮き上がって接触不良
を起こしたり、ICがICソケットから脱落して機能を
果たさなくなったりする問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、震動や衝撃に対してICの接触不良を生じ
ないようにしたICソケットを提供することをその目的
とする。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】請求項1に係るICソ
ケットは、ICソケット本体の一側に回動自在の第1脱
着片を、他側に揺動自在の第2脱着片を夫々設け、該第
1脱着片の回動に基づいて該第2脱着片を揺動させて、
該第1・第2脱着片を、該ICソケット本体に挿着され
たICを挟持する位置とICから離脱する位置とに移動
自在としたものである。
【0008】また、請求項2に係るICソケットは、I
Cソケット本体の一側に摺動自在の第3脱着片を、他側
に揺動自在の第4脱着片を夫々設け、該第3脱着片の摺
動に基づいて該第4脱着片を揺動させて、該第3・第4
脱着片を、該ICソケット本体に挿着されたICを挟持
する位置とICから離脱する位置とに移動自在としたも
のである。
【0009】
【作用】請求項1に係るICソケットによれば、ICを
ICソケット本体に挿着させた後は、第1脱着片をIC
上に回動させるだけで、これに連動する第2脱着片をI
C上に揺動させることができ、その結果第1・第2脱着
片をICを挟持する位置すなわちICの震動による浮き
上りや脱落を防止する位置に移動させることができる。
尚、ICをICソケット本体に挿着する際、又はICソ
ケット本体から取り外す際は、該第1脱着片を回動させ
ることにより、第1・第2脱着片をICから離脱する位
置すなわち邪魔にならない位置に移動させることができ
る。
【0010】また、請求項2に係るICソケットによれ
ば、ICをICソケット本体に挿着させた後は、第3脱
着片をIC上に摺動させるだけで、これに連動する第4
脱着片をIC上に揺動させることができ、その結果第3
・第4脱着片をICを挟持する位置すなわちICの震動
による浮き上りや脱落を防止する位置に移動させること
ができる。尚、ICをICソケット本体に挿着する際、
又はICソケット本体から取り外す際は、該第3脱着片
を摺動させることにより、第3・第4脱着片をICから
離脱する位置すなわち邪魔にならない位置に移動させる
ことができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 図1は請求項1のICソケットの一実施例を示す外観斜
視図である。図1において、1は仮想線示のようにIC
が挿着されるICソケット本体で、その一側にはカギ状
突起付回動軸からなる回動自在な第1脱着片2が設けら
れ、その他側には断面略E字形部材からなる揺動自在な
第2脱着片3が設けられる。第2脱着片3はその中央部
がピン4によりICソケット本体1に支持され、支持位
置を中心に上下方向に揺動する。
【0012】図2と図3はIC挿着前の実施例1のIC
ソケットの平面図と下面図であり、図4と図5はIC挿
着後の平面図と下面図であり、図6と図7は図5のVI
−VI線断面図と図5のA部拡大図である。図中、5は
第1脱着片2の軸部に偏心させて固定したカム、6はそ
の一端がカム5を遊嵌する環状部6aに形成され、その
他端が第2脱着片3の凹部3aに遊嵌する球状部6bに
形成された連杆である。連杆6はICソケット本体1の
溝内に摺動自在に嵌め込まれる。
【0013】次に上記実施例の動作を図1乃至図7を参
照しながら説明する。先ず、IC挿着前には、第1脱着
片2をドライバ−等を用いて回して、ぞのカギ状突起が
ICの挿着の邪魔にならない位置、つまり図2で示した
位置に移動させる。このとき第2脱着片3は第1脱着片
2の回動に伴うカム5の回動、連杆6の摺動により下方
に揺動して、ICの挿着の邪魔にならない位置に移動す
る。
【0014】次にICを図1の仮想線示のように挿着す
る。その後第1脱着片2を回して、そのカギ状突起をI
C上の位置、つまり図4で示した位置に移動させる。こ
のとき、第2脱着片3は第1脱着片2の回動に伴うカム
5の回動、連杆6の摺動により上方に揺動して、その上
部がIC上の位置、つまり図4で示した位置に移動す
る。これによれば、ICはICソケット本体1と第1・
第2脱着片2,3との間で挟持固定され、震動や衝撃が
あっても、ICソケット本体1から浮き上がったり、脱
落したりすることがなくなる。
【0015】実施例2 図8は請求項2のICソケットの一実施例を示す外観斜
視図である。図8において、7は仮想線示のようにIC
が挿着されるICソケット本体で、その一側には摺動自
在な第3脱着片8が設けられ、その他側には揺動自在な
第4脱着片9が設けられる。第3脱着片8は、図12に
示すように、その両側面の突部8aがICソケット本体
7のレ−ル溝7aに嵌合されて摺動自在とされると共に
ICソケット本体7から離脱されないようにされる。第
4脱着片9は上記実施例1と同様なので説明は省略す
る。
【0016】図9と図10はIC挿着前の実施例2の平
面図と下面図であり、図11と図13はIC挿着後の実
施例2の平面図と下面図であり、図12は図11のXI
I−XII線断面図である。図中、10は第3脱着片8
の外方に位置する回動軸、11は回動軸10に偏心して
固定され第3脱着片8に当接するカム、12はその一端
が第3脱着片8に固定され、その他端が第4脱着片9の
凹部9aに遊嵌する球状部12bに形成された連杆であ
る。
【0017】次に上記実施例の動作を図8乃至図13を
参照しながら説明する。先ず、IC挿着前には、回動軸
10を回し、これに伴いカム11を回して、第3脱着片
8の特に上部をバネ13の弾発力によりICの挿着の邪
魔にならない位置、つまり図9で示した左方位置に移動
させる。このとき、第4脱着片9は第3脱着片8とこれ
に一体の連杆12の摺動により下方に揺動して、ICの
挿着の邪魔にならない位置に移動する。
【0018】次にICを図8の仮想線示のように挿着す
る。その後回動軸10を回して、第3脱着片8の特に上
部をバネ13の弾発力に抗してIC上の位置、つまり図
11で示した右方位置に移動させる。このとき、第4脱
着片9は回動軸10の回動に伴うカム11の回動、第3
脱着片8とこれと一体の連杆12の摺動により上方に揺
動して、その上部がIC上の位置、つまり図11で示し
た左方位置に移動する。これによれば、ICソケット本
体7と第3・第4脱着片8,9とで挟持固定され、震動
や衝撃があっても、ICソケット本体7から浮き上がっ
たり、脱落したりすることがなくなる。
【0019】尚、上記実施例1及び実施例2では、連杆
6又は連杆12の一端と他端を第1脱着片2と第2脱着
片3又は第3脱着片8と第4脱着片9に連結する構成と
したが、当接する構成としても良く、この場合には、第
2脱着片3又は第4脱着片9の下方への揺動、換言すれ
ばICの挿着の際、邪魔にならない位置への移動を自重
或は外力により行なう。上記実施例1及び実施例2で
は、連杆6又は連杆12の形状を棒状に特定している
が、第1脱着片2の回動動作と第2脱着片3の揺動動
作、又は第3脱着片8の摺動動作と第4脱着片9の揺動
動作が連動されるならば、特にこの形状に限るものでは
ない。
【0020】上記実施例1では、第1脱着片2をカギ状
突起付回動軸としたが、ICを挟持できるならば、この
構成に限るものではない。上記実施例1では、第2脱着
片3を断面略E字形部材としたが、連杆6により揺動範
囲が規制され、結果的にICを挟持できるならば、この
構成に限るものではない。上記実施例2では、図9、図
10、図11、図13において、回動軸10、カム11
の形状を特定しているが、回動軸によって第3脱着片8
を摺動させ、ICを挟持できるならば、この構成に限る
ものではない。上記実施例2では、図8において第3・
第4脱着片8,9の形状を特定しているが、連杆12に
より移動する位置の規制ができ、ICを挟持できるなら
ば、この構成に限るものではない。また、上記実施例1
及び実施例2では、第1脱着片2と第2脱着片3の連動
及び第1脱着片3と第2脱着片4の連動を機械的な連杆
6及びに連杆12で行なっているが、電気的なもので行
なっても良い。さらに、上記実施例1及び実施例2で
は、ICソケットとしてDIP用丸ピンソケットを用い
た場合で説明したが、本発明は他のICソケットにも適
用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したような請求項1および請求
項2のICソケットによれば、ICソケット本体に挿着
されたICを挟持固定することができ、震動や衝撃によ
ってもICが浮き上がって接触不良を生じたり、脱落し
て機能不能になったりすることがなく、信頼性の高いI
Cソケットをうることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例1の外観斜視図である。
【図2】実施例1のIC挿着前の平面図である。
【図3】実施例1のIC挿着前の下面図である。
【図4】実施例1のIC挿着後の平面図である。
【図5】実施例1のIC挿着後の下面図である。
【図6】図5のA部の拡大図である。
【図7】図5のVI−VI線断面図である。
【図8】本発明の一実施例2の外観斜視図である。
【図9】実施例2のIC挿着前の平面図である。
【図10】実施例2のIC挿着前の下面図である。
【図11】実施例2のIC挿着後の平面図である。
【図12】図6のVII−VII線断面図である。
【図13】実施例2のIC挿着後の下面図である。
【図14】ICソケット外観斜視図である。
【符合の説明】
1 ICソケット本体 2 第1脱着片 3 第2脱着片 7 ICソケット本体 8 第3脱着片 9 第4脱着片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICソケット本体の一側に回動自在の第
    1脱着片を、他側に揺動自在の第2脱着片を夫々設け、
    該第1脱着片の回動に基づいて該第2脱着片を揺動させ
    て、該第1・第2脱着片を、該ICソケット本体に挿着
    されたICを挟持する位置とICから離脱する位置とに
    移動自在としたことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 ICソケット本体の一側に摺動自在の第
    3脱着片を、他側に揺動自在の第4脱着片を夫々設け、
    該第3脱着片の摺動に基づいて該第4脱着片を揺動させ
    て、該第3・第4脱着片を、該ICソケット本体に挿着
    されたICを挟持する位置とICから離脱する位置とに
    移動自在としたことを特徴とするICソケット。
JP8886192A 1992-04-09 1992-04-09 Icソケット Pending JPH05290939A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8886192A JPH05290939A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 Icソケット

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JP8886192A JPH05290939A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 Icソケット

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ID=13954785

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JP8886192A Pending JPH05290939A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 Icソケット

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JP (1) JPH05290939A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109155496A (zh) * 2016-05-20 2019-01-04 恩普乐股份有限公司 电气部件用插座

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109155496A (zh) * 2016-05-20 2019-01-04 恩普乐股份有限公司 电气部件用插座

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