JPH0529087Y2 - - Google Patents

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JPH0529087Y2
JPH0529087Y2 JP1988069886U JP6988688U JPH0529087Y2 JP H0529087 Y2 JPH0529087 Y2 JP H0529087Y2 JP 1988069886 U JP1988069886 U JP 1988069886U JP 6988688 U JP6988688 U JP 6988688U JP H0529087 Y2 JPH0529087 Y2 JP H0529087Y2
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temperature
lid
cooler
chamber
comparison circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は冷却遠心分離機の冷却チヤンバ内の
温度を制御する温度制御回路に関する。
「従来の技術」 冷却遠心分離機はロータを高速で回転させたと
き空気摩擦によつてロータの温度が上昇してサン
プルが駄目になつてしまうのを防止するために、
チヤンバを金属で作りその外側に冷却機の冷媒が
流れる配管を設けチヤンバを外側から冷やし、チ
ヤンバの内側の空気がチヤンバ壁面に接すること
によりチヤンバ内の空気を冷やしてロータの発熱
を防止するものである。ここで冷却機は、冷却チ
ヤンバ内の空気の温度を温度センサで測定し設定
温度と比較して温度制御される。従つてロータが
回転してチヤンバ内の空気が攪拌されないと正し
い温度制御ができないことになる。
従つて冷却遠心分離機を使う場合は、使用する
ロータを予め冷やすためにサンプルをいれないで
しばらくの時間回転させてロータが冷えるのを待
つ操作を行うのが通常である。
使用者は予備冷却を行つたロータにサンプルを
いれ所定の遠心操作を行い終了後はロータからサ
ンプルを取り出して冷却遠心分離機の蓋を締めて
チヤンバの内の空気の温度が上昇しないようにし
て次の使用に備える。
ところがどきどき使用者が冷却遠心分離機の蓋
を閉め忘れることがある。するとチヤンバの内の
空気と室内の空気が混ざりあいチヤンバ内の温度
は上昇して冷却機はONになる。一般に冷却遠心
分離機は、酵素のように温度上昇によつて活性が
低下してしまうようなサンプルを低い温度のまま
で遠心分離するときに使用するためのもので、0
℃とか4℃とかそれ以下になるように温度設定さ
れているので冷却遠心分離機の蓋を閉め忘れると
冷却機はONしつぱなしとなつてしまう。冷却遠
心分離機の蓋を閉め忘れたままで冷却機がONし
つぱなしとなつてしまうとチヤンバの内壁には室
内の湿つた空気の水分が結露して霜がどんどんつ
いてしまう。そしていざ冷却遠心分離機を使用し
ようとしたとき霜がついていると冷却効率が著し
く低下してしまいチヤンバの内の空気は所定の温
度よりも高くなつてしまい遠心機を使うことがで
きなくなつてしまう。
霜が一度付着すると、通常冷却遠心分離機は霜
取り装置が取り付けてないため、冷却機の電源を
切つて蓋を開いて室温によつて霜が自然に溶ける
のを待つか、冷却機をOFFしたままでロータを
回転させてチヤンバ内の温度を上昇させて霜を溶
かすなど著しい手間と時間を費やすことになつて
しまう不具合があつた。
「課題を解決するための手段」 この考案によれば、冷却遠心分離機の蓋をあけ
ているときは冷却機を作動させる必要性がないこ
とに着目し、冷却遠心分離機の蓋をあけていると
きはこれを検知し、この検知出力により比較回路
の制御信号通路を遮断し、またはその蓋開検知出
力により、比較回路に対する設定温度を、蓋が開
けられた状態で冷却チヤンバ内の温度が上昇して
も越えることがないように設定して冷却機を作動
させないようにさせて前記の不具合を解消するも
のである。
「実施例」 第1図に冷却遠心分離機を示す。匣体11の上
部に冷却チヤンバ12が設けられ、チヤンバ12
内にロータ13が回転自在に配される。ロータ1
3にはバケツト14が取付けられる。チヤンバ1
2の下にモータ15が配され、モータ15の回転
軸がチヤンバ12内に挿入され、その挿入された
回転軸上にロータ13が取付けられる。チヤンバ
12の外周面には冷却パイプ16が沿わされてい
る。匣体11の下部に冷却機17が配され、冷却
機17の冷媒が冷却パイプ16に供給される。チ
ヤンバ12内に温度センサ18が設けられ、温度
センサ18の検出出力が温度制御回路19へ供給
され、チヤンバ12内の検出温度が設定温度より
高いと、温度制御回路19は冷却機17をONに
する。
第2図はこの考案の請求項(1)に対する実施例を
示す。温度センサ18の出力は増幅器21を通じ
て比較回路22へ供給され、温度設定用電源23
からの設定温度と比較され、その比較出力は増幅
器24を通じ、更にこの実施例では蓋開放検出ス
イツチ25を通じて冷却機制御リレー26へ供給
される。
蓋開放検出スイツチ25は蓋ロツク機構の電気
ロツクスイツチと連動して動くスイツチであつ
て、蓋が開でスイツチ25はOFF、蓋が閉でス
イツチ25はONとされる。蓋が閉じた状態、即
ちスイツチ25がONの状態で温度センサ18で
検出したチヤンバ内の温度が設定温度よりも高い
と、比較回路22から出力が生じ、冷却機制御リ
レー26が附勢されて、その接点26aがONと
なり、電源端子27が冷却機17に接続され、冷
却機17はONとなる。温度センサ18で検出し
たチヤンバ内の温度が設定温度より低いと、比較
回路22から出力は生じなく、冷却機制御リレー
26は減勢状態となり、その接点26aがOFF
となり、電源端子27が冷却機17から切離され
て、冷却機17はOFFとなる。
遠心分離機の蓋が開とされると、蓋開放検出ス
イツチ25がOFFとなり、比較回路22の出力
は冷却機制御リレー26へ供給されず、このリレ
ー26は減勢された状態となり、冷却機17は
OFFのままであり、ONとなることはない。つま
り蓋が開けられチヤンバ12内の温度が上昇し、
これが設定温度以上になり、比較回路22から出
力が発生しても、この出力は冷却機制御リレー2
6へ供給されない。即ち蓋開放検出スイツチ25
は温度制御回路の出力に優先している。
第3図はこの考案の請求項(2)に対する実施例を
示し、第2図と対応する部分には同一符号を付け
てある。この実施例においては温度設定用電源2
3と並列に、冷却機停止用電源28が蓋開放検出
スイツチ25を介して接続される。この場合の蓋
開放検出スイツチ25は蓋が開でONし、閉で
OFFするものであり、冷却機停止用電源28の
電圧E2は温度設定用電源23の電圧E1より十分
高く、チヤンバ内の検出温度が冷却機停止用電源
28の設定温度より高くならないように電圧E2
が選定されている。ダイオード29は逆流防止用
である。
蓋が閉じられた状態では蓋開放検出スイツチ2
5はOFFとなり、温度センサ18の出力と温度
設定用電源23の出力とが比較回路22で比較さ
れ、その出力に応じて冷却機17が制御される。
蓋が開かれると、蓋開放検出スイツチ25がON
となり、温度センサ18の出力は冷却機停止用電
源28の電圧E2と比較され、この電圧E2が十分
高くされているためチヤンバ内の温度が上昇して
も温度センサ18の出力が電圧E2を越えること
はなく、比較回路22から出力は生じない。従つ
て冷却機17はOFFのままである。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば冷却遠心分
離機の蓋があけられている時は冷却機が動作しな
いように構成されているため、蓋を閉め忘れても
冷却機がONになりつぱなしとなることがなく、
チヤンバの内壁に霜がつくようなおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷却遠心分離機を示す断面図、第2図
はこの考案の実施例を示すブロツク図、第3図は
この考案の他の実施例を示すブロツク図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 冷却チヤンバ内の温度を検知し、その検知温
    度と設定温度とを比較回路で比較し、検知温度
    が設定温度を越えると比較回路から制御信号を
    出力して冷却機を動作させ、ロータの温度を制
    御する冷却遠心分離機において、 その冷却遠心分離機の蓋の開閉を検知する手
    段と、 その蓋開の検知出力により上記比較回路の制
    御信号通路を遮断する手段と、 を具備する冷却遠心分離機の温度制御回路。 (2) 冷却チヤンバ内の温度を検知し、その検知温
    度と設定温度とを比較回路で比較し、検知温度
    が設定温度を越えると比較回路から制御信号を
    出力して冷却機を動作させ、ロータの温度を制
    御する冷却遠心分離機において、 その冷却遠心分離機の蓋の開閉を検知する手
    段と、 その蓋開の検知出力により、上記比較回路に
    対する設定温度を、上記蓋が開けられた状態で
    上記冷却チヤンバ内の温度が上昇しても、越え
    ることがない温度に変更する手段と、 を具備する冷却遠心分離機の温度制御回路。
JP1988069886U 1988-05-25 1988-05-25 Expired - Lifetime JPH0529087Y2 (ja)

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JP1988069886U JPH0529087Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25

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JPH01174061U JPH01174061U (ja) 1989-12-11
JPH0529087Y2 true JPH0529087Y2 (ja) 1993-07-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473011U (ja) * 1971-02-04 1972-09-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553564U (ja) * 1978-10-05 1980-04-10

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JPS473011U (ja) * 1971-02-04 1972-09-02

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