JPH0529075A - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
- Publication number
- JPH0529075A JPH0529075A JP20720991A JP20720991A JPH0529075A JP H0529075 A JPH0529075 A JP H0529075A JP 20720991 A JP20720991 A JP 20720991A JP 20720991 A JP20720991 A JP 20720991A JP H0529075 A JPH0529075 A JP H0529075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- magnetron
- moding
- initial
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マグネトロンの設定基準初期モーディング時
間と加熱に際する初期モーディング時間との比較によっ
てマグネトロンの交換を認識し、マニュアルに沿った加
熱時間で常に適正な温度に食品を加熱すること。 【構成】 コントロールユニット2内にカーレントトラ
ンス5を配設し、LSI3により、マグネトロン6が安
定発振に至るまでの初期モーディング時間を読み取り、
設定した基準初期モーディング時間と比較して長い場合
に、表示部8にマグネトロン交換のための表示をするこ
と。
間と加熱に際する初期モーディング時間との比較によっ
てマグネトロンの交換を認識し、マニュアルに沿った加
熱時間で常に適正な温度に食品を加熱すること。 【構成】 コントロールユニット2内にカーレントトラ
ンス5を配設し、LSI3により、マグネトロン6が安
定発振に至るまでの初期モーディング時間を読み取り、
設定した基準初期モーディング時間と比較して長い場合
に、表示部8にマグネトロン交換のための表示をするこ
と。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンから発す
るマイクロ波の照射によって食品を加熱する電子レンジ
に関する。
るマイクロ波の照射によって食品を加熱する電子レンジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジは、高圧ダイオードと
アースとの間に抵抗を接続し、マグネトロンの陽極電流
を、発光ダイオード(LED)によりデジタル回路に変
換してLSIにより検知している。そして、マグネトロ
ンが破損して陽極電流が流れなくなったとき、表示部に
故障なる旨の表示をなし、使用者にマグネトロンの交換
を告知している。
アースとの間に抵抗を接続し、マグネトロンの陽極電流
を、発光ダイオード(LED)によりデジタル回路に変
換してLSIにより検知している。そして、マグネトロ
ンが破損して陽極電流が流れなくなったとき、表示部に
故障なる旨の表示をなし、使用者にマグネトロンの交換
を告知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チェーン店に属するフ
ァーストフード店等における業務用の電子レンジの使用
に当っては、食品別に加熱時間を定めたマニュアルにし
たがって、全店の使者用が一律に操作している。ところ
で、前記のように従来の電子レンジは、マグネトロンが
モーディングを起しても陽極電流が流れるため、LSI
では正常なマイクロ波の発振がされているものと判断す
るが、実際には、モーディングを起したマグネトロンの
出力は低下しているため、使用者が前記のマニュアル通
りの加熱操作をすると、食品の加熱か不十分となり、不
完全な調理となってしまうという問題があった。
ァーストフード店等における業務用の電子レンジの使用
に当っては、食品別に加熱時間を定めたマニュアルにし
たがって、全店の使者用が一律に操作している。ところ
で、前記のように従来の電子レンジは、マグネトロンが
モーディングを起しても陽極電流が流れるため、LSI
では正常なマイクロ波の発振がされているものと判断す
るが、実際には、モーディングを起したマグネトロンの
出力は低下しているため、使用者が前記のマニュアル通
りの加熱操作をすると、食品の加熱か不十分となり、不
完全な調理となってしまうという問題があった。
【0004】本発明は、かかる課題に鑑みなされたもの
で、マグネトロンの寿命は、マグネトロンのヒータが加
熱されてから安定発振に至るまでの初期モーディング時
間に比例するという観点から、設定基準初期モーディン
グ時間と加熱に際する初期モーディング時間との比較に
よって、マグネトロンの交換を認識し、マニュアルに沿
った加熱時間で常に適正温度に食品の加熱ができる電子
レンジを提供することを目的とする。
で、マグネトロンの寿命は、マグネトロンのヒータが加
熱されてから安定発振に至るまでの初期モーディング時
間に比例するという観点から、設定基準初期モーディン
グ時間と加熱に際する初期モーディング時間との比較に
よって、マグネトロンの交換を認識し、マニュアルに沿
った加熱時間で常に適正温度に食品の加熱ができる電子
レンジを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために、コントロールユニット内にカーレント
トランスを配設し、LSIにより、マグネトロンが安定
発振に至るまでの初期モーディング時間を読み取り、設
定した基準初期モーディング時間と比較して長い場合
に、表示部にマグネトロン交換のための表示をすること
にある。
達成するために、コントロールユニット内にカーレント
トランスを配設し、LSIにより、マグネトロンが安定
発振に至るまでの初期モーディング時間を読み取り、設
定した基準初期モーディング時間と比較して長い場合
に、表示部にマグネトロン交換のための表示をすること
にある。
【0006】
【作用】加熱時の初期モーディング時間を設定基準初期
モーディング時間と比較することにより、設定値より長
時間を要した場合にはマグネトロンが寿命であると判断
して、使用者にマグネトロンの交換を知らせ、マニュア
ルに沿った加熱時間で適正な温度に食品を加熱すること
ができる。
モーディング時間と比較することにより、設定値より長
時間を要した場合にはマグネトロンが寿命であると判断
して、使用者にマグネトロンの交換を知らせ、マニュア
ルに沿った加熱時間で適正な温度に食品を加熱すること
ができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1に示すように、電源1が投入され、操作部7からの
オン操作によりコントロールユニット内2のLSI3に
信号が送られ、インターロックリレー4が作動すると共
に、マグネトロン6のヒータが加熱され、マイクロ波を
発振する。そして、インターロックリレー4の作動によ
りマグネトロン6が安定発振をする電流値に至るまでの
時間であるマグネトロンの初期モーディング時間をLS
I3により読み取る。
図1に示すように、電源1が投入され、操作部7からの
オン操作によりコントロールユニット内2のLSI3に
信号が送られ、インターロックリレー4が作動すると共
に、マグネトロン6のヒータが加熱され、マイクロ波を
発振する。そして、インターロックリレー4の作動によ
りマグネトロン6が安定発振をする電流値に至るまでの
時間であるマグネトロンの初期モーディング時間をLS
I3により読み取る。
【0008】而して、図2に示すように、マニュアルに
定められた食品別の加熱時間に相当するマグネトロン6
の初期モーディング時間を基準初期モーディング時間T
a として設定し、そのときの電流値Ia を基準電流とし
て設定する。そして、加熱調理時に、基準初期モーディ
ング時間Ta より短い時間T1 で電流値Ia に達した場
合は(曲線ロ)、LSI3によりマグネトロン6が正常
に作動しているものと判断し、表示部8に「加熱」、
「青ランプ点灯」等の表示がなされて加熱を続行し、一
方、基準初期モーディング時間Ta より長い時間T2 を
要して電流値Ia に達した場合には(曲線ハ)、LSI
3によりマグネトロン6が寿命であると判断し、表示部
8に「故障」、「赤ランプ点灯」等の表示がなされて加
熱を中断し、マグネトロン6を交換する。
定められた食品別の加熱時間に相当するマグネトロン6
の初期モーディング時間を基準初期モーディング時間T
a として設定し、そのときの電流値Ia を基準電流とし
て設定する。そして、加熱調理時に、基準初期モーディ
ング時間Ta より短い時間T1 で電流値Ia に達した場
合は(曲線ロ)、LSI3によりマグネトロン6が正常
に作動しているものと判断し、表示部8に「加熱」、
「青ランプ点灯」等の表示がなされて加熱を続行し、一
方、基準初期モーディング時間Ta より長い時間T2 を
要して電流値Ia に達した場合には(曲線ハ)、LSI
3によりマグネトロン6が寿命であると判断し、表示部
8に「故障」、「赤ランプ点灯」等の表示がなされて加
熱を中断し、マグネトロン6を交換する。
【0009】図3は、マグネトロンの寿命に対する初期
モーディング時間と高周波出力特性を示すものである。
モーディング時間と高周波出力特性を示すものである。
【0010】図4は、本発明を実施するためのフローチ
ャートを示すものである。操作部7のスタートキーで操
作され(ステップS1)、LSI3に加熱調理開始指令
が入力され(ステップS2)、時間T=Oの指令が出て
(ステップ3)、時間To での電流値Io を検出し(ス
テップ4)、基準電流値Ia より大きいか否かを判断し
(ステップ5)、大きい場合は加熱が続行される(ステ
ップ8)。
ャートを示すものである。操作部7のスタートキーで操
作され(ステップS1)、LSI3に加熱調理開始指令
が入力され(ステップS2)、時間T=Oの指令が出て
(ステップ3)、時間To での電流値Io を検出し(ス
テップ4)、基準電流値Ia より大きいか否かを判断し
(ステップ5)、大きい場合は加熱が続行される(ステ
ップ8)。
【0011】一方、ステップ5にて基準電流値Ia より
小さいと判断された場合には時間Tをカウントアップ
(T1 ,T2 ……)し(ステップS6)、時間T1 が基
準初期モーディング時間Ta より長いか否かを判断し
(ステップS7)、短い場合はステップS4に戻り、時
間T1 での電流値I1 を検出する。そして、ステップS
7で時間T1 がTa より長くなった場合には、LSI3
がマグネトロン6の寿命と判断して加熱調理停止指令を
出し、電子レンジが停止し(ステップS9)、表示部8
にエラー表示を出し、マグネトロン6の交換を使用者に
知らせる(ステップS10)。
小さいと判断された場合には時間Tをカウントアップ
(T1 ,T2 ……)し(ステップS6)、時間T1 が基
準初期モーディング時間Ta より長いか否かを判断し
(ステップS7)、短い場合はステップS4に戻り、時
間T1 での電流値I1 を検出する。そして、ステップS
7で時間T1 がTa より長くなった場合には、LSI3
がマグネトロン6の寿命と判断して加熱調理停止指令を
出し、電子レンジが停止し(ステップS9)、表示部8
にエラー表示を出し、マグネトロン6の交換を使用者に
知らせる(ステップS10)。
【0012】
【発明の効果】本発明は、マグネトロンの初期モーディ
ング時間の設定基準値との比較により、マグネトロンが
正常か寿命であるかを判断表示するので、使用者がマニ
ュアルに沿った加熱時間により、常に適正な温度に食品
を加熱することができる。
ング時間の設定基準値との比較により、マグネトロンが
正常か寿命であるかを判断表示するので、使用者がマニ
ュアルに沿った加熱時間により、常に適正な温度に食品
を加熱することができる。
【図1】本発明の実施例の要部を示すマグネトロン故障
感知回路とLSIを用いたブロック図である。
感知回路とLSIを用いたブロック図である。
【図2】マグネトロンの初期モーディング時間特性図で
ある。
ある。
【図3】マグネトロンの寿命に対する初期モーディング
時間と高周波出力特性図である。
時間と高周波出力特性図である。
【図4】本発明を実施するためのプログラムのフローチ
ャート図である。
ャート図である。
1 電源 2 コントロールユニット 3 LSI 4 インターロックリレー 5 カーレントトランス 6 マグネトロン 7 操作部 8 表示部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コントロールユニット内にカーレントト
ランスを配設し、LSIにより、マグネトロンが安定発
振に至るまでの初期モーディング時間を読み取り、設定
した基準初期モーディング時間と比較して長い場合に、
表示部にマグネトロン交換のための表示をすることを特
徴とする電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20720991A JPH0529075A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20720991A JPH0529075A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電子レンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529075A true JPH0529075A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16536048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20720991A Pending JPH0529075A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電子レンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529075A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003234173A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
JP2009228968A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
US7691634B2 (en) | 2001-09-17 | 2010-04-06 | Cryolog | Method, system and component for controlling the preservation of a product |
USRE42531E1 (en) | 1995-11-29 | 2011-07-12 | Wyeth Llc | Removably replaceable, readherable label |
WO2012005316A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | シャープ株式会社 | 電子レンジ |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP20720991A patent/JPH0529075A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE42531E1 (en) | 1995-11-29 | 2011-07-12 | Wyeth Llc | Removably replaceable, readherable label |
US7691634B2 (en) | 2001-09-17 | 2010-04-06 | Cryolog | Method, system and component for controlling the preservation of a product |
JP2003234173A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
JP2009228968A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
JP4660568B2 (ja) * | 2008-03-21 | 2011-03-30 | 株式会社東芝 | 加熱調理器 |
WO2012005316A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | シャープ株式会社 | 電子レンジ |
CN102960059A (zh) * | 2010-07-09 | 2013-03-06 | 夏普株式会社 | 微波炉 |
JP5624137B2 (ja) * | 2010-07-09 | 2014-11-12 | シャープ株式会社 | 電子レンジ |
US9271339B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-02-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Microwave oven |
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