JP2003234173A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2003234173A
JP2003234173A JP2002029245A JP2002029245A JP2003234173A JP 2003234173 A JP2003234173 A JP 2003234173A JP 2002029245 A JP2002029245 A JP 2002029245A JP 2002029245 A JP2002029245 A JP 2002029245A JP 2003234173 A JP2003234173 A JP 2003234173A
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heating chamber
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Akihiko Ueno
明彦 上埜
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネトロンの劣化や故障に対して、高周波
供給電力を補償するとともに、加熱ムラの発生を抑制し
たコンベア式高周波加熱装置を提供する。 【解決手段】 マグネトロン10の発振状況を検出する
信号電圧をフィードバックすることにより、それぞれの
マグネトロンに経時変化による劣化が生じたとしても、
所定のタイミングで、所定時間動作させることができ、
高周波供給電力の安定化と、加熱ムラの抑制を図るとと
もに、信号電圧からマグネトロンの劣化状況を把握し
て、事前に報知する構成とする。また、偶発的にマグネ
トロン10が故障となった場合でも、該当する加熱庫1
内の他のマグネトロンで、あるいは該当する加熱庫1以
外の加熱庫で、高周波供給電力を補償することにより、
稼働を続けることができ、また、この状態を報知するこ
とにより、生産設備としてのコンベア式高周波加熱装置
の信頼性を極めて向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数個の加熱庫内を
コンベアベルトにて被加熱物を搬送・加熱する構成の高
周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個の加熱庫内をコンベアベル
トにて被加熱物を搬送・加熱する構成の高周波加熱装置
は、例えば、特開平11−074071号公報に記載さ
れているようなものがあった。図7は、前記公報に記載
されたコンベアベルトにて被加熱物を搬送・加熱する構
成の高周波加熱装置を示すものである。
【0003】図7において、1は加熱庫、2は回転アン
テナ、3は被加熱物検出装置、4は開口、5は導波管、
6はチョーク、7はベルト駆動モーター、8はコンベア
ベルトを示す。複数個の同一形状・同一給電の加熱庫を
連結し、それぞれの加熱庫へ供給する高周波電力を連続
あるいは断続運転で制御しながら、その中をコンベアベ
ルトにて食品を搬送・加熱するものである。食品の加熱
ムラを軽減するために、連結された加熱庫の高周波電力
を、先頭加熱庫から順に自然対数的に減少させる電力配
分とし、またそれぞれの加熱庫の入口に被加熱物検出装
置を設けて食品の最前列及び最後尾を検出し、加熱庫内
を食品が十分に満たしていない最前列及び最後尾の通過
時に、供給電力を減じる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、初期の性能は得られるものの数多くのマ
グネトロンを使用している関係上、経時変化により個々
のマグネトロンの劣化や故障で本来の性能が継続的には
得難く、またコンベア式の高周波加熱装置は生産設備と
して供用される場合が多く、従って大量の食材を計画的
に加熱調理するため、性能劣化や故障を事前に把握する
必要があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、個々のマグネトロンの発振状況を検出することによ
り、劣化や故障を事前に把握し、また故障が発生した場
合にも他のマグネトロンや加熱庫で必要な高周波電力を
補償する構成とすることにより、安定性・信頼性・サー
ビス性を高め、特に生産設備としてのコンベア式高周波
加熱装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の高周波加熱装置は、マグネトロンを
駆動する高圧電源の倍電圧整流用ダイオードに流れる電
流を検出することで電流値の正常・異常を判定するとと
もに、正常値に達するまでの時間を知ることにより、安
定した高周波電力の確保及び加熱ムラの発生防止と、マ
グネトロンの劣化・故障を事前に把握することができ、
また一部のマグネトロンが故障となった場合でも、他の
マグネトロンや加熱庫で供給電力補償することにより、
安定した性能を長期間維持するとともに、事前管理によ
るサービス性を高め、更には一部で故障が発生した場合
でも継続して食材の加熱調理を行うことができる等の効
果がある。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、経時変
化によりマグネトロンの立ち上がり時間が徐々に長くな
る特性を持つことから、予め定められた高周波電力を発
生させるために、単にオンオフ時間を設定するだけでな
く、マグネトロンが定常動作になってからオン時間を計
測して制御するとともに、所定のタイミングでマグネト
ロン相互の断続を行うことにより、常に安定した高周波
電力を供給と、加熱ムラを低減させる効果がある。
【0008】請求項2に記載の発明は、マグネトロンを
駆動する高圧電源の倍電圧整流用ダイオードに流れる電
流を検出することで電流値の正常・異常を判定する構成
のため、確実な検出が簡単で安価に実現できるものであ
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、供給する高周波
電力の安定化と、マグネトロンの正常・異常を判定する
だけでなく、マグネトロンの立ち上がり時間が正常な範
囲から外れた場合に、故障になる以前にマグネトロンの
劣化を報知し、事前管理の容易性とサービス性を高める
ものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、マグネトロンの
劣化や故障により、予め定められた高周波電力が得られ
ない場合に、自動的に制御方法を変更することにより、
同様の加熱調理を継続して行うことが可能な構成とし、
生産設備としての信頼性を向上させるものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、断続運転を実施
している加熱庫、即ち最大出力設定となっていない加熱
庫で、例えば1本のマグネトロンが故障となった場合
に、他の正常なマグネトロンのオン時間を増加させるこ
とにより、その加熱庫に供給する高周波電力を一定に保
ち、食材の加熱調理結果の安定化を図るものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、連続運転を実施
している加熱庫、即ち最大出力設定となっている加熱庫
で、マグネトロン故障となって高周波電力が不足する場
合に、次段以降の断続運転を行っている加熱庫の供給電
力を増加させることにより、全体の高周波電力を一定に
保ち、食材の加熱調理結果の安定化を図るものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、上記に示すよう
にマグネトロンの異常状態が発生し、電力補償運転を実
施している場合にこの事態を報知し、電力補償運転が可
能な間にサービスを実施する等、事前管理を容易にする
ものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0015】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す高周波加熱装置の要部断面図である。図1におい
て、1−aから1−eは連結された加熱庫、4はその開
口を示し、駆動ローラー9によりコンベアベルト8が駆
動され、その上に載置された食材(図示せず)が、開口
4を通して、加熱庫1内を通過し、加熱される仕組みと
なっている。6はチョーク、10はマグネトロンを示
す。本実施例では、各加熱庫1の上部及び下部にマグネ
トロン10をそれぞれ4本ずつ配置した構成となってい
る。
【0016】図2は、同回路図であり、11は主開閉
器、12はインバーター、7はベルト駆動モーターを示
す。制御手段13により、インバーター12を介して、
ベルト駆動モーター7は自在に回転数を変えることがで
き、これにより駆動ローラー9を駆動して、コンベアベ
ルト8の速度を制御する。14−aから14−eは高圧
電源部であり、個々の加熱庫1−aから1−eにそれぞ
れ対応するとともに、各高圧電源部14は、それぞれ8
個のマグネトロン10を駆動する。15は半波倍電圧整
流するためのコンデンサ、16は同ダイオードであり、
ダイオード16に直列に電流検出用の抵抗17を挿入す
る。マグネトロン10が正常動作している場合、ダイオ
ード16に流れる平均電流は、本実施例では、250〜
300mAであり、抵抗17を10Ωに設定しているた
め、2.5〜3Vの信号電圧として、制御手段13にフ
ィードバックされる。制御手段13は、この信号電圧を
受けて、予め設定されている断続運転のオン時間設定に
対し、マグネトロン10の立ち上がり遅れ時間を加味し
て、高周波供給電力を安定化とマグネトロン10相互間
の発振のタイミングを保つ。
【0017】図3は、この制御の様子を示したタイムチ
ャートであり、第三加熱庫1−cが40%の高周波出力
に設定された場合を例として説明する。第三加熱庫1−
cには、上部に第1から第4のマグネトロン、下部に第
1から第4のマグネトロンの計8本が設置されており、
それぞれが所定の周期で断続運転を繰り返すとともに、
第1から第4のマグネトロンはt秒ずつオン時間をずら
すことにより、第三加熱庫1−cを通過する食材のタイ
ミングに起因する高周波電力の供給量のバラツキが生じ
ない構成となっている。高周波出力40%であることか
ら、Tonは8秒、Toff は12秒が所定の設定と
なるが、マグネトロンは電圧印加後、数秒の立ち上がり
時間を要する。各マグネトロンの発振をt秒ずつずらし
た所定のタイミングとオン時間をTon、同様のオフ時
間をToffとした場合に、仮に設定された立ち上がり
時間Td0を加味して動作を開始すると、先ず上部第1
マグネトロンに電圧が印加され、Td1秒遅れて信号電
圧が発生する。制御手段13は、この信号電圧を受け
て、仮に設定されたTd0をTd1に置き換えて制御す
るため、8秒オン/12秒オフの正味の時間とタイミン
グで高周波出力を制御することができる。その他のマグ
ネトロンも同様に、Td2からTd8の立ち上がり遅れ
時間でTd0を補正して制御する。
【0018】マグネトロン10の立ち上がり遅れ時間は
個体差や印加電圧等によりバラツクが、当初1.5〜
2.5秒のものが、経時変化・劣化とともに長くなり、
本実施例では、3.5秒で交換勧告、4.5秒で不良と
判定し、報知する構成とした。
【0019】図4は、高圧電源部14を示す回路図であ
る。前述したマグネトロン10の立ち上がり遅れ時間
は、主にマグネトロン10のフィラメント温度の立ち上
がりによるものであり、本図に示すようにフィラメント
を別の電源、即ちヒータートランス18で常時あるいは
高圧トランス19の印加開始数秒前に加熱することによ
り、立ち上がり時間を0.1秒以下に短縮することがで
きる。しかしながら同様に、経時変化・劣化により立ち
上がり時間は長くなり、1〜2秒に達すれば、交換する
必要が生じ、高価な高圧トランス19・ヒータートラン
ス18分離タイプを使用しても効果は得られず、換言す
れば、本発明によれば、安価な一体型高圧トランス20
を使用した構成で実現しうるものである。
【0020】以上のように、実施例1の構成によれば、
マグネトロンに経時変化による劣化が生じても、常に安
定した高周波電力供給と、ムラの生じにくい加熱調理性
能を維持するとともに、故障になる以前に劣化状況を把
握できることから、事前管理の容易性とサービス性を向
上しうるものである。
【0021】(実施例2)図5は、本発明の実施例2を
説明するための、加熱庫1−a〜1−e全体の供給電力
配分を示す加熱パターン図である。食材を均一加熱する
ため、第一加熱庫1−aを最大出力、即ち連続運転に設
定し、第二加熱庫1−b以下を順に断続運転により出力
を下げる構成とする。加熱庫1−b〜1−eにおいて、
マグネトロン10が偶発的に不良となった場合の高周波
電力補償運転の制御方法について、第三加熱庫1−cを
例に図6を用いて説明する。
【0022】図6は、上部第二マグネトロンが不良とな
って、発振を停止した場合の制御方法を例に示す。制御
手段13により、上部第一マグネトロンに引き続いて、
t秒遅れで上部第二マグネトロンにTon時間発振する
ように制御されているにもかかわらず、信号電圧が制御
手段13にフィードバックされない場合、次のサイクル
から、上部第二マグネトロンを除く他の3本のみの制御
に切り替える。即ち、Ton時間を本来の時間の4/3
倍にするとともに、マグネトロン相互間の発振タイミン
グのズレtも4/3倍とする。この場合、下部マグネト
ロンについては、通常の制御を継続し、補償運転の対象
とはならない。この制御により、故障前の出力電力が得
られるのみならず、食材に対する加熱ムラに関しても、
最小限の劣化にとどめることができる。
【0023】次に、図5において、最大出力で運転して
いる第一加熱庫1−aで、偶発的に上記と同様の不良が
発生した場合、補償運転の制御方法について説明する。
連続運転を行っている加熱庫の場合、その加熱庫での補
償は不可能なため、これに続く加熱庫、即ち第二加熱庫
1−bにより行う。制御手段13が連続運転中である第
一加熱庫1−aのマグネトロン8本の内、1本からの信
号電圧が消失した場合、第一加熱庫1−aの出力は8
7.5%となるため、第二加熱庫1−bの高周波出力を
77.5%に高める指示を出す。即ち、第二加熱庫1−
bのTon時間を13秒から15.5秒、Toffを7
秒から4.5秒に変更する。この制御により、故障前と
同様の出力電力を得ることができ、また加熱調理を継続
することができる。
【0024】食材が分厚く、上記の補償運転では加熱ム
ラ、特に上下ムラが出やすい場合に、例えば第一加熱庫
1−aの上部第一マグネトロンに不良が発生した場合、
下部第一マグネトロンも同時に停止させることにより、
上下バランスを保つとともに、第一加熱庫1−aの高周
波電力が75%になることから、第二加熱庫1−bの出
力を90%にして補償運転を行うことも、食材によって
は非常に有効である。
【0025】上記のような補償運転を実施した場合、加
熱庫10全体の高周波電力は補償されるものの、加熱ム
ラという見方をすれば、正常状態に比べれば劣ることは
否めず、また、新たな不良が追加発生した場合に、対応
範囲内か否かが明確でないため、不良マグネトロンの番
号表示を行い、早急なサービス対応を促す。しかしなが
ら、生産設備として供用されている場合に、操業停止と
いう最悪の事態を招く可能性は極めて低く、信頼性の高
いコンベア式の高周波加熱装置を提供できるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3に記載の発
明によれば、マグネトロンの経時変化による劣化に対し
て、常に安定した高周波電力を供給できるとともに、マ
グネトロン相互間の発振のタイミングを保ち続けること
から、加熱ムラの発生を防止することができる。加え
て、マグネトロンの劣化の状態を報知することにより、
事前管理の容易性とサービス性を向上させることができ
る。
【0027】また、請求項4〜7に記載の発明によれ
ば、偶発的にマグネトロンに不良が発生した場合でも、
同一加熱庫内のマグネトロン相互間、あるいは加熱庫相
互間で補完し、補償運転を行うことができるため、継続
して稼働でき、特に生産設備として供用される場合に、
極めて信頼性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の要
部断面図
【図2】本発明の実施例1における高周波加熱装置の回
路図
【図3】本発明の実施例1における高周波加熱装置の断
続出力制御のタイムチャート
【図4】本発明の実施例1における高周波加熱装置の高
圧電源部の回路図
【図5】本発明の実施例2における高周波加熱装置の加
熱庫全体の供給電力配分を示す加熱パターン図
【図6】本発明の実施例2における高周波加熱装置の高
周波供給電力補償動作を示すタイミングチャート
【図7】(a)従来の高周波加熱装置の要部を示す平面
図 (b)従来の高周波加熱装置の要部を示す正面図
【符号の説明】
1 加熱庫 4 開口 7 ベルト駆動モーター 8 コンベアベルト 9 駆動ローラー 10 マグネトロン 13 制御手段 16 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/64 H05B 6/64 K 6/78 6/78 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接して設けられた複数個の同一構成の
    加熱庫と、各々の加熱庫に設けられた入口及び出口の被
    加熱物用開口と、これら開口を通して全加熱庫を貫通す
    るコンベアベルトと、該コンベアベルトを駆動する駆動
    手段と、各々の加熱庫に高周波を供給する高周波発生装
    置と、該高周波発生装置の発生電力及び前記コンベアベ
    ルトの走行速度を制御する制御手段とを具備し、前記高
    周波発生装置にはそれぞれ複数個のマグネトロンと、該
    マグネトロンの発振状況を検出する検出手段とを具備す
    るとともに、前記制御手段により前記マグネトロンの正
    味の発振時間で高周波電力を発生させ、且つマグネトロ
    ン相互の断続タイミングの関係を維持して制御する構成
    とした高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネトロンの発振状況を検出する
    検出手段は、倍電圧整流用ダイオードに流れる電流を検
    出するとともに、予め定められたレベルを継続して越え
    ることにより、発振・非発振を判定して制御する構成と
    した請求項1の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記マグネトロンの発振状況を検出する
    検出手段は、マグネトロンが正常発振に到達するまでの
    時間を検出するとともに、予め定められた時間と比較す
    ることにより、マグネトロンの交換時期を報知してなる
    請求項1の高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 隣接して設けられた複数個の同一構成の
    加熱庫と、各々の加熱庫に設けられた入口及び出口の被
    加熱物用開口と、これら開口を通して全加熱庫を貫通す
    るコンベアベルトと、該コンベアベルトを駆動する駆動
    手段と、各々の加熱庫に高周波を供給する高周波発生装
    置と、該高周波発生装置の発生電力及び前記コンベアベ
    ルトの走行速度を制御する制御手段とを具備し、前記高
    周波発生装置にはそれぞれ複数個のマグネトロンと、該
    マグネトロンの発振状況を検出する検出手段とを具備す
    るとともに、前記高周波発生装置の発生電力は連続ある
    いは断続運転することにより制御され、予め定められた
    発生電力が得られない場合に、発生電力補償する構成と
    した高周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 断続運転により高周波発生電力が制御さ
    れている加熱庫において、複数個のマグネトロンの一部
    に異常を来して、予め定められた発生電力が得られない
    場合に、他の正常なマグネトロンのオン時間を増加させ
    て発生電力補償する構成とした請求項4の高周波加熱装
    置。
  6. 【請求項6】 連続運転により高周波発生電力が制御さ
    れている加熱庫において、複数個のマグネトロンの一部
    に異常を来して、予め定められた発生電力が得られない
    場合に、他の加熱庫の高周波発生電力を増加させて発生
    電力補償する構成とした請求項4の高周波加熱装置。
  7. 【請求項7】 請求項5及び請求項6で示すように、高
    周波発生電力を補償する状態が生じた場合に、マグネト
    ロンの交換時期を報知してなる請求項の高周波加熱装
    置。
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