JPH05290433A - 光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録装置

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JPH05290433A
JPH05290433A JP9291792A JP9291792A JPH05290433A JP H05290433 A JPH05290433 A JP H05290433A JP 9291792 A JP9291792 A JP 9291792A JP 9291792 A JP9291792 A JP 9291792A JP H05290433 A JPH05290433 A JP H05290433A
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JP
Japan
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magneto
optical recording
permanent magnet
holder
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP9291792A
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English (en)
Inventor
Sunao Sugiyama
直 杉山
Kenichiro Arai
健一郎 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH05290433A publication Critical patent/JPH05290433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス磁界発生機構が簡単に組立てでき、
振動、共振を防止する光磁気記録装置を提供する。 【構成】 永久磁石部材と、電磁コイル部材を保護する
遮蔽部材に、バイアス磁界発生機構の位置を規制するば
ね部と、バイアス磁界発生機構を一方向に付勢するばね
部を設けた。 【効果】 光磁気記録装置にバイアス磁界発生機構を簡
単い組み込めると共に、振動、共振の防止に大幅な向上
が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイアス磁界発生機構を
用いた光磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイアス磁界発生機構の光磁気記
録装置への取り付けは、バイアス磁界発生機構をユニッ
ト化し、カートリッジ挿入時のホルダーの動きに対応さ
せ、メディア面に対し接近、離脱動作を行っていた。ま
た光磁気記録装置に用いられるバイアス磁界発生機構と
して特願平1−292058の例が上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記最初の機構におい
ては構造が複雑になり、小型化するには問題があった。
また上記実施例においては光磁気記録装置に取り付ける
詳細な説明がなされていない。
【0004】本発明は、バイアス磁界発生機構を小型
化、薄型化すると共に、光磁気記録装置に簡単に取り付
けられるよう組立性の向上を図り、さらには、信頼性に
大きく影響するバイアス磁界発生機構の振動、共振を防
止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光磁気記録装置は、光磁気記録メディアを
収納するカートリッジ部材と、前記カートリッジ部材を
保持し前記光磁気記録メディア面の対向部の一部に切り
欠き部を有するホルダー部材と、前記光磁気記録メディ
ア面に略平行に配置された永久磁石部材と、前記ホルダ
ー部材の切り欠き部に装着され前記永久磁石部材を回転
可能に軸支するケース部材と、前記永久磁石部材を回転
駆動する前記ケース部材に装着された電磁部材と、前記
ホルダー部材の切り欠き部に位置決め装着され前記光磁
気記録メディアと前記永久磁石および前記電磁部材の間
に位置する遮蔽部材とからなり、前記ホルダー部材の切
り欠き部に係止部を、前記ケース部材に前記係止部と係
合する被係止部を設け、前記遮蔽部材に前記ホルダー部
材と前記ケース部材を前記光磁気記録メディア面に対し
それぞれ垂直方向で且つ反対側に付勢するばね部材と、
前記ケース部材の一部と係合し前記光磁気記録メディア
面に対し垂直方向に変位可能なばね部材を設けたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】ホルダー部材の切り欠き部に設けた係止部と、
ケース部材に設けた被係止部で、ケース部材の光磁気記
録メディア面に対し垂直方向の一方向、および、光磁気
記録メディア面に対し平行方向の一方向以外を規制し、
遮蔽部材に設けられた光磁気記録メディア面の垂直方向
に付勢するばね部材によりケース部材の光磁気記録メデ
ィア面に対し垂直方向の反対方向、および、光磁気記録
メディア面に対し垂直方向に変位可能なばね部材は光磁
気記録メディア面に対し平行方向の一方向の動きを規制
する。
【0007】
【実施例】本発明を図面を用いて説明する。図1は本発
明のバイアス磁界発生機構と光磁気記録装置の一部を示
した斜視図、図2は本発明のバイアス磁界発生機構の構
成を示す斜視図、図3は本発明のバイアス磁界発生機構
のA−A方向の断面図、図4は本発明のバイアス磁界発
生機構のB−B方向の断面図である。11はバイアス磁
界発生機構のケース部材であるケース、12は軸部13
aを有する磁石軸13が両端に固定された棒状の永久磁
石部材である永久磁石、14はベアリングである。17
は片面に電気導体が形成されたFPC、16はFPC1
7の片面に接着されたFPC補強板、15はL字型の電
磁コイルで、L字の一面がFPC17に接着され、コイ
ル端末15bはFPC17の導体に半田付けされてい
る。18は永久磁石12の極性を検出するホール素子で
FPC17に半田付けされている。19は永久磁石12
の回転軸方向に略平行な面と、永久磁石12の回転軸方
向に略直角な面である折曲げ部19aを有する軟磁性材
料で作られた継鉄である。以上の構成によりバイアス磁
界発生機構10は構成されている。
【0008】尚、電磁コイル15の取付部材にFPC1
7とその補強板16を用いたが普通のプリント基板で
も、電磁コイルを固定できる部材であれば板にかかわら
ず、電磁コイルをインサート成形した成形品でもかまわ
ない。
【0009】続いて、組立て方法について説明する。磁
石軸13が固定された永久磁石12をケース11内にセ
ットし、両サイドよりベアリング14をケース11に設
けられた穴11aに磁石軸13の軸部13aを軸支する
よう挿入すると、永久磁石12は回転可能にケース11
に支持装着される。続いて、電磁コイル15が固定され
たFPC17および補強板16をケース11の平面11
bに装着する。この時FPC17および補強板16はケ
ース11の突起11c、11dにより矢印E方向の位置
が規制される。最後に、継鉄19を折曲げ部19aがケ
ース11の切り欠き11e部にはまり込むよう装着する
と、折曲げ部19aがFPC17および補強板16の矢
印F方向の動きを規制し、さらに、ベアリング14のケ
ース11からの脱落を防止する。この時、継鉄19は永
久磁石12の吸引力により補強板16、FPC17を介
してケース11に固定される。つまり、電磁コイル1
5、補強板16、FPC17および継鉄19は接着剤、
固定ネジ等を使用しないで簡単に組立てることができ
る。永久磁石12は継鉄19の作用により磁気的な安定
点である図4の位置に安定し停止する。
【0010】次に、継鉄19の折曲げ部19aのベアリ
ング14の脱落防止以外の働きについて述べる。図5は
永久磁石12と継鉄19による磁束分布図である。永久
磁石12のN極からでた磁束は継鉄19を介しS極に戻
る。光磁気による記録に必要な磁束はメディア1の1a
部を横切る磁束であり、記録に必要な磁束を1a点で確
保すると、継鉄19の永久磁石12の反対面(記録装置
の外側)から空中に漏れる磁束が大きくなる。継鉄19
の折曲げ部19aがある場合と無い場合の外部に漏れる
磁束は、実験では、無い場合には継鉄19から約10m
m離れた位置で55ガウスであったのに対し、折曲げ部
19aがある場合には45ガウスとなり約10ガウスの
低減効果があった。また、永久磁石12の電磁コイル1
5への通電なしで回転させた場合の回転トルクを図6に
示す。101は継鉄19の折曲げ部19aがある場合、
102は継鉄19の折曲げ部19aが無い場合の回転ト
ルクで、ある場合の方が安定点(角度0°の点)での傾
き、およびピーク値が下がっていることがわかる。これ
は、電磁コイル15により永久磁石12を回転させる場
合に小さなトルク、即ち小さな駆動力で回転させること
ができることを示している。
【0011】続いて、本発明のバイアス磁界発生機構を
光磁気記録装置に取付ける方法について述べる。2は光
磁気記録メディア1が収納されたカートリッジで、ホル
ダ3に矢印C,D方向が規制されて挿入されている。ホ
ルダ3にはメディア1の記録面に対向する位置にケース
11が入る穴3a(切り欠き部)が設けられ、更に穴3
aの一部に折曲げ部3b(係止部)が設けられている。
4はバイアス磁界発生機構10の永久磁石12および電
磁コイル15の保護を兼ねた遮蔽部材であるカバーで、
非磁性のばね材で作られている。カバー4にはホルダ3
の穴3aに装着したときに矢印D方向、矢印G,反矢印
G方向の位置を規制する折曲げ部4a,4b、および表
面がホルダ3のカートリッジ2側の面と略同一平面にな
るように位置決めする折曲げ部4c、ばね性を有する4
d,4e部からなっている。
【0012】バイアス磁界発生機構10のホルダ3への
組み込みは、カバー4をホルダ3の穴3aにセットし、
さらにバイアス磁界発生機構10をケース11の突起1
1f(被係止部)と折曲げ部3bが干渉しないように反
矢印G方向にずらし、カバー4の上面にセットした後矢
印G方向にスライドすると、折曲げ部3bの突起とケー
ス11の突起11fが係合し、メディア1の記録面に対
し垂直方向である反矢印H方向の位置と、メディア1の
記録面に対し平行方向である反矢印G方向以外の動きが
規制される。また、バイアス磁界発生機構10のカバー
4の上面へのセット時にはカバー4のばね部4eをメデ
ィア1の記録面に対し垂直方向にたわめながら(図3一
点鎖線)矢印G方向にスライドする。所定位置にスライ
ドするとばね部4eはケース11の端面から外れ元の形
状に復帰するため、バイアス磁界発生機構10は反矢印
G方向の動きが規制される。カバー4のばね部4dの取
付前の形状は、図4一点鎖線に示す形状をしており、取
付時にはホルダ3によりたわめられケース11を反矢印
H方向に押上げ、折曲げ部3bの突起にケース11の突
起11fを押し当て、メディア1の記録面に対し垂直方
向である矢印H方向の動きを規制する。
【0013】尚、バイアス磁界発生機構10の矢印D方
向の規制は、直接ケース11と折曲げ部3bで行って
も、穴3aとカバー4の4b部を介してケース11を規
制してもかまわない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、従来のようにバイアス磁界発生機構をユニット化
し、カートリッジ挿入時のホルダーの動きに対応させ、
メディア面に対し接近、離脱動作を行なう必要がないた
め、構造が簡単で信頼性が高く小型、薄型化が容易に図
れる。さらには、バイアス磁界発生機構をホルダーに固
定するために、永久磁石および電磁コイルの保護を兼ね
たカバーの一部にばね性を持たせ、そのばね性を使い接
着剤、固定ネジ等を使用しないで簡単に組立ができるた
め、組立時間の大幅な短縮が可能となりコストダウンの
効果も大なるものがある。また、永久磁石および電磁コ
イルの保護を兼ねたカバーの他の一部にばね性を持た
せ、そのばね力を使い部品精度のバラツキによるバイア
ス磁界発生機構をホルダに組み込むときに発生するガタ
を吸収し、光磁気記録装置の信頼性に大きく影響する振
動、共振を防止する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバイアス磁界発生機構と光磁気記録装
置の一部を示した斜視図。
【図2】本発明のバイアス磁界発生機構の構成を示す斜
視図。
【図3】本発明のバイアス磁界発生機構のA−A方向の
断面図。
【図4】本発明のバイアス磁界発生機構のB−B方向の
断面図。
【図5】本発明のバイアス磁界発生機構の永久磁石と継
鉄による磁束分布図。
【図6】本発明のバイアス磁界発生機構の永久磁石の回
転トルク図。
【符号の説明】
1 光磁気記録メディア 2 カートリッジ 3 ホルダ 4 カバー 10 バイアス磁界発生機構 11 ケース 12 永久磁石 13 磁石軸 14 ベアリング 15 電磁コイル 16 補強板 17 FPC 18 ホール素子 19 継鉄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録メディアを収納するカートリ
    ッジ部材と、前記カートリッジ部材を保持し前記光磁気
    記録メディア面の対向部の一部に切り欠き部を有するホ
    ルダー部材と、前記光磁気記録メディア面に略平行に配
    置された永久磁石部材と、前記ホルダー部材の切り欠き
    部に装着され前記永久磁石部材を回転可能に軸支するケ
    ース部材と、前記永久磁石部材を回転駆動する前記ケー
    ス部材に装着された電磁部材と、前記ホルダー部材の切
    り欠き部に位置決め装着され前記光磁気記録メディアと
    前記永久磁石および前記電磁部材の間に位置する遮蔽部
    材とからなり、前記ホルダー部材の切り欠き部に係止部
    を、前記ケース部材に前記係止部と係合する被係止部を
    設け、前記遮蔽部材に前記ホルダー部材と前記ケース部
    材を前記光磁気記録メディア面に対しそれぞれ垂直方向
    で且つ反対側に付勢するばね部材と、前記ケース部材の
    一部と係合し前記光磁気記録メディア面に対し垂直方向
    に変位可能なばね部材を設けたことを特徴とする光磁気
    記録装置。
JP9291792A 1992-04-13 1992-04-13 光磁気記録装置 Pending JPH05290433A (ja)

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JP9291792A JPH05290433A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 光磁気記録装置

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JP9291792A JPH05290433A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 光磁気記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH05290433A true JPH05290433A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14067842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9291792A Pending JPH05290433A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 光磁気記録装置

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JP (1) JPH05290433A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5777952A (en) * 1995-07-12 1998-07-07 Hitahi, Ltd. Thin bias magnet unit for magneto-optical recording device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5777952A (en) * 1995-07-12 1998-07-07 Hitahi, Ltd. Thin bias magnet unit for magneto-optical recording device

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