JPH05289933A - メモリアドレス生成装置 - Google Patents

メモリアドレス生成装置

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JPH05289933A
JPH05289933A JP4095175A JP9517592A JPH05289933A JP H05289933 A JPH05289933 A JP H05289933A JP 4095175 A JP4095175 A JP 4095175A JP 9517592 A JP9517592 A JP 9517592A JP H05289933 A JPH05289933 A JP H05289933A
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JP
Japan
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ram
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count
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Application number
JP4095175A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Shimizu
泰行 清水
Noritsugu Matsubishi
則嗣 松菱
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ICのチップ面積の縮小及び消
費電力の低減を図ることができるメモリアドレス生成装
置を提供することを目的とする。 【構成】 列アドレス生成用カウンタ31と行アドレス
生成用カウンタ32は、縦続接続回路33により縦続接
続される。この接続方向は、すべてのメモリアドレスが
更新されるたびに、接続方向切替え回路34により切り
替えられる。この場合、すべてのメモリアドレスが更新
されたか否かは、カウンタ31,32のカウント出力に
基づいて判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリを使って転置
行列を生成する場合のメモリアドレスを生成するメモリ
アドレス生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、科学関係のデータ処理において
は、行列演算を行うことが多い。この行列演算において
は、行と列を入れ替える転置処理が必要となることがあ
る。
【0003】デジタル回路において、転置処理を行う場
合、通常、ランダムアクセスメモリ(以下、「RAM」
という)が使用される。
【0004】ここで、RAMを使った転置処理の概要
を、図2を参照しながら正方行列(行数と列数が同じ行
列)を例に説明する。
【0005】図2は、RAMのセルアレイを示すもので
ある。このセルアレイ上の各セルの番地aは、RAMの
行アドレスのデコード出力をi,列アドレスのデコード
出力をjとすると、a(ij)と表される。なお、図2
には、説明を簡単にするために、行アドレスと列アドレ
スがそれぞれ1ビットで表される場合を代表として示
す。
【0006】このような構成において、RAMにデータ
を書き込む場合は、例えば、列アドレス側からメモリア
ドレスの更新が開始される。これにより、すべての列ア
ドレスが1回更新されるたびに、行アドレスが1つずつ
更新される。その結果、データは、a(00)→a(0
1)→a(10)→a(11)の順にRAMに書き込ま
れる。
【0007】これに対し、RAMからデータを読み出す
場合は、行アドレス側からメモリアドレスの更新が開始
される。これにより、すべての行アドレスが1回更新さ
れるたびに、列アドレスが1つずつ更新される。その結
果、データは、a(00)→a(10)→a(01)→
a(11)の順にRAMから読み出される。これによ
り、データは、行と列を入れ替えられた状態でRAMか
ら読み出される。
【0008】図3は、正方行列を転置処理する場合のメ
モリアドレスを生成する従来のメモリアドレス生成装置
の構成を示すブロック図である。
【0009】図において、11はデータを格納するため
のRAMである。このRAMは2Nビット分の記憶容量
をもつ。12は、このRAM11をアクセスするための
メモリアドレスを生成するメモリアドレス生成装置であ
る。
【0010】メモリアドレス生成装置12において、1
21はメモリアドレスを生成するためのNビットカウン
タである。このカウンタ121は、マシンサイクルに同
期したクロック信号CKに同期して順次1ずつカウント
アップするように構成されている。
【0011】122,123は、カウンタ121の下位
N/2ビット分のカウント出力CLと上位N/2ビット
分のカウント出力CUのいずれか一方を選択するセレク
タである。各セレクタ122,123の選択出力は、そ
れぞれRAM11の列アドレスX及び行アドレスYとし
て使用される。
【0012】124,125は、クロック信号CKに同
期して対応するセレクタ122,123の選択出力をラ
ッチするラッチ回路である。各ラッチ回路124,12
5のラッチ出力は、RAM11に供給され、上述した
j,iにデコードされる。
【0013】126は、セレクタ122,123の選択
動作を制御する制御信号SCを出力する制御信号発生回
路である。この制御信号発生回路126は、クロック信
号CKに同期して1ずつカウントアップするNビットカ
ウンタを有し、このカウンタのカウント出力に基づい
て、2N マシンサイクルごとに極性が反転する制御信号
SCを出力するようになっている。
【0014】上記構成において動作を説明する。
【0015】制御信号発生回路126から出力される制
御信号SCがロウレベル“L”のとき、セレクタ12
2,123においては、例えば、入力Aが選択される。
これにより、この場合は、カウンタ121のカウント出
力CLが列アドレスXとして選択され、カウント出力C
Uが行アドレスYとして選択される。その結果、この場
合は、メモリアドレスY・Xの更新が列アドレスX側か
ら開始される。
【0016】このような状態において、カウンタ121
のカウント出力が2N に達すると、制御信号SCがロウ
レベル“L”からハイレベル“H”に切り替えられる。
これにより、セレクタ122,123においては、今度
は、入力Bが選択される。その結果、この場合は、カウ
ント出力CLが行アドレスYとして選択され、カウント
出力CUが列アドレスXとして選択される。これによ
り、メモリアドレスY・Xの更新は、今度は、行アドレ
スY側から開始される。
【0017】以上から、例えば、N=2とすると、カウ
ンタ121のカウント出力CU・CLは、各マシンサイ
クルごとに、L・L→L・H→H・L→H・H→…と変
化する。また、制御信号発生回路126の制御信号SC
は、4マシンサイクルごとに、L→H→…と変化する。
これにより、RAM11のメモリアドレスY・Xは、L
・L→L・H→H・L→H・H→L・L→H・L→L・
H→H・H→…と変化する。
【0018】したがって、例えば、制御信号SCがロウ
レベル“L”のとき、RAM11にデータを書き込み、
ハイレベル“H”のとき、この書き込まれたデータを読
み出すようにすれば、RAM11に書き込まれたデータ
を行と列を入れ替えた状態で読み出すことができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のメモリアドレス生成装置12は、Nビットカウンタ1
21のカウント出力を2つに分け、これらを制御信号発
生回路126の出力に基づいて列アドレスXと行アドレ
スYに交互に振り分けるようになっている。
【0020】しかし、このような従来のメモリアドレス
生成装置においては、メモリアドレス生成用のNビット
カウンタ121のほかに、制御信号発生用のNビットカ
ウンタが必要であるため、装置を集積回路(以下、「I
C」という)化した場合、ICのチップ面積が大きくな
るとともに、消費電力が大きくなるという問題があっ
た。
【0021】そこで、この発明は、ICのチップ面積の
縮小及び消費電力の低減を図ることができるメモリアド
レス生成装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、列アドレス生成用カウント手段と行アド
レス生成用カウント手段を設け、これらを縦続接続する
とともに、その接続方向を、両カウント手段のカウント
出力に基づいて、すべてのメモリアドレスが更新される
たびに切り替えるように構成したものである。
【0023】
【作用】上記構成によれば、例えば、メモリにデータを
書き込む場合は、列アドレス生成用カウント手段からカ
ウント動作が開始されるように、両カウント手段が縦続
接続される。これに対し、メモリからデータを読み出す
場合は、行アドレス生成用カウント手段からカウント動
作が開始されるように、両カウント手段が縦続接続され
る。
【0024】これにより、メモリに書き込まれたデータ
は、行と列を入れ替えられた状態で読み出される。この
場合、両カウント手段の接続方向は、これらのカウント
出力に基づいて切り替えられるので、カウンタの回路規
模を従来の半分にすることができる。これにより、IC
のチップ面積の縮小及び消費電力の低減を図ることがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【0026】図において、20はデータを格納するため
のRAMである。このRAMは2Nビット分の記憶容量
をもつ。30は、このRAM20をアクセスするための
メモリアドレスを生成するメモリアドレス生成装置であ
る。
【0027】このメモリアドレス生成装置30におい
て、31は、RAM20の列アドレスXを生成するため
の列アドレス生成用カウンタである。32は、RAM2
0の行アドレスYを生成するための行アドレス生成用カ
ウンタである。
【0028】これら2つのカウンタ31,32は、いず
れもキャリー入力CIがハイレベル“H”に設定される
と、マシンサイクルに同期したクロック信号CKに同期
して1ずつカウントアップするように構成されている。
また、これら2つのカウンタ31,32のビット数は、
いずれもN/2に設定されている。
【0029】33は、カウンタ31,32を縦続接続す
ることにより、Nビットカウンタを組み立てる縦続接続
回路である。この場合の接続方向としては、カウンタ3
1からカウンタ32にキャリー信号が供給される方向
(以下、「第1の接続方向」という)と、逆に、カウン
タ32からカウンタ31にキャリー信号が供給される方
向(以下、「第2の接続方向」という)がある。
【0030】34は、すべてのメモリアドレスY・Xが
更新されるたびに、カウンタ31,32の接続方向を切
り替える接続方向切替え回路である。この場合、すべて
のメモリアドレスY・Xが更新されたか否かは、カウン
タ31,32のカウント出力に基づいて判定される。
【0031】35,36はそれぞれカウンタ31,32
から出力されるアドレスX,Yを、クロック信号CKに
同期してラッチするラッチ回路である。各ラッチ回路3
5,36にラッチされたアドレスX,Yは、RAM20
に供給され、それぞれ上述したj,iにデコードされ
る。
【0032】上記構成において動作を説明する。
【0033】今、接続方向切替え回路34により、接続
方向が第1の接続方向に切り替えられたとする。この場
合、カウンタ31のキャリー入力CIは、縦続接続回路
33により常時ハイレベル“H”に設定される。これに
より、この場合は、カウンタ31からカウントが開始さ
れる。
【0034】この後、カウンタ31のカウント出力が2
N/2 に達すると、言い換えれば、すべての列アドレスX
が更新されると、縦続接続回路33からカウンタ32に
キャリー信号が供給される。これにより、カウンタ32
のカウント出力が、クロック信号CKに同期して1だけ
カウントアップする。
【0035】以下、同様に、カウンタ31のカウント出
力が2N/2 に達するたびに、カウンタ32にキャリー信
号が供給され、このカウンタ32のカウント出力が1ず
つカウントアップする。これにより、メモリアドレスY
・Xは、すべての列アドレスXが1回更新されるたび
に、行アドレスYが1つずつ更新されるようにして更新
される。例えば、N=2とすれば、メモリアドレスY・
Xは、L・L→L・H→H・L→H・Hと更新される。
【0036】この後、カウンタ31,32のカウント出
力がいずれも2N/2 に達すると、言い換えれば、すべて
のメモリアドレスY・Xが更新されると、接続方向切替
え回路34により接続方向が第2の接続方向に切り替え
られる。これにより、今度は、カウンタ32のキャリー
入力CIが常時ハイレベル“H”に設定される。その結
果、この場合は、カウンタ32からカウントが開始され
る。
【0037】この後、カウンタ32のカウント出力が2
N/2 に達すると、言い換えれば、すべての行アドレスY
が更新されると、縦続接続回路33からカウンタ31に
キャリー信号が供給される。これにより、カウンタ31
のカウント出力がクロック信号CKに同期して1だけカ
ウントアップする。
【0038】以下、同様に、カウンタ32のカウント出
力が2N/2 に達するたびに、カウンタ31にキャリー信
号が供給され、このカウンタ31のカウント出力が1ず
つカウントアップする。これにより、この場合は、メモ
リアドレスY・Xは、すべての行アドレスYが1回更新
されるたびに、列アドレスXが1つずつ更新されるよう
にして更新される。例えば、N=2とすれば、メモリア
ドレスY・Xは、L・L→H・L→L・H→H・Hと更
新される。
【0039】この後、カウンタ31,32のカウント出
力がいずれも2N/2 に達すると、接続方向が第1の接続
方向に切り替えられ、再び、上述したような動作が実行
される。以下、同様に、カウンタ31,32のカウント
出力がいずれも2N/2 に達するたびに、接続方向が切り
替えられる。
【0040】このようにして生成されたアドレスX,Y
は、クロック信号CKに同期してDフリップフロップ回
路35,36にラッチされた後、RAM20に供給され
る。したがって、例えば、接続方向が第1の接続方向の
とき、RAM20にデータを書き込み、第2の接続方向
のとき、RAM20からデータを読み出すようにすれ
ば、転置行列を得ることができる。
【0041】図4は、図1のアドレス生成装置20の具
体的構成の一例を示すブロック図である。なお、図4に
は、説明を簡単にするため、N=4の場合を代表として
示す。 図示の如く、列アドレス生成用カウンタ31
は、2つの1ビットアップカウンタ311,312の縦
続接続により2ビットのアップカウンタとして構成され
ている。同様に、行アドレス生成用カウンタ32は、2
つの1ビットアップカウンタ321,322の縦続接続
により2ビットのアップカウンタとして構成されてい
る。
【0042】上記縦続接続回路33は、アップカウンタ
311,321のキャリー信号を出力するナンド回路3
31,332と、アップカウンタ311,321のキャ
リー入力CIを選択するセレクタ333,334により
構成されている。なお、セレクタ333,334は、選
択した入力信号を反転して出力するように構成されてい
る。
【0043】上記接続方向切替え回路34は、すべての
メモリアドレスY・Xが更新されたことを検出するため
のノア回路341と、接続方向の切替え信号を出力する
アップカウンタ342により構成されている。
【0044】上記ラッチ回路35は、アップカウンタ3
11,312のカウント出力をラッチするための2つの
Dフリップフロップ回路351,352により構成され
ている。同様に、ラッチ回路36は、アップカウンタ3
21,322のカウント出力をラッチするための2つの
Dフリップフロップ回路361,362により構成され
ている。
【0045】上記アップカウンタ311,312,32
1,322,342は、キャリー入力CIがハイレベル
“H”に設定されると、クロック信号CKに同期してカ
ウントアップするように構成されている。図5は、この
ようなアップカウンタ311,312,321,32
2,342の構成を示し、図6は、同じく真理値表を示
し、図7は、同じく動作タイミングを示す。
【0046】上記構成において動作を説明する。
【0047】今、アップカウンタ342のカウント出力
Qがロウレベル“L”に設定されたとする。この場合、
カウンタ31,32の接続方向は、第1の接続方向に設
定される。
【0048】すなわち、アップカウンタ342のカウン
ト出力Qがハイレベル“H”の場合、セレクタ333,
334においては、入力Aが選択される。これにより、
セレクタ333においては、ロウレベル“L”の信号が
選択される。その結果、このセレクタ333の出力SN
はハイレベル“H”となる。これにより、アップカウン
タ311のキャリー入力CIはハイレベル“H”に設定
される。その結果、このカウンタ311は、クロック信
号CKに同期してカウント動作を開始する。
【0049】これに対し、セレクタ334においては、
ナンド回路331の出力が選択される。このとき、ナン
ド回路331の出力はハイレベル“H”となっている。
これにより、セレクタ334の出力SNはロウレベル
“L”となる。これにより、アップカウンタ311のキ
ャリー入力CIはロウレベル“L”に設定される。その
結果、このアップカウンタ321のカウント動作は開始
されない。
【0050】アップカウンタ311がカウント動作を開
始することにより、このカウンタ311のカウント出力
Qは、図7に示すように、クロック信号CKに同期し
て、L→H→L→H→…と変化する。また、これに伴っ
て、キャリー出力COが、図7のように変化するので、
アップカウンタ312が、アップカウンタ311の2倍
の周期で動作する。これにより、アップカウンタ31
1,312のカウント出力Qは、クロック信号CKに同
期してL・L→H・L→L・H→H・H→…と変化す
る。
【0051】アップカウンタ311,312のカウント
出力Qが“H・H”となると、ナンド回路331の出力
がロウレベル“L”となる。これにより、セレクタ33
4の出力SNがハイレベル“H”となり、アップカウン
タ321のキャリー入力CIがハイレベル“H”とな
る。その結果、このカウンタ321のカウント動作が実
行される。
【0052】以下、同様に、アップカウンタ311,3
12のカウント出力Qが“H・H”となるたびに、アッ
プカウンタ321にキャリー信号が供給される。これに
より、アップカウンタ321は、アップカウンタ312
の2倍の周期で動作する。
【0053】アップカウンタ321のキャリー出力CO
は、アップカウンタ322にキャリー入力CIとして供
給される。これにより、アップカウンタ322は、アッ
プカウンタ321の2倍の周期で動作する。その結果、
4つのアップカウンタ311,312,321,322
のカウント出力Qは、クロック信号CKに同期して、L
・L・L・L→H・L・L・L→L・H・L・L→H・
H・L・L→L・L・H・L→…と変化する。
【0054】アップカウンタ311,312,321,
322のカウント出力Qが“H・H・H・H”となる
と、ナンド回路332の出力がいずれもハイレベル
“H”となる。これにより、ノア回路341の出力がハ
イレベル“H”となる。その結果、アップカウンタ34
2のキャリー入力CIがハイレベル“H”になる。これ
により、このカウンタ342のカウント出力Qがクロッ
ク信号CKに同期してハイレベル“H”に切り替えられ
る。
【0055】アップカウンタ342のカウント出力Qが
ハイレベル“H”になると、セレクタ333,334に
おいては、入力Bが選択される。これにより、アップカ
ウンタ311のキャリー入力CIはロウレベル“L”に
設定され、アップカウンタ321のキャリー入力CIは
ハイレベル“H”に設定される。その結果、今度は、カ
ウンタ32からカウント動作が開始される。これによ
り、カウンタ31,32の接続方向は、第2の接続方向
に設定されたことになる。
【0056】図8は、第1の接続方向から第2の接続方
向への切替え動作を示すタイミングチャートである。図
において、T1〜T4は第1の接続方向が設定されてい
る場合の最後の4マシンサイクルを示し、T5〜T7
は、第2の接続方向が設定されている場合の最初の3マ
シンサイクルを示す。
【0057】図示の如く、カウンタ311のカウント出
力Qは、各マシンサイクルT1〜T4に同期してL→H
→L→Hと変化し、マシンサイクルT5でロウレベル
“L”となる。また、カウンタ312のカウント出力Q
は、マシンサイクルT1でロウレベル“L”となり、マ
シンサイクルT3でハイレベル“H”となった後、マシ
ンサイクルT5で再びロウレベル“L”となる。
【0058】カウンタ321のカウント出力Qは、マシ
ンサイクルT1でハイレベル“H”となった後、この状
態をマシンサイクルT4まで維持される。また、カウン
タ322のカウント出力Qは、マシンサイクルT1の4
サイクル前でハイレベル“H”となった後、この状態を
マシンサイクルT4まで維持される。
【0059】マシンサイクルT4になると、カウンタ3
11,312のカウント出力Qがいずれもハイレベル
“H”となる。これにより、ナンド回路331の出力が
ロウレベル“L”となる。その結果、アップカウンタ3
21にキャリー信号が供給され、このカウンタ321の
カウント出力QがマシンサイクルT5でロウレベル
“L”になる。これにより、アップカウンタ322のカ
ウント出力Qもロウレベル“L”となる。
【0060】また、マシンサイクルT4では、カウンタ
311,312のカウント出力Qだけでなく、カウンタ
321,322のカウント出力Qもハイレベル“H”と
なっている。これにより、このマシンサイクルT4で
は、ナンド回路331,332の出力がいずれもロウレ
ベル“L”となる。
【0061】その結果、ノア回路341の出力がハイレ
ベル“H”になる。これにより、アップカウンタ342
のカウント出力Qは、マシンサイクルT5でロウレベル
“L”となる。その結果、接続方向が第2の方向に切り
替えられる。これにより、今度は、アップカウンタ32
1,322側からカウント動作が開始される。
【0062】以上詳述したこの実施例によれば、2つの
N/2ビットカウンタ31,32を設け、この2つのカ
ウンタ31,32のカウント出力に基づいて、その接続
方向を切り換えることにより、転置処理用のメモリアド
レスY・Xを生成するようにしたので、使用するカウン
タの回路規模を従来の半分に設定することができる。こ
れにより、メモリアドレス生成装置をIC化する場合に
おいて、ICのチップ面積の縮小及び消費電力の低減を
図ることができる。
【0063】なお、以上の説明では、カウンタとしてア
ップカウンタを用いる場合を説明したが、この発明で
は、ダウンカウンタを用いてもよい。このほかにも、こ
の発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実
施可能なことは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ICのチップ面積の縮小及び消費電力の低減を図ること
ができるメモリアドレス生成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るメモリアドレス生成装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】RAMを使った転置処理を説明するための図で
ある。
【図3】従来のメモリアドレス生成装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1のメモリアドレス生成装置の具体的構成の
一例を示すブロック図である。
【図5】アップカウンタの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】アップカウンタの真理値表を示す図である。
【図7】アップカウンタの動作を示すタイミングチャー
ト図である。
【図8】図4のメモリアドレス生成装置の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
20…RAM、30…メモリアドレス生成装置、31…
列アドレス生成用カウンタ、32…行アドレス生成用カ
ウンタ、33…縦続接続回路、34…接続方向切替え回
路、35,36…ラッチ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウント動作によりメモリの列アドレス
    を生成する列アドレス生成用カウント手段と、 カウント動作により前記メモリの行アドレスを生成する
    行アドレス生成用カウント手段と、 前記列アドレス生成用カウント手段と前記行アドレス生
    成用カウント手段を縦続接続する縦続接続手段と、 前記列アドレス生成用カウント手段と前記行アドレス生
    成用カウント手段のカウント出力に基づいて、前記メモ
    リのすべてのアドレスが更新されるたびに、前記縦続接
    続手段による前記カウント手段の接続方向を切り替える
    接続方向切替え手段とを具備したことを特徴とするメモ
    リアドレス生成装置。
JP4095175A 1992-04-15 1992-04-15 メモリアドレス生成装置 Pending JPH05289933A (ja)

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JP4095175A JPH05289933A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 メモリアドレス生成装置

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