JPH05289890A - キュー構造体の操作中における要素の削除方法 - Google Patents

キュー構造体の操作中における要素の削除方法

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JPH05289890A
JPH05289890A JP11521392A JP11521392A JPH05289890A JP H05289890 A JPH05289890 A JP H05289890A JP 11521392 A JP11521392 A JP 11521392A JP 11521392 A JP11521392 A JP 11521392A JP H05289890 A JPH05289890 A JP H05289890A
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Japan
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JP11521392A
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Mitsuru Sasaki
満 佐々木
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NIPPON DENKI MICOM TECH KK
NIPPON DENKI MICOM TECHNOL KK
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NIPPON DENKI MICOM TECH KK
NIPPON DENKI MICOM TECHNOL KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 要素の並びを表すキュー構造体において、従
来キュー構造体を操作中に割り込みでキュー構造体から
キュー要素の削除が出来なかったのを可能にする。 【構成】 要素の並びを表すキュー構造体のキュー要素
に有効、無効の状態を表すステータスの枠を持たせ、こ
のステータスを無効にすることにより、キュー構造体を
変化させることなく、その要素を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムシステム
等に使用されるキュー構造体の操作中における要素の削
除方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キュー構造体は、図3に示す様に要素1
の中にリンク領域2を持ち、そのリンク領域2が別の要
素(キュー構造体の種類によっては自分自身の要素)を
示し、各々がリンク5した構造をしている。ここでいう
キュー構造体の操作とは、次の3つをいう。(1)図4
の様に指標1をリンク5を追って変えることによって検
索する。(2)図5の様に新たな要素1をリンク5を変
えることによって登録する。(3)図6の様に要素1を
リンク5を変えることによって削除する。
【0003】リアルタイムシステム等では1つの処理要
求を1つの要素として、処理要求の並びをキュー構造体
を用いて表している。従って、新たに処理要求が起きた
場合は、処理要求に対応する新しい要素をキュー構造体
の指定の場所に登録される。また、キュー構造体に登録
されている要素に対応する処理要求を処理する場合、又
は処理要求が却下された場合はキュー構造体より削除さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リアルタイムシステム
等では処理の即答性が問われており、様々な処理中に割
り込みを受け付ける。また、その割り込みの処理として
キュー構造体に登録されている処理要求を処理する場合
があり、その場合はキュー構造体より削除される。しか
し、ある処理がキュー構造体に対する操作を行なってい
る最中に割り込みを受け付け、上記の様な割り込み処理
で現在の処理対象の要素が削除されてしまった時、以下
のような弊害が起こる。検索であれば、図7の様にリン
クを追えなくなる。登録であれば、図8の様に登録する
元を失う。削除であれば、図9の様に既に削除されてし
まう。従って、従来ではキュー構造体の操作中は処理の
即答性がとても悪くなるが、割り込みを受け付けない様
にするというのが実情であった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決
し、リアルタイムシステム等の即答性を高めることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、要素の並びを
表すキュー構造体の要素に有効、無効の状態を表すステ
ータスの枠を持たせ、このステータスを無効にすること
により、キュー構造体を変化させることなく、その要素
を削除することを特徴とするキュー構造体の操作中にお
ける要素の削除方法によって実現される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に基づくキュー構造体の操作
中における要素の削除方法を示した図である。図1にお
いて、まず要素1にはステータス3が付加されている。
ここでは、キュー構造体の要素1に有効、無効の状態を
表わすステータス3の枠が持たされている。通常、ステ
ータス3は有効を状態として持っている。ステータス3
が有効を持っている場合は、従来と同じ操作をする。一
方、ステータス3が無効を持っている場合は、その要素
は削除されたものとする。図2に具体的な例を示す。図
2(a)はキュー構造体に対して検索を行なっている所
を示す。この時、割り込みが起こり要素4を削除しよう
とする。従来ならば、キュー構造体のリンク5から削除
するが、本実施例ではステータス3を有効から無効に変
更するだけである。ステータス3を変えた状態が図2
(b)である。これを持って削除したものとする。
【0008】しかし、このままだと削除されたはずの要
素がキュー構造体に登録されたままであるが、削除され
たはずの要素4の処理要求を処理しようとしたときに、
ステータス3を調べ無効だったら、キュー構造体のリン
ク5から削除する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来割り
込み処理を受け付けなかった場合で割り込み処理を受け
付けることができるようになる。従って、リアルタイム
システム等の即答性を重んじるシステムでより高い即答
性を保証できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくキュー構造体の操作中における
要素の削除方法の一実施例を示した図である。
【図2】ステータスを有効から無効に変更する様子を示
した図である。
【図3】従来のキュー構造体を示した図である。
【図4】キュー構造体の検索の操作を示した図である。
【図5】キュー構造体の登録の操作を示した図である。
【図6】キュー構造体の削除の操作を示した図である。
【図7】従来の割込処理時に処理対象の要素が削除され
てしまった場合、検索時のリンクが追えなくなる様子を
示した図である。
【図8】従来の割込処理時に処理対象の要素が削除され
てしまった場合、登録時の登録する元を失う様子を示し
た図である。
【図9】従来の割込処理時に処理対象の要素が削除され
てしまった場合、削除時の既に削除されてしまう様子を
示した図である。
【符号の説明】
1 要素 2 リンク領域 3 ステータス 4 要素 5 リンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要素の並びを表すキュー構造体の要素に
    有効、無効の状態を表すステータスの枠を持たせ、この
    ステータスを無効にすることにより、キュー構造体を変
    化させることなく、その要素を削除することを特徴とす
    るキュー構造体の操作中における要素の削除方法。
JP11521392A 1992-04-09 1992-04-09 キュー構造体の操作中における要素の削除方法 Pending JPH05289890A (ja)

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JPH05289890A true JPH05289890A (ja) 1993-11-05

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