JPH0528981U - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

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JPH0528981U
JPH0528981U JP2767091U JP2767091U JPH0528981U JP H0528981 U JPH0528981 U JP H0528981U JP 2767091 U JP2767091 U JP 2767091U JP 2767091 U JP2767091 U JP 2767091U JP H0528981 U JPH0528981 U JP H0528981U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止物体の検知が可能で、センサ部の誤動作
による不具合を低減した上で、更に、検知エリアが明確
で、応答性にも優れ、しかも使用環境による制約を緩和
した物体検出装置を提供する。 【構成】 超音波センサ部2と赤外線センサ部3と出力
回路部4からなる物体検出装置1であって、超音波セン
サ部2の検知エリアの外側を覆う状態に赤外線センサ部
3の検知エリアを設け、出力回路部4は赤外線センサ部
3からの検知信号S2 によってのみ出力信号S3 の送出
を開始し、超音波センサ部2の検知信号S1 により出力
信号S3 の送出を継続するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動開閉ドア装置,警報装置等の動作を制御する物体検出装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動開閉ドア装置や警報装置等に用いられる物体検出装置としては、通 測距方式による超音波センサや、赤外線センサが、それぞれ単独で用いられてい た。 超音波センサは、被検知物体(以下単に物体と称す)に対して超音波を発し、 物体からの反射波より得られる伝搬時間の差により検出を行うものである。 また、赤外線センサは、物体に対して赤外線を投光し、物体から反射された赤 外線のエネルギーの変化を動的に検出するものである。 しかし、これらのセンサは、互いに有する利点と欠点を相反して持ち合わせる ため、単独で使用すると何かと不具合が発生した。
【0003】 そこで、本願出願人は、超音波センサと赤外線センサを組み合わせた複合型の 物体検出装置を出願している(実開/平1−112487 物体検出装置)。 この複合型の物体検出装置では、装置全体を超音波センサ部と赤外線センサ部 と出力回路部により構成し、両センサ部の検知エリアを同一エリアに設定した。 また、出力回路部には、両センサ部からの検知信号を、共に受信した場合のみ出 力信号を送出するAND動作機能を持たせた。これにより、両センサ部は互いに 有する欠点を補うため、風,外乱光等の影響による誤動作が減少し、しかも、移 動,静止物体のどちらも検出可能となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、超音波センサの検知エリアは、赤外線センサに比較して非常に 不明確であるため、上記複合型の物体検出装置においては、両センサ部の検知エ リアを同一にする手段として、装置全体の検知エリアの構成を、超音波センサ部 の検知エリアで赤外線センサ部の検知エリアを完全に覆う状態にした。しかしな がら斯かる構成では、超音波センサ部の検知エリアの不明確さが、そのまま装置 全体の検知エリアを不明確にしてしまう。 また、物体に対する装置の応答性能は、出力回路部がAND動作するために、 両センサ部を比較して応答が遅い方、すなわち超音波センサ部に依存する。 更に、実用的な面においては、超音波センサの特長の一つである静止検知機能 が逆効果となって作用する。すなわち、検出装置の近くに置いた物を不要に検知 してドア等が開きっ放しになったり、或いは、狭い場所で使用する場合に周囲の 物を不要に検出することがあるため、使用環境による制約も大きい。
【0005】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、静止物体の検知が可能で、セ ンサ部の誤動作による不具合を低減した上で、更に、検知エリアが明確で、応答 性にも優れ、しかも使用環境の制約を緩和する物体検出装置を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するための物体検出装置で、その構成は超音波セン サ部と赤外線センサ部と出力回路部とからなり、超音波センサ部の検知エリアの の外側を覆う状態に赤外線センサ部の検知エリアを設け、出力回路部は赤外線セ ンサ部からの検知信号によってのみ出力信号の送出を開始し、超音波センサ部の 検知信号により出力信号の送出を継続するものである。
【0007】
【作用】
すなわち本物体検出装置においては、検知エリアに物体が進入すると、まず最 初に赤外線センサ部がこの物体を検知し、検知信号を出力回路部に発信する。出 力回路部では、この検知信号を受信したと同時に出力信号を外部駆動回路等に送 出する。更に、物体がエリア中央部へ進入すると、次に超音波センサ部がこの物 体を検知し、検知信号を出力回路部へ発信する。ここで、物体が赤外線センサ部 の検知エリアから外れ、赤外線センサ部からの検知信号の発信が途絶えても、出 力回路部では超音波センサ部からの検知信号により出力信号の送出を継続する。 また、この時、物体が静止状態になっても、装置は超音波センサ部で静止状態の 物体を検知する。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を、図1に示す本考案の構成要素のブロック図、並びに、図2 (a)の検知エリアの構成を示す正面図、及び図2(b)の同側面図を用いて説 明する。 本物体検出装置1は、図1に示すように、超音波センサ部2と赤外線センサ部 3と出力回路部4により構成されている。 そして、物体検出装置1の検知エリアAは、図2に示すように、超音波センサ 部2の検知エリアa1 の外側を覆う状態に、赤外線センサ部3の検知エリアa2 ,a2 ,・・を設けて構成されている。
【0009】 まず、物体検出装置1の両センサ部における動作機能から説明すると、超音波 センサ部2は、送波回路21による超音波を超音波マイクロホン22から発信し 、物体に当たって反射した超音波を再び超音波マイクロホン22で受け、受波検 出回路23にて検出し、検知信号S1 を発信する。 一方赤外線センサ部3は、投光回路31を経て投光素子32からの赤外線を物 体に照射し、物体から反射された赤外線を受光素子33で受光し、その時の反射 された赤外線エネルギーの変化を受光検出回路34で検出し、検知信号S2 を発 信する。 このようにして両センサ部から発信される検知信号S1 及びS2 は、次の出力 回路部4に送られる。
【0010】 出力回路部4では、信号処理回路41で両センサ部からの検知信号を受けて所 定の信号処理を行い、その結果に基づいて出力回路2から出力信号S3 を送出す る。 図3は、信号処理回路41における検知信号S1 ,S2 及び出力信号S3 の波 形図である。 すなわち出力回路部4は、信号処理回路41において、検知信号S2 の受信に よるパルスT2 の立ち上げと同時にパルスT3 を立ち上げる。更に、パルスT2 の立ち上っている間に、検知信号S1 の受信によるパルスT1 が立ち上がると、 その後検知信号S2 の受信状態が停止しても、パルスT3 は検知信号S1 の受信 によるパルスT1 によって立ち上がり状態を継続し、出力回路42から時間継続 的にパルスT3 の出力信号S3 を送出する。 また、出力回路部4は、検知信号S2 を単独で受信した場合、パルスT4 の立 ち上げと同時にパルスT5 も立ち上げ、出力回路42からパルスT5 の出力信号 S3 を送出するが、検知信号S1 を単独で受信した場合のパルスT6 のみでは出 力信号S3 を送出しない。
【0011】 次に、以上説明した物体検出装置1が、実際に物体の検出を行う場合の動作に ついて説明する。 まず、図2に示す検知エリアAに物体が進入すると、検知エリアAの外側を覆 う赤外線センサ部3が素早くこの物体を検知して、検知信号S2 を出力回路部4 へ発信する。出力回路部4は、検知信号S2 を受信したと同時に、出力信号S3 を外部の駆動回路等に送出する。 続いて、物体が検知エリアa2 から更に内側の検知エリアa1 へと進入してき た場合は、超音波センサ部2がこの物体を検知して出力回路部4へ検知信号S1 を発信する。この時、物体が静止状態になっても、超音波センサ部2の静止検知 機能により出力回路部4への検知信号S1 の発信は継続する。出力回路部4では 、この検知信号S1 が発信されている間、時間継続的に出力信号S3 を送出する 。
【0012】 また、本物体検出装置1においては、風の影響を受けて、万一超音波センサ部 2に誤動作が発生し、出力回路部4に検知信号S1 が発信されても、出力回路部 4の信号処理機能により出力信号S3 が送出されないため、装置としての誤動作 は起こらない。 更に、物体検出装置1の製造過程において、検知エリアAの略中央部に設定す る超音波センサ部2の検知エリアa1 の範囲を、個々に変えて装置としての検知 エリアAを構成することにより、様々な検知エリア構成の物体検出装置が得られ る。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、静止物体を超音波センサ部で検知可能と し安全性を確保した上で、超音波センサ部の誤動作による不具合を出力回路部の 信号処理機能により解消し、更に、検知エリアの外側を赤外線センサ部で構成す ることにより、装置としての検知エリアが明確で、物体に対する応答性にも優れ た物体検出装置を得ることが可能となる。しかも、装置を使用する際、様々な検 知エリア構成の中から、用途に適した検知エリア構成の物体検出装置を選択する ことで、使用環境による制約が大幅に緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成要素のブロック図である。
【図2】図2(a)は検知エリアの構成を示す正面図で
ある。図2(b)は検知エリアの構成を示す側面図であ
る。
【図3】本考案の検知信号S1 ,S2 及び出力信号S3
の波形図である。
【符号の説明】
1 物体検出装置 2 超音波センサ部 3 赤外線センサ部 4 出力回路部 A 検知エリア S1 ,S2 検知信号 S3 出力信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波センサ部と赤外線センサ部と出力
    回路部とからなる物体検出装置であって、 前記超音波センサ部の検知エリアの外側を覆う状態に前
    記赤外線センサ部の検知エリアを設け、前記出力回路部
    は前記赤外線センサ部からの検知信号によってのみ出力
    信号の送出を開始し、前記超音波センサ部の検知信号に
    より出力信号の送出を継続することを特徴とする物体検
    出装置。
JP2767091U 1991-03-28 1991-03-28 物体検出装置 Expired - Lifetime JP2542816Y2 (ja)

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JP2542816Y2 JP2542816Y2 (ja) 1997-07-30

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