JPH0515110Y2 - - Google Patents

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JPH0515110Y2
JPH0515110Y2 JP1986095036U JP9503686U JPH0515110Y2 JP H0515110 Y2 JPH0515110 Y2 JP H0515110Y2 JP 1986095036 U JP1986095036 U JP 1986095036U JP 9503686 U JP9503686 U JP 9503686U JP H0515110 Y2 JPH0515110 Y2 JP H0515110Y2
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signal
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ultrasonic
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control circuit
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は超音波を利用して人間等の存在を検知
する超音波スイツチに関する。
(従来技術) 第6図は従来の超音波スイツチの構成を示す断
面図、第7図は第6図に示す切断線−線から
見た断面図である。
同図において、超音波スイツチのハウジング1
には、超音波を送出したり、この超音波による反
射波を受けたりする超音波ホーン2と、この超音
波ホーン2の基部2aに設けられたマイクロホン
3と、超音波ホーン2の基部2aにねじ4により
固定される支持具5と、この支持具5に固定され
る制御回路基板6と、前記マイクロホン3の周囲
に防振ゴム7aを介して設けられたゴムキヤツプ
7とが備えられている。ハウジング1は固定金具
8に取付けられる。制御回路基板6には制御回路
部品からなる制御回路6aが設けられ、この制御
回路6aに設けられた一方端子はマイクロホン3
の両端子に接続され、また他方端子は外部の負荷
に接続されている。
このような構成を有する従来の超音波スイツチ
は、例えば電話ボツクス内に設けられた場合、人
間がこの電話ボツクスに入ると人間の存在を検知
して照明をコントロールしたりする。
ところが、この従来の超音波スイツチでは支持
具5と超音波ホーン2とがねじ4によつて一体に
連結される構造となつているので、マイクロホン
2からの振動がねじ4を介して支持具5に伝わ
り、その振動が支持具5によつて助長され、その
結果として残響が大きくなる傾向にある。このよ
うな残響が大きくなると、従来の超音波スイツチ
では誤動作しやすくなり、これを防ぐためにこの
スイツチの動作ゲートを開く時間を遅らせてい
る。
このような動作を第8図a〜gに示す信号波形
図を参照して説明する。
従来の超音波スイツチにおいて、送波信号a1
(第8図a)が送出されると、その送波信号a1
よる残響b1(第8図b)が超音波ホーン2を介し
てマイクロホン3に与えられる。次にこの残響b1
がなくなつてから、制御回路6aはゲート信号c1
(第8図c)を発生して、受波信号b2(第8図b)
を受信する。したがつて、制御回路6aは受波信
号b2を受信したことを示す検知出力d1(第8図d)
を出力して負荷を制御する。
ところが、このような従来の超音波スイツチに
おいて、送波信号a1による残響信号e1(第8図e)
が長くなると、制御回路6aはゲート信号f1(第
8図f)を発生するタイミングが遅れ、送波信号
a1の反射波である受波信号e2を受信することがで
きなくなり、第8図gに示すように検知出力を得
ることができなくなる。すなわち、従来の超音波
スイツチでは、残響信号e1が長くなつた場合、制
御回路6aのゲートを開く時間が遅れ、特に近距
離からの反射波を検出することが難しくなる。
(考案の目的) 本考案は上述の技術的課題を解決し、残響を少
なくし、近距離に位置する物体の検出を容易に行
なうことができる超音波スイツチを提供すること
を目的とする。
(考案の構成) 本考案は、超音波ホーンの基部にマイクロホン
を設けるとともに前記マイクロホンの後方に制御
回路部品を配置し、この制御回路部品を支持具を
介して前記超音波ホーンに固定し、かつ前記マイ
クロホンの周囲にゴムキヤツプを設けた超音波ス
イツチにおいて、前記ゴムキヤツプの一方側に前
記超音波ホーンを、その他方側に前記支持具を取
付け、前記ゴムキヤツプを介して前記超音波ホー
ンと前記支持具とを連結したものである。
この構成により、マイクロホンに与えられる残
響が比較的短くなり、制御回路における反射波の
受波応答速度が遅れることなく、したがつて近距
離に位置する物体でも容易に検知することができ
る。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例に係る超音波スイツ
チの構成を示す断面図、第2図は前記超音波スイ
ツチの内部構成を示す一部断面図である。
同図において、超音波ホーン11の基部11a
にはマイクロホン12が設けられ、このマイクロ
ホン12の後方には制御回路部品で構成された制
御回路13が備えられた制御回路基板14が設け
られている。この制御回路基板14は、支持具1
5に固定されている。マイクロホン12の外周面
には防振ゴム12aが取付けられ、この防振ゴム
12aを含むマイクロホン12の周囲にはゴムキ
ヤツプ16が設けられている。
また、本考案の特徴とするところは、ゴムキヤ
ツプ16の一方側には超音波ホーン11が取付け
られ、その他方側には支持具15が取付けられて
いる。したがつて、超音波ホーン11と支持具1
5とはゴムキヤツプ16を介して連結され、マイ
クロホン12の振動が支持具15に伝わることが
少なくなる。
以上述べた超音波ホーン11、マイクロホン1
2、制御回路13、支持具15、ゴムキヤツプ1
6などはハウジング17に収納されるとともに、
支持具15はハウジング17に固定され、また、
このハウジング17はねじ18により固定金具1
9に固定される。
第3図は前記制御回路13のブロツク図を示
す。
同図において、送受波器21は第1図または第
2図に示すマイクロホン12に相当するものであ
る。積分回路22は、電源投入と同時に積分動作
を開始し、その出力電位が所定レベルに達する
と、単安定マルチバイブレータ回路23を駆動さ
せるものである。スイツチング回路24は、単安
定マルチバイブレータ回路23の出力に応答して
積分回路22で積分された電荷を放電させるもの
である。すなわちスイツチング回路24は、単安
定マルチバイブレータ回路23の出力を受けて積
分回路22に蓄えられた電荷を一瞬にして放電さ
せる。単安定マルチバイブレータ回路23は、積
分回路22からの信号を受けて、一定時間だけ信
号をゲート回路25、スイツチング回路24およ
び単安定マルチバイブレータ回路26に与えて前
記回路25,24,26を駆動させるものであ
る。ゲート回路25は、単安定マルチバイブレー
タ回路23からの信号を受けて、一定時間経過
後、積分回路27にいわゆる物体の検出の距離を
決定するためのゲート信号を与えるものである。
単安定マルチバイブレータ回路26は、単安定
マルチバイブレータ回路23からの信号を受け
て、送受波器21が駆動する時間を決定するため
の駆動時間信号を発振回路29に与えるととも
に、この駆動時間信号によりフリツプフロツプ2
8をリセツトさせるものである。発振回路29
は、単安定マルチバイブレータ回路26からの前
記駆動時間信号を受けて、この駆動時間信号が示
す時間だけ送受波器21に与えられる高周波信号
を出力するものである。ドライバ回路30は、発
振回路29から出力された高周波信号を送受波器
21の動作可能なレベルまで増幅するものであ
る。
増幅回路31は、送受波器21からの微弱な反
射信号を一定のレベルまで増幅するものである。
検波回路32は、前記増幅された信号に含まれる
送受波器21の振動周波数の高周波成分を除去
し、反射波の包絡線のみを抽出するものである。
レベル検出回路33は、検波回路32からの検波
信号が所定レベルまで達しているか否かを判定す
る回路である。積分回路27は、所定レベルに達
したレベル検出回路33からの信号の時間的な幅
が所定時間幅であるか否かを判定する回路であ
る。つまり、積分回路27はレベル検出回路33
からの信号の時間幅が所定時間幅より短い電気ノ
イズ等のような場合、検知物体の反射波でないと
判定される。また、一方では積分回路27にはゲ
ート回路25からのゲート信号が与えられ、レベ
ル検出回路33からの信号の時間幅が所定時間内
(ゲート内)にあるか否かの判定も行なわれる。
フリツプフロツプ28は、積分回路27におい
て所定の時間幅があり前記ゲート内にあると判定
された入力信号があるときその入力信号により動
作し、その入力信号の存在を記憶するものであ
る。このフリツプフロツプ28は、単安定マルチ
バイブレータ回路26からの信号によりリセツト
され、前記記憶内容はクリアされる。したがつて
反射波(入力波)がなくなれば、積分回路27か
らは信号が出力されないのでフリツプフロツプ2
8にはそのような信号が記憶されない。スイツチ
ング回路34は、フリツプフロツプ28に記憶さ
れた信号が存在する間リレー35をオンさせるた
めの回路である。このリレー35は、他の機器
(負荷)、例えば照明器具38を駆動させるための
電力を出力するものである。制御回路36は、例
えば周囲の明るさにより影響を受けた電話ボツク
ス内の明るさあるいは電話ボツクス周囲の明るさ
をセンサ37によつて検出し、この明るさが所定
値以下のときスイツチング回路34を動作させる
ものである。
次に、第4図a〜fに示す信号波形図を参照し
て本考案の特徴とする動作を説明する。
送受波器21から第4図aに示すような送波信
号P1が出力されると、残響と反射波とが送受波
器21を介して増幅回路31に与えられる。した
がつて、増幅回路31からは第4図bに示すよう
な残響P2と反射波P3とが出力される。前記残響
P2と反射波P3とは、検波回路32により検波さ
れ、残響P2を検波した第4図dに示すような残
響検波信号P5と、反射波P3を検波した第4図d
に示すような反射波検波信号P6とになる。その
後、残響検波信号P5と反射波検波信号P6とはレ
ベル検出回路33に与えられ、所定レベルに達し
ているかが判定される。したがつて、残響検波信
号P5と反射波検波信号P6とが所定レベルに達し
ていると、積分回路27に与えられる。積分回路
27では、残響検波信号P5と反射波検波信号P6
とが所定時間幅であるか否かを判定するととも
に、ゲート回路25から出力された第4図cに示
すようなゲート信号P4の時間幅に残響検波信号
P5と反射波検波信号P6とが入つているか否かを
判定する。この場合、ゲート信号P4の時間幅に
入るのは反射波検波信号P6である。したがつて、
フリツプフロツプ28は、積分回路29において
前記反射波検波信号P6がゲート信号P4の時間幅
内にあると判定し、第4図eに示すようなフリツ
プフロツプ信号P7を出力する。このフリツプフ
ロツプ信号P7はスイツチング回路34に与えら
れ、スイツチング回路34は第4図fに示すよう
なスイツチング信号P8を出力する。このスイツ
チング信号P8によりリレー35がオンされ、照
明器具38に電力が供給される。
次に、第5図を参照して本考案の超音波スイツ
チの使用例を説明する。
電話ボツクスB内には照明器具38が予め設け
られ、この照明器具38は超音波スイツチAによ
り制御される。この超音波スイツチAは、第1図
および第2図に示す構成を有する。この超音波ス
イツチAは、電話ボツクスBに人間Cが入つたと
きそれを検出できるような位置に設けられる。す
なわち、超音波スイツチAは、前記送受波器21
から出力された超音波が人間Cに当り、その反射
波を受けることができるような向きで例えば電話
ボツクスB内の天井に取付けられる。
このような超音波スイツチAが設けられた電話
ボツクスBに人間が入ると、超音波スイツチAは
人間Cを検知して照明器具38の明るさをコント
ロールする。例えば、電話ボツクスBの周囲の明
るさが一定以下のとき、この明るさを前記センサ
37で検出し、スイツチング回路34を動作さ
せ、照明器具38を駆動させる。このように電話
ボツクスBの周囲の明るさが所定値以下で、かつ
人間Cが電話ボツクスB内に入つたときのみ、照
明器具38を駆動させることにより、省エネルギ
効果を得ることができる。また、本実施例では、
第1図に示すように超音波ホーン11と支持具1
5とはゴムキヤツプ16を介して連結されている
ので、マイクロホン12に与えられる残響は比較
的に短くなり、被検出物である人間Cが超音波ス
イツチAから近距離の位置にいても、人間Cの検
出を容易に行なうことができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ゴムキヤツプの
一方側に超音波ホーンを、その他方側に支持具を
取付け、前記ゴムキヤツプを介して超音波ホーン
と支持具とを連結したことにより、マイクロホン
に発生した振動が支持具等の別の負荷に伝達され
ることがない分、従来に比して該マイクロホン自
体の残響が短縮化され、制御回路における反射波
の受波応答速度が遅れることがないので、超音波
スイツチから近距離にある物体でも容易に検知を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る超音波スイツ
チの断面図、第2図は前記超音波スイツチの内部
構成を示す一部断面図、第3図は前記超音波スイ
ツチに備えられる制御回路のブロツク図、第4図
a〜fは前記制御回路の特徴とする動作を説明す
るための信号波形図、第5図は前記超音波スイツ
チの使用例を説明するための図、第6図は従来の
超音波スイツチの断面図、第7図は第6図に示す
切断線−線から見た断面図、第8図a〜gは
前記従来の超音波スイツチの動作を説明するため
の信号波形図である。 A……超音波スイツチ、11……超音波ホー
ン、11a……超音波ホーンの基部、12……マ
イクロホン、13……制御回路、14……制御回
路基板、15……支持具、16……ゴムキヤツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波ホーンの基部にマイクロホンを設けると
    ともに前記マイクロホンの後方に制御回路部品を
    配置し、この制御回路部品を支持具を介して前記
    超音波ホーンに固定し、かつ前記マイクロホンの
    周囲にゴムキヤツプを設けた超音波スイツチにお
    いて、前記ゴムキヤツプの一方側に前記超音波ホ
    ーンを、その他方側に前記支持具を取付け、前記
    ゴムキヤツプを介して前記超音波ホーンと前記支
    持具とを連結したことを特徴とする超音波スイツ
    チ。
JP1986095036U 1986-06-20 1986-06-20 Expired - Lifetime JPH0515110Y2 (ja)

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JP1986095036U JPH0515110Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS632179U JPS632179U (ja) 1988-01-08
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60194698A (ja) * 1984-03-15 1985-10-03 Matsushita Electric Works Ltd 電気機器の防水構造
JPS60252284A (ja) * 1984-05-29 1985-12-12 Nissan Motor Co Ltd 超音波センサ

Patent Citations (2)

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JPS632179U (ja) 1988-01-08

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