JPH0720627Y2 - 超音波スイツチ - Google Patents
超音波スイツチInfo
- Publication number
- JPH0720627Y2 JPH0720627Y2 JP1986097986U JP9798686U JPH0720627Y2 JP H0720627 Y2 JPH0720627 Y2 JP H0720627Y2 JP 1986097986 U JP1986097986 U JP 1986097986U JP 9798686 U JP9798686 U JP 9798686U JP H0720627 Y2 JPH0720627 Y2 JP H0720627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- oscillator
- target object
- vibrator
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は超音波で対象物体の存在の有無を検出し、この
検出結果を信号で表示する超音波スイッチに関する。
検出結果を信号で表示する超音波スイッチに関する。
対象物体が存在すべき方向に超音波振動子から超音波パ
ルス列を発射し、この反射波がパルス発射時点から超音
波振動子で受信されるまでの時間を計測して対象物体の
存在を検出する超音波スイッチが知られている。この超
音波スイッチは例えば第２図に示すように超音波を一定
方向に発射する超音波振動子１とこの振動子１に超音波
パルス列を断続的に発射させる発振部２と、発振部２に
より振動子１から発射した超音波パルス列が対象物体に
当たって反射し、再び振動子１に到達する反射波を検出
し、この反射波が振動子１から発射されて再び振動子１
に戻って来るまでの時間から対象物体の存在を判別する
判別部３とを備えている。そしてこれらの振動子１、発
振部２、判別部３は第３図に示すようにケース４にまと
めて図示しない検出台に取り付けられ、ケーブル５で出
力信号装置、電源に接続されている。勿論発振部２や判
別部３の一部をケーブル５で導出してケース４外に設置
することもある。
ルス列を発射し、この反射波がパルス発射時点から超音
波振動子で受信されるまでの時間を計測して対象物体の
存在を検出する超音波スイッチが知られている。この超
音波スイッチは例えば第２図に示すように超音波を一定
方向に発射する超音波振動子１とこの振動子１に超音波
パルス列を断続的に発射させる発振部２と、発振部２に
より振動子１から発射した超音波パルス列が対象物体に
当たって反射し、再び振動子１に到達する反射波を検出
し、この反射波が振動子１から発射されて再び振動子１
に戻って来るまでの時間から対象物体の存在を判別する
判別部３とを備えている。そしてこれらの振動子１、発
振部２、判別部３は第３図に示すようにケース４にまと
めて図示しない検出台に取り付けられ、ケーブル５で出
力信号装置、電源に接続されている。勿論発振部２や判
別部３の一部をケーブル５で導出してケース４外に設置
することもある。
第３図は超音波振動子１、発振部２、判別部３をケース
４に収納した超音波スイッチの従来例でケース４の開口
部にはクッションゴム６に囲まれた超音波振動子１が振
動子押え７とバッフル８で取り付けられている。ケース
４の内部には２つのプリント配線板9,10が設置され、こ
の両プリント配線板9,10にそれぞれ発振部２、判別部３
を構成する電子部品等が搭載されてケース４の外部から
監視と調整ができるようにされている。すなわち発光ダ
イオード11は窓12から発振部２が発振しているか否か監
視でき、調整コマ13で切換スイッチ14を、調整コマ15で
可変抵抗器16をそれぞれ調節し、発振部２の出力を調整
する。図ではプリント配線板10の搭載部品は省略した。
両プリント配線板9,10の配線に接続されるケーブル５の
端部は両プリント配線板9,10に力が加わらないように、
かつ水密にするためにケーブルブッシュ17を介してケー
ブルナット18でケース４に強固に取り付けられている。
４に収納した超音波スイッチの従来例でケース４の開口
部にはクッションゴム６に囲まれた超音波振動子１が振
動子押え７とバッフル８で取り付けられている。ケース
４の内部には２つのプリント配線板9,10が設置され、こ
の両プリント配線板9,10にそれぞれ発振部２、判別部３
を構成する電子部品等が搭載されてケース４の外部から
監視と調整ができるようにされている。すなわち発光ダ
イオード11は窓12から発振部２が発振しているか否か監
視でき、調整コマ13で切換スイッチ14を、調整コマ15で
可変抵抗器16をそれぞれ調節し、発振部２の出力を調整
する。図ではプリント配線板10の搭載部品は省略した。
両プリント配線板9,10の配線に接続されるケーブル５の
端部は両プリント配線板9,10に力が加わらないように、
かつ水密にするためにケーブルブッシュ17を介してケー
ブルナット18でケース４に強固に取り付けられている。
この超音波スイッチは電源を投入すると発振部２が断続
的に発振し、超音波振動子１が振動して超音波パルス列
SPを発射するから、この超音波パルス列の発射方向を対
象物体が存在すべき方向に向ける。この発射した超音波
パルス列SPが対象物体に当たって反射し、振動子１に到
達すると振動子１は圧電効果による振動電圧VRを発生す
る。この振動電圧VRを判別部３の受信回路で受信して振
動子１が超音波パルス列SPを発射した時点から、受信回
路がこの振動電圧VRを受信するまでの時間を計測し、こ
の時間から対象物体の在否を判別する。
的に発振し、超音波振動子１が振動して超音波パルス列
SPを発射するから、この超音波パルス列の発射方向を対
象物体が存在すべき方向に向ける。この発射した超音波
パルス列SPが対象物体に当たって反射し、振動子１に到
達すると振動子１は圧電効果による振動電圧VRを発生す
る。この振動電圧VRを判別部３の受信回路で受信して振
動子１が超音波パルス列SPを発射した時点から、受信回
路がこの振動電圧VRを受信するまでの時間を計測し、こ
の時間から対象物体の在否を判別する。
ところで超音波の到達距離はその超音波周波数に依存す
ることが大きく、所要の到達距離に超音波振動子の振動
周波数を変更する必要がある。また発射する超音波の強
弱を変更するには振動子の径を変更して入力を変更する
ことも必要である。しかしながら従来の超音波スイッチ
は対象物体との距離、出力などの検出性能で区別され、
要求される検出性能によってそれぞれ専用のケースに収
納された超音波スイッチが構成されていた。このため多
くの検出性能の超音波スイッチの要求に対応するにはそ
れぞれ検出性能の異なる多種類の超音波スイッチを備え
なければならないという欠点があった。
ることが大きく、所要の到達距離に超音波振動子の振動
周波数を変更する必要がある。また発射する超音波の強
弱を変更するには振動子の径を変更して入力を変更する
ことも必要である。しかしながら従来の超音波スイッチ
は対象物体との距離、出力などの検出性能で区別され、
要求される検出性能によってそれぞれ専用のケースに収
納された超音波スイッチが構成されていた。このため多
くの検出性能の超音波スイッチの要求に対応するにはそ
れぞれ検出性能の異なる多種類の超音波スイッチを備え
なければならないという欠点があった。
本考案の目的は一部の部品を交換するだけで多くの検出
性能に対応できる超音波スイッチを提供することにあ
る。
性能に対応できる超音波スイッチを提供することにあ
る。
本考案の要点は、超音波振動子と、この超音波振動子に
超音波パルス列を発射させる発振部と、この発振部によ
り前記超音波振動子から発射した超音波パルス列が対象
物体に当たって反射し再び前記超音波振動子に到達する
反射波を検出しこの結果から対象物体の在否を判別する
判別部とを備えた超音波スイッチにおいて、信号処理を
行う判別部を収納したケースと、このケースに着脱可能
で、超音波振動子とこの超音波振動子を駆動し検出機能
に応じてクロック周波数の異なる発振部とを収納したカ
バーとを設け、検出機能が異なるごとに用意され、検出
機能に応じてクロック周波数の異なる発振部をもつカバ
ーを共通のケースに装着して電気的・機械的に一体化し
たことを特徴とするものである。
超音波パルス列を発射させる発振部と、この発振部によ
り前記超音波振動子から発射した超音波パルス列が対象
物体に当たって反射し再び前記超音波振動子に到達する
反射波を検出しこの結果から対象物体の在否を判別する
判別部とを備えた超音波スイッチにおいて、信号処理を
行う判別部を収納したケースと、このケースに着脱可能
で、超音波振動子とこの超音波振動子を駆動し検出機能
に応じてクロック周波数の異なる発振部とを収納したカ
バーとを設け、検出機能が異なるごとに用意され、検出
機能に応じてクロック周波数の異なる発振部をもつカバ
ーを共通のケースに装着して電気的・機械的に一体化し
たことを特徴とするものである。
本考案の実施例を第１図に基づいて詳細に説明する。こ
こで第２図、第３図と同一の部品、回路については同一
の符号を付してその詳細な説明を省略した。第１図にお
いて、ケース４にはこのケース４の開口部を封鎖するよ
うにカバー20が設けられている。このカバー20の内側に
はプリント配線板21が配設され、このプリント配線板21
にはクッションゴム６に囲まれた超音波振動子１と発振
部２の一部、主として出力回路2aが搭載され、カバー20
でケース４の開口部を封鎖すると配線板21に取り付けら
れたコネクタ22が従来のものと同様にケース４の内部に
配設された両プリント配線板9,10の配線に接続されるよ
うに構成されている。この配線板９には出力回路を除い
た発振部２が搭載され、従来のものと同様に発光ダイオ
ード11で発振を表示し、切換スイッチ14、可変抵抗器16
をそれぞれ調整コマ13,15で切換調整するように構成さ
れている。配線板10には従来と同様に判別部３が搭載さ
れ、この両配線板9,10の配線に接続されたケーブル５が
外部に設置した出力信号装置や電源に接続されている。
ケーブル５の端部はケーブルブッシュ17とケーブルナッ
ト18で強固かつ水密にケース４に取り付けられている。
こで第２図、第３図と同一の部品、回路については同一
の符号を付してその詳細な説明を省略した。第１図にお
いて、ケース４にはこのケース４の開口部を封鎖するよ
うにカバー20が設けられている。このカバー20の内側に
はプリント配線板21が配設され、このプリント配線板21
にはクッションゴム６に囲まれた超音波振動子１と発振
部２の一部、主として出力回路2aが搭載され、カバー20
でケース４の開口部を封鎖すると配線板21に取り付けら
れたコネクタ22が従来のものと同様にケース４の内部に
配設された両プリント配線板9,10の配線に接続されるよ
うに構成されている。この配線板９には出力回路を除い
た発振部２が搭載され、従来のものと同様に発光ダイオ
ード11で発振を表示し、切換スイッチ14、可変抵抗器16
をそれぞれ調整コマ13,15で切換調整するように構成さ
れている。配線板10には従来と同様に判別部３が搭載さ
れ、この両配線板9,10の配線に接続されたケーブル５が
外部に設置した出力信号装置や電源に接続されている。
ケーブル５の端部はケーブルブッシュ17とケーブルナッ
ト18で強固かつ水密にケース４に取り付けられている。
この超音波スイッチは検出距離、超音波出力などの要求
される検出機能に応じてカバー20を取り換えることによ
り超音波振動子と出力回路を交換すれば、ケース本体内
の装置はそのままの状態で応じることができる。この超
音波スイッチの動作は従来のものと全く同様であるから
この説明は省略する。
される検出機能に応じてカバー20を取り換えることによ
り超音波振動子と出力回路を交換すれば、ケース本体内
の装置はそのままの状態で応じることができる。この超
音波スイッチの動作は従来のものと全く同様であるから
この説明は省略する。
以上述べたように本考案によれば、超音波スイッチ本体
の大部分はそのままにして検出機能に関係ある超音波振
動子と検出機能に応じてクロック周波数の異なる発振部
を、信号処理を行う判別部を収納したケースから分離し
たカバーに収納し、検出機能が異なるごとに用意され、
検出機能に応じたクロック周波数の発振部と超音波振動
子をもつカバーを共通のケースに対して交換可能とし、
このカバーを交換すれば要求される種々の検出機能に簡
単に対応できるという効果を有する。
の大部分はそのままにして検出機能に関係ある超音波振
動子と検出機能に応じてクロック周波数の異なる発振部
を、信号処理を行う判別部を収納したケースから分離し
たカバーに収納し、検出機能が異なるごとに用意され、
検出機能に応じたクロック周波数の発振部と超音波振動
子をもつカバーを共通のケースに対して交換可能とし、
このカバーを交換すれば要求される種々の検出機能に簡
単に対応できるという効果を有する。
第１図は本考案による超音波スイッチの一実施例を示す
縦断面図、第２図は超音波スイッチの構成を示すブロッ
ク図、第３図は従来の超音波スイッチの一例を示す縦断
面図である。 １……超音波振動子、２……発振部、2a……出力回路、
３……判別部。
縦断面図、第２図は超音波スイッチの構成を示すブロッ
ク図、第３図は従来の超音波スイッチの一例を示す縦断
面図である。 １……超音波振動子、２……発振部、2a……出力回路、
３……判別部。
Claims (1)
- 【請求項１】超音波振動子と、この超音波振動子に超音
波パルス列を発射させる発振部と、この発振部により前
記超音波振動子から発射した超音波パルス列が対象物体
に当たって反射し再び前記超音波振動子に到達する反射
波を検出しこの結果から対象物体の存否を判別する判別
部とを備えた超音波スイッチにおいて、信号処理を行う
判別部を収納したケースと、このケースに着脱可能で、
超音波振動子とこの超音波振動子を駆動し検出機能に応
じてクロック周波数の異なる発振部とを収納したカバー
とを設け、検出機能が異なるごとに用意され、検出機能
に応じてクロック周波数の異なる発振部をもつカバーを
共通のケースに装着して電気的・機械的に一体化したこ
とを特徴とする超音波スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986097986U JPH0720627Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 超音波スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986097986U JPH0720627Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 超音波スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636370U JPS636370U (ja) | 1988-01-16 |
| JPH0720627Y2 true JPH0720627Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=30965501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986097986U Expired - Lifetime JPH0720627Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 超音波スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720627Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6197784U (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-23 | ||
| JPS61102817U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-30 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP1986097986U patent/JPH0720627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS636370U (ja) | 1988-01-16 |
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