JPH05289276A - 写真現像装置の温度調節制御装置 - Google Patents

写真現像装置の温度調節制御装置

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JPH05289276A
JPH05289276A JP8718192A JP8718192A JPH05289276A JP H05289276 A JPH05289276 A JP H05289276A JP 8718192 A JP8718192 A JP 8718192A JP 8718192 A JP8718192 A JP 8718192A JP H05289276 A JPH05289276 A JP H05289276A
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JP
Japan
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temperature
processing
processing tank
tank
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP8718192A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Katagiri
満 片桐
Akiyoshi Kosugi
明美 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の処理槽をもつ現像処理装置で、1セッ
トの温調手段で追従方式により有効な温度調節を行う。 【構成】 設定温度の高い第1の処理槽1に温度調節手
段を設け、温度センサ105の情報を温度調節手段にフ
ィードバックして第1の処理槽1の処理液の温度を調節
する。温度調節手段に含まれるヒータオンオフ検出手段
によりヒータのオンオフ間隔を検出し、この情報を演算
制御手段102に入力し、設定温度の低い第2の処理槽
2には第1の処理槽1に連通しかつ、第2の処理槽内を
循回して戻る管を設け、この管の途中に処理液を循環さ
せるポンプ103を設けて、第1の処理槽の処理液をこ
の管内を通って循環させて第2の処理槽の処理液を加熱
する。また演算制御手段102によって、上記オンオフ
間隔と、第1の処理槽の温度センサによる情報とから第
2の処理槽の処理液温度を算出し、その値が所定の温度
に達したら上記処理槽の使用を可とする信号を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、写真現像装置の異な
る設定温度の複数の処理槽を追従制御で温度調節する制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀感光材料を使用した写真感
光材料は、現像処理、漂白定着処理、安定化処理等複数
の異なる処理液による処理をそれぞれ所定の時間ずつ順
に行なって写真として完成される。これら複数の処理液
は処理に最適な温度が必ずしも同一でないから、それぞ
れ別個の加熱(又は冷却)手段及び温度制御手段をもっ
て温度調節(温調)されてきた。
【0003】しかしそれぞれ別個の加熱(又は冷却)手
段及び温度制御手段をもつことは、複雑でコスト高であ
ったから改善が求められ、1個の加熱(又は冷却)手段
で、1個の処理槽の処理液を正しく温度調節する一方
で、他の処理槽の処理液は前記処理槽の処理液によって
間接的に加熱(又は冷却)する、即ち追従温調方式が採
用されている。この追従温調方式の主なものは、上記の
正しく温度調節した1個の処理槽の処理液を熱交換用パ
イプを通して、第2の処理槽の中を循環させ、第2の処
理槽の処理液を間接的に加熱(又は冷却)する方式とな
っているので、第2の処理槽の処理液の温度が適温に到
達するまで時間遅れが伴う。従って、第1の処理槽の処
理液温が正しく設定温度になっても、未だ第2の処理槽
の処理液の温度は適温に達していない。そして、いつ、
適温に達するのか不明である。
【0004】このような理由で、上記追従温調方式で、
現像処理を開始すると、第2の処理槽の処理液が適温に
達しないうちに感光材料が入って来るので、充分な処理
が為されないという欠点があった。また、第2の処理槽
の処理液温度がいつ適温になるかは分からないから、第
2の処理槽にも温度センサを設けて監視する方法が考え
られるが、やはり複雑となって不利であり、また、セン
サを設けなければ、適温になるであろう時間を決めてお
いて、いつでもその待ち時間の間は処理出来ないという
時間の無駄が出るという不利がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来技術の欠点を解消しながら、追従温調方法のメリ
ットを生かした写真現像装置の温度調節制御装置を提供
することを課題目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の設定
温度で維持する第1の処理槽と、第1の設定温度より低
い第2の設定温度で維持する第2の処理槽とを含む複数
の処理槽を有する写真現像装置において、前記第1の処
理槽には温度調節手段を設け又は連結し、かつ該温度調
節された処理液の温度を検出する温度センサを設け、該
温度センサの情報を前記温度調節手段にフィードバック
して第1の処理槽の処理液の温度を調節すると共に、該
温度調節手段に含まれるヒータのオンオフ及びオンオフ
間隔を検出するオンオフ検出手段をもってヒータのオン
オフ間隔を検出し、この情報を演算制御手段に入力する
如くし、次に第2の処理槽には第1の処理槽に連通しか
つ、第2の処理槽内を循回して戻る管を設け、該管の途
中には処理液を循環するポンプを設けて、前記第1の処
理槽の処理液を該管内を通って循環し、第2の処理槽の
処理液を加熱する如くし、上記演算制御手段によって、
上記オンオフ間隔と、第1の処理槽の温度センサによる
情報とから、第2の処理槽の処理液温度を算出し、この
算出した温度が所定の温度に達したら、上記処理槽使用
可とする信号を出す如くしたことを特徴とする写真現像
装置の温度調節制御装置によって達成される。
【0007】
【作用】第1の処理槽の処理液の温度を調節する温度調
節手段のヒータの制御をオンオフ方式としたのは、オン
オフの間隔の変化を見ることによって間接的に温度調節
される第2の処理槽の処理液の温度の変化が読み取れる
メリットを活用するためである。
【0008】温度調節手段の電源が投入されてから第1
の処理槽の処理液の温度を温度センサで検出しグラフ化
すると、設定温度に達する迄オンが続いて後、設定温度
に達してオフしてからは短時間でオンオフを繰り返し、
次第にオンオフ間隔が伸びていく。第1の処理槽の処理
液温度と、第2の処理槽の処理液温度との差に従ってヒ
ータのオンオフ間隔は変化する。これは処理槽間の熱移
動量は両槽間の温度差に比例することによる。この事実
を数式としてオンオフ間隔と、第1の処理槽の処理液温
度とから、第2の処理槽の処理液温度が算出される。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る写真現像装置の温度調
節装置の一実施例を添付図面に基づいて具体的に説明す
る。
【0010】図1は写真現像装置の断面図で、第1の処
理槽1にはヒータ100とセンサ105を設け、液循環パイプ
106を連結して、第1の処理槽1の処理液を第2の処理
槽2の熱交換部104を通って、ポンプ103をもって第1の
処理槽1に戻すという液循環をしている。ヒータ100に
はドライバ101と演算制御手段102を接続し、センサ105
によって処理槽1の処理液温度を演算制御手段102にフ
ィードバックしている。ドライバ101の中にはヒータ100
のオンオフ及びオンオフ間隔を検出するオンオフ検出手
段を設けてあり、検出情報を演算制御手段102に入力し
ている。
【0011】また、図1に示す如く、第2の処理槽2に
は温度調節手段を独立して別個に設けていないから構造
簡単でコストも安いメリットがある。なお、図1におい
て、感光材料Fは、矢印方向に挿入台4から挿入され複
数のローラにより搬送され、第1の処理槽1を通り現像
処理され、第2の処理槽2を通って漂白,定着処理さ
れ、第3の処理槽3を通って安定化処理を施されて乾燥
され、受け皿7に排出されて完了する。
【0012】次に、数式を用いて、第2の処理槽の処理
液温度を算出する方法を説明する。まず、処理槽1の処
理液温度をT1とし、処理槽2の処理液温度をT2とし、
1<TLでヒータオン、T1>TUでヒータオフで制御す
ると、T1とT2の差に従ってヒータがオフしてから、次
にオンするまでの間隔tiが変化する(処理槽1から処
理槽2への熱移動量はT1とT2の温度差に比例するた
め)。すなわち、次式 ti≒k(T1−T2)−h(T1−T0) (kは熱交換率によって決まる定数、hは外気T0への
放熱率) で、k≫hになるように熱交換率を上げるか、又は、処
理槽の断熱によりhを小さくするのが良く、望ましく
は、k>2h、より望ましくはk>5h。上記式によ
り、tiとT1からT2を算出することが可能である。こ
の実施例では上記算出を演算制御手段102で行い、結果
処理槽2の温度T2が、所定の温度に達したときに表示
器200をもって信号表示する構成とした。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る写
真現像装置の温度調節制御装置は、追従温調方式で、温
調制御装置の簡素化と低コスト化を実現しながら、追従
する第2の処理槽の処理液温度が正しく所定温度に到達
したことを表示するから、無駄な待機をすることなく、
また、処理不良を防止する効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る写真現像装置の断面図。
【図2】この発明による実施例のヒータのオンオフを示
すタイムチャートおよび温度特性図。
【符号の説明】
1 第1の処理槽 2 第2の処理槽 100 ヒータ 101 ドライバ 102 演算制御手段(CPU) 103 ポンプ 104 熱交換部 105 センサ 106 パイプ 200 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の設定温度で維持する第1の処理槽
    と、第1の設定温度より低い第2の設定温度で維持する
    第2の処理槽とを含む複数の処理槽を有する写真現像装
    置において、前記第1の処理槽には温度調節手段を設け
    又は連結し、かつ該温度調節された処理液の温度を検出
    する温度センサを設け、該温度センサの情報を前記温度
    調節手段にフィードバックして、第1の処理槽の処理液
    の温度を調節すると共に、該温度調節手段に含まれるヒ
    ータのオンオフ及びオンオフ間隔を検出するオンオフ検
    出手段をもってヒータのオンオフ間隔を検出し、この情
    報を演算制御手段に入力する如くし、次に第2の処理槽
    には第1の処理槽に連通しかつ、第2の処理槽内を循回
    して戻る管を設け、該管の途中には処理液を循環するポ
    ンプを設けて、前記第1の処理槽の処理液を該管内を通
    って循環し、第2の処理槽の処理液を加熱する如くし、
    上記演算制御手段によって、上記オンオフ間隔と、第1
    の処理槽の温度センサによる情報とから、第2の処理槽
    の処理液温度を算出し、この算出した温度が所定の温度
    に達したら、上記処理槽使用可とする信号を出す如くし
    たことを特徴とする写真現像装置の温度調節制御装置。
JP8718192A 1992-04-08 1992-04-08 写真現像装置の温度調節制御装置 Pending JPH05289276A (ja)

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JP8718192A JPH05289276A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 写真現像装置の温度調節制御装置

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JPH05289276A true JPH05289276A (ja) 1993-11-05

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ID=13907821

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JP8718192A Pending JPH05289276A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 写真現像装置の温度調節制御装置

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