JPH0528908Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528908Y2 JPH0528908Y2 JP1984192809U JP19280984U JPH0528908Y2 JP H0528908 Y2 JPH0528908 Y2 JP H0528908Y2 JP 1984192809 U JP1984192809 U JP 1984192809U JP 19280984 U JP19280984 U JP 19280984U JP H0528908 Y2 JPH0528908 Y2 JP H0528908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- magnet
- axis
- band
- sectional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 16
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 16
- 229910000828 alnico Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
可動磁石型電流計あるいは光学絞りの自動制御
等に電磁駆動マグネツトが用いられる。すなわち
径方向に磁化された円状の永久磁石を回転自在
に保持して駆動コイル中に配置したもので、磁石
がばねの力でコイルの軸と直交するようにしてお
くと、コイルに電流を加えた場合にその大きさに
対応する角度だけ磁石が回転する。このような電
磁駆動マグネツトにおいて、従来は円状の永久
磁石をアルニコ等で鋳造してその中心に支持軸を
貫通させていた。しかしアルニコ磁石においては
軸を取り付けるための中心孔を正確に一定の大き
さをもつて、中心に形成することが困難である。
このため従来は予め充分大きい中心孔を形成し、
その孔に鉛その他の比較的軟かい金属を充填し
て、この金属に切削加工を加えて軸穴を形成する
か、あるいは磁石に形成した充分大きい穴に軸を
挿入して治具でこれを磁石の中心に保持し、接着
剤を充填して軸を固定する等の手段がとられてい
た。従つて製作が極めて煩雑で、しかも磁石の中
心に大きい穴が形成されるために磁力も充分でな
く、かつ価格も高くなる等の欠点があつた。本考
案はこのような欠点のない電磁駆動マグネツトを
提供するものである。
等に電磁駆動マグネツトが用いられる。すなわち
径方向に磁化された円状の永久磁石を回転自在
に保持して駆動コイル中に配置したもので、磁石
がばねの力でコイルの軸と直交するようにしてお
くと、コイルに電流を加えた場合にその大きさに
対応する角度だけ磁石が回転する。このような電
磁駆動マグネツトにおいて、従来は円状の永久
磁石をアルニコ等で鋳造してその中心に支持軸を
貫通させていた。しかしアルニコ磁石においては
軸を取り付けるための中心孔を正確に一定の大き
さをもつて、中心に形成することが困難である。
このため従来は予め充分大きい中心孔を形成し、
その孔に鉛その他の比較的軟かい金属を充填し
て、この金属に切削加工を加えて軸穴を形成する
か、あるいは磁石に形成した充分大きい穴に軸を
挿入して治具でこれを磁石の中心に保持し、接着
剤を充填して軸を固定する等の手段がとられてい
た。従つて製作が極めて煩雑で、しかも磁石の中
心に大きい穴が形成されるために磁力も充分でな
く、かつ価格も高くなる等の欠点があつた。本考
案はこのような欠点のない電磁駆動マグネツトを
提供するものである。
本考案の電磁駆動マグネツトは駆動コイル中に
配置される円状磁石の表面がその軸を含む1つ
あるいは複数の平面と交わる部分にそれぞれ凹溝
を形成し、その凹溝に合成樹脂を充填して環状の
合成樹脂帯を形成すると共に上記磁石の軸線上に
上記合成樹脂帯と一体に形成された合成樹脂製の
支持軸を設けたものである。従つて磁石の表面の
凹溝は、これを金型によつて容易に形成し得ると
共に、その凹溝に合成樹脂を充填すると同時に支
持軸を一体に形成する工作も、これを合成樹脂成
型機によつて容易に製作することができる。この
ため製作が容易で安価であり、しかも磁石の中心
に大きな孔を設ける必要がないから、機械的強度
だけでなく磁力も増大する。かつ軸が合成樹脂で
一体に作られるから、軸受との間の摩擦も減少す
ると共に精度も向上する等の作用効果がある。
配置される円状磁石の表面がその軸を含む1つ
あるいは複数の平面と交わる部分にそれぞれ凹溝
を形成し、その凹溝に合成樹脂を充填して環状の
合成樹脂帯を形成すると共に上記磁石の軸線上に
上記合成樹脂帯と一体に形成された合成樹脂製の
支持軸を設けたものである。従つて磁石の表面の
凹溝は、これを金型によつて容易に形成し得ると
共に、その凹溝に合成樹脂を充填すると同時に支
持軸を一体に形成する工作も、これを合成樹脂成
型機によつて容易に製作することができる。この
ため製作が容易で安価であり、しかも磁石の中心
に大きな孔を設ける必要がないから、機械的強度
だけでなく磁力も増大する。かつ軸が合成樹脂で
一体に作られるから、軸受との間の摩擦も減少す
ると共に精度も向上する等の作用効果がある。
図面は本考案の一実施例で、第1図は側面図、
第2図、第3図は第1図のA−AおよびB−B断
面図、第4図は第2図のC−C断面図、第5図は
第4図のD−D断面図である。このようにアルニ
コ等で形成された円状の磁石1は径方向に磁化
されてコイル2,2に嵌合しているから、そのコ
イルに電流を流すと、電流の大きさに対応した回
転力が発生する。この回転力で光学絞りを駆動
し、あるいはメータの指針を移動させるものであ
るが、上記磁石1の表面がその軸を含む平面と交
わる部分に凹溝3,3を設けて、この凹溝に合成
樹脂を充填することにより環状の合成樹脂帯4を
形成してある。かつ磁石1の軸線上には上記合成
樹脂帯4と一体の合成樹脂支持軸5,5を形成し
てある。この軸5,5を軸受6および7で支持し
て、磁石1をコイル2,2に嵌合して用いるもの
である。
第2図、第3図は第1図のA−AおよびB−B断
面図、第4図は第2図のC−C断面図、第5図は
第4図のD−D断面図である。このようにアルニ
コ等で形成された円状の磁石1は径方向に磁化
されてコイル2,2に嵌合しているから、そのコ
イルに電流を流すと、電流の大きさに対応した回
転力が発生する。この回転力で光学絞りを駆動
し、あるいはメータの指針を移動させるものであ
るが、上記磁石1の表面がその軸を含む平面と交
わる部分に凹溝3,3を設けて、この凹溝に合成
樹脂を充填することにより環状の合成樹脂帯4を
形成してある。かつ磁石1の軸線上には上記合成
樹脂帯4と一体の合成樹脂支持軸5,5を形成し
てある。この軸5,5を軸受6および7で支持し
て、磁石1をコイル2,2に嵌合して用いるもの
である。
図面は本考案の一実施例で、第1図は側面図、
第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図
のB−B断面図、第4図は第2図のC−C断面
図、第5図は第4図のD−D断面図である。なお
図において、1は磁石、2はコイル、3は凹溝、
4は合成樹脂帯、5は支持軸、6,7は軸受であ
る。
第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図
のB−B断面図、第4図は第2図のC−C断面
図、第5図は第4図のD−D断面図である。なお
図において、1は磁石、2はコイル、3は凹溝、
4は合成樹脂帯、5は支持軸、6,7は軸受であ
る。
Claims (1)
- 径方向に磁化されて駆動コイル中に配置される
円状磁石の表面がその軸を含む平面と交わる部
分に凹溝を形成して、上記凹溝に合成樹脂を充填
することにより環状の合成樹脂帯を形成すると共
に前記円状磁石の軸線上に上記合成樹脂帯と一
体に形成された合成樹脂製の支持軸を設けた電磁
駆動マグネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984192809U JPH0528908Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984192809U JPH0528908Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108081U JPS61108081U (ja) | 1986-07-09 |
JPH0528908Y2 true JPH0528908Y2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=30750219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984192809U Expired - Lifetime JPH0528908Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528908Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042506A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Kayaba Ind Co Ltd | モータ |
JP4989067B2 (ja) * | 2005-12-14 | 2012-08-01 | 日本電産テクノモータ株式会社 | ブラシレスdcモータ |
JP6647672B1 (ja) * | 2019-07-19 | 2020-02-14 | ヤマウチ株式会社 | 回転マグネット式発電装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617316U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-16 | ||
JPS5840066U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-16 | 株式会社森本製作所 | ピンタツク用ミシンにおけるピンタツク装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092311U (ja) * | 1973-12-25 | 1975-08-04 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP1984192809U patent/JPH0528908Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617316U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-16 | ||
JPS5840066U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-16 | 株式会社森本製作所 | ピンタツク用ミシンにおけるピンタツク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61108081U (ja) | 1986-07-09 |
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