JPH05288983A - エリアセンサ駆動方法 - Google Patents

エリアセンサ駆動方法

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JPH05288983A
JPH05288983A JP4118397A JP11839792A JPH05288983A JP H05288983 A JPH05288983 A JP H05288983A JP 4118397 A JP4118397 A JP 4118397A JP 11839792 A JP11839792 A JP 11839792A JP H05288983 A JPH05288983 A JP H05288983A
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JP
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ccd
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sensor
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JP4118397A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kumakura
敏之 熊倉
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要情報の入手を迅速に行い、余分なメモリ
を不要としシステムを安価に構成すること。 【構成】 指定手段で読み出し領域を指定し、この指定
領域内においてはセンサ駆動を低速で行い、かつ、A/
D変換し、このA/D変換出力をメモリに記憶し、指定
領域外においてはセンサ駆動を高速で空読み駆動状態と
したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエリアセンサを用いて2
次元の画像情報を得、その画像情報の処理を行うものに
おけるエリアセンサ駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエリアセンサ駆動方法に
おいては、エリアセンサの持つ画素数全領域に関して駆
動を行い、その結果、得た画像情報をアナログ/ディジ
タル(以下、A/Dと略称する)変換するとともに画像
処理用の情報として入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、次にような問題点があった。 (1)利用する画像情報領域が全領域にわたらず、ある
小さな部分領域の情報だけが必要であっても、全領域を
駆動してA/D変換し、その情報入手を行なわなければ
ならないので、情報入手にかかる時間が長くなってしま
うという問題点があった。 (2)全領域を駆動して情報を入手するためには、高速
のセンサ駆動と高速のA/D変換回路を必要とし、高価
かつ電源消費量の大きな回路を必要とするという問題点
があった。 (3)全領域を駆動してA/D変換し、そのA/D変換
出力をRAMに記憶する場合、不必要な領域の情報まで
RAMに貯えられてしまうので、余分にRAMが必要と
なり、システム的に高価なものとなってしまうという問
題点があった。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消したエ
リアセンサ駆動方法を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記のような工
程を有することを特徴とするエリアセンサ駆動方法であ
る。 (1)2次元またはライン指定により指定した読み出し
領域の指定領域内においては、センサ駆動を低速に行な
ってA/D変換し、このA/D変換出力をメモリに記憶
するとともに指定領域外においてはセンサ駆動を高速に
行ってA/D変換、メモリ記憶を行なわない空読み駆動
状態になるようにしたことにより、情報入手を迅速に行
うことができ、不必要な領域情報をメモリに貯えないた
め、余分なメモリが不要となりシステムを安価に構成で
きる。 (2)視線検出装置に用いられるエリアセンサにおいて
発生するプルキンエ像の位置に応じて領域を指定し、そ
の指定領域内においてはセンサ駆動を低速で行い、か
つ、A/D変換し、このA/D変換出力をメモリに記憶
し、指定領域外においてはセンサ駆動を高速で空読み駆
動状態とすることにより、視線検出に対して最適な読み
出し範囲を指定できるという効果がある。
【0006】
【実施例】
実施例1 以下、本発明を実施例について説明する。図1は本発明
の特徴を最もよく表わす図面であり、本発明駆動方法が
実施される製品の一例であるカメラを示している。
【0007】本発明は上記カメラにおいて、撮影者がフ
ァインダをのぞいる時の視線状態を検出し、その検出情
報によりカメラの制御を行うものである。カメラの制御
としては既に提案されているように、1例としては多点
測距のカメラにおいて、撮影者の視線状態により該撮影
者が見ている所にピントを合わせるというような動作を
するものである。
【0008】図1において、1は撮影者の眼球、2は撮
影者の眼球情報を検知するためのエリアセンサとしての
CCD、3は眼球表面をエリアセンサ2上に結像させる
ためのレンズ、4は眼球1から来る赤外光線を反射して
レンズ3に入射させるビームスプリッタであり、このビ
ームスプリッタ4は通常はファインダーとして被写体光
線を撮影レンズ12、クイックリターンミラー7、マッ
ト面10、ペンタダハープリズム11を通して、眼球1
に入射させるために可視光線に対して透過するものであ
る。
【0009】5は眼球照明用の赤外LED(以下、iR
EDと略称する)、6はフィルム、8はAF光束をAF
ユニット9に導くためのサブミラー、13はカメラ全体
のケースである。
【0010】図6は本カメラにおける制御回路のブロッ
ク図を示しており、14はカメラ全体の制御を行うマイ
コンであり、メモリとしてのRAM、A/D変換器等が
内蔵されている。15は撮影レンズ12を通る被写体の
明るさを測光する測光回路であり、この測光情報がCP
U14に伝えられる。図1におけるエリアセンサとして
のCCD2は、CPU14とラインφSH、φV 、φH
て結合され、ラインφSHはCCD2上の感光部の電荷を
該CCD内の垂直レジスタ部に転送をかける信号ライン
であり、ラインφV はCCD2の垂直レジスタ駆動用パ
ルスφV を転送するラインであり、このパルスφV の1
発毎に垂直方向画素が水平レジスタ側に近づく。ライン
φH はCCD2の水平レジスタ駆動用パルスφH を転送
するラインであり、このパルスφH が1発毎に水平レジ
スタから出力部(つまり、CCDOUT端子)へ出力さ
れる。
【0011】17は図1におけるiRED5の点灯制御
を行うiRED制御回路である。18はCPU14から
サンプルパルスSPが入力され、CCD2のCCDOU
T端子から出力される光電アナログ値をサンプルホール
ドするサンプルホールド回路である。
【0012】19はカメラにおいて公知の露出制御回路
であり、絞りの制御とシャッタの制御、ミラーの制御を
行う。20は公知のAF駆動回路であり、撮影レンズ1
2、メインミラー7、サブミラー8を通した光束がAF
ユニット9に導かれることによりピント状態を検知し、
合焦状態になるように撮影レンズ12を制御する。
【0013】21はフィルムの巻上げ、巻戻し等を制御
する給送回路、22はレリーズ釦の浅い押圧によりON
するスイッチ、23はレリーズ釦の深い押圧によりON
するスイッチである。
【0014】図2はエリアセンサとしてのCCD2から
得られる眼球情報を示しており、黒と白が逆転している
が、黒い所に光が多くあるということである、Bの円内
が瞳孔を示しており、iRED5の反射光が瞳孔におい
ては反射して来ないので、信号としては一番最底レベル
にある。Bの外は瞳孔の外を示しており、虹彩や白目等
の部分が含まれる。P1 ,P2 はiRED5の眼球表面
における反射像(この場合、虚像となる)であり、一番
高い信号レベルを示す。この中心付近のAラインにおけ
る信号強度分布を図3に示す。
【0015】視線検出方法自体は、既に提案されている
ごとく、上記反射像P1 ,P2 (プルキンユエ像と呼ば
れる)と瞳孔Bの中心位置を求め、それにより視軸の位
置を求めることにより、撮影者が今、ファインダ上のど
の点を見ているかが検出される。
【0016】次に図7に示すフローチャートを用いて上
記実施例の動作を説明する。ステップST1において、
まず、初期設定として、CCD2の読み出し領域として
全範囲を指定しておく。そして、ステップST2におい
て、スイッチ22が押圧されているのか判断を行い、N
Oであれば該判断動作を繰返し、YESであればステッ
プST3に移行して測光を行う。これは図6における測
光回路15を動作させて測光情報を得ることにより行
う。
【0017】次いで、ステップST3における測光情報
をもとに、ステップST4でAE露出用の演算を行い絞
り値とシャッタ秒時を決める。そして、ステップST5
でCCD2の蓄積を行う。この蓄積自体は図5に示され
るように、ステップST13で、まず、iRED5を点
灯状態にしておくとともにCCD2に対して蓄積スター
トをかける。これ自体はCCD2のアンチブルーミング
ゲート等を制御して行う。そして、ステップST14で
蓄積時間が所定時間を越えたか否かの判断を行い、NO
であればその判断動作を繰返し、YESであればステッ
プST15に移行してiRED5を消灯し、CCD2の
アンチブルーミングゲート等を戻すことによりCCD2
の蓄積を終了させ、次に感光部のこの電荷量をCCD2
の垂直レジスタに転送をかけるために、図6中のφSH
インを制御する。
【0018】このようにCCD2の蓄積が行なわれた
後、ステップST6でCCD2の読出しが行なわれる。
この読出しは図6に示すように、まず、ステップST1
6で読み出し範囲指定の有無判別を行う。第1回目のル
ーチンにおいては、まだ、図7における全範囲指定のま
まであるので、ここでは、NOとなりステップST18
の全範囲駆動となる。
【0019】この全範囲駆動を図11−bを用いて説明
する。以後の図において、xは水平方向の画素の番号
を、yは垂直方向の画素の番号を図4における座標のよ
うに仮定する。xの最大数は200であり、yの最大数
は150、つまり200×150のエリアセンサのCC
D2を使用するという前提に立っている。
【0020】図11−bにおいて、ステップST34で
y=0とし、ステップST35でyを増加させる。そし
て、ステップST36でパターンIIの駆動を行う。こ
の時、x1 =1,x2 =xmax とする。このパターンI
Iの駆動のタイミングチャートは図13におけるパター
ンIIであり、図13中のx1 =1,x2 =xmax とお
いた時に相当する。
【0021】これをアルゴリズム的に説明したのが図1
2−aであり、まず、ステップST38でx=0と初期
設定を行い、ステップST39でパルスφV を出力す
る。ステップST40でxを増加させ、ステップST4
1でx1 <x<x2 の判別を行う。
【0022】今、x1 =1,x2 =xmax であるため、
必ず、YESとなり、ステップST42−1に移行して
長パルスφH を出力し、かつ、サンプルパルスSPを出
力する。そして、ステップST43でサンプルホールド
回路のホールド値をA/D変換し、ステップST44で
CPU14内のRAMに転送をかけた後、ステップST
45にx=xmax が成立つ迄、上記ステップST40か
らステップST44までのシーケンスが繰り返される。
【0023】今、x2 =xmax 、x1 =1ゆえ、全水平
画素分がA/D変換され、RAM転送がかかった状態で
ある。
【0024】この図12−aから図11−bに戻り、ス
テップST36におけるパターンII駆動後、ステップ
ST37にてy>ymax の比較が行なわれ、垂直方向に
全垂直駆動が行なわれたか否かの確認が行なわれる。ス
テップST37でy>ymaxがNOならばステップST
35に戻り、今迄のシーケンスが繰り返される。
【0025】この全範囲駆動が終了したら図11−bか
ら図9へ戻り、図7のステップST6のステップが終了
したことになり、ステップST7の視線検出演算を行
う。これは前述したようにCCD2の像情報より、P像
中心を瞳孔中心から視軸を求めることにより、行なわれ
る。この内容は本発明の主旨から外れるので概略の説明
のみとした。
【0026】図7のステップST8における次回の読み
出し範囲指定を行う読み出し範囲指定は種々の方法があ
るが、代表的な例を図10−aで説明する。まず、ステ
ップST19でP像の中心を算出する。画像処理の結
果、最強度レベルの点像をP1,P2 とし、その(x,
y)座標を(P1x,P1y),(P2x,P2y)とする。こ
の2点の中心座標は
【0027】
【数1】 として求められる。
【0028】次にステップST20において、(xp
p )を中心として長方形を考え、x方向に対し、ある
所定値2aの幅を持ち、y方向に対し、ある所定値2b
を考えると、長方形はx方向座標 x1 =xp −aとx2 =xp +a y方向の座標は y1 =yp −bとy2 =yp +b として表わされる。
【0029】この座標(x1 ,y1 ),(x2 ,y2
を次回の読み範囲とすることになる。
【0030】この後、図7中のステップST8が終わり
ステップST9のAF駆動に移る。AF駆動自体は公知
であるが、先程のステップST7における視線検出演算
の結果、撮影者の意図している測距点位置における合焦
状態検知を行い、合焦状態に至るようにレンズ駆動を行
うことにより達成される。ステップST10でスイッチ
23がONされたか否かの判別が行なわれ、YES、つ
まり、ONしているならば、ステップST11の露光制
御に移る。露光制御自体自体は一眼レフカメラにおいて
は、まず、クイックリターンミラーアップを行い、先程
のステップST4のAE演算の結果求められた絞り値に
なるようにレンズの絞り値を制御し、又、演算されたシ
ャッター秒時になるようにシャッター制御を行う。
【0031】露光制御完了後、ステップST12の給送
制御に移りフィルムの巻上げが行なわれる。その後ステ
ップST2に戻り、シーケンスを繰り返すことになる。
また、ステップST10における判断結果がNO、つま
り、スイッチ23がOFF時にも、やはり、ステップS
T2に戻り、シーケンスを繰り返すことになる。
【0032】2度目のシーケンスにおけるステップST
6のCCD読み出しにおいては、先程、ステップST8
で読み出し範囲の指定が行なわれているので、図9にお
けるステップST16はYESとなり、ステップST1
7の指定範囲駆動を行う。
【0033】この指定範囲駆動は図11−aに示される
ように、まず、初期設定としてy=0とし、ステップS
T29でy=y+1とし、ステップST30でyが指定
範囲内のy座標y1 <y<y2 にあるか否かチェックす
る。このときのy1 ,y2 は先程の長方形エリアとして
規定された座標である。ステップST30でNO、つま
り、y軸方向で領域外となると、ステップST32にパ
ターンI駆動を行う。
【0034】パターンI駆動を図12−bに示し、この
時のタイミングチャートを図13のパターンIに示す。
まず、初期設定としてx=0とし、ステップST47で
CCD垂直駆動パルスφV を出力する。その後、ステッ
プST48でx=x+1とした後、ステップST49で
CCD水平駆動パルスφH として短パルスを出力する。
そして、ステップST50でx方向の駆動が最大値x
max 迄進んだか否かの判断が行なわれ、NOであればス
テップST48に戻り、最大値に到達する迄、CCD水
平駆動パルスφH の短パルス出力が繰り返される。
【0035】図13のパターンIに示すタイミングチャ
ートにおいては、xmax として200画素の例が示され
ている。xmax 迄の駆動後、図11−aのステップST
33へ移行してy>ymax (ymax はy方向の総ライン
数である)を判断する。
【0036】一方、ステップST30でyが(y1 ,y
2 )の指定範囲内に入っている時は、ステップST31
のパターンII駆動が行なわれる。このパターンII駆
動は先程の全範囲駆動時に使用したパターンIIと同じ
である図12−aを用いて説明する。
【0037】今、xの範囲としてx1 ,x2 が指定され
ているので、ステップST41でx1 <x<x2 がNO
の時は、ステップST42−2のCCD水平駆動パルス
φHの短パルス出力を行なう。また、x1 <x<x2
YESの時は、ステップST42−1のCCD水平駆動
パルスφH の長パルス出力を行ってサンプルホールドパ
ルスSPを出力し、ステップST43のA/D変換、ス
テップST44のRAM転送を実行する。
【0038】この時の様子を図13のパターンIIのタ
イムチャートで説明すると、x1 =51,x2 =15
0、xmax =200の時であり、51〜150の間はC
CD水平駆動パルスφH の低速駆動、サンプルホール
ド、A/D変換を行い、それ以外の範囲においてはCC
D水平駆動パルスφH の高速駆動を行い、サンプルホー
ルド、A/D変換は行なわれない。
【0039】このパターンII駆動がx=xmax に到達
すると、図11−aのステップST31は終了し、ステ
ップST33のy>ymax の判断が行なわれ、ymax
到達するまでステップST32のパターンI駆動もしく
はステップST31のパターンII駆動が行なわれ、結
局(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )で指定される長方形の
領域内が低速駆動され、サンプルホールド出力、A/D
変換、RAM転送が行なわれ、その長方形領域外は高速
駆動が行なわれ、いわゆる空読み出し状態になる。 実施例2 実施例1にて領域の指定として、x,y両方向とも領域
が指定できる構成としたが、ラインの指定とすることも
できる。これは図5に示すように指定するものであり、
x方向は1〜xmax (=200)まで同一駆動とし、y
方向は(1〜y3 ),(y4 〜ymax (=150))内
は高速駆動を行い、(y3 〜y4 )の領域内においての
み低速駆動、A/D変換、RAM転送を行う。
【0040】これは図11−aに示す指定範囲駆動でy
1 →y3 ,y2 →y4 と置換えるとともにステップST
31のパターンII駆動としてx1 =0,x2 =xmax
とおいた時に相当する。この時のタイムチャートは図1
4に示される(1〜y3 ),(y4 〜ymax )内の駆動
はパターンIであり、これは図13のパターンIと同じ
である。
【0041】(y3 〜y4 )の領域内においては図14
のパターンIIの駆動が行われ、x=1〜xmax まで均
等に低速駆動が行われる。この1ライン中においては1
ライン中の全画素が読み出されることになる。
【0042】先の実施例1、2においては、読み出し範
囲の指定をP像の中心に対し、長方形のエリアとして所
定値a,bを利用し、x±a,y±bを考えたが、図1
0−bに示すようにP像の中心を算出し、図7における
ステップST7で視線検出演算の時に求められる瞳孔径
γを利用して領域指定を行うこともできる。ステップS
T21における瞳孔径算出は上記瞳孔径値にても可能で
あり、又、その瞳孔径値に対し余裕をもたせた値として
も良い。
【0043】ステップST22における半径γの円が含
まれるような正方形を考え(cは所定の余裕値である) x1 =P1x−(γ+c) x2 =P2x+(γ+c) y1 =P1y−(γ+c) y2 =P2y+(γ+c) として、正方形の範囲を求め、これを読み出しの指定領
域とする。
【0044】図10−cは他の領域指定の方法を説明す
るフローチャートであり、これは視線検出上、目的とし
ている瞳孔径を求めることが、明るさによって変化し、
明るい時には瞳孔径が小さくなり、暗い時には大きくな
ることを利用し、それに合わせて瞳孔径が小さい時は読
み出し領域を小さくし、大きい時は読み出し領域を大き
くする。瞳孔径は明るさをパラメータとして一意的に定
まるので、その情報を利用する。
【0045】ステップST19でP像の中心を算出し、
ステップST23で明るさを判断する。明るさは図7に
おけるステップST3の測光による測光値を利用する。
この測光値をBとして、所定の比較値B1 ,B2 と比較
する(B1 <B2 とする)。
【0046】今、領域指定として、長方形のタイプを採
用することを考え、x方向長さ2a,y方向長さ2bと
する。a1 >a2 >a3 ,b1 >b2 >b3 として、明
るさがB<B1 とB1 よりも暗い時は最も領域の広いa
=a1 b=b1 として、ステップST27いおいて、瞳
孔中心(xp ,yp )に対し x1 =xp −a x2 =xp +a y1 =yp −b y2 =yp +b と(x1 ,x2 ),(y1 ,y2 )の領域指定をする。
【0047】明るさがB1 <B<B2 とB1 ,B2 の中
間値の時は、中間の大きさのa2 ,b2 を採用し、明る
さがB2 <Bと最も明るい時はもっとも領域の小さいa
3 ,b3 とする。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至3の
発明によれば、2次元またはライン指定により指定した
指定領域内ではセンサ駆動を低速で行い、かつ、サンプ
ルホールド、A/D変換、RAM転送を行い、指定領域
外ではセンサ駆動を高速で、空読み駆動状態としたの
で、必要とする画像情報の読み出しにかかる時間が短時
間になるとともに必要とするRAM領域も小さくてよい
というメリットを有している。
【0049】また、請求項4の発明によれば、その領域
指定手段を、P像を中心として算出することにより、視
線検出に対して最適な読み出し範囲を指定できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明駆動方法が実施されるカメラの概要図。
【図2】エリアセンサ上の画像面。
【図3】あるラインの信号強度図。
【図4】エリアセンサの領域指定図。
【図5】エリアセンサのラインによる領域指定図。
【図6】カメラの制御回路を示すブロック図。
【図7】カメラの動作を説明するフローチャート。
【図8】CCD蓄積ルーチン。
【図9】CCD読出ルーチン。
【図10】読出し範囲指定ルーチン
【図11】指定範囲駆動、全範囲駆動ルーチン。
【図12】パターンII駆動、パターンI駆動ルーチ
ン。
【図13】領域指定時のタイミングチャート。
【図14】ライン指定時のタイミングチャート。
【符号の説明】
ST1〜ST12 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7811−2K G03B 3/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定手段で読み出し領域を指定し、この
    指定領域内においてはセンサ駆動を低速で行い、かつ、
    A/D変換し、このA/D変換出力をメモリに記憶し、
    指定領域外においてはセンサ駆動を高速で空読み駆動状
    態としたことを特徴とするエリアセンサ駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記指定手段による領域指定は、2次元
    に指定することを特徴とする請求項1のエリアセンサ駆
    動方法。
  3. 【請求項3】 前記指定手段による領域指定は読み出し
    ライン指定とすることを特徴とする請求項1のエリアセ
    ンサ駆動方法。
  4. 【請求項4】 視線検出装置に用いられるエリアセンサ
    において発生するプルキンエ像の位置に応じて領域を指
    定し、その指定領域内においてはセンサ駆動を低速で行
    い、かつ、A/D変換し、このA/D変換出力をメモリ
    に記憶し、指定領域外においてはセンサ駆動を高速で空
    読み駆動状態としたことを特徴とするエリアセンサ駆動
    方法。
JP4118397A 1992-04-10 1992-04-10 エリアセンサ駆動方法 Pending JPH05288983A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016500859A (ja) * 2012-09-27 2016-01-14 ゼンゾモトリック インストルメンツ ゲゼルシャフト フュア イノベイティブ ゼンゾリク ミット ベシュレンクテル ハフツング 眼および視線追跡のためのタイル画像ベースの頭位置の走査

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JP2016500859A (ja) * 2012-09-27 2016-01-14 ゼンゾモトリック インストルメンツ ゲゼルシャフト フュア イノベイティブ ゼンゾリク ミット ベシュレンクテル ハフツング 眼および視線追跡のためのタイル画像ベースの頭位置の走査

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