JPH0528881A - 回路遮断器の電動操作装置 - Google Patents

回路遮断器の電動操作装置

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JPH0528881A
JPH0528881A JP18274291A JP18274291A JPH0528881A JP H0528881 A JPH0528881 A JP H0528881A JP 18274291 A JP18274291 A JP 18274291A JP 18274291 A JP18274291 A JP 18274291A JP H0528881 A JPH0528881 A JP H0528881A
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JP
Japan
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circuit breaker
handle
moved
moves
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JP18274291A
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Takashi Nishizawa
隆志 西沢
Kazuo Kuwamura
和男 桑村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形に構成できる回路遮断器の電動操作装置
を提供する。 【構成】 モータ33により減速ギヤ機構34、ウォー
ム35を介してウォームホイール38を回転させる。す
ると、クランクアーム43がオフ用操作体41を往方向
移動させる。回路遮断器のハンドル5はオフ用操作体4
1の往方向移動によりオン位置からリセット位置まで移
動され、この後のオフ用操作体41の復移動時にオフ位
置に移動する。また、オン用操作体41はオフ用操作体
41に押されて往方向に移動し、圧縮コイルばね46を
押し縮めて弾発力を蓄勢させる。往方向に移動したオン
用操作体42は係止機構47により係止される。この係
止機構47の係止を解除機構52により解除すると、オ
ン用操作体41が圧縮コイルばね46の蓄勢弾発力によ
り復方向に移動しハンドル5をオン位置に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モ―タの回転を操作体
の往復移動に変換して回路遮断器のハンドルを操作する
ようにした回路遮断器の電動操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は回路遮断器を示す。同図におい
て、1はケース、2は固定接触子、3は可動接触子4を
設けた可動アーム、5はハンドル、6は可動アーム3と
ハンドル5とを連結する開閉機構、7は開閉機構6のキ
ャッチ8を係止するラッチ、9はラッチ7の係止を解除
する引外し機構である。
【0003】回路遮断器は周知のように、可動接触子4
が固定接触子2に接触したオン状態において、主回路に
過電流が流れると、引外し装置9が作動してラッチ7に
よるキャッチ5の係止を解除する。すると、トグルばね
10の作用により、可動アーム3が矢印A方向に回動
し、これにより可動接触子4が固定接触子2から開離し
てオフ状態になると共に、ハンドル5がトリップ位置に
移動する。
【0004】このトリップ状態からオン状態に戻すに
は、ハンドル5を一旦トリップ位置からリセット位置に
操作した後、リセット位置からオン位置へと操作する。
すると、リセット位置への操作により、再びキャッチ8
がラッチ7により係止されるので、その後のオン位置へ
の操作により、可動アーム3が矢印Aとは反対方向に回
動し、これにて可動接触子4が固定接触子2に接触して
オン状態に復帰する。
【0005】また、周知のように回路遮断器では、ハン
ドル5の操作により、オン状態とオフ状態との間で切換
え操作できるようになっている。すなわち、ハンドル5
をオン位置からオフ位置に移動操作すると、可動アーム
3が矢印A方向に引き上げられて可動接触子4が固定接
触子から開離する。また、ハンドル5をオフ位置からオ
ン位置に移動操作すると、可動アーム3が矢印Aとは反
対方向に押し下げられて可動接触子4が固定接触子2に
接触するものである。
【0006】このような回路遮断器の電動操作装置の一
例として実開昭64−2332号公報に示されたものが
ある。これを図7ないし図10に基づいて説明するに、
まず、図7において、フレーム11にはガイドバー12
が取り付けられており、このガイドバー12にスライダ
ー13が往復移動可能に支持されている。このスライダ
ー13は回路遮断器のハンドル5を直接操作するもの
で、スライダー13に固定された一対のピン14間にハ
ンドル5が挿入されている。また、ガイドバー12に
は、ハンドル5をオン位置からオフ位置へと操作すると
きのスライダー13の移動により押し縮められて弾発力
を蓄勢する圧縮コイルばね15が巻装されている。
【0007】一方、電動操作装置の駆動源は図10に示
すモータ16とされ、このモータ16の回転は減速ギヤ
機構17により減速され、ワンウエイクラッチ18を介
して主軸19に伝達されるように構成されている。そし
て、この主軸19にはラチェットホイール20が取り付
けられており、このラチェットホイール20の一側面に
スライダー13を往方向に移動させるためのカム21が
固定されている。
【0008】さて、図7は回路遮断器がオン状態にある
ときの電動操作装置を示すもので、回路遮断器をオフ状
態に切換えるには、モータ16を起動させ、主軸19ひ
いてはラチェットホイール20を矢印B方向に回転させ
る。すると、このラチェットホイール20の回転に伴
い、図8に示すように、カム21がスライダー13の一
側面に設けられたローラ22に接触し、当該ローラ22
を介してスライダー13を矢印C方向に移動させる。
【0009】スライダー13が矢印C方向に移動する
と、圧縮コイルばね15が押し縮められて弾発力を蓄勢
する。そして、スライダー13によりハンドル5がオフ
位置まで移動されたところで、カム21がローラ22か
ら離れるも、スライダー13が図10に示すラッチ機構
23によりラッチされるため、スライダー13が圧縮コ
イルばね15の蓄勢弾発力により元位置に向って復方向
に移動することが阻止される。
【0010】そして、カム21がローラ22から離れる
と、その後のラチェットホイール20の回転により、図
9に示すように、カム21に突設されたピン24がスラ
イダー13に支持されているレバー25を引っ掛けて矢
印D方向に回動させる。すると、レバー25がスイッチ
26を動作させるため、このスイッチ26の動作により
モータ16が停止される。以上によりハンドル5がオフ
位置に保持され、回路遮断器がオフ状態となる。
【0011】このオフ状態からオン状態にするには、ラ
ッチ機構23のラッチを解除させる。すると、スライダ
ー13が圧縮コイルばね15の蓄勢弾発力により矢印C
とは反対方向に移動し、これによりハンドル5がオフ位
置からオン位置に移動されるため、回路遮断器がオン状
態に復帰するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スライダー
13をハンドル操作にとって必要なストローク移動させ
るためには、カム21ひいてはラチェットホイール20
としては、比較的径寸法の大きなものが必要となる。
【0013】しかしながら、上記構成の従来の電動操作
装置では、その径大なラチェットホイール20は、径方
向がケース1のフレーム11取付面と直交する方向(図
7で上下方向)となるように配置しなければならないた
め、電動操作装置が厚さ方向に大形化してしまう。この
ため、回路遮断器のケース1からの電動操作装置の突出
量が大きくなり、電動操作装置付き回路遮断器としての
全体の厚さ寸法が大きくなってしまう。
【0014】一方、配電盤に回路遮断器を配設する場
合、その大きさを考慮して配電盤の大きさを決定する
が、上述のように従来の電動操作装置付き回路遮断器は
厚さ寸法が大きいため、それに応じて配電盤も大形のも
のを製作しなければならなくなる。また、既設の配電盤
内に配置されている回路遮断器に電動操作装置を取り付
けようとした場合、配電盤にスペース的な余裕がなく、
電動操作装置の取り付けを諦めざるを得ないという問題
を生ずる。本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、厚さ方向に小形化できる回路遮断器の
電動操作装置を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の回路遮断器の電動操作装置は、モータと、
このモータにより回転されるウォームと、このウォーム
により回転されるウォームホイールと、このウォームホ
イールにクランクアームを介して連結されウォームホイ
ールの回転により往方向に移動して回路遮断器のハンド
ルをオン位置からオフ位置へ移動させた後に復方向に移
動して元位置に戻るオフ用操作体と、このオフ用操作体
の往方向への移動時に当該オフ用操作体に押されて往方
向に移動し復方向に移動されると前記ハンドルをオン位
置へ移動させるオン用操作体と、このオン用操作体の往
方向への移動により弾発力を蓄勢しその蓄勢弾発力によ
りオン用操作体を復方向に付勢する弾性体と、前記オフ
用操作体の復方向への移動にかかわらず前記オン用操作
体を往方向に移動された位置に係止する係止機構と、こ
の係止機構による係止を解除して前記オン用操作体を前
記弾性体の蓄勢弾発力により復方向に移動させる解除機
構とを具備してなるものである。
【0016】
【作用】回路遮断器のハンドルを必要ストローク移動さ
せるために、ウォームホイールは比較的径大なものとな
るが、このウォームホイールは回路遮断器への取付面に
対し、平行配置となるから、電動操作装置全体の厚さは
薄くなる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図5に基
づいて説明する。なお、この実施例では回路遮断器につ
いては図6に示すものを使用するものとし、回路遮断器
の構成部品については図6に使用した符号を用い、詳細
な説明を省略する。
【0018】まず図1および図2において、回路遮断器
のケース1には、本発明に係る電動操作装置31が取り
付けられており、この電動操作装置31のフレーム32
内に回路遮断器のハンドル5が突出している。なお、図
1および図2は、ハンドル5がオン位置にある状態で示
す。
【0019】上記フレーム32内には、電動操作装置3
1の駆動源たるモータ33が配置されている。このモー
タ33には減速ギヤ機構34が連結され、その出力軸3
4aにはウォーム35が取り付けられている。そして、
ウォーム35は、フレーム32の底面に立設された支持
軸36に軸受37を介して支持されたウォームホイール
38に噛合している。なお、モータ33は図示しない制
御装置により制御される。
【0020】また、フレーム32内には、両端部をサポ
ート39により支持された2本のガイドバー40,40
が平行配置されている。このガイドバー40,40に
は、オフ用操作体41およびオン用操作体42がスライ
ド可能に支持されており、これら両操作体41および4
2間に回路遮断器のハンドル5が位置されている。
【0021】前記ウォームホイール38とオフ用操作体
41とはクランクアーム43により連結されており、こ
れにてウォームホイール38の回転運動をオフ用操作体
41の直線運動に変換するようにしている。従って、図
1に示す状態において、ウォームホイール38が1回転
すると、オフ用操作体41がウォームホイール38の半
回転で矢印Eで示す往方向に移動し、ウォームホイール
38の残り半回転で矢印Eとは反対の復方向に移動す
る。そして、オフ用操作体41は、その往方向移動によ
りハンドル5をオン位置からトリップ位置まで移動させ
ると共に、オン用操作体42を往方向に移動させるよう
になっている。
【0022】また、オン用操作体42とフレーム32の
内側面とには、一対のばね座44および45が回動可能
に設けられており、これら両ばね座44および45間に
弾性体としての圧縮コイルばね46が配設されている。
そして、オン用操作体42がオフ用操作体41に押され
て矢印Eで示す往方向に移動すると、圧縮コイルばね4
6は押し縮められて弾発力を蓄勢するようになってい
る。なお、この圧縮コイルばね46の弾発力は、回路遮
断器のトグルばね10の弾発力よりも小さく設定されて
いる。
【0023】往方向に移動されたオン用操作体42は、
係止機構47により係止されるようになっている。この
係止機構47は、フレーム32に設けられた支持部材4
8にピン49を介して回動可能に支持された係止レバー
50と、この係止レバー50を矢印F方向に回動付勢す
る圧縮コイルばね51とからなる。係止レバー50の上
面部には段部50aが形成されていると共に、この段部
50aよりも図示右側部分の上面は傾斜面50bとされ
ている。そして、オン用操作体42が係止レバー50の
傾斜面50bに摺接し、該係止レバー50を矢印Fとは
反対方向に回動させつつ矢印E方向に移動して段部50
aを通過すると、係止レバー50が圧縮コイルばね51
により矢印F方向に回動する。これにより、その後、オ
ン用操作体42が圧縮コイルばね46の蓄勢弾発力によ
り復方向に移動しようとすると、当該オン用操作体42
が係止レバー50の段部50aに係止されて矢印E方向
に移動された位置に止められるものである。
【0024】この係止レバー50の係止解除は、解除機
構52によって行われる。この解除機構52は、図示し
ない制御装置により制御される電磁石53を駆動源とす
るもので、その可動鉄心53aはフレーム32に設けら
れた支持部材54にピン55を介して支持された解除レ
バー56に連結されている。従って、電磁石53が通電
されてその可動鉄心53aが矢印Gで示す上方に移動す
ると、解除レバー56が矢印H方向に回動し、係止レバ
ー50から延長されたアーム50cを押圧して係止レバ
ー50を矢印Fとは反対方向に回動させる。すると、係
止レバー50の段部50aがオン用操作体42から外れ
るため、オン用操作体42に対する係止が解除されるも
のである。
【0025】なお、図1において、57はオフ用操作体
41が一往復して元位置に復帰したことを検出するスイ
ッチであり、モータ33が通電されてウォームホイール
38が一回転(オフ用操作体41が一往復)すると、ウ
ォームホイール38に設けられたピン38aがこのスイ
ッチ57のアクチュエータ57aを押圧する。すると、
このスイッチ57が信号を発し、この信号に基づいて図
示しない制御装置がモータ33を断電するように構成さ
れている。
【0026】また、58はオン用操作体42の往方向に
移動されたことを検出するスイッチであり、オン用操作
体42が矢印Eで示す往方向に移動されて係止レバー5
0に係止される位置に至ると、オン用操作体42がこの
スイッチ58のアクチュエータ58aを押圧する。する
と、スイッチ58が検出信号を発し、図示しない制御装
置はこのスイッチ58から検出信号が発せられていると
き、外部からオン操作信号が入力されると電磁石53に
通電するように構成されている。次に上記構成の作用を
説明する。今、電動操作装置31が図1に示す状態にあ
って回路遮断器をオン状態にしているものとし、このオ
ン状態からオフ状態に切換える場合につき述べる。
【0027】まず、オン状態からオフ状態に切換えるべ
く、外部からオフ操作信号が入力されると、図示しない
制御装置がモータ33に通電してこれを起動させる。こ
のモータ33の回転は減速ギヤ機構34、ウォーム35
を介してウォームホイール38に伝達され、このウォー
ムホイール38の回転に伴い、クランクアーム43がオ
フ用操作体41を押すように作用するため、図3に示す
ように、オフ用操作体41が矢印Eで示す往方向に移動
する。この往方向移動により、オフ用操作体41は、ハ
ンドル5をトリップ位置に向けて移動させると共に、オ
ン用操作体42を同方向に移動させる。そして、このオ
ン用操作体42はその往方向移動により圧縮コイルばね
46を押し縮め、これに弾発力を蓄勢させる。
【0028】さて、ハンドル5がオフ位置を通過してト
リップ位置まで移動されると、オン用操作体42が係止
レバー50の段部50aを通過した状態になり、スイッ
チ58のアクチュエータ58aを押圧する。これと期を
同じくしてクランクアーム43がオフ用操作体41を引
っ張るようになるため、オフ用操作体41が移動方向を
反転して復方向に移動する。
【0029】すると、このオフ用操作体41の復方向移
動に追従するようにして、ハンドル5がトグルばね10
の作用によりトリップ位置からオフ位置まで移動する。
このとき、オン用操作体42も圧縮コイルばね46の蓄
勢弾発力により復方向に移動しようとするが、このオン
用操作体42の復方向移動は直ちに係止レバー50によ
り止められる。従って、オフ用操作体41が復方向に移
動しても、オン用操作体42は復方向に移動しないた
め、ハンドル5はオフ位置に止まり、以上にて回路遮断
器はオン状態からオフ状態に切換えられたこととなる。
【0030】一方、オフ用操作体41がその復方向への
移動により、元位置に戻ると、ウォームホイール38の
ピン38aがスイッチ57のアクチュエータ57aを押
圧する。すると、スイッチ57が動作して信号を発し、
この信号に基づいて図示しない制御装置がモータ33を
断電する。
【0031】次に、回路遮断器をオフ状態からオン状態
に切換えるべく、外部からオフ操作信号が入力される
と、図示しない制御装置が電磁石53に通電する。する
と、可動鉄心53aが矢印G方向に移動し、これに連動
して解除レバー56が矢印H方向に回動して係止レバー
50を矢印Fとは反対方向に回動させるため、図5に示
すように係止レバー50の段部50aがオン用操作体4
2から外れ、当該オン用操作体42の係止が解除され
る。この係止解除により、オン用操作体42が圧縮コイ
ルばね46の弾発力によってオフ用操作体41に当接す
る位置(図1に示す位置)まで復方向に移動する。これ
により、ハンドル5がオン用操作体42に押圧されてオ
フ位置からオン位置へと移動し、これにて回路遮断器が
オン状態になる。
【0032】この回路遮断器がオン状態にあるとき、主
回路に過電流が流れると、図6に示す引外し装置9が作
動してラッチ7によるキャッチ8の係止を解除するた
め、トグルばね10の作用により、可動アーム3が矢印
A方向に回動し、これにより接触子2が固定接触子3か
ら開離してオフ状態になると共に、ハンドル5がトリッ
プ位置まで移動する。このとき、オン用操作体42を復
方向に付勢する圧縮コイルばね46の弾発力よりもトグ
ルばね10の弾発力の方が大きいため、ハンドル5はオ
ン用操作体42を矢印E方向に移動させながらトリップ
位置へと移動するものである。
【0033】そして、このトリップ状態からオン状態に
戻すには、モータ33に通電し、上述したと同様にして
オフ用操作体41によりハンドル5をリセット位置に移
動させ、その後、電磁石53に通電し、上述したと同様
にしてオン用操作体42を復方向に移動させる。これに
より、回路遮断器はオン状態に復帰する。
【0034】このように本実施例によれば、モータ33
の回転運動をオフ用操作体41の直線運動に変換する機
構として、ウォームホイール38およびクランクアーム
43からなるクランク機構を使用したので、ウォームホ
イール38を回路遮断器のケース1のフレーム32取付
面と平行となるように配置できる。このため、ハンドル
5を必要ストローク移動させるために、ウォームホイー
ル38の径寸法が比較的大きくなるという事情があって
も、電動操作装置31を全体として薄形に構成できる。
【0035】従って、電動操作装置付き回路遮断器とし
て構成した場合、全体の厚さ寸法を小さくできるので、
配電盤の大形化を回避できると共に、既設の配電盤内に
配置されている回路遮断器に電動操作装置を取り付ける
ことも可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータの回転を操作体の直線運動に変換する機構としてク
ランク機構を用いたので、全体として薄形に構成するこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を回路遮断器のハンドルをオ
ン位置にセットした状態で示す横断平面図
【図2】ハンドルをオン位置にセットした状態で示す縦
断側面図
【図3】ハンドルをオフ位置に移動させる途中の状態で
示す図1相当図
【図4】ハンドルをオフ位置にセットした状態で示す図
1相当図
【図5】同状態でオン操作体の係止を解除したときを示
す図2相当図
【図6】回路遮断器の縦断側面図
【図7】従来の電動操作装置を回路遮断器のハンドルを
オン位置にセットした状態で示す縦断側面図
【図8】ハンドルをオフ位置に移動させる途中の状態で
示す図7相当図
【図9】ハンドルをオフ位置に移動させた状態で示す図
7相当図
【図10】ハンドルをオフ位置に移動させた状態で示す
平面図
【符号の説明】
1は回路遮断器のケース、5はハンドル、32は電動操
作装置のフレーム、33はモータ、34は減速ギヤ機
構、35はウォーム、38はウォームホイール、40は
ガイドバー、41はオフ用操作体、42はオン用操作
体、43はクランクアーム、46は圧縮コイルばね(弾
性体)、47は係止機構、50は係止レバー、52は解
除機構、53は電磁石、56は解除レバーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 モータと、このモータにより回転される
    ウォームと、このウォームにより回転されるウォームホ
    イールと、このウォームホイールにクランクアームを介
    して連結されウォームホイールの回転により往方向に移
    動して回路遮断器のハンドルをオン位置からオフ位置へ
    移動させた後に復方向に移動して元位置に戻るオフ用操
    作体と、このオフ用操作体の往方向への移動時に当該オ
    フ用操作体に押されて往方向に移動し復方向に移動され
    ると前記ハンドルをオン位置へ移動させるオン用操作体
    と、このオン用操作体の往方向への移動により弾発力を
    蓄勢しその蓄勢弾発力によりオン用操作体を復方向に付
    勢する弾性体と、前記オフ用操作体の復方向への移動に
    かかわらず前記オン用操作体を往方向に移動された位置
    に係止する係止機構と、この係止機構による係止を解除
    して前記オン用操作体を前記弾性体の蓄勢弾発力により
    復方向に移動させる解除機構とを具備してなる回路遮断
    器の電動操作装置。
JP18274291A 1991-07-24 1991-07-24 回路遮断器の電動操作装置 Pending JPH0528881A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101064743B1 (ko) * 2005-11-23 2011-09-15 현대중공업 주식회사 가스절연 차단기의 스위칭 메카니즘
CN103021751A (zh) * 2012-12-03 2013-04-03 杭州凯雅捷科技有限公司 一种自动重合闸智能控制器

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