JPH0528846A - 光フアイバケーブル - Google Patents
光フアイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH0528846A JPH0528846A JP3184721A JP18472191A JPH0528846A JP H0528846 A JPH0528846 A JP H0528846A JP 3184721 A JP3184721 A JP 3184721A JP 18472191 A JP18472191 A JP 18472191A JP H0528846 A JPH0528846 A JP H0528846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- wire
- unit
- heater wire
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/44386—Freeze-prevention means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】OPユニット内に浸入する水の凍結による光フ
ァイバ素線の断心を防ぐことの出来る光ファイバケーブ
ルを提供する。 【構成】OPユニットがスぺーサー型の場合は図1−
(A)に示すように溝付きアルミ線2の中心部にヒータ
ー線5を敷設するか、あるいは図1−(B)に示すよう
に溝の1つをヒーター線5の専用の溝とする方法が好ま
しい。
ァイバ素線の断心を防ぐことの出来る光ファイバケーブ
ルを提供する。 【構成】OPユニットがスぺーサー型の場合は図1−
(A)に示すように溝付きアルミ線2の中心部にヒータ
ー線5を敷設するか、あるいは図1−(B)に示すよう
に溝の1つをヒーター線5の専用の溝とする方法が好ま
しい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバケーブル、特
に光ファイバ入り架空地線(OPGW)の光ファイバユ
ニットに関するものである。
に光ファイバ入り架空地線(OPGW)の光ファイバユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバケーブル、特にOPG
Wに使用されている光ファイバユニット(OPユニッ
ト)としては、溝付アルミ線の溝内に光ファイバ心線を
納め、溝付アルミ線の外側をアルミパイプで保護したも
のや、発泡シリコンのスポンジの周囲に複数本の耐熱ジ
ャケット光ファイバ素線を撚合せ、その外側をガラステ
ープで耐熱保護し、更にその外側をアルミパイプで保護
したものが用いられていた。
Wに使用されている光ファイバユニット(OPユニッ
ト)としては、溝付アルミ線の溝内に光ファイバ心線を
納め、溝付アルミ線の外側をアルミパイプで保護したも
のや、発泡シリコンのスポンジの周囲に複数本の耐熱ジ
ャケット光ファイバ素線を撚合せ、その外側をガラステ
ープで耐熱保護し、更にその外側をアルミパイプで保護
したものが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらOPGW
を架線後、なんらかの原因でアルミパイプの割れ、クラ
ック等によりOPユニット内に水が浸入する場合があ
る。その水は、径間中央部の弛度が最大になる点に溜ま
るようになり、冬期、0℃以下に気温が下る時、OPユ
ニットに溜った水が凍結し、それにより光ファイバ素線
が断心するという事故が発生している。そのため、その
浸水した水分をよい方法で取り除く必要が生じた。
を架線後、なんらかの原因でアルミパイプの割れ、クラ
ック等によりOPユニット内に水が浸入する場合があ
る。その水は、径間中央部の弛度が最大になる点に溜ま
るようになり、冬期、0℃以下に気温が下る時、OPユ
ニットに溜った水が凍結し、それにより光ファイバ素線
が断心するという事故が発生している。そのため、その
浸水した水分をよい方法で取り除く必要が生じた。
【0004】本発明の目的は前記従来の問題点を解消
し、OPユニット内に浸入する水による前記したような
事故を防ぐために、水分の凍結による光ファイバ素線の
断心を防ぐことの出来る光ファイバケーブルを提供する
ことにある。
し、OPユニット内に浸入する水による前記したような
事故を防ぐために、水分の凍結による光ファイバ素線の
断心を防ぐことの出来る光ファイバケーブルを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の要旨
は、OPユニット内の溝付アルミ線、又は溝の中に、あ
るいはスポンジに、ヒーター線を内蔵させたことであ
り、それによってOPユニット内を加熱し、水分を蒸気
として放出させて凍結を防ぐことにある。
は、OPユニット内の溝付アルミ線、又は溝の中に、あ
るいはスポンジに、ヒーター線を内蔵させたことであ
り、それによってOPユニット内を加熱し、水分を蒸気
として放出させて凍結を防ぐことにある。
【0006】即ち、本発明の上記目的は、光ファイバ入
り架空地線に内蔵されている光ファイバユニット内部に
ヒーター線を内蔵させたことを特徴とする光ファイバケ
ーブルによって達成される。
り架空地線に内蔵されている光ファイバユニット内部に
ヒーター線を内蔵させたことを特徴とする光ファイバケ
ーブルによって達成される。
【0007】本発明における光ファイバユニット内部に
ヒーター線を内蔵させるということは、例えば溝付アル
ミ線を用いている場合は溝付アルミ線の中央にヒータ線
を敷設するか、又は溝付アルミ線の一部の溝に、ヒータ
ー線を配置するである。又、発泡シリコン等のスポンジ
の囲りに複数本の光ファイバ素線を撚り合せているもの
については、スポンジの中心にヒーター線を配置するこ
とが好ましい。
ヒーター線を内蔵させるということは、例えば溝付アル
ミ線を用いている場合は溝付アルミ線の中央にヒータ線
を敷設するか、又は溝付アルミ線の一部の溝に、ヒータ
ー線を配置するである。又、発泡シリコン等のスポンジ
の囲りに複数本の光ファイバ素線を撚り合せているもの
については、スポンジの中心にヒーター線を配置するこ
とが好ましい。
【0008】又、本発明において用いるヒーター線とし
ては現在、ヒーター線入りトロリー線で使用している定
格600V、150℃のエチレン・4フッ化エチレン共
重合樹脂(ETFE)絶縁電線などが好ましい。また、
調温システムを構成して、気温が0℃以上になるような
時、自動的に通電するようにすることが好ましい。
ては現在、ヒーター線入りトロリー線で使用している定
格600V、150℃のエチレン・4フッ化エチレン共
重合樹脂(ETFE)絶縁電線などが好ましい。また、
調温システムを構成して、気温が0℃以上になるような
時、自動的に通電するようにすることが好ましい。
【0009】更に、又、ヒーター線の敷設はケーブル全
線にわたって行うことでなく、浸入した水が溜り易い、
弛度底付近の部分だけにヒーター線が敷設される方法を
とっても良い。
線にわたって行うことでなく、浸入した水が溜り易い、
弛度底付近の部分だけにヒーター線が敷設される方法を
とっても良い。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。
【0011】(実施例−1)OPユニットがいわゆるス
ペーサー型の場合の実施例を図1に示す。図1−(A)
の例は、複数本の光ファイバ素線4を含み適宜耐熱テー
プ等のおさえ巻きを施したような光ファイバユニットケ
ーブル3が溝付きアルミ線2の各溝に収納されており、
この線2の中心部にはヒーター線5が敷設されている。
図1−(B)は1つをヒーター線の専用の溝とした例
で、溝内にヒーター線5が収納されている。
ペーサー型の場合の実施例を図1に示す。図1−(A)
の例は、複数本の光ファイバ素線4を含み適宜耐熱テー
プ等のおさえ巻きを施したような光ファイバユニットケ
ーブル3が溝付きアルミ線2の各溝に収納されており、
この線2の中心部にはヒーター線5が敷設されている。
図1−(B)は1つをヒーター線の専用の溝とした例
で、溝内にヒーター線5が収納されている。
【0012】(実施例−2)OPユニットがいわゆるス
ポンジ型の場合の実施例を図2に示す。スポンジ6の緩
衝材の中心部にヒーター線5を内蔵させ、その外周に光
ファイバ素線4が巻回されガラステープ7のおさえ巻が
施されている。
ポンジ型の場合の実施例を図2に示す。スポンジ6の緩
衝材の中心部にヒーター線5を内蔵させ、その外周に光
ファイバ素線4が巻回されガラステープ7のおさえ巻が
施されている。
【0013】上記のような構造のOPユニットを架線
後、もしアルミパイプ1に亀裂が入りOPユニット内に
水が浸入していることがわかった場合、ヒーター線に通
電させて水分を蒸発させるが、アルミパイプ外に逃げや
すいようにアルミパイプの片側から空気を送り出してお
く方法をとってもよい。
後、もしアルミパイプ1に亀裂が入りOPユニット内に
水が浸入していることがわかった場合、ヒーター線に通
電させて水分を蒸発させるが、アルミパイプ外に逃げや
すいようにアルミパイプの片側から空気を送り出してお
く方法をとってもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の光ファイバケーブルにより、
ヒーター線に電気を流し、OPユニット内に水分を、
蒸発させることにより、凍結による光ファイバ断心を防
げる。
ヒーター線に電気を流し、OPユニット内に水分を、
蒸発させることにより、凍結による光ファイバ断心を防
げる。
【0015】 また、水分を蒸発させないまでも、0
℃以下に気温が下がる時にヒーター線に通電させておく
ことにより、凍結を防ぐことができる。
℃以下に気温が下がる時にヒーター線に通電させておく
ことにより、凍結を防ぐことができる。
【図1】本発明のスペーサー型光ファイバユニットにお
ける一実施例の横断図面(A)、1つの溝内部にヒータ
ーを入れた場合の一実施例の横断図面(B)。
ける一実施例の横断図面(A)、1つの溝内部にヒータ
ーを入れた場合の一実施例の横断図面(B)。
【図2】本発明のスポンジ型光ファイバユニットにおけ
る一実施例の横断面図。
る一実施例の横断面図。
1 アルミパイプ 2 溝付アルミ線 3 光ファイバユニットケーブル 4 光ファイバ素線 5 ヒーター線 6 スポンジ 7 ガラステープ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】光ファイバ入り架空地線に内蔵されている
光ファイバユニット内部にヒーター線を内蔵させたこと
を特徴とする光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184721A JPH0528846A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 光フアイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184721A JPH0528846A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 光フアイバケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528846A true JPH0528846A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16158206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184721A Pending JPH0528846A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 光フアイバケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528846A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7421169B2 (en) | 2003-06-20 | 2008-09-02 | Fujikura Ltd. | Optical fiber cable |
US9175773B2 (en) | 2008-01-22 | 2015-11-03 | Khs Gmbh | Sealing device for sealing a vertical gap between adjacent wall panels, such as glass panes, which form part of a machine enclosure |
CN111446038A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-24 | 安徽华通电缆集团有限公司 | 高抗拉耐寒电缆及其制备用生产线 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184721A patent/JPH0528846A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7421169B2 (en) | 2003-06-20 | 2008-09-02 | Fujikura Ltd. | Optical fiber cable |
US9175773B2 (en) | 2008-01-22 | 2015-11-03 | Khs Gmbh | Sealing device for sealing a vertical gap between adjacent wall panels, such as glass panes, which form part of a machine enclosure |
CN111446038A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-24 | 安徽华通电缆集团有限公司 | 高抗拉耐寒电缆及其制备用生产线 |
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