JPH05288437A - 冷凍装置の水冷却器凍結防止制御装置 - Google Patents
冷凍装置の水冷却器凍結防止制御装置Info
- Publication number
- JPH05288437A JPH05288437A JP4088584A JP8858492A JPH05288437A JP H05288437 A JPH05288437 A JP H05288437A JP 4088584 A JP4088584 A JP 4088584A JP 8858492 A JP8858492 A JP 8858492A JP H05288437 A JPH05288437 A JP H05288437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water cooler
- compressor
- water
- temperature
- cooled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/025—Compressor control by controlling speed
- F25B2600/0251—Compressor control by controlling speed with on-off operation
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】冷水通路を複数の回路で構成された水冷却器に
おいて、特定の通路において冷水の凍結現象を生じた場
合、早期に凍結現象を検出し水冷却器の破損を防止する
ものである。 【構成】水冷却器出口（圧縮機吸入）の冷媒ガス温度を
検出するサーモスタットを取付け、該サーモスタットの
動作接点を冷凍装置の運転制御回路に取り込み、圧縮機
の運転を制御（停止）させる。 【効果】冷水の凍結現象を早期に検出することにより、
水冷却器の破損を防止することができる。
おいて、特定の通路において冷水の凍結現象を生じた場
合、早期に凍結現象を検出し水冷却器の破損を防止する
ものである。 【構成】水冷却器出口（圧縮機吸入）の冷媒ガス温度を
検出するサーモスタットを取付け、該サーモスタットの
動作接点を冷凍装置の運転制御回路に取り込み、圧縮機
の運転を制御（停止）させる。 【効果】冷水の凍結現象を早期に検出することにより、
水冷却器の破損を防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷水冷却機能を有する冷
凍装置に関する。
凍装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１に圧縮機，凝縮器２，水冷却器３，
膨張装置４からなる冷凍装置を利用した冷水製造装置の
サイクル構成を示す。
膨張装置４からなる冷凍装置を利用した冷水製造装置の
サイクル構成を示す。
【０００３】圧縮機１から吐出された高温高圧ガスは、
凝縮器２において冷却され凝縮する。
凝縮器２において冷却され凝縮する。
【０００４】凝縮した液冷媒は膨張装置４により、断熱
膨張して低温低圧の液ガス混合冷媒となり、水冷却器３
にて蒸発し、過熱ガスとなって圧縮機１に戻り冷凍サイ
クルを構成する。
膨張して低温低圧の液ガス混合冷媒となり、水冷却器３
にて蒸発し、過熱ガスとなって圧縮機１に戻り冷凍サイ
クルを構成する。
【０００５】前記、冷水製造装置は水冷却器３にて蒸発
する課程において、水から熱を奪い水を冷却するよう構
成したものである。
する課程において、水から熱を奪い水を冷却するよう構
成したものである。
【０００６】冷水製造装置は水冷却器入口の冷水温度を
温度調節器５により検出して圧縮機の発停を制御し、所
定温度の冷水を製造する。
温度調節器５により検出して圧縮機の発停を制御し、所
定温度の冷水を製造する。
【０００７】また冷水流量の低下，温度調節器５の過低
温設定または故障等による冷水の過冷却（凍結）を防止
することを目的として、保護装置として水冷却器の冷水
出口温度を検出する凍結防止用サーモスタット６を装備
している。
温設定または故障等による冷水の過冷却（凍結）を防止
することを目的として、保護装置として水冷却器の冷水
出口温度を検出する凍結防止用サーモスタット６を装備
している。
【０００８】前述の通り、従来技術における冷水の凍結
防止制御は水冷却器出口に凍結防止用サーモスタットを
取付け、図４に示す通り警報装置として使用し、該サー
モスタットが動作した場合には冷凍装置を停止するよう
構成している。
防止制御は水冷却器出口に凍結防止用サーモスタットを
取付け、図４に示す通り警報装置として使用し、該サー
モスタットが動作した場合には冷凍装置を停止するよう
構成している。
【０００９】尚、この種公知例としては実開昭62−1189
75号のものがある。
75号のものがある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】水冷却器出口に取り付
けた凍結防止用サーモスタットでは、局部的な冷水の凍
結現象に対しては凍結状態の検出不能、または検出遅れ
により水冷却器を破損させることができる。
けた凍結防止用サーモスタットでは、局部的な冷水の凍
結現象に対しては凍結状態の検出不能、または検出遅れ
により水冷却器を破損させることができる。
【００１１】本発明は前記局部的な凍結現象に対し、十
分な保護機能を提供することを目的とするものである。
分な保護機能を提供することを目的とするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】水冷却器出口（圧縮機吸
入）配管に冷媒ガス温度を検出するサーモスタットを取
付け、該サーモスタットの出力接点を、冷凍装置の運転
制御回路に取り込み、圧縮機の運転を制御する。
入）配管に冷媒ガス温度を検出するサーモスタットを取
付け、該サーモスタットの出力接点を、冷凍装置の運転
制御回路に取り込み、圧縮機の運転を制御する。
【００１３】
【作用】水冷却器出口（圧縮機吸入）配管に取付けたサ
ーモスタットは、感温部が設定温度に達すると、出口接
点を開閉する。
ーモスタットは、感温部が設定温度に達すると、出口接
点を開閉する。
【００１４】冷凍装置の運転制御回路に該出力接点を取
り込み、圧縮機の運転を制御する。
り込み、圧縮機の運転を制御する。
【００１５】
【実施例】図２に本発明に係る冷水製造装置のサイクル
構成を示す。
構成を示す。
【００１６】冷水の過冷却（凍結）を防止することを目
的として、従来技術と同様の保護装置として水冷却器の
冷水出口温度を検出する凍結防止用サーモスタット６を
装備すると共に、水冷却器出口（圧縮機吸入）配管にサ
ーモスタット７を取付け、冷媒ガス温度を検出して、冷
凍装置の運転を制御するよう構成したものである。
的として、従来技術と同様の保護装置として水冷却器の
冷水出口温度を検出する凍結防止用サーモスタット６を
装備すると共に、水冷却器出口（圧縮機吸入）配管にサ
ーモスタット７を取付け、冷媒ガス温度を検出して、冷
凍装置の運転を制御するよう構成したものである。
【００１７】図３はコイル形水冷却器の冷水通路の構成
を示したものである。
を示したものである。
【００１８】（ａ）は冷水通路が１回路で、全ての冷水
は同一の通路を通って出口に至るよう構成されたもので
ある。
は同一の通路を通って出口に至るよう構成されたもので
ある。
【００１９】しかし熱交換器の容量が大きくなると１回
路の場合には、冷水側の圧力損失が増加し冷水循環ポン
プの容量が大きくなる他、熱交換器の特性が低下する等
の欠点がある。
路の場合には、冷水側の圧力損失が増加し冷水循環ポン
プの容量が大きくなる他、熱交換器の特性が低下する等
の欠点がある。
【００２０】前記欠点を防止するため（ｂ）に示す通
り、入口分配管８，出口集合管９を設け、冷水通路を複
数の回路で構成する。冷水通路が複数の回路で構成され
た場合、全ての冷水は同一の通路を通って出口に至るこ
とはなく、各々別々の通路を介して出口に至る。
り、入口分配管８，出口集合管９を設け、冷水通路を複
数の回路で構成する。冷水通路が複数の回路で構成され
た場合、全ての冷水は同一の通路を通って出口に至るこ
とはなく、各々別々の通路を介して出口に至る。
【００２１】この場合において、特定の通路において詰
り等による冷水流量低下を生じ、冷水温度が低下した場
合、出口集合管９における冷水温度は全ての通路の平均
温度となり、出口集合管部９に取り付けた凍結防止用サ
ーモスタット６では凍結保護ができない。
り等による冷水流量低下を生じ、冷水温度が低下した場
合、出口集合管９における冷水温度は全ての通路の平均
温度となり、出口集合管部９に取り付けた凍結防止用サ
ーモスタット６では凍結保護ができない。
【００２２】前述の如く、特定の通路において詰り等に
よる冷水流量低下を生じ、冷水温度が低下し凍結に至っ
た場合には、水冷却器において水から熱を奪い蒸発し、
過熱ガスとなるべき冷媒は、当該通路においては十分な
熱量を得ることができず、液ガス混合状態にて冷媒出口
に達する。
よる冷水流量低下を生じ、冷水温度が低下し凍結に至っ
た場合には、水冷却器において水から熱を奪い蒸発し、
過熱ガスとなるべき冷媒は、当該通路においては十分な
熱量を得ることができず、液ガス混合状態にて冷媒出口
に達する。
【００２３】冷媒ガスの通路も、図３に示す冷水通路の
構成と同様に複数の通路で構成されるが、凍結に至った
通路の出口の冷媒ガスのエンタルピは小さく、集合管後
の冷媒ガスはその影響を受けて、当該圧力における飽和
温度に近づく。したがって、集合管後（水冷却器出口，
圧縮機吸入）に取り付けたサーモスタット７により凍結
現象を検出することができる。
構成と同様に複数の通路で構成されるが、凍結に至った
通路の出口の冷媒ガスのエンタルピは小さく、集合管後
の冷媒ガスはその影響を受けて、当該圧力における飽和
温度に近づく。したがって、集合管後（水冷却器出口，
圧縮機吸入）に取り付けたサーモスタット７により凍結
現象を検出することができる。
【００２４】図５から図７は本発明によるサーモスタッ
ト７を取り入れた冷凍装置の制御回路を示す。
ト７を取り入れた冷凍装置の制御回路を示す。
【００２５】図５は従来技術の図４と同様に該サーモス
タットを保護装置として使用し、図４における凍結防止
用サーモスタットと併用し、いずれか一方が開路となっ
た場合に冷凍装置を停止させるよう構成したものであ
る。
タットを保護装置として使用し、図４における凍結防止
用サーモスタットと併用し、いずれか一方が開路となっ
た場合に冷凍装置を停止させるよう構成したものであ
る。
【００２６】図６は該サーモスタットを制御装置として
使用し、開路となった場合に冷凍装置を一旦停止させ、
閉路となった時点で圧縮機始動用限時継電器に通電し、
該限時継電器の設定時間経過後に圧縮機を再始動するよ
う構成したものである。
使用し、開路となった場合に冷凍装置を一旦停止させ、
閉路となった時点で圧縮機始動用限時継電器に通電し、
該限時継電器の設定時間経過後に圧縮機を再始動するよ
う構成したものである。
【００２７】図７は図６と同様に、該サーモスタットを
制御装置として使用し、開路となった場合に冷凍装置を
一旦停止させ、閉路となった時点で該サーモスタット復
帰遅延用限時継電器に通電し、該限時継電器の設定時間
経過後に圧縮機始動用限時継電器に通電し、該限時継電
器の設定時間経過後に圧縮機を再始動するよう構成した
ものである。
制御装置として使用し、開路となった場合に冷凍装置を
一旦停止させ、閉路となった時点で該サーモスタット復
帰遅延用限時継電器に通電し、該限時継電器の設定時間
経過後に圧縮機始動用限時継電器に通電し、該限時継電
器の設定時間経過後に圧縮機を再始動するよう構成した
ものである。
【００２８】
【発明の効果】冷水通路が複数の回路で構成された水冷
却器における、特定の通路の凍結現象を検出して、圧縮
機の運転を制御することができ、凍結における水冷却器
の破損を防止することができる。
却器における、特定の通路の凍結現象を検出して、圧縮
機の運転を制御することができ、凍結における水冷却器
の破損を防止することができる。
【図１】冷凍サイクルを利用した従来技術による冷水製
造装置のサイクル構成図である。
造装置のサイクル構成図である。
【図２】冷凍サイクルを利用した本発明による冷水製造
装置のサイクル構成図である。
装置のサイクル構成図である。
【図３】コイル形水冷却器の冷水通路の構成である。
【図４】従来技術による冷水製造装置の制御回路であ
る。
る。
【図５】本発明による冷水製造装置の制御回路である。
【図６】本発明による冷水製造装置の制御回路である。
【図７】本発明による冷水製造装置の制御回路である。
１…圧縮機、２…凝縮器、３…水冷却器、４…膨張装
置、５…温度調節器（２３Ｃ）、６…凍結防止用サーモ
スタット（２６Ｗ）、７…サーモスタット（２６Ｔ
Ｓ）、８…入口分配管、９…出口集合管、１０…運転釦
（ＯＮ）、１１…停止釦（ＯＦＦ）、１２…高圧遮断装
置（６３Ｈ）、１３…過負荷保護装置（５１Ｃ）、１４
…電磁接触器（５２Ｃ）、１５…補助継電器（Ｘ１）、
１６…限時継電器（２１）、１７…限時継電器（２
２）。
置、５…温度調節器（２３Ｃ）、６…凍結防止用サーモ
スタット（２６Ｗ）、７…サーモスタット（２６Ｔ
Ｓ）、８…入口分配管、９…出口集合管、１０…運転釦
（ＯＮ）、１１…停止釦（ＯＦＦ）、１２…高圧遮断装
置（６３Ｈ）、１３…過負荷保護装置（５１Ｃ）、１４
…電磁接触器（５２Ｃ）、１５…補助継電器（Ｘ１）、
１６…限時継電器（２１）、１７…限時継電器（２
２）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金堀場 護 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】圧縮機，凝縮器，水冷却器，膨張装置等か
らなる冷凍装置において、 水冷却器にて冷却する冷水の過冷却（凍結）を防止する
ことを目的として、水冷却器出口（圧縮機吸入）の冷媒
ガス温度を検出して、冷凍装置の運転を制御することを
特徴とする水冷却器凍結防止制御装置。 - 【請求項２】請求項１において水冷却器凍結防止制御の
機能を、警報装置として使用し冷凍装置を停止するよう
構成したことを特徴とする水冷却器凍結防止制御装置。 - 【請求項３】請求項１において水冷却器凍結防止制御の
機能を、制御装置として使用し冷凍装置を一旦停止さ
せ、冷媒ガス温度検出装置の復帰により、再運転するよ
う構成したことを特徴とする水冷却器凍結防止制御装
置。 - 【請求項４】請求項３において、冷媒ガス温度検出装置
の復帰信号を限時継電器に入力し、圧縮機の再運転信号
を遅延したことを特徴とする水冷却器凍結防止制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4088584A JPH05288437A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 冷凍装置の水冷却器凍結防止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4088584A JPH05288437A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 冷凍装置の水冷却器凍結防止制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05288437A true JPH05288437A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13946896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4088584A Pending JPH05288437A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 冷凍装置の水冷却器凍結防止制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05288437A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005147622A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置 |
| JP2010032167A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| KR101526339B1 (ko) * | 2008-08-29 | 2015-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 수냉식 공기조화기 및 그 제어방법 |
| CN110094835A (zh) * | 2019-05-21 | 2019-08-06 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种冷媒流量调节方法、装置及空调器 |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP4088584A patent/JPH05288437A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005147622A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置 |
| JP4546067B2 (ja) * | 2003-11-19 | 2010-09-15 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和装置 |
| JP2010032167A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
| KR101526339B1 (ko) * | 2008-08-29 | 2015-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 수냉식 공기조화기 및 그 제어방법 |
| CN110094835A (zh) * | 2019-05-21 | 2019-08-06 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种冷媒流量调节方法、装置及空调器 |
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