JP2589235B2 - 製氷機の運転制御装置 - Google Patents

製氷機の運転制御装置

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JP2589235B2
JP2589235B2 JP3178199A JP17819991A JP2589235B2 JP 2589235 B2 JP2589235 B2 JP 2589235B2 JP 3178199 A JP3178199 A JP 3178199A JP 17819991 A JP17819991 A JP 17819991A JP 2589235 B2 JP2589235 B2 JP 2589235B2
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治彦 湯浅
剛 黒沢
稔 岡島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製氷と離氷を交互に繰
り返して製氷を行う製氷機の運転制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する従来技術として、特公
平1−30071号公報(F25C5/00)には、氷
を生成するための製氷板と、水ポンプの駆動により製氷
用水を該製氷板に散水する散水回路と、製氷板の冷却管
に圧縮機からの液冷媒を流通させる製氷用冷媒回路と、
離氷用開閉弁の開動作により上記製氷板の冷却管に上記
圧縮機のホットガスを流通させる離氷用冷媒回路とを備
え、製氷運転時、製氷板に散水された製氷用水を液冷媒
により冷却凍結して氷を生成する一方、離氷運転時、製
氷板に生成された氷をホットガスにより離氷させるよう
にした製氷機において、上記圧縮機の過負荷状態を検知
する負荷検知手段と、該負荷検知手段の出力を受け、所
定時間のあいだ上記圧縮機を停止させるとともに上記離
氷用開閉弁を開き且つ水ポンプを作動させ、氷を製氷板
から離脱させたのち、製氷運転に移行させる制御手段と
を備えてなる製氷機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の製氷機
は、過電流通電時に開動作するバイメタル式過電流検知
器で過負荷状態を検知し、圧縮機が過負荷状態となった
場合、所定時間のあいだ圧縮機の負荷を軽減するために
圧縮機を停止させるとともに離氷運転を行い、その後は
強制的に製氷運転に移行させて低圧圧力を低下させるよ
うにして過負荷を除去するよう制御しているが、過負荷
状態となった場合の回避手段はとれているものの過負荷
を防止できるものではなく、圧縮機及びバイメタル式過
電流検知器の発停に伴う寿命の低下を招くという問題点
があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、負荷検知手段
にて負荷状態を監視し、過負荷を防止することを目的と
する製氷機の運転制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、冷凍系の製氷部材に製氷用水を循環して
行う製氷サイクルと、製氷部材に氷結した氷を離氷する
離氷サイクルとを交互に行う製氷機において、冷凍サイ
クルの凝縮温度或るいは凝縮圧力を検知する負荷検知手
段と、製氷時に前記凝縮器の冷却を行うための冷却手段
と、前記負荷検知手段にて検知される凝縮圧力或るいは
凝縮温度が、予め決められた設定値よりも高いと検知さ
れた場合、離氷サイクル時に前記冷却手段にて前記凝縮
器の冷却を行う制御手段とを備えてなる製氷機の運転制
御装置を提供するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によると、冷凍サイクルの凝
縮温度或るいは凝縮圧力が設定値以上のときには、離氷
サイクル時も継続して冷却手段が凝縮器の冷却を行う。
これにより、冷媒の一部が冷却された前記凝縮器に流入
するため、冷媒循環量を減少させることができるととも
にホットガス温度が下がるので圧縮機に戻る冷媒温度も
下がり圧縮機の過負荷状態を阻止することができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。図1は逆セル型製氷機の全体構成を示し、1は
氷を生成するための製氷室1aを複数個有する製氷板
で、2は該製氷板1の下方に配置され、上部に前記製氷
室1aに対応位置する多数の散水孔2aを有する水皿で
あって、該水皿2の下方には水皿2からの水を回収する
水タンク4が設けられており、該水タンク4には、該水
タンク4の水を配水管3を介して前記水皿2に汲上げ供
給する水ポンプ5が配設されている。また、前記水皿2
には給水用電磁弁6を介設した給水管7の他端が臨んで
おり、製氷により低下した水タンク4の水位を所定の水
位まで復帰させるため、前記給水用電磁弁6を開くこと
により前記水皿2に給水されて前記水タンク4に溜まる
ように散水回路が構成されている。
【0008】さらに、10は製氷板1の製氷板本体1a
の上部に設けた冷却管、11は該冷却管10に液冷媒を
流通させる製氷用冷媒回路、12は上記製氷板1の冷却
管10にホットガスを流通させる離氷用冷媒回路であっ
て、該製氷用冷媒回路11は、圧縮機13と、冷却手段
として空気流を発生するファン14を備えた空冷式の凝
縮器15と、膨張弁16と、蒸発器としての冷却管10
とが冷媒配管17により順次接続されてなる。尚、18
はアキュ−ムレ−タである。また、本実施例では前記凝
縮器15が空冷式であるため、冷却手段はファン14に
て発生した空気流であるが、前記凝縮器15が水冷式で
ある場合には、水道等を接続して、この水道の水を冷却
手段として用いることも有効である。また、他の方法と
してク−リングユニットと称される放熱器と凝縮器との
間を流水ポンプにて冷却水を循環させ、この冷却水を冷
却手段としてもよい。
【0009】一方、離氷用冷媒回路12は、上記圧縮機
13と、離氷時に開動作する離氷用開閉弁としての離氷
用電磁弁20と冷却管10とが冷媒配管17により順次
接続されてなる。次に図1及び図2を参照して本発明の
詳細を説明する。まず、製氷運転時であるが、製氷用冷
媒回路11では冷媒を図2中実線矢印の如く循環させる
ことにより、圧縮機13から吐出された高温高圧の冷媒
が有する熱量を凝縮器15で外気に放熱したのち、冷媒
管10にて製氷板1に循環される製氷用水から熱量を吸
熱することを繰返して、前記製氷板1で製氷用水を冷却
凍結させて氷を生成するように構成されている。次に、
離氷運転時であるが、離氷用冷媒回路12では冷媒を図
2中破線矢印の如く循環させることにより、圧縮器13
からの冷媒が有する熱量を冷却管10にて放熱すること
を繰返して、製氷板1に生成された氷を離氷させるよう
に構成されている。また、21は前記膨張弁16の流入
側冷媒配管17の冷媒温度を検出する凝縮温度センサで
ある負荷検知手段であり、この凝縮温度センサ21の検
出信号は制御手段22に入力され、この制御手段22に
より前記ファン14の運転制御を行う。また、本実施例
においては温度センサであるが、圧力センサとして冷媒
の凝縮圧力を検知するものであってもよい。これは、冷
媒の凝縮温度と凝縮圧力とは正比例の関係にあるため、
凝縮温度が過負荷状態であれば凝縮圧力も過負荷状態を
示すためである。
【0010】ここで、前記離氷運転時に前記凝縮器15
をファン14にて冷却することについて説明する。前記
離氷用冷媒回路12中では前記凝縮器15に少しではあ
るが冷媒が流入するように構成されている。一方、圧縮
機13に過負荷がかかるということは、冷媒が高温、高
圧になるため体積膨張を起こすことに起因している。こ
のため、この膨張した分の冷媒を前記凝縮器15側に流
入させれば、冷媒の循環量を減少させることができると
ともに、冷媒温度が下がるため前記圧縮機13にかかる
過負荷を取り除くことができる。しかも、製氷運転再開
時には、凝縮器内には通常以上の冷媒が溜っている為、
離氷運転から製氷運転への移行をスムーズに行えるよう
になる。以上のような理由により、離氷運転時に前記圧
縮機13が過負荷状態となる前に、前記凝縮器15をフ
ァン14にて冷却して、圧縮機13の過負荷状態を阻止
するものである。
【0011】次に本発明の動作を説明すると、前記製氷
用冷媒回路11にて製氷動作を行った後、前記離氷用冷
媒回路12にて離氷動作を行うわけであるが、ここで前
記圧縮機13が過負荷状態となっている場合、前記検知
手段21の検知にて前記制御手段22が前記ファン14
を運転するように制御する。以下本発明の動作を図3の
フロ−チャ−トを参照して説明すると、まず、前記製氷
用冷媒回路11による製氷動作が完了する(S1ステッ
プ)。ここで、通常製氷動作中は前記ファン14は運転
したままの状態である。そして、製氷動作が完了したら
離氷動作を開始する(S2ステップ)。次に前記過負荷
検知手段21の検知にて冷媒の凝縮温度を検知する(S
3ステップ)。そして、前記検知手段21にて前記膨張
弁16の流入側の凝縮温度を検知するが、凝縮温度に限
らず凝縮圧力であってもよい(S3ステップ)。次に凝
縮温度と予め決められた設定値とを比較する(S4ステ
ップ)。ここで、凝縮温度が設定値よりも低い(NO)
場合、前記ファン14の運転を停止して前記凝縮器15
の冷却を停止する(S5ステップ)。そして、離氷動作
が完了(YES)した時点(S6ステップ)で、再び製
氷開始となる(S7ステップ)。
【0012】また、S4ステップにて凝縮温度が設定温
度より高い(YES)となったら、前記凝縮器15の運
転を継続する(S8ステップ)。そして、離氷完了(Y
ES)した時点(S6ステップ)で、再び製氷開始とな
る(S7ステップ)。この場合は前記ファン14は運転
したままである。
【0013】
【発明の効果】離氷サイクル時に圧縮機が過負荷状態と
なるような場合には、圧縮機の運転を継続したまま、凝
縮器を冷却手段にて冷却する。これにより、冷媒の一部
が凝縮器に流入するため、離氷サイクル中の冷媒循環量
を減少させることができ、圧縮機が過負荷状態となるこ
とを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体回路図である。
【図2】製氷機の要部回路図である。
【図3】本発明の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 製氷部材 13 圧縮機 15 凝縮器 21 負荷検知手段 22 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 下城 博人 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−191866(JP,U) 実開 昭53−13661(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍系の製氷部材に製氷用水を循環して
    行う製氷サイクルと、製氷部材に氷結した氷を離氷する
    離氷サイクルとを交互に行う製氷機において、冷凍サイ
    クルの凝縮温度或るいは凝縮圧力を検知する負荷検知手
    段と、製氷時に前記凝縮器の冷却を行うための冷却手段
    と、前記負荷検知手段にて検知される凝縮圧力或るいは
    凝縮温度が、予め決められた設定値よりも高いと検知さ
    れた場合、離氷サイクル時に前記冷却手段にて前記凝縮
    器の冷却を行う制御手段とを備えたことを特徴とする製
    氷機の運転制御装置。
JP3178199A 1991-07-18 1991-07-18 製氷機の運転制御装置 Expired - Lifetime JP2589235B2 (ja)

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JPS5313661U (ja) * 1976-07-16 1978-02-04
JPS60191866U (ja) * 1984-05-30 1985-12-19 ホシザキ電機株式会社 製氷機の運転制御装置

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