JPH0528788A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents

不揮発性メモリ装置

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Publication number
JPH0528788A
JPH0528788A JP29505691A JP29505691A JPH0528788A JP H0528788 A JPH0528788 A JP H0528788A JP 29505691 A JP29505691 A JP 29505691A JP 29505691 A JP29505691 A JP 29505691A JP H0528788 A JPH0528788 A JP H0528788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
time
write
written
data bits
Prior art date
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Pending
Application number
JP29505691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nishizawa
一幸 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0528788A publication Critical patent/JPH0528788A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は不揮発性メモリセルの経時変
化を監視して保持しているデータビットの信頼性を高め
ることである。 【構成】 第1メモリセルアレイ1はデータビットを保
持し、第2メモリセルアレイ2は経時変化監視用データ
ビットを書き込まれる。経時変化監視用データビットは
データビットと異なる条件で第2メモリセルアレイ2に
書き込まれており、データビットより経時変化が促進さ
れる。経時変化監視用データビットに定期的にアクセス
して、劣下が発見されると第1メモリセルアレイ1のデ
ータビットは再書き込みされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的に書き込み消去可
能な不揮発性メモリに関し、特に、そのデータの信頼性
を検査する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に不揮発性メモリはその特性上書き
込み消去の繰り返しによるストレスのため、メモリセル
が劣化し、データの読み出し、保持不良を起こすことが
ある。このような経時不良を救済する方法として、書き
込んだデータを読み出した時に、誤りがあるとその誤り
を補正する回路(以下、誤り訂正回路と称する)を有
し、書き込んだデータに対する信頼度を保証している。
また、データを書き込む時にも、常に同じアドレスに書
き込むのではなく、異なるアドレスに交互に書き込むこ
とにより、1つのメモリセルに対するデータの書換回数
を実質的に減少させ、上記ハードウェアによる信頼度の
保証と併せてデータの信頼度を高めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性メモリ
では誤り訂正回路による保証の限界が通常、1アドレス
(1ワード)当り、1ビットまでの誤りに対してであ
り、1アドレス当り2ビット以上の誤りがあった場合、
訂正回路では誤りを訂正することはできないという問題
点があった。
【0004】また、1度誤り訂正回路で訂正できたとし
ても、同一メモリセルに対するそれ以降のアクセスで信
頼度が保証されるのか否か不確であるという問題点もあ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は電気的に
書き込み消去可能なメモリセルで構成されデータビット
の書き込まれる第1メモリセルと、電気的に書き込み消
去可能なメモリセルで構成され経時変化監視用データビ
ットの書き込まれる第2メモリセルとを有する不揮発性
メモリ装置において、経時変化監視用データビットの書
き込み条件及び読み出し条件の少なくとも一方をデータ
ビットの書き込み条件と読み出し条件よりも経時変化を
促進する条件にし、経時変化監視用データビットの経時
変化に基づき第1メモリセル内のデータビットを再書き
込みすることである。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1実施例を示すブロック図
である。本実施例の不揮発性メモリは第1のメモリセル
アレイ1、第2のメモリセルアレイ2、列デコーダ3、
行デコーダ4、書き込み消去制御回路5、高電圧発生回
路6、1/n回路7、書き込み消去時間発生回路8、ア
ンドゲート9を備えている。
【0007】書き込み消去制御回路5は、書き込み/消
去要求があると列デコーダ3、行デコーダ4で示される
アドレスのメモリセルに対して、高電圧発生回路6で作
られた書き込み消去用電圧を書き込み消去時間発生回路
8からの時間だけ供給する。高電圧発生回路6はメモリ
セルへの書き込み消去電圧を発生させる。1/n回路7
は入力(例えば電圧,時間)を1/nにレベルを落とし
たり、短縮したりして出力する。書き込み消去時間発生
回路8はメモリセルへの書き込み消去に必要な時間を規
定する。読み出し電圧発生回路10は読み出し時にメモ
リセルに一定の読み出し電圧を供給する回路である。読
み出し制御回路12は行デコーダ4及び列デコーダ3で
示されるアドレスのメモリセルに対して読み出し電圧発
生回路10からの読み出し電圧を供給する。
【0008】次に本実施例を適用した不揮発性メモリの
具体的動作について説明する。いま、書き込み状態をメ
モリセルに電荷を蓄積した状態、消去状態をメモリセル
から電荷を抜いた状態であると定義する。
【0009】図4にデータの書き込み手順を示す。初め
に第1,第2のメモリセル1,2にデータを書き込む
(S1,S2)。(この時第2のメモリセル2には任意の
値を書き込むことができるが、ビット間の干渉を考える
と“0”と“1”とを市松模様状に書き込むのが良いと
思われる。)第2メモリセル2に対する書き込み電圧は
高電圧発生回路6から供給されるものがそのまま与えら
れるのではなく、1/n回路7から供給されるので、第
1メモリセル1に供給される書き込み電圧より低い電圧
になる。
【0010】したがって、第2メモリセル2は第1メモ
リセル1よりも蓄積する電荷量が少なくなる(ソフトラ
イト状態)。このようにすることによって第2メモリセ
ル2は第1メモリセル1よりも経時変化が顕著に現れて
くることになる。
【0011】次に一定の時間毎に第2メモリセル2の値
を読み出し(S3)、その値と初めに書き込んだデータ
を比較し、値に変化がないか否かをチェックする(S
4)。変化がなければ(イエス)第1メモリセル1に書
き込まれたデータは問題ないと判断し、値に変化があれ
ば(ノー)第1メモリセル1に経時変化が現れたと判断
し、再び同じデータを書き込む(S5)。経時変化を細
かく見たいときには第2メモリセル2の容量を増やし、
判定を細かくしてやれば良いということが容易に推測さ
れる。
【0012】図2は本発明の第2実施例を示すブロック
図である。第1実施例と異なるところは第2メモリセル
2への書き込み電圧を低くするのではなく書き込み時間
を1/n回路7を介して第1メモリセル1よりも短くし
てやることによってソフトライト状態にする点である。
したがって1/n回路7は書き込み消去時間発生回路8
に接続されている。
【0013】再書き込みの要否をチェックするルーチン
は第1実施例と同一なので説明を省略する。
【0014】図3は本発明の第3実施例を示すブロック
図である。第3実施例は第1実施例の構成に昇圧回路1
1が追加され、データの書き込み時ではなく、データの
読み出し時に第1メモリセル1よりも高い電圧で第2メ
モリセル2から読みだしてやることにより、第2メモリ
セル2に蓄積している電荷を構成的に減少させる点であ
る。第2メモリセル2のデータビットは第1メモリセル
1のデータビットより劣化が速いので、再書き込みのタ
イミングを知ることができる。
【0015】図5は本発明の第4実施例を示すブロック
図である。第4実施例は第2実施例の1/n回路7をn
倍回路13に置き換えたものであり、第2メモリセル2
への書き込み時に、第1メモリセル1よりも長い時間に
わたり高電圧を印加して書き込み状態にする。その結
果、第2メモリセル2へのストレスが大きくなり、経時
変化が第1メモリセル1よりも顕著になる。したがっ
て、上記実施例と同様の効果が得られる。なお、nはあ
まり大きくするとメモリセルを破壊する恐れがあるの
で、通常の書き込み時間の1.5〜2程度に設定する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気的に書
き込み消去可能な不揮発性メモリは第2メモリセルへの
書き込み読み出しを通常とは異なる条件で行うことによ
り、第1メモリセルよりも速く経時変化を起こすように
したので、第2メモリセルに書き込まれたデータを監視
することによって第1メモリセルのデータが経時変化に
より変化してしまう前に、データを再書き込みすること
ができる。また誤り訂正回路や書き込むアドレスを切り
換える手段と併用するなら一層データの信頼性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のブロック図である。
【図2】第2実施例のブロック図である。
【図3】第3実施例のブロック図である。
【図4】経時変化を監視する手段を示すフローチャート
である。
【図5】第4実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1のメモリセルアレイ 2 第2のメモリセルアレイ 3 列デコーダ 4 行デコーダ 5 書き込み消去制御回路 6 高電圧発生回路 7 1/n回路 8 書き込み消去時間発生回路 9 アンドゲート 10 読み出し電圧発生回路 11 昇圧回路 12 読み出し制御回路 13 n倍回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電気的に書き込み消去可能なメモリセル
    で構成されデータビットの書き込まれる第1メモリセル
    と、電気的に書き込み消去可能なメモリセルで構成され
    経時変化監視用データビットの書き込まれる第2メモリ
    セルとを有する不揮発性メモリ装置において、経時変化
    監視用データビットの書き込み条件及び読み出し条件の
    少なくとも一方をデータビットの書き込み条件と読み出
    し条件よりも経時変化を促進する条件にし、経時変化監
    視用データビットの経時変化に基づき第1メモリセル内
    のデータビットを再書き込みすることを特徴とする不揮
    発性メモリ装置。
JP29505691A 1991-03-28 1991-10-15 不揮発性メモリ装置 Pending JPH0528788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29505691A JPH0528788A (ja) 1991-03-28 1991-10-15 不揮発性メモリ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-90087 1991-03-28
JP9008791 1991-03-28
JP29505691A JPH0528788A (ja) 1991-03-28 1991-10-15 不揮発性メモリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528788A true JPH0528788A (ja) 1993-02-05

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ID=26431598

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JP29505691A Pending JPH0528788A (ja) 1991-03-28 1991-10-15 不揮発性メモリ装置

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JP (1) JPH0528788A (ja)

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