JPH05287269A - アルミン酸塩蛍光体 - Google Patents
アルミン酸塩蛍光体Info
- Publication number
- JPH05287269A JPH05287269A JP4092535A JP9253592A JPH05287269A JP H05287269 A JPH05287269 A JP H05287269A JP 4092535 A JP4092535 A JP 4092535A JP 9253592 A JP9253592 A JP 9253592A JP H05287269 A JPH05287269 A JP H05287269A
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- JP
- Japan
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- source
- phosphor
- aluminate
- present
- mol
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温においても、白色発光蛍光体の発光特性
を良好にする。 【構成】 一般式が(Ln1-a-bCeaDyb)MgAl
2zO2.5+3z(ただし、LnはLa,YおよびGdの中か
ら選ばれる少なくとも一種の元素であり、0<a<1、
0.0005≦b≦0.3、4.5≦z≦15)で表さ
れる。
を良好にする。 【構成】 一般式が(Ln1-a-bCeaDyb)MgAl
2zO2.5+3z(ただし、LnはLa,YおよびGdの中か
ら選ばれる少なくとも一種の元素であり、0<a<1、
0.0005≦b≦0.3、4.5≦z≦15)で表さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミン酸塩蛍光体、詳
しくは白色発光のアルミン酸塩蛍光体に関するものであ
る。
しくは白色発光のアルミン酸塩蛍光体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、白色発光の蛍光体としてはMgW
O4、CaWO4や3Ca3(PO4)2・Ca(F,C
l)2:Sb,Mnで示される蛍光体があり、蛍光サイ
ン管および一般照明用蛍光ランプとして使用されてい
る。
O4、CaWO4や3Ca3(PO4)2・Ca(F,C
l)2:Sb,Mnで示される蛍光体があり、蛍光サイ
ン管および一般照明用蛍光ランプとして使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般照明用蛍光ランプ
には、3Ca3(PO4)2・Ca(F,Cl)2:Sb,
Mnで示される白色発光蛍光体が使用されているが、こ
れは近年進んでいる蛍光ランプのコンパクト化、高負荷
化に対してはアンチモンの発光が高温になると短波長側
にシフトするため、使用に対して制限があった。
には、3Ca3(PO4)2・Ca(F,Cl)2:Sb,
Mnで示される白色発光蛍光体が使用されているが、こ
れは近年進んでいる蛍光ランプのコンパクト化、高負荷
化に対してはアンチモンの発光が高温になると短波長側
にシフトするため、使用に対して制限があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、高温においても良好な発光特性を有する
白色発光のアルミン酸塩蛍光体を提供するものである。
されたもので、高温においても良好な発光特性を有する
白色発光のアルミン酸塩蛍光体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明のアルミン酸塩蛍光体は、一般式が(Ln
1-a-bCeaDyb)MgAl2zO2.5+3z(ただし、Ln
はLa,YおよびGdの中から選ばれる少なくとも一種
の元素であり、0<a<1、0.0005≦b≦0.
3、4.5≦z≦15)で表されるものである。
に、本発明のアルミン酸塩蛍光体は、一般式が(Ln
1-a-bCeaDyb)MgAl2zO2.5+3z(ただし、Ln
はLa,YおよびGdの中から選ばれる少なくとも一種
の元素であり、0<a<1、0.0005≦b≦0.
3、4.5≦z≦15)で表されるものである。
【0006】
【作用】本発明のアルミン酸塩蛍光体は、前記一般式で
示されるように3価のディスプロシウムで付活されたも
のであるため、温度特性がすぐれた良好な白色発光が得
られる。
示されるように3価のディスプロシウムで付活されたも
のであるため、温度特性がすぐれた良好な白色発光が得
られる。
【0007】以下、本発明の実施例について説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明にかかる蛍光体(Ce0.9Dy
0.1)MgAl11O19の254nm紫外線励起による発光
スペクトルを示したものである。この場合、3価のディ
スプロシウムの発光は、約480nmと約570nmにあ
る。また、300nm〜450nmの発光は3価のセリウム
の発光である。
0.1)MgAl11O19の254nm紫外線励起による発光
スペクトルを示したものである。この場合、3価のディ
スプロシウムの発光は、約480nmと約570nmにあ
る。また、300nm〜450nmの発光は3価のセリウム
の発光である。
【0009】このような本発明のアルミン酸塩蛍光体
は、以下の製造方法により得ることができる。
は、以下の製造方法により得ることができる。
【0010】蛍光体原料には、セリウム源として酸化セ
リウム、炭酸セリウム等のセリウム化合物の中から選ば
れる化合物の少なくとも一種、Lnで表わされる元素
が、例えばランタンの場合はランタン源として酸化ラン
タン、炭酸ランタン、フッ化ランタン等のランタン化合
物の中から選ばれる少なくとも一種、イットリウムの場
合は酸化イットリウム、フッ化イットリウム等のイット
リウム化合物の中から選ばれる少なくとも一種、ガドリ
ニウムの場合は酸化ガドリニウム、硝酸ガドリニウム等
のガドリニウム化合物の中から選ばれる少なくとも一
種、ディスプロシウム源として酸化ディスプロシウム、
炭酸ディスプロシウム等のディスプロシウム化合物の中
から選ばれる化合物の少なくとも一種、マグネシウム源
としては塩基性炭酸マグネシウム、フッ化マグネシウム
等のマグネシウム化合物の中から選ばれる化合物の少な
くとも一種、アルミニウム源として酸化アルミニウム、
水酸化アルミニウム等のアルミニウム化合物の中から選
ばれる化合物の少なくとも一種を用いる。
リウム、炭酸セリウム等のセリウム化合物の中から選ば
れる化合物の少なくとも一種、Lnで表わされる元素
が、例えばランタンの場合はランタン源として酸化ラン
タン、炭酸ランタン、フッ化ランタン等のランタン化合
物の中から選ばれる少なくとも一種、イットリウムの場
合は酸化イットリウム、フッ化イットリウム等のイット
リウム化合物の中から選ばれる少なくとも一種、ガドリ
ニウムの場合は酸化ガドリニウム、硝酸ガドリニウム等
のガドリニウム化合物の中から選ばれる少なくとも一
種、ディスプロシウム源として酸化ディスプロシウム、
炭酸ディスプロシウム等のディスプロシウム化合物の中
から選ばれる化合物の少なくとも一種、マグネシウム源
としては塩基性炭酸マグネシウム、フッ化マグネシウム
等のマグネシウム化合物の中から選ばれる化合物の少な
くとも一種、アルミニウム源として酸化アルミニウム、
水酸化アルミニウム等のアルミニウム化合物の中から選
ばれる化合物の少なくとも一種を用いる。
【0011】これらの原料を所定量秤量し、十分に混合
する。この混合物をるつぼに入れて空気中、1200〜
1600℃で2〜4時間焼成する。得られた焼成物を粉
砕後、再びるつぼに入れ、還元雰囲気において1400
〜1600℃で2〜4時間焼成する。焼成物を粉砕、水
洗等の処理を行い、本発明の白色発光アルミン酸塩蛍光
体を得た。上記本発明にかかる蛍光体の製造方法におい
て、アルミン酸塩蛍光体に用いられるフラックス材料と
してよく知られているフッ化アルミニウムやフッ化マグ
ネシウム等のフッ化物またはホウ酸や酸化ホウ素等の添
加は適当量であれば輝度向上に効果的である結果を得
た。
する。この混合物をるつぼに入れて空気中、1200〜
1600℃で2〜4時間焼成する。得られた焼成物を粉
砕後、再びるつぼに入れ、還元雰囲気において1400
〜1600℃で2〜4時間焼成する。焼成物を粉砕、水
洗等の処理を行い、本発明の白色発光アルミン酸塩蛍光
体を得た。上記本発明にかかる蛍光体の製造方法におい
て、アルミン酸塩蛍光体に用いられるフラックス材料と
してよく知られているフッ化アルミニウムやフッ化マグ
ネシウム等のフッ化物またはホウ酸や酸化ホウ素等の添
加は適当量であれば輝度向上に効果的である結果を得
た。
【0012】次に、本発明の実施例について述べる。 (実施例1) Ce2(CO3)3 0.45モル Dy2O3 0.05モル MgCO3 1.00モル Al2O3 5.50モル 上記原料を十分に混合し、空気中において1300℃で
3時間焼成する。得られた焼成物を粉砕混合後、還元性
雰囲気において1500℃で4時間焼成し粉砕、水洗、
混合して蛍光体を得た。得られた蛍光体の組成は(Ce
0.9Dy0.1)MgAl11O19であった。この蛍光体の発
光スペクトルは図1に示すとおりであり、良好な白色発
光を示した。
3時間焼成する。得られた焼成物を粉砕混合後、還元性
雰囲気において1500℃で4時間焼成し粉砕、水洗、
混合して蛍光体を得た。得られた蛍光体の組成は(Ce
0.9Dy0.1)MgAl11O19であった。この蛍光体の発
光スペクトルは図1に示すとおりであり、良好な白色発
光を示した。
【0013】(実施例2) Y2O3 0.05モル Ce2(CO3)3 0.43モル Dy2O3 0.02モル MgO 1.00モル Al2O3 5.95モル AlF3 0.05モル 上記原料を用い、実施例1と同様の処理により蛍光体を
得た。得られた蛍光体の組成は(Y0.1Ce0.86Dy
0.04)MgAl12O20.5であった。この蛍光体の発光ス
ペクトルは、良好な白色発光を示した。
得た。得られた蛍光体の組成は(Y0.1Ce0.86Dy
0.04)MgAl12O20.5であった。この蛍光体の発光ス
ペクトルは、良好な白色発光を示した。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルミン
酸塩蛍光体は3価のディスプロシウムの発光であるた
め、良好な白色発光であり、またその母体がアルミン酸
塩であるため、温度特性が非常に良好であるというすぐ
れた特性を有するものである。
酸塩蛍光体は3価のディスプロシウムの発光であるた
め、良好な白色発光であり、またその母体がアルミン酸
塩であるため、温度特性が非常に良好であるというすぐ
れた特性を有するものである。
【図1】本発明のアルミン酸塩蛍光体の発光スペクトル
を示す図
を示す図
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式が(Ln1-a-bCeaDyb)Mg
Al2zO2.5+3z(ただし、LnはLa,YおよびGdの
中から選ばれる少なくとも一種の元素であり、0<a<
1、0.0005≦b≦0.3、4.5≦z≦15)で
表されることを特徴とするアルミン酸塩蛍光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092535A JPH05287269A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | アルミン酸塩蛍光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092535A JPH05287269A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | アルミン酸塩蛍光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05287269A true JPH05287269A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14057065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4092535A Pending JPH05287269A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | アルミン酸塩蛍光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05287269A (ja) |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4092535A patent/JPH05287269A/ja active Pending
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