JPH0528676U - 紙挟み - Google Patents

紙挟み

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JPH0528676U
JPH0528676U JP8580891U JP8580891U JPH0528676U JP H0528676 U JPH0528676 U JP H0528676U JP 8580891 U JP8580891 U JP 8580891U JP 8580891 U JP8580891 U JP 8580891U JP H0528676 U JPH0528676 U JP H0528676U
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
retainer
presser
base plate
pressers
Prior art date
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Pending
Application number
JP8580891U
Other languages
English (en)
Inventor
ヒサヱ 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP8580891U priority Critical patent/JPH0528676U/ja
Publication of JPH0528676U publication Critical patent/JPH0528676U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な取扱い操作によって各種の紙葉類を挟
み込むことができるようにする。 【構成】 ベース板1には左右に並んだ第1の紙押え1
0と第2の紙押え20とを重ね部14,24が上下に重
なり合った状態で取付け、下位側に位置する重ね部14
を有する第1の紙押え10の引き起こし操作により両紙
押え10,20を同時に引き起こして紙葉を挟み込み、
あるいは、上位側に位置する重ね部24を有する第2の
紙押え20の引き起こし操作により、第1の紙押え10
を閉じた状態のまま残し、第2の紙押え10のみを単独
で引き起こして、紙葉を挟み込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、書類やメモ用紙などの各種の紙葉類を綴じるときに適用される紙 挟みに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、ベース板101にばねクリップ状の紙押え102が取付け られた従来の紙挟みにおいて、書類やメモ用紙などの各種の紙葉類を挟み込む際 には、ベース板101に押しつけられた状態の紙押え102に指を掛け、紙押え 102をベース板101から引き起こして紙葉を挟み込むようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の紙挟みに紙葉を追加して挟み込む場合には、紙押えを引き起こして 紙押えが開いた状態となったときに、先に挟んだ紙葉がずれたり散乱したりしな いようにするため片手でベース板上の紙葉を押えながら、他方の手で紙押えを引 き起こして追加の紙葉を挟み込むようにしていたため、取扱い操作が煩雑で不便 であるという問題があった。 本考案の課題は、上記問題を解決することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の紙挟みはベース板にはこのベース板にそれ ぞれ引き起こし可能に押しつけられて横方向へ並んだ2個以上の紙押えを、隣合 う両紙押えの一部をそれぞれ上下に重ね合わせて各紙押えにそれぞれ重ね部を形 成した状態で取付けた構成とされる。
【0005】
【作用】
横方向へ並んだ2個以上の紙押えが、隣合う各紙押えの重ね部によって部分的 に上下に重なり合った状態で、ベース板に取付けられ、前記各紙押えの各重ね部 の間に上下の位置関係を有している。したがって、各種の紙葉類を挟み込む場合 に、隣合う両紙押えのうち、下位側に位置する重ね部を有する紙押えを引き起こ し操作すると、前記下位側の紙押えの重ね部によって、この重ね部に重なり合っ た上位側の重ね部を有する紙押えが押し上げられ、前記上位側の重ね部を有する 紙押えが前記下位側の重ね部を有する紙押えとともに引き起こされる。また、他 の重ね部よりも上位側に位置する重ね部を有する紙押えを引き起こし操作すると 、その紙押えが下位側の重ね部を有する紙押えを残して、単独で引き起こされる 。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき、図1〜図4を参照して説明する。
【0007】 本例の紙挟みBは、長方形薄板状に形成された硬質のベース板1と、このベー ス板1の上部に横方向へ並べて設けられて、各コイルばね2,3の弾発力によっ てベース板1に押つけられたばねクリップ状の第1の紙押え10および第2の紙 押え20とを備え、書類やメモ用紙などの各種の紙葉類が両紙押え10,20に より、ベース板1上に挟止される。
【0008】 ベース板1の上面には横方向へ並んだ2個の横長状の軸受け4,5がリベット 止めされている。 枠形状に形成された両紙押え10,20には紙葉をベース板1に押止する先端 側の押え部11,21と、各コイルばね2,3に挿通された基端側の支軸部12 ,22とが平行に設けられている。
【0009】 前記各軸受け4,5には各紙押え10,20の支軸部12,22がそれぞれ挿 通されており、これにより、両紙押え10,20が各軸受け4,5によって、支 軸部12,22を中心しとて回転可能に支持されている。
【0010】 各コイルばね2,3は、その各一端が各軸受け4,5の基底部のばね止め部4 a,5aにそれぞれ掛止され、その各他端が各支軸部12,22に固定されたば ね止め管6,7にそれぞれ掛止された状態で回り止めされ、この結果、両紙押え 10,20は、両コイルばね2,3によって、ともに各押え部11,21をベー ス板1に押しつける方向へ常に付勢されている。
【0011】 したがって、各紙押え10,20の各押え部11,21の中央部付近に形成さ れた指掛部13,23にそれぞれ指を掛け、各コイルばね2,3の弾発力に抗し て各紙押え10,20を引き起こし操作することにより、各紙押え10,20が 開いた状態となる。また、各指掛部13,23から指を離すと、引き起こされた 各紙押え10,20がコイルばね2,3の弾発力によって自動的にベース板1側 に反転して、各紙押え10,20が閉じた状態に戻る。
【0012】 第1の紙押え10の第2の紙押え20側の端部には横方向へ突出されて、ほぼ U形状に湾曲した重ね部14が形成されている。 また、第2の紙押え20の第1の紙押え10側の端部には上方へアーチ状に湾 曲した重ね部24が形成されている。 そして、第1の紙押え10の重ね部14の先端部分が、第2の紙押え20の重 ね部24の下方を通り抜けて、両重ね部14,24が上下に重なり合った状態と なっている。
【0013】 上記構成の本例の紙挟みBでは、第1の紙押え10および第2の紙押え20を 以下のように取扱い操作して、書類やメモ用紙などの各種の紙葉類を挟み込む。
【0014】 第1の紙押え10の指掛部13に指を掛けて引き起こし操作をすると、第1の 紙押え10が支軸部12を中心として回動して第1の紙押え10がベース板1に 圧接した状態から引き上げられる。 ここで、第1の紙押え10の重ね部14が第2の紙押え20の重ね部24の下 位側に位置しているので、第2の紙押え20が第1の紙押え10の重ね部14に よって押し上げられる。これにより、第2の紙押え20が第1の紙押え10とと もに引き上げられて、両紙押え10,20がともに開いた状態となる。
【0015】 したがって、第1の紙押え10を引き起こし操作したときには、第1の紙押え 10と第2の紙押え20とを一体的に開いて紙葉を挟み込むことができる。
【0016】 この取扱い操作による使用態様例として、例えば、図3に示すように、大きい サイズの紙葉Mを挟み込む場合が挙げられる。 すなわち、横方向へ並んだ2個の紙押え10,20の両方の押え部11,21 を使用するので、大形の紙押えで挟止する場合と同様の充分に広い押え幅により 、大きいサイズの紙葉Mを安定に挟止することができ、また、1回の操作で2個 の紙押え10,20を同時に引き起こすことができる。
【0017】 また、第2の紙押え20の指掛部23に指を掛けて引き起こし操作をすると、 第2の紙押え20が支軸部22を中心として回動して、第2の紙押え20がベー ス板1に圧接した状態から引き上げられる。 ここで、第2の紙押え20の重ね部24が第1の紙押え10の重ね部14の上 位側に位置しているので、第2の紙押え20の重ね部24が第1の紙押え10の 重ね部14を残して引き上げられる。これにより、第1の紙押え10が引き起こ されることなく、第2の紙押え20が単独で引き上げられて第2の紙押え20の みが開いた状態となる。
【0018】 したがって、第2の紙押え20を始めに引き起こし操作したときには、第1の 紙押え10は閉じた状態のままで残し、第2の紙押え20のみを単独で開いて、 紙葉を挟み込むことができる。
【0019】 この取扱い操作による使用態様例として、例えば、小さいサイズの紙葉を挟み 込む場合が挙げられ、特に、図4に示すように、大きいサイズの紙葉Mを両方の 紙押え10,20で挟み込んだ後に、小さいサイズの紙葉mを追加して挟み込む 場合に取扱いが便利となる。
【0020】 すなわち、この場合には第1の紙押え10から分離して、第2の紙押え20の みを別個に開くので、先に挟み込んだ大きいサイズの紙葉Mを閉じた状態の第1 の紙押え10で、そのまま挟止しておき、第2の紙押え20を開いて後から追加 する小さいサイズの紙葉mを挟み込むことができる。これにより、先に挟んだ紙 葉がずれたり散乱したりする不具合がなくなるので先に挟んだ紙葉を片手で押え る等の、従来の紙挟みで行っていた煩雑な操作が不要となる。
【0021】 本例によれば、2個の紙押え10,20のうちの第1の紙押え10を引き起こ し操作すれば、第2の紙押え20も同時に引き起こされ、1回の操作で済むので 便利であり、この同時に開いた2個の紙押え10,20を一体的に活用して広い 押え幅により、紙葉を安定に挟み込むことができる。 また、始めに第2の紙押え20を引き起こし操作すれば2個の紙押え10,2 0を各々独立して活用することができるので、特に、紙葉を追加して挟み込む際 の取扱い操作を簡便化することができ、各種の紙葉を手際良く挟み込むことがで きる。
【0022】 なお、本例では、一例として、2個の紙押え10,20としたが、これに限定 されるものではなく、例えば、紙押えを3個としても良い。この場合、横方向へ 並んだ3個の紙押えのうち、中央の紙押えの両端には下位側に位置する重ね部を それぞれ設け、左側および右側の紙押えの内端部には上位側に位置する重ね部を それぞれ設けて各紙押えの重ね部を上下に重ね合わせた構成とすれば、中央の紙 押えの引き起こし操作により、3個の紙押えを一斉に引き起こすことができ、ま た左側あるいは右側の各紙押えの引き起こし操作では左側または右側の各紙押え のみを単独で引き起こすことができる。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、2個以上の紙押えを簡単な取扱い操作により、一体的に、若 しくは、個別的に開いて、大小の紙葉を手際良く挟み込むことができ、種々の使 用態様に適宜に対応することができるので、取扱い上、便利であるという効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の紙挟みを示す斜視図であ
る。
【図2】要部の拡大斜視図である。
【図3】紙挟みの使用態様例を示す斜視図である。
【図4】紙挟みの他の使用態様例を示す斜視図である。
【図5】従来の紙挟みを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース板 10,20 紙押え 14,24 重ね部 B 紙挟み

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板にはこのベース板にそれぞれ引
    き起こし可能に押しつけられて横方向へ並んだ2個以上
    の紙押えを、隣合う両紙押えの一部をそれぞれ上下に重
    ね合わせて各紙押えにそれぞれ重ね部を形成した状態で
    取付けたことを特徴とする紙挟み。
JP8580891U 1991-09-24 1991-09-24 紙挟み Pending JPH0528676U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580891U JPH0528676U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 紙挟み

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580891U JPH0528676U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 紙挟み

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528676U true JPH0528676U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13869173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8580891U Pending JPH0528676U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 紙挟み

Country Status (1)

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JP (1) JPH0528676U (ja)

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