JPH05286573A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPH05286573A
JPH05286573A JP11796192A JP11796192A JPH05286573A JP H05286573 A JPH05286573 A JP H05286573A JP 11796192 A JP11796192 A JP 11796192A JP 11796192 A JP11796192 A JP 11796192A JP H05286573 A JPH05286573 A JP H05286573A
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JP
Japan
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conveyor
boxes
box
front row
high speed
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Application number
JP11796192A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ajisaka
泰雄 鰺坂
Yoshio Sugiura
宣雄 杉浦
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Orii KK
Original Assignee
Orii KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積重状態の箱を崩れさせることなく高速に搬
送させることによって搬送の効率化を図ることができる
搬送装置を提供する。 【構成】 積重され搬送方向に沿って配列された箱9を
低速で搬送するストックコンベア2と、このストックコ
ンベア2からその最前列の箱9が送り込まれ、この送り
込まれた最前列の箱9を搬送する引込コンベア4と、こ
の引込コンベア4からその最前列の箱9が高速で送り込
まれ、この送り込まれた最前列の個々の箱9を順次所定
の搬送下流側に搬送する押出コンベア7とを備え、最前
列の箱9が引込コンベア4から押出コンベア7に高速で
送り込まれる際に、該箱9の積重状態を支承しながら引
込コンベア4と共働して押出コンベア7に高速で送り込
む押込コンベア3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被搬送物を順次送り出
す搬送装置に関し、たとえば、発泡スチロール製などの
比較的軽量の箱を次工程に順次高速に送り出す搬送装置
などに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、この種の搬送装置として、多
段に積重された発泡スチロール製などの箱が搬送方向に
沿って一列に搭載されるストックコンベアと、このスト
ックコンベアの終端側に配設されているクランプ上下動
コンベアおよび送り出し機構とを備えているものがある
(たとえば、実開昭62−121213号公報記載)。
【0003】この搬送装置は、最前列の積重状態の箱が
ストックコンベアの終端側に搬送されて停止されると、
クランプ上下動コンベアおよび送り出し機構の作動によ
ってその最前列の個々の箱が順次、次工程装置側に送り
出される。そして、この次工程装置側に送り出された各
箱に、たとえばシートや袋などが装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな搬送装置におけるストックコンベアは、箱が多段に
積重されて搬送されるため、その搬送中に箱の積重状態
が崩れたり、倒れたりするおそれがある。特に、この種
の搬送装置においては、頻繁に搬送使用される箱が繰り
返し用いられるため、箱の角が磨耗したりして積重状態
が不安定になっており、このような箱に起因して搬送中
の箱の積重状態が崩れる場合がある。
【0005】このような箱の積重状態の崩れは、搬送方
向に沿って設けられている保護フェンスやストックコン
ベアを低速で搬送させることによって防止されている
が、このようなストックコンベアの低速化は、この種の
搬送装置による処理能力を低下させその効率化を妨げて
いる。本発明の目的は、積重状態の被搬送物を崩れさせ
ることなく高速に搬送させることができ、この結果、被
搬送物に対する搬送の効率化を図ることができる搬送装
置を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。すなわち、本発明の搬送装置は、
積重され搬送方向に沿って配列された被搬送物を低速で
搬送する第1搬送機構と、この第1搬送機構からその最
前列の被搬送物が送り込まれてこの最前列の被搬送物を
搬送する第2搬送機構と、この第2搬送機構からその最
前列の被搬送物が高速で送り込まれてこの最前列の個々
の被搬送物を順次所定の搬送下流側に搬送する第3搬送
機構とを備え、前記最前列の被搬送物が第2搬送機構か
ら前記第3搬送機構に高速で送り込まれる際に、該被搬
送物の積重状態を支承しながら前記第2搬送機構と共働
して前記第3搬送機構に高速で送り込む第4搬送機構と
を備えている構造としたものである。
【0008】
【作用】前記した搬送装置によれば、第2搬送機構から
その最前列の被搬送物が高速で第3搬送機構に送り込ま
れることにより、この高速化による搬送の効率化を図る
ことができ、またこの最前列の被搬送物の高速送り込み
時に、該被搬送物の積重状態が第4搬送機構によって支
承されながら第2搬送機構から第3搬送機構に搬送され
るため、積重状態の被搬送物の崩れないし倒れが防止さ
れる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である搬送装置を示
す側面図、図2はその搬送装置を示す平面図、図3はそ
の搬送装置を示す正面図である。本実施例における搬送
装置は、発泡スチロールなどからなる比較的軽量の箱を
たとえば袋掛けなどの次工程装置(図示せず)側への搬
送に順次送り出す搬送装置などとして適用されている。
【0010】図1などに示すように、本実施例における
搬送装置は、両側上方に保護フェンス1が配設されてい
るストックコンベア2(第1搬送機構)と、両側上方に
押込コンベア3(第4搬送機構)が対設されている引込
コンベア4(第2搬送機構)と、両側上方に保護フェン
ス5およびクランプ上下動コンベア6が対設されている
押出コンベア7(第3搬送機構)とを備えている。
【0011】床に立設されたフレーム8に固定支持され
ているストックコンベア2の搬送ベルト2A上には、積
重された発泡スチロール等からなる比較的軽量の箱9が
搬送方向に沿って一列に搭載されている。各箱9はその
底部側に凸部(図示せず)が形成され、この凸部が下段
側の箱9の上部開口部に入り込むことにより、箱9の積
重状態を保つようになっている。
【0012】また、ストックコンベア2の搬送ベルト2
A上の箱9は、駆動モータ(図示せず)によるストック
コンベア2の間歇的走行により順次引込コンベア4上に
送り出されるが、この送り出し時の積重状態の箱9の倒
れないし崩れは、保護フェンス1によって防止され、ま
たストックコンベア2の搬送速度がたとえば約6 ,4m/分
などの低速度とされていることにより防止されている。
【0013】次に、駆動モータ10によって駆動走行さ
れる引込コンベア4は、フレーム8に固定支持され、そ
の搬送ベルト4A面は高摩擦面に形成されている。引込
コンベア4の搬送速度は中速と高速との2段階の切り換
え可能とされている。たとえば、その中速の搬送速度は
約15m/分とされてストックコンベア2の搬送速度より大
きくされ、また高速の搬送速度は約60m/分とされてい
る。
【0014】同様に、前記押込コンベア3の搬送速度
は、引込コンベア4の高速の搬送速度、すなわち、たと
えば約60m/分とされている。図1に示すように、押込コ
ンベア3の側面部位におけるフレーム8には、押込コン
ベア3の入口側から出口側に向かって順に第1検出手段
12,第2検出手段13が配設されている。
【0015】第1検出手段12は、引込コンベア上の中
途における最前列の箱9の有無を検出し、第1検出手段
12が引込コンベア4上の中途の最前列の箱9の存在を
検出すると、走行中のストックコンベア2が停止する。
第2検出手段13は、引込コンベア4上の最前列の箱9
が引込コンベア4の最終端近傍に至った際にその箱9の
存在を検出する。中速走行中の引込コンベア4はその第
2検出手段13の検出に基づいて停止するようになって
いる。
【0016】また、第1検出手段12および第2検出手
段13の双方が引込コンベア4上の箱9の不存在状態を
検出すると、停止していたストックコンベア2が作動し
て走行するようになっている。図2などに示すように、
フレーム8に固定支持されて対設されている各押込コン
ベア3は、それぞれに共通の単数の駆動モータ14によ
って搬送される上中下段の搬送ベルト3Aをそれぞれ有
していて、箱9に対向する各ベルト3A面が箱9の側面
に間隙をおいて平行して搬送される。押込コンベア3の
各搬送ベルト3A面には、アングル状の押し込み爪およ
びストッパ爪からなる係止部位4Bが固定股設されて垂
直方向に延出されている。図2に示すように、各押込コ
ンベア3における係止部位4Bは、各搬送ベルト3Aの
全長上の1/2の間隔をおいて一対配設されている。
【0017】なお、押込コンベア3の上端側にはフレー
ム8に固定支持されているボード19Aが設けられ、ま
た各係止部位4Bの上端にはローラ19Bが設けられて
いて、上中下段の搬送ベルト3Aの無端走行に同伴して
ローラ19Aが係止部位4Bや搬送ベルト3Aなどのス
ラスト方向の荷重を支承しながらボード19B上を円滑
に無端走行する構造とされている。
【0018】図2に示すように、押込コンベア3の側面
部位におけるフレーム8には、近接スイッチなどからな
る第4検出手段15および第5検出手段16が設けられ
ている。第4検出手段15は、図2に示すように一方の
係止部位4Bが箱9の搬送方向の前方側(図2の左側)
に位置した際にその位置を検出し、第5検出手段16
は、他方の係止部位4Bが箱9の搬送方向の後方側(図
2の右側)に位置した際にその位置を検出する。
【0019】引込コンベア4は、第4検出手段15が箱
9の搬送方向の前方側(図2の左側)の係止部位4Bを
検出した時に作動する。また、高中速走行中の引込コン
ベア4および押込コンベア3は、その第5検出手段16
による一方の係止部位4Bの検出により同時に停止す
る。図2,3などに示すようにフレーム8に支持固定さ
れている押出コンベア7の両端側には、フレーム8に固
定支持されているガイド板17が対向して配設されてい
る。
【0020】また、押出コンベア7は搬送装置の作動時
において常時走行しており、その終端側には、フレーム
8に固定されているストッパボード18がガイド板17
より上方側に向かって延在され、このストッパボード1
8によって押出コンベア7に搬送された最前列の2段目
以上の箱9が当接して停止されるようになっている。駆
動モータ7Bによって駆動走行される押出コンベア7の
搬送速度は、引込コンベア4の高速の搬送速度および次
工程の搬送装置(図示せず)の搬送速度と同一とされて
いる。また、押出コンベア7のベルト面は低摩擦面とさ
れて高摩擦面の引込コンベア4のベルト面より摩擦係数
が小さく形成されていて、駆動中の押出コンベア7のベ
ルト7A面が最下段の箱9の底面を摺動することが可能
とされている。すなわち、最下段の箱9に箱9が積重さ
れてその上段側の箱9がストッパボード18に停止され
ている場合には、その最下段の箱9の底面を押出コンベ
ア7のベルト面が摺動し、他方、ストッパボード18に
停止されている上段側の箱9が最下段の箱9から離反さ
れてその積重状態が解除された場合には、押出コンベア
7のベルト7A面によって最下段の箱9が進行方向に向
かって送り出されるようになっている。
【0021】図3などに示すように、押出コンベア7の
両端上側には、フレーム8に固定支持されているクラン
プ上下動コンベア6が対向して配設されている。一対の
対向的なクランプ上下動コンベア6間は各シリンダ6A
の作動によって接離可能とされていて、双方のベルト6
B間どうしの近接により、その間に介在された最下段か
ら2段目の箱9の挟持およびその解除が可能とされてい
る。また、双方のベルト6Bが最下段から2段目の箱9
を挟持した後に、ベルト6Bが駆動モータ6Cによって
図3の矢印方向に無端走行することにより最下段から2
段目およびその上段側の箱9が上昇されるようになって
いる。
【0022】図1に示すように、押出コンベア7の側面
部位のフレーム8には、第5検出手段20,第6検出手
段21,第7検出手段22が配設されている。第5検出
手段20は、押出コンベア7上における箱9の有無を検
出し、この第5検出手段20および後述する第7検出手
段22の双方が押出コンベア7上の箱9の不存在を検出
すると、この検出に基づいて押込コンベア3が高速で図
2の矢印方向に走行するようになっている。
【0023】第6検出手段21は押出コンベア7上の最
下段および上段2段目の箱9の重合状態の有無を検出
し、この第6検出手段21による双方の箱9の重合状態
の検出に基づいて対向的なクランプ上下動コンベア6ど
うしが互い近接しその最下段から2段目の箱9を挟持
し、この2段目の箱9を上昇させるべくベルト6Bの正
転開始のON−OFFをすることにより、最下段から2
段目およびその上段側の箱9が若干量上昇され、その後
にベルト6Bの搬送が停止されるようになっている。
【0024】また、第7検出手段22は、押出コンベア
7上の最下段の箱9が次工程の搬送装置(図示せず)に
送り出される状態を検出し、この検出に基づいて2段目
の箱9を下降させるべくクランプ上下動コンベア6の搬
送ベルトの逆転開始のON−OFFするようになってい
る。次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】図1に示すように、ストックコンベア21
の搬送ベルト2A上に搭載されている複数の箱9は、ス
トックコンベア2の間歇的走行により引込コンベア4側
に搬送されてその最前列の箱9が停止中の引込コンベア
4の搬送ベルト4A面上に送り出される。この際のスト
ックコンベア2上の積み重ね状態の箱9はその崩れない
し倒れが両側の保護フェンス1によって防止され、また
このような防止がより確実になされるように、ストック
コンベア2は、引込コンベア4,押込コンベア3,押出
コンベア7の各搬送速度より低速で搬送する。
【0026】次いで、最前列の箱9が中速度で走行して
いる引込コンベア4上に至って搬送ベルト4A面上の所
定の中途位置に搬送されると、その位置を第1検出手段
12がそれぞれ検出し、この検出に基づいてストックコ
ンベア2の走行が停止される。このストックコンベア2
の停止により、最前列の後列側の箱9は、図1に示すよ
うに、引込コンベア4上に到達することなく、ストック
コンベア2上に搭載された状態で停止される。
【0027】一方、搬送ベルト4A面上の所定の中途位
置に搬送された最前列の箱9は、引込コンベア4の中速
度の走行によって引込コンベア4の最終端近傍に引き込
まれ、この引込コンベア4の最終端近傍に引き込まれた
最前列の箱9を第2検出手段13が検出し、この検出に
基づいて引込コンベア4が一旦停止する。すなわち、引
込コンベア4の最終端近傍に引き込まれた最前列の箱9
は、第2検出手段13によってその位置が検出されて引
込コンベア4の走行が停止された後に、図2に示すよう
にその箱9の進行方向の前方側に待機している係止部位
4Bに当接して停止される。また、最前列の箱9は、そ
の係止部位4Bに当接して停止されることにより、最前
列の各箱9の前後端面が不揃いである場合においてもそ
の最前列の箱9の前端面側が係止部位4Bに沿って略同
一の垂直面上に揃えられる。
【0028】次いで、第5検出手段20,第7検出手段
22によって押出コンベア7上に箱9が存在しないこと
が検出されると、この検出結果に基づいて押込コンベア
3が図2の矢印方向に高速走行することにより、前方側
の係止部位4Bによる最前列の箱9の停止状態が解除さ
れた後にその後方側の係止部位4Bの押し込み爪が最前
列の箱9の後面に当接してその進行方向側に押し出すと
ともに、これに同伴して引込コンベア4が高速で走行す
る。この際に、引込コンベア4による走行速度と係止部
位4Bの押し込み爪による押し出し速度は同速度とされ
ているが、低速度のストックコンベア2および引込コン
ベア4の中速の搬送速度より高速とされているため、引
込コンベア4上の最前列の箱9は迅速に押出コンベア7
上に送り出される。
【0029】また、係止部位4Bの押し込み爪が最前列
の箱9の後面に当接してその進行方向側に押し出すこと
により最前列の箱9はその進行方向後端面側が不揃いで
ある場合においても係止部位4Bに沿って略同一の垂直
面上に揃えられながら押出コンベア7側に送り出され、
またその後方側の係止部位4Bの押し込み爪によって支
承されながら押出コンベア7側(高速で走行している押
出コンベア7側)に送り出されることにより、迅速な送
り出しに伴う積重状態の箱9の倒れは確実に防止され
る。
【0030】一方、前記した第5検出手段20および第
7検出手段22の検出に基づいて高速走行された押込コ
ンベア3および引込コンベア4は、最前列の箱9を押出
コンベア7上に送り出した後に停止される。この際の停
止は、その押込コンベア3の後方側の係止部位4Bを第
5検出手段16が検出することによりなされる。すなわ
ち、最前列の箱9を押し出した係止部位4Bが最前列の
箱9を停止させていた係止部位4Bの位置(図2におい
ては箱9の進行方向の前方側に位置している係止部位4
Bの位置)に到達した時に、その位置を第5検出手段1
6が検出することにより、引込コンベア4および押込コ
ンベア3の高速走行が停止される。
【0031】次いで、引込コンベア4上の最前列の箱9
が押出コンベア7側に送り出されると、その引込コンベ
ア4上の箱9の不存在の状態が第1検出手段12によっ
て検出され、この検出結果に基づいてストックコンベア
2が走行してストックコンベア2の次位の最前列の箱9
が前記した最前列の箱9と同様に工程を経て引込コンベ
ア4側に送り出される。この引込コンベア4側に送り出
された次位の箱9は、最前列の箱9の全てが次に述べる
工程によって次工程の搬送装置(図示せず)に送り出さ
れるまでその引込コンベア4上で待機している。
【0032】一方、このようにして押出コンベア7側に
送り出された最前列の箱9は、ストッパボード18に当
接して停止される。この停止時に、最前列の最下段の箱
9はストッパボード18に当接していないが、押出コン
ベア7のベルト7A面が低摩擦面とされているととも
に、ストッパボード18に停止されている上段側の箱9
の凸部が下段側の箱9の上部開口部に入り込んで該上段
側の箱9が下段側の箱9に積重されていることにより、
駆動中の押出コンベア7のベルト7A面が最下段の箱9
の底面を摺動する。したがって、この状態において、最
下段の箱9は進行方向側に送り出されない。
【0033】この状態において、ストッパボード18に
当接して停止されている最前列の箱9は、最下段および
その上段2段目の積重状態が第6検出手段21によって
検出される。互いに離反していたクランプ上下動コンベ
ア6どうしはその第6検出手段21の検出結果に基づい
て近接してその2段目の箱9を搬送ベルト6B間で挟持
した後にその搬送ベルト6Bが図3の反時計方向に搬送
して最下段から2段目およびその上側に積重されている
箱9を若干量上昇させ、その後に搬送ベルト6Bの搬送
が停止される。
【0034】このクランプ上下動コンベア6による箱9
の上昇により、最下段の箱9がその上方側に積重されて
いた箱9から離反して解除され、この結果、押出コンベ
ア7の高速度走行によって次工程の搬送装置(図示せ
ず)側に送り出される。この押出コンベア7の搬送速度
は前記した次工程の搬送装置(図示せず)の搬送速度に
同期されている。
【0035】このような最下段の箱9の次工程の搬送装
置(図示せず)側への押出は、第7検出手段22によっ
て検出され、この検出結果に基づいてクランプ上下動コ
ンベア6の搬送ベルト6Bが図3の時計方向に搬送して
最下段となった箱9(前段階においては2段目の箱9)
およびその上側に積重されている箱9を所定量下降させ
る。この下降により、最下段となった箱9が搬送ベルト
6B間から離反されて押出コンベア7の搬送ベルト7A
面上に落下される。この落下された箱9は押出コンベア
7の高速走行によって次工程の搬送装置(図示せず)側
に送り出される。
【0036】このようにして押出コンベア7上で積重さ
れている箱9が順次次工程の搬送装置(図示せず)側に
送り出され、そして押出コンベア7上の箱9が存在しな
くなると、その不存在の状態が第5検出手段20によっ
て検出され、この検出に基づいてクランプ上下動コンベ
ア6の搬送ベルト6B間がシリンダ6Aの作動によって
離反されるとともに、押込コンベア3上に待機していた
次位の最前列の箱9が前記した最前列の箱9と同様に引
込コンベア4を経て次工程の搬送装置(図示せず)側に
順次送り出される。
【0037】以下、このような工程が繰り返されて、ス
トックコンベア2上の箱9が搬送装置(図示せず)側に
順次送り出される。以上、本発明者によってなされた発
明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更適用可能であることはいうまでもな
い。
【0038】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。 (1) 本発明の搬送装置によれば、第2搬送機構からその
最前列の被搬送物が高速で第3搬送機構に送り込まれる
ことにより、その高速化による搬送の効率化を図ること
ができ、またこの最前列の被搬送物の高速送り込み時
に、該被搬送物の積重状態が第4搬送機構によって支承
されながら第2搬送機構から第3搬送機構に搬送される
ため、積重状態の被搬送物の崩れないし倒れが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1 】本発明の一実施例である搬送装置を示す側面図
である。
【図2】その搬送装置を示す平面図である。
【図3】その搬送装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 保護フェンス 2 ストックコンベア(第1搬送機構) 2A 搬送ベルト 3 押込コンベア(第4搬送機構) 3A 搬送ベルト 3B 係止部位 4 引込コンベア(第2搬送機構) 4A 搬送ベルト 5 保護フェンス 6 クランプ上下動コンベア 6A シリンダ 6B ベルト 6C 駆動モータ 7 押出コンベア 7A ベルト 7B 駆動モータ 8 フレーム 9 箱 10 駆動モータ 12 第1検出手段 13 第2検出手段 14 駆動モータ 15 第3検出手段 16 第4検出手段 17 ガイド板 18 ストッパボード 19A ボード 19B ローラ 20 第5検出手段 21 第6検出手段 22 第7検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積重され搬送方向に沿って配列された被
    搬送物を低速で搬送する第1搬送機構と、この第1搬送
    機構からその最前列の被搬送物が送り込まれてこの最前
    列の被搬送物を搬送する第2搬送機構と、この第2搬送
    機構からその最前列の被搬送物が高速で送り込まれてこ
    の最前列の個々の被搬送物を順次所定の搬送下流側に搬
    送する第3搬送機構とを備え、前記最前列の被搬送物が
    第2搬送機構から前記第3搬送機構に高速で送り込まれ
    る際に、該被搬送物の積重状態を支承しながら前記第2
    搬送機構と共働して前記第3搬送機構に高速で送り込む
    第4搬送機構とを備えていることを特徴とする搬送装
    置。
JP11796192A 1992-04-11 1992-04-11 搬送装置 Pending JPH05286573A (ja)

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JP11796192A JPH05286573A (ja) 1992-04-11 1992-04-11 搬送装置

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JP11796192A JPH05286573A (ja) 1992-04-11 1992-04-11 搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095336A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 日本信号株式会社 搬送システム

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