JPH05286138A - プリンタの印字方法及び印字用インキ - Google Patents

プリンタの印字方法及び印字用インキ

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Publication number
JPH05286138A
JPH05286138A JP8872692A JP8872692A JPH05286138A JP H05286138 A JPH05286138 A JP H05286138A JP 8872692 A JP8872692 A JP 8872692A JP 8872692 A JP8872692 A JP 8872692A JP H05286138 A JPH05286138 A JP H05286138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing
nozzle
magnetic field
electromagnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8872692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kato
正志 加戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05286138A publication Critical patent/JPH05286138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プリンタの印字方法及び印字用イ
ンキに関し、特に、磁性体を含有したインキを磁界を介
してノズルから噴射させることにより印字する構成であ
る。 【構成】 本発明によるプリンタの印字方法及び印字用
インキは、非磁性体で構成されたインキ溜め(1)内に溜
められ磁性体(3b)を含有するインキ(3)を、第1磁界
(H1)の作用によりインキ溜め(1)に連通するノズル(2)か
ら噴射させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの印字方法及
び印字用インキに関し、特に、磁性体を含有したインキ
を磁界を介してノズルから噴射させることにより印字を
行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていた印字方式として
は、公報名は開示していないが、多くのインパクト方式
及びノンインパクト方式があり、ノンインパクト方式と
しては、電子写真方式、インクジェット方式、サーマル
方式、静電方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の印字方式は以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、前者のインパクト方式の場合、小型
軽量で安価である反面、騒音が大きく、印字品質が悪い
という欠点があった。また、後者のノンインパクト方式
の場合、一般に、印字品質は向上するが、高価で、か
つ、ランニングコストが高くなっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、磁性体を含有したインキを
磁界を介してノズルから噴射させることにより印字を行
うプリンタの印字方法及び印字用インキを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるプリンタの
印字方法は、非磁性体で構成されたインキ溜め内に溜め
られ磁性体含有するインキを、第1磁界の作用により前
記インキ溜めに連通するノズルから噴射させる方法であ
る。
【0006】さらに詳細には、前記第1磁界は、電磁石
の第1励磁コイルの励磁を制御することにより得られる
方法である。
【0007】さらに詳細には、前記ノズルの外周に対応
して第2磁界を発生させることにより、前記ノズル内の
インキの外部への流出を防止する方法である。
【0008】さらに詳細には、前記第2磁界は前記第1
電磁石に隣接する第2電磁石により得られる方法であ
る。
【0009】さらに詳細には、前記第2磁界は前記第1
電磁石に隣接する永久磁石により得られる方法である。
【0010】本発明による印字用インキは、磁性体とイ
ンキ液の混合体よりなる構成である。
【0011】さらに詳細には、前記磁性体は粒状よりな
る構成である。
【0012】
【作用】本発明によるプリンタの印字方法及び印字用イ
ンキにおいては、インキ内に粒状の磁性体が含有されて
いるため、このインクをノズルを備えたインキ溜め内に
設け、このノズルに磁界を発生させると、インキ内の磁
性体は、磁力を受け、この磁力の作用によって飛び出す
磁性体とともにインキもノズルから噴射し、印刷紙への
印字を行うことができる。また、非印字時において、ノ
ズルの外周に対応して設けられた第2電磁石を励磁する
と、ノズル内のインキは磁界によって密封され、ノズル
の先端部から外部へのインキ洩れを防止できる。
【0013】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるプリンタの印
字方法及び印字用インキの好適な実施例について詳細に
説明する。図1から図3までは、本発明によるプリンタ
の印字方法及び印字用インキを示すもので、図1は全体
構成を示す断面図、図2は図1の要部を示す断面図、図
3はインキの飛び出しを示す構成図である。
【0014】図において符号1で示されるものは、ノズ
ル2を一体に連通させて有し非磁性体よりなるタンク状
のインキ溜めであり、このインキ溜め1内に設けられた
インキ3は、インキ液3aと粒状の磁性体3bの混合体
より構成されている。
【0015】前記ノズル2の先端の近傍位置には、ほぼ
C字状に形成された第1リターンヨーク6及び複数の第
1励磁コイル7からなる第1電磁石8が設けられてい
る。
【0016】前記第1電磁石8に隣接すると共に、前記
ノズル2の外周に配設された第2電磁石9には、第2リ
ターンヨーク11及び複数の第2励磁コイル10が設け
られている。前述の各励磁コイル7、10には、パルス
電流を供給するための制御装置20が設けられている。
【0017】なお、前述の第2電磁石9については、電
磁石の代わりに永久磁石(図示せず)を用いた場合も同
等の効果を得ることができる。
【0018】次に、前述の構成において、実際に印字す
る場合、前記制御装置20を介して第1電磁石8の第1
励磁コイル7にパルス電流を通電して第1磁界H1を発
生すると同時に、ノズル2の外周に位置する第2電磁石
9の第2励磁コイル10の励磁を停止すると、インキ3
の磁性体3bは、磁力を受け、ノズル2の先端側から矢
印Aに沿ってインキ液3aと共に噴射され、この噴射し
た滴状のインキ滴3Aは印刷紙(図示せず)へ付着して
印字が行われる。
【0019】このインキ滴3Aの数は、第1電磁石8の
第1励磁コイル7に印加するパルス電流の数に比例する
もので、印字終了後は、第1電磁石8へのパルス電流の
供給を停止すると同時に、第2電磁石9の第2励磁コイ
ル10に通電することにより、第2リターンヨーク11
のギャップ部11aすなわちノズル2の内部に前記第1
磁界H1とは逆の方向の第2磁界H2が発生しインキ3は
第2磁界H2によって押し戻される方向に作用を受けて
密封され、ノズル2の先端からのインキ3の流出を防止
することができる。
【0020】また、この第2電磁石9の代わりに、イン
ク3の噴射に悪影響を与えないような永久磁石(図示せ
ず)を用いることもでき、この永久磁石を用いた場合に
は、電源オフ時にも、インキ3の磁気的な密封作用を維
持することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によるプリンタの印字方法及び印
字用インキは、以上のように構成されているため、次の
ような効果を得ることができる。すなわち、磁性体を有
するインキを用い、ノズルから磁界を介して外部へ噴射
するため、ノンインパクト方式の印字方法が実現でき、
安価で静粛性があり、高品位の印字が可能となる。さら
に、ノズルからのインキの流出防止も磁気的に可能であ
り、インクジェット方式の最大の欠点であったインキも
れを完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリンタの印字方法を適用した装
置を示す断面図である。
【図2】図1の要部の右側断面図である。
【図3】インキ噴出状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 インキ溜め 2 ノズル 3 インキ 3a インキ液 3b 磁性体 H1 第1磁界 H2 第2磁界 7 第1励磁コイル 8 第1電磁石 9 第2電磁石

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性体で構成されたインキ溜め(1)内
    に溜められ磁性体(3b)を含有するインキ(3)を、第1磁
    界(H1)の作用により前記インキ溜め(1)に連通するノズ
    ル(2)から噴射させることを特徴とするプリンタの印字
    方法。
  2. 【請求項2】 前記第1磁界(H1)は、第1電磁石(8)の
    第1励磁コイル(7)の励磁を制御することにより得られ
    ることを特徴とする請求項1記載のプリンタの印字方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ノズル(2)の外周に対応して第2磁
    界(H2)を発生させることにより、前記ノズル(2)内のイ
    ンキ(3)の外部への流出を防止することを特徴とする請
    求項1又は2記載のプリンタの印字方法。
  4. 【請求項4】 前記第2磁界(H2)は前記第1電磁石(8)
    に隣接する第2電磁石(9)により得られることを特徴と
    する請求項3記載のプリンタの印字方法。
  5. 【請求項5】 前記第2磁界(H2)は前記第1電磁石(8)
    に隣接する永久磁石により得られることを特徴とする請
    求項3記載のプリンタの印字方法。
  6. 【請求項6】 磁性体(3b)とインキ液(3a)の混合体より
    なる印字用インキ。
  7. 【請求項7】 前記磁性体(3b)は粒状よりなることを特
    徴とする請求項6記載の印字用インキ。
JP8872692A 1992-04-09 1992-04-09 プリンタの印字方法及び印字用インキ Pending JPH05286138A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100381285C (zh) * 2004-12-01 2008-04-16 中华映管股份有限公司 喷墨装置
JP2014144430A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Stanley Electric Co Ltd インクジェットヘッド及び吐出液の吐出方法
JP2020517489A (ja) * 2017-04-26 2020-06-18 エルジー・ケム・リミテッド ノズル組立体およびこれを含む3dプリンタ

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