JPH05286080A - 複層ゴムホース及びその製造方法 - Google Patents
複層ゴムホース及びその製造方法Info
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料ホース等において耐用期間延長化の要請
に応えることができる複層ゴムホースを提供すること。 【構成】 フッ素ゴム(FKM)層1と、FKM層1に
隣接するニトリルゴム(NBR)層3とを有する複層ゴ
ムホース。 そして、(a) FKM層1が、三元系FKMをゴム成分と
し、第四アンモニウム塩を併用する有機ポリオール加硫
系のKM配合物で形成され、加硫誘導時間(T 10)が、
式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分 を満足するように配合設計されている。 (b) NBR層3が、活性水素を有する官能基を導入した
NBRの、有機過酸化物加硫系のゴム配合物で形成され
ている。
に応えることができる複層ゴムホースを提供すること。 【構成】 フッ素ゴム(FKM)層1と、FKM層1に
隣接するニトリルゴム(NBR)層3とを有する複層ゴ
ムホース。 そして、(a) FKM層1が、三元系FKMをゴム成分と
し、第四アンモニウム塩を併用する有機ポリオール加硫
系のKM配合物で形成され、加硫誘導時間(T 10)が、
式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分 を満足するように配合設計されている。 (b) NBR層3が、活性水素を有する官能基を導入した
NBRの、有機過酸化物加硫系のゴム配合物で形成され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FKM層とNBR層と
が加硫接着されてなる複層ゴムホース及びその製造方法
に関し、特に、自動車燃料ホースとして好適なものであ
る。
が加硫接着されてなる複層ゴムホース及びその製造方法
に関し、特に、自動車燃料ホースとして好適なものであ
る。
【0002】(1) 本明細書において使用する略号の主な
ものを下記する。
ものを下記する。
【0003】FKM…フツ素ゴム、 NBR…ニトリルゴム、 PVC…ポリ塩化ビニル、 phr …原料ゴム(ポリマー)100部に対する配合部
数、 (2) 本明細書で「加硫誘導時間(T10)」及び「適正加
硫時間(T90)」は、試料を加熱処理しながらキュラス
トメータで得た加硫曲線から、求めた最小トルクと最大
トルクとの差の10%値及び90%値を示す各時間のこ
とである。
数、 (2) 本明細書で「加硫誘導時間(T10)」及び「適正加
硫時間(T90)」は、試料を加熱処理しながらキュラス
トメータで得た加硫曲線から、求めた最小トルクと最大
トルクとの差の10%値及び90%値を示す各時間のこ
とである。
【0004】以下、主として、燃料ホースを例に採り説
明するが、これに限られるものではない。
明するが、これに限られるものではない。
【0005】
【従来の技術】昨今の燃料動向として、石油資源の有効
利用、燃費の向上、環境汚染の防止、等のために、自動
車用燃料として、メチル−t−ブチルエーテル(MTB
E)、アルコール等を添加したアルコール添加ガソリン
(いわゆるガソホール)の使用が、増大しつつある。
利用、燃費の向上、環境汚染の防止、等のために、自動
車用燃料として、メチル−t−ブチルエーテル(MTB
E)、アルコール等を添加したアルコール添加ガソリン
(いわゆるガソホール)の使用が、増大しつつある。
【0006】しかし、従来燃料ホースのガソリン接触面
側(通常、内面ゴム層)の材料として使用されてきた、
NBRは、耐ガソホール性に劣る。ガソホールは、アル
コール類の添加により、その溶解度パラメータ(SP
値)が、NBRのそれに近似してくるためである。
側(通常、内面ゴム層)の材料として使用されてきた、
NBRは、耐ガソホール性に劣る。ガソホールは、アル
コール類の添加により、その溶解度パラメータ(SP
値)が、NBRのそれに近似してくるためである。
【0007】このため、燃料ホースの内ゴム層を、耐ガ
ソリン及び耐アルコールの双方に優れるとともに、耐熱
性、耐薬品性、耐老化性、耐寒性等の諸物性にも優れて
いるFKMで形成することがが考えられる。しかし、F
KMのコストがNBR等の汎用ゴムに比して10〜20
倍と高価であるため、内ゴム層の全体をFKMで形成す
ることは、実際的でない。
ソリン及び耐アルコールの双方に優れるとともに、耐熱
性、耐薬品性、耐老化性、耐寒性等の諸物性にも優れて
いるFKMで形成することがが考えられる。しかし、F
KMのコストがNBR等の汎用ゴムに比して10〜20
倍と高価であるため、内ゴム層の全体をFKMで形成す
ることは、実際的でない。
【0008】したがって、FKMを燃料ホースの素材と
して使用するに際して、耐油性の比較的良好な汎用ゴム
であるNBR層を基体層として、NBR層の内側(ガソ
リン接触面側)に薄肉のFKM層を形成することが考え
られるが、FKM層とNBR層との間には、通常の方法
では、良好な接着性を得がたい。
して使用するに際して、耐油性の比較的良好な汎用ゴム
であるNBR層を基体層として、NBR層の内側(ガソ
リン接触面側)に薄肉のFKM層を形成することが考え
られるが、FKM層とNBR層との間には、通常の方法
では、良好な接着性を得がたい。
【0009】この課題を解決するために、FKM層とN
BR層とを、各ゴム配合物を特定の配合処方として加硫
接着させる技術が、種々提案されている。
BR層とを、各ゴム配合物を特定の配合処方として加硫
接着させる技術が、種々提案されている。
【0010】例えば、特公昭61−16621号公報に
は、加硫促進剤として第四アンモニウム塩を併用するポ
リオール加硫系のFKM配合物からなるFKM層と、活
性水素を有する特定官能基が導入されたNBRを原料ゴ
ムとし、周期表II〜IV族から選ばれる金属酸化物等が配
合されたNBR配合物からなるNBR層とを加硫接着さ
せたゴム積層体が開示されている。
は、加硫促進剤として第四アンモニウム塩を併用するポ
リオール加硫系のFKM配合物からなるFKM層と、活
性水素を有する特定官能基が導入されたNBRを原料ゴ
ムとし、周期表II〜IV族から選ばれる金属酸化物等が配
合されたNBR配合物からなるNBR層とを加硫接着さ
せたゴム積層体が開示されている。
【0011】また、特開昭61−242840・62−
46641号公報には、上記特公昭61−16621号
の構成において、FKM配合物の加硫促進剤の量を特定
し、かつ、原料ゴムとして汎用NBR(官能基を導入し
ていない)を使用するゴム積層体が開示されている。
46641号公報には、上記特公昭61−16621号
の構成において、FKM配合物の加硫促進剤の量を特定
し、かつ、原料ゴムとして汎用NBR(官能基を導入し
ていない)を使用するゴム積層体が開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記複層ゴムホース
は、FKM層とNBR層間において、大きな初期層間接
着力を得ることができる。
は、FKM層とNBR層間において、大きな初期層間接
着力を得ることができる。
【0013】しかし、上記従来の燃料ホースでは、昨
今、強まりつつある燃料ホースの耐用期間延長化の要請
を満足しがたいことが、本発明者らの試験検討の結果、
判った。すなわち、ガソホール(メタノール添加ガソリ
ン)浸漬後の層間接着力が低下する。
今、強まりつつある燃料ホースの耐用期間延長化の要請
を満足しがたいことが、本発明者らの試験検討の結果、
判った。すなわち、ガソホール(メタノール添加ガソリ
ン)浸漬後の層間接着力が低下する。
【0014】本発明の目的は、上記にかんがみて、燃料
ホース等において耐用期間延長化の要請に応えることが
できる複層ゴムホース及びその製造方法を提供すること
にある。
ホース等において耐用期間延長化の要請に応えることが
できる複層ゴムホース及びその製造方法を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記問題点を解決すべく、鋭意開発に努力した結果、下
記構成の複層ゴムホースに想到した。
上記問題点を解決すべく、鋭意開発に努力した結果、下
記構成の複層ゴムホースに想到した。
【0016】フッ素ゴム(FKM)層と、該FKM層に
隣接するニトリルゴム(NBR)層とを有する複層ゴム
ホースにおいて、(a) 前記FKM層がFKM配合物の加
硫物で形成され、該FKM配合物が、三元系FKMをポ
リマー成分とし、加硫系を第四アンモニウム塩を併用す
る有機ポリオール系とし、加硫誘導時間(T10)が、式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… を満足するように配合設計されている、(b) 前記NBR
層がNBR配合物の加硫物で形成され、該NBR配合物
が、活性水素を有する官能基を導入したNBRを原料ゴ
ムとし、かつ、加硫系を有機過酸化物系とする、の各要
件を具備することを特徴とする。
隣接するニトリルゴム(NBR)層とを有する複層ゴム
ホースにおいて、(a) 前記FKM層がFKM配合物の加
硫物で形成され、該FKM配合物が、三元系FKMをポ
リマー成分とし、加硫系を第四アンモニウム塩を併用す
る有機ポリオール系とし、加硫誘導時間(T10)が、式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… を満足するように配合設計されている、(b) 前記NBR
層がNBR配合物の加硫物で形成され、該NBR配合物
が、活性水素を有する官能基を導入したNBRを原料ゴ
ムとし、かつ、加硫系を有機過酸化物系とする、の各要
件を具備することを特徴とする。
【0017】
【手段の詳細な説明】本発明の各構成について、詳細に
説明をする。なお、配合単位は、特に断らない限り、重
量単位とする。
説明をする。なお、配合単位は、特に断らない限り、重
量単位とする。
【0018】下記FKM配合物〈A〉からなるFKM層
1と、下記配合物〈B〉からなるNBR層3とを加硫接
着〈C〉させて製造する。
1と、下記配合物〈B〉からなるNBR層3とを加硫接
着〈C〉させて製造する。
【0019】〈A〉FKM配合物:下記原料ゴムとして
の三元系FKM、加硫系薬剤としての有機ポリオールと
第四アンモニウム塩とを、他の副資材とともに含む。そ
して、配合設計は、加硫誘導時間(T10)が、式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… を満足するものとする。
の三元系FKM、加硫系薬剤としての有機ポリオールと
第四アンモニウム塩とを、他の副資材とともに含む。そ
して、配合設計は、加硫誘導時間(T10)が、式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… を満足するものとする。
【0020】(1) 三元系FKMとしては、フツ化ビニリ
デン・六フツ化プロピレン・四フツ化エチレン三元共重
合体を例示できる。
デン・六フツ化プロピレン・四フツ化エチレン三元共重
合体を例示できる。
【0021】(2) 有機ポリオールとしては、2,2−ビ
ス(4′−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパ
ン、ジヒドロキシベンゾフェノン、ヒドロキノン等を使
用可能である。これらの内で、2,2−ビス(4′−ヒ
ドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンが望まし
い。
ス(4′−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパ
ン、ジヒドロキシベンゾフェノン、ヒドロキノン等を使
用可能である。これらの内で、2,2−ビス(4′−ヒ
ドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンが望まし
い。
【0022】(3) 第四アンモニウム塩としては、オクタ
デシルトリメチルアンモニウムブロミド、オクタデシル
トリメチルアンモニウムクロリド、オクタデシルトリメ
チルアンモニウムクロリドヨージド、トリフェニルベン
ジルアンモニウムクロリド、テトラフェニルアンモニウ
ムクロリド等を使用可能である。
デシルトリメチルアンモニウムブロミド、オクタデシル
トリメチルアンモニウムクロリド、オクタデシルトリメ
チルアンモニウムクロリドヨージド、トリフェニルベン
ジルアンモニウムクロリド、テトラフェニルアンモニウ
ムクロリド等を使用可能である。
【0023】(4) そして、加硫誘導時間(T10)が前記
式を満足する様に、加硫系薬剤の種類・配合量の変え
ることにより行なう。
式を満足する様に、加硫系薬剤の種類・配合量の変え
ることにより行なう。
【0024】即ち、有機ポリオールの配合量は、通常、
0.9〜 4.8 phrとし、第四アンモニウム塩の配合量は、
通常、 0.1〜 1.1 phrとする。
0.9〜 4.8 phrとし、第四アンモニウム塩の配合量は、
通常、 0.1〜 1.1 phrとする。
【0025】なお、有機ポリオールは架橋密度の最大依
存要素となる。このため、有機ポリオールが、 0.9 phr
未満では、加硫ゴムの強度的物性の確保が困難であり、
また、 4.8 phrを越えると、加硫物の架橋密度が高くな
り過ぎ、ホースに要求される柔軟性を確保しがたい。
存要素となる。このため、有機ポリオールが、 0.9 phr
未満では、加硫ゴムの強度的物性の確保が困難であり、
また、 4.8 phrを越えると、加硫物の架橋密度が高くな
り過ぎ、ホースに要求される柔軟性を確保しがたい。
【0026】(4) 他の副資材としては、補強剤としての
カーボンブラツク、受酸剤としてのMgO 、Ca(OH)2 、可
塑剤、さらには加工助剤などがあり、適宜配合する。
カーボンブラツク、受酸剤としてのMgO 、Ca(OH)2 、可
塑剤、さらには加工助剤などがあり、適宜配合する。
【0027】〈B〉NBR配合物:下記原料ゴム(官能
性NBR)に加硫剤としての有機過酸化物を、他の副資
材とともに含む。
性NBR)に加硫剤としての有機過酸化物を、他の副資
材とともに含む。
【0028】(1) 上記官能性NBRとは、活性水素を有
する官能基を導入したNBRを言う。活性水素を有する
官能基としては、アミノ基、エポキシ基、カルボ
キシル基、及び、ヒドロキシル基、等を挙げることが
できる。具体的には、前記特公昭61−16621号公
報等に記載されているものを使用することができる。
する官能基を導入したNBRを言う。活性水素を有する
官能基としては、アミノ基、エポキシ基、カルボ
キシル基、及び、ヒドロキシル基、等を挙げることが
できる。具体的には、前記特公昭61−16621号公
報等に記載されているものを使用することができる。
【0029】すなわち、上記官能基を有する官能性単量
体をブタジエン(またはイソプレン)及びアクロニトリ
ルと共重合させることにより得る。
体をブタジエン(またはイソプレン)及びアクロニトリ
ルと共重合させることにより得る。
【0030】上記官能性単量体の官能性NBR中の結合
量は、通常、 0.5〜20%とする。
量は、通常、 0.5〜20%とする。
【0031】0.5%未満では、ゴム破壊を生ずるような
初期層間接着力を確保しがたく、20%を越えると、層
間接着力が飽和に達すると共に、NBRの加硫物性に悪
影響を与える。
初期層間接着力を確保しがたく、20%を越えると、層
間接着力が飽和に達すると共に、NBRの加硫物性に悪
影響を与える。
【0032】また、官能性NBR中のアクリロニトリル
の結合量は、特に制限はないが、NBR層に一定の耐油
性、耐寒性を確保するために、通常、15〜55%、の
ぞましくは、30〜40%とする。
の結合量は、特に制限はないが、NBR層に一定の耐油
性、耐寒性を確保するために、通常、15〜55%、の
ぞましくは、30〜40%とする。
【0033】(2) なお、上記官能性NBRには、PVC
を5〜30%ポリブレンドして、NBR層の耐ガソホー
ル性を向上させることもできる。5%を未満では、耐ガ
ソホール性の改善効果が得難く、30%を越えると樹脂
的性質が増大する。
を5〜30%ポリブレンドして、NBR層の耐ガソホー
ル性を向上させることもできる。5%を未満では、耐ガ
ソホール性の改善効果が得難く、30%を越えると樹脂
的性質が増大する。
【0034】(3) 上記有機過酸化物としては、ジクミル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、1,1−
ビス(t−ブチルペルオキシン)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン、t−ブチルペルオキシベンゾエー
ト等を例示でき、その配合量は通常1〜10 phrとす
る。
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、1,1−
ビス(t−ブチルペルオキシン)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン、t−ブチルペルオキシベンゾエー
ト等を例示でき、その配合量は通常1〜10 phrとす
る。
【0035】そして、この有機過酸化物には、トリアリ
ルイソシアヌレート等の共架橋剤を併用する。この共架
橋剤の配合量は、通常、1〜5 phrとする。
ルイソシアヌレート等の共架橋剤を併用する。この共架
橋剤の配合量は、通常、1〜5 phrとする。
【0036】(4) 上記NBR配合物には、周期表II〜IV
族から選ばれる金属酸化物または水酸化物(以下「金属
酸化物類」と総称する。)を配合することが望ましい。
族から選ばれる金属酸化物または水酸化物(以下「金属
酸化物類」と総称する。)を配合することが望ましい。
【0037】金属酸化物類としては、酸化マグネシウ
ム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、二酸化亜鉛、酸化カ
ルシウム、酸化鉛(II,IV)、二酸化ケイ素等及びこれ
からの水酸化物を例示でき、特にこれらの内で酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、酸
化鉛(II)が好ましい。金属酸化物類の配合量は5〜5
0 phrとする。5 phr未満では、NBRとFKM層との
間に層間接着力の増大を期待できず、50 phrを超えて
も層間接着力は飽和に達する上に、加硫ゴム物性に悪影
響が出やすくなる。
ム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、二酸化亜鉛、酸化カ
ルシウム、酸化鉛(II,IV)、二酸化ケイ素等及びこれ
からの水酸化物を例示でき、特にこれらの内で酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、酸
化鉛(II)が好ましい。金属酸化物類の配合量は5〜5
0 phrとする。5 phr未満では、NBRとFKM層との
間に層間接着力の増大を期待できず、50 phrを超えて
も層間接着力は飽和に達する上に、加硫ゴム物性に悪影
響が出やすくなる。
【0038】(5) 上記他の副資材としては、上記金属酸
化物類以外に、補強剤としてのカーボンブラック、加硫
助剤としての亜鉛華、可塑剤、滑剤、さらには加工助剤
などがあり、適宜配合する。
化物類以外に、補強剤としてのカーボンブラック、加硫
助剤としての亜鉛華、可塑剤、滑剤、さらには加工助剤
などがあり、適宜配合する。
【0039】〈C〉上記各材料を使用してのゴムホース
の成形方法は、特に限定されない。
の成形方法は、特に限定されない。
【0040】例えば、図1に示すようなゴムホースの場
合、内ゴム層内側層(FKM層)1をFKM配合物で、
内ゴム外側層(NBR層)3をNBR配合物で、それぞ
れ共押出し、又は、別々に階層的に押出して内ゴム層5
を形成する。そして、該内ゴム層5の上に補強糸層7を
スパイラル等により形成し、さらに、補強糸層7の上に
外ゴム層(通常、クロロヒドリンゴム層)9を押出して
形成する。
合、内ゴム層内側層(FKM層)1をFKM配合物で、
内ゴム外側層(NBR層)3をNBR配合物で、それぞ
れ共押出し、又は、別々に階層的に押出して内ゴム層5
を形成する。そして、該内ゴム層5の上に補強糸層7を
スパイラル等により形成し、さらに、補強糸層7の上に
外ゴム層(通常、クロロヒドリンゴム層)9を押出して
形成する。
【0041】こうして成形した未加硫の複層ゴムホース
を、適宜条件(150〜180℃×5〜90min)で連続
加硫またはバッチ加硫する。すると、FKM層1とNB
R層3とが加硫接着される。
を、適宜条件(150〜180℃×5〜90min)で連続
加硫またはバッチ加硫する。すると、FKM層1とNB
R層3とが加硫接着される。
【0042】なお、補強糸は、通常、レゾルシンホルマ
リンラテックス(RFL)等の接着剤により処理してお
き、補強糸層7と内ゴム層5及び外ゴム層9との接着性
を確保する。
リンラテックス(RFL)等の接着剤により処理してお
き、補強糸層7と内ゴム層5及び外ゴム層9との接着性
を確保する。
【0043】ここで、FKM層及びNBR層の各肉厚
は、燃料ホースの場合、通常、前者0.4〜 2.0 mm 、後
者 0.4 〜4.0 mmとする。
は、燃料ホースの場合、通常、前者0.4〜 2.0 mm 、後
者 0.4 〜4.0 mmとする。
【0044】なお、複層ゴムホースの構成は、図例のも
のに限られず、例えば補強糸層を有しないホースや内外
(表裏)FKM層としたホース、等任意である。
のに限られず、例えば補強糸層を有しないホースや内外
(表裏)FKM層としたホース、等任意である。
【0045】また、ゴムホースの加硫は、マンドレルを
内ゴム層に挿入した状態で行うことが、安定した加硫接
着強度をFKM層とNBR層との間に期待でき望まし
い。
内ゴム層に挿入した状態で行うことが、安定した加硫接
着強度をFKM層とNBR層との間に期待でき望まし
い。
【0046】
【発明の効果】本発明の複層ゴムホース、または、方法
により製造された複層ゴムホースは、上記構成により、
後述の実施例に、示す如く、FKM層とNBR層との間
に、初期層間接着力がゴム破壊を示すレベルであるとと
もに、ガソホール浸漬後の層間接着力(経時接着力)の
低下もほとんどないか又は小さい。
により製造された複層ゴムホースは、上記構成により、
後述の実施例に、示す如く、FKM層とNBR層との間
に、初期層間接着力がゴム破壊を示すレベルであるとと
もに、ガソホール浸漬後の層間接着力(経時接着力)の
低下もほとんどないか又は小さい。
【0047】したがって、ガソホール用の燃料ホース等
に適用した場合、耐用期間の延長化の要請に応えること
が可能となる。
に適用した場合、耐用期間の延長化の要請に応えること
が可能となる。
【0048】なお、ポリオール加硫系における三元系F
KMの加硫誘導時間(T10)は、加熱温度170℃の場
合、3分前後とするのが、当業者常識であった。
KMの加硫誘導時間(T10)は、加熱温度170℃の場
合、3分前後とするのが、当業者常識であった。
【0049】
(1) まず、表1・2に示す各FKM配合物及びNBR配
合物について、キュラストメータ(「キュラストIII
型」日本合成ゴム社製)により、170℃×20分の条
件で加熱処理した場合の加硫曲線を得、該加硫曲線に基
づいて、それぞれ、加硫誘導時間(T10)及び適正加硫
時間(T90)求めた。そして、T10、及び、相対加硫速
度(T90−T10)を、それぞれ表示する。
合物について、キュラストメータ(「キュラストIII
型」日本合成ゴム社製)により、170℃×20分の条
件で加熱処理した場合の加硫曲線を得、該加硫曲線に基
づいて、それぞれ、加硫誘導時間(T10)及び適正加硫
時間(T90)求めた。そして、T10、及び、相対加硫速
度(T90−T10)を、それぞれ表示する。
【0050】表1から、本発明(実施例)に使用するF
−1〜F−6は、において、T10(加硫温度170℃)
4〜7分の範囲にあり、また、比較例に示す、F−7〜
F−10は、当該範囲外にある。
−1〜F−6は、において、T10(加硫温度170℃)
4〜7分の範囲にあり、また、比較例に示す、F−7〜
F−10は、当該範囲外にある。
【0051】(2) 表1に示す処方の配合物でFKM層
を、表2に示す処方の配合物でNBR層を、それぞれ3
mmtのシート状にロール分出したものを、表3・4に示
す組合せで、170℃×20分、100 kgf/cm2の条件
で加圧加硫した。そして、各ゴム積層体を裁断して試験
片を調製し、初期及びガソホール浸漬後の層間接着力を
JIS K 6301 の“はく離試験”に準じて測定した。ガソ
ホール浸漬試験は、フュエルC/メタノール=85/1
5のガソホールに、40℃×48h浸漬後、室温×1日
放置し、さらに、760mmHgで真空乾燥した試験片につ
いて測定をした。
を、表2に示す処方の配合物でNBR層を、それぞれ3
mmtのシート状にロール分出したものを、表3・4に示
す組合せで、170℃×20分、100 kgf/cm2の条件
で加圧加硫した。そして、各ゴム積層体を裁断して試験
片を調製し、初期及びガソホール浸漬後の層間接着力を
JIS K 6301 の“はく離試験”に準じて測定した。ガソ
ホール浸漬試験は、フュエルC/メタノール=85/1
5のガソホールに、40℃×48h浸漬後、室温×1日
放置し、さらに、760mmHgで真空乾燥した試験片につ
いて測定をした。
【0052】表3に示す結果から、本発明の要件を満た
す各実施例1〜6は、初期において、層間接着力が、ゴ
ム破壊を示すレベルであるとともに、ガソホール浸漬試
験後においても、ゴム破壊を示すレベルを維持している
ことがわかる。
す各実施例1〜6は、初期において、層間接着力が、ゴ
ム破壊を示すレベルであるとともに、ガソホール浸漬試
験後においても、ゴム破壊を示すレベルを維持している
ことがわかる。
【0053】また、相対加硫速度が変えても、接着強度
にほとんど影響を与えないことが分かる(例えばF−1
とF−2、F−3とF−4)。すなわち、加硫速度の設
定を幅を広く採ることができ、生産管理上有利となる。
にほとんど影響を与えないことが分かる(例えばF−1
とF−2、F−3とF−4)。すなわち、加硫速度の設
定を幅を広く採ることができ、生産管理上有利となる。
【0054】他方、表4に示す結果から、本発明の要件
を満たさない各比較例1〜4は、初期において、層間接
着力が、ゴム破壊を示すレベルであるが、ガソホール浸
漬試験後においては、界面剥離のレベルで、その値も5
kgf/2.54cm未満と極めて低い。
を満たさない各比較例1〜4は、初期において、層間接
着力が、ゴム破壊を示すレベルであるが、ガソホール浸
漬試験後においては、界面剥離のレベルで、その値も5
kgf/2.54cm未満と極めて低い。
【0055】(3) さらに、代表的なFKM(F−3)を
使用した実施例3において、温度条件を、160℃及び
170℃とした場合について、上記に準じて加硫特性お
よび接着強度を測定したので、それらの結果を表5に示
す。
使用した実施例3において、温度条件を、160℃及び
170℃とした場合について、上記に準じて加硫特性お
よび接着強度を測定したので、それらの結果を表5に示
す。
【0056】表5の結果から、加熱温度(加硫温度)を
170℃を基準として高低にシフトさせた場合、前記式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… にのることが分かる。
170℃を基準として高低にシフトさせた場合、前記式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… にのることが分かる。
【0057】また、接着強度の試験結果から、加硫温度
を170℃から高低にシフトさせても、初期及びガソホ
ール浸漬後の双方について、良好な接着性を示すことが
分かる。
を170℃から高低にシフトさせても、初期及びガソホ
ール浸漬後の双方について、良好な接着性を示すことが
分かる。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【表5】
【図1】本発明の製造方法を適用可能な積層体の一例で
あるゴムホースの斜視図である。
あるゴムホースの斜視図である。
【符号の説明】 1 フツ素ゴム層、 2 NBR層、 3 内ゴム層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 5/12 CEQ 9267−4F F16L 11/04 7123−3J // B29K 21:00 B29L 23:22 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 フッ素ゴム(FKM)層と、該FKM層
に隣接するニトリルゴム(NBR)層とが、加硫接着さ
れてなる複層ゴムホースにおいて、 (a) 前記FKM層が、三元系FKMをポリマー成分とす
るFKM配合物の加硫物で形成され、該FKM配合物
が、加硫系を第四アンモニウム塩を併用する有機ポリオ
ール系とし、加硫誘導時間(T10)が、式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… を満足するように配合設計されている、 (b) 前記NBR層がNBR配合物の加硫物で形成され、
該NBR配合物が、活性水素を有する官能基を導入した
NBRを原料ゴムとし、かつ、加硫系を有機過酸化物系
とする、 の各要件を具備することを特徴とする複層ゴムホース。 - 【請求項2】 FKM層と、該FKM層に隣接するNB
R層とを有する複層ゴムホースを製造する方法におい
て、 (a) 前記FKM層をFKM配合物で、前記NBR層をN
BR配合物で、それぞれ押出成形し、続いて、前記FK
M層と前記NBR層とを加硫接着させる、 (b) 前記FKM配合物として、三元系FKMをポリマー
成分とし、加硫系が第四アンモニウム塩を併用する有機
ポリオール系であり、加硫誘導時間(T10)が、式 4分≦T10+(設定加硫温度−170℃)分/10℃≦7分… を満足するように配合設計されたものを使用する、 (c) 前記NBR配合物として、活性水素を有する官能基
を導入したNBRを原料ゴムとし、加硫系が有機過酸化
物系であるものを使用する、 の各要件を具備することを特徴とする複層ゴムホースの
製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086982A JP2737527B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 複層ゴムホース及びその製造方法 |
US08/043,019 US5356681A (en) | 1992-04-08 | 1993-04-05 | Multi-layer rubber hose and method for producing the same |
DE4311549A DE4311549C2 (de) | 1992-04-08 | 1993-04-07 | Mehrschichtiger Gummischlauch und Verfahren zu seiner Herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086982A JP2737527B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 複層ゴムホース及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286080A true JPH05286080A (ja) | 1993-11-02 |
JP2737527B2 JP2737527B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13902078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086982A Expired - Lifetime JP2737527B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 複層ゴムホース及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5356681A (ja) |
JP (1) | JP2737527B2 (ja) |
DE (1) | DE4311549C2 (ja) |
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