JPH05285637A - 鋳仕上げ装置 - Google Patents

鋳仕上げ装置

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Publication number
JPH05285637A
JPH05285637A JP9538492A JP9538492A JPH05285637A JP H05285637 A JPH05285637 A JP H05285637A JP 9538492 A JP9538492 A JP 9538492A JP 9538492 A JP9538492 A JP 9538492A JP H05285637 A JPH05285637 A JP H05285637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinder
cast product
finishing
balance arm
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP9538492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yamauchi
幸雄 山内
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TAIYO PLANT KK
Original Assignee
TAIYO PLANT KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TAIYO PLANT KK filed Critical TAIYO PLANT KK
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳物製品の鋳仕上げを簡単に行うことができ
るものである。 【構成】 上下方向に設置された支柱(2) に沿って昇降
自在で、かつ、水平方向に左右揺動自在なバランスアー
ム(3) を設け、同バランスアーム(3) にグラインダー
(4) を取付けると共に操作用ハンドル(18)を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注湯鋳放し後の鋳物よ
り湯口、堰、押湯、バリ等を切断後にその切断面を機械
的に研削して円滑に鋳仕上げする鋳仕上げ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳物製品を鋳型より取り出した状
態では、湯口、堰、押湯、バリ等が付いた状態となって
おり、同湯口、堰、押湯、バリ等はガス溶断、プラズマ
溶断、エアーチッパー、ハンマーなどにより切断又は除
去し、同切断面又は除去部分の仕上げ作業は、すべて作
業者がハンド型グラインダーにより直接削り取ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如
く、作業者がハンド型グラインダーを手に持って鋳仕上
げ作業を行う場合は、同ハンド型グラインダーが重いた
めに同鋳仕上げ作業を能率的に行うことができないもの
であった。
【0004】また、従来の作業方法では、作業者が直接
にハンド型グラインダーを握って作業を行うために、筋
肉疲労や振動によるしびれ、回転物による怪我等もあり
長時間の作業が困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では上下
方向に設置された支柱に沿って昇降自在で、かつ、水平
方向に左右揺動自在なバランスアームを設け、同バラン
スアームにはグラインダーと操作用ハンドルを連結して
なる鋳仕上げ装置を提供せんとするものである。
【0006】また、本発明では、上記グラインダーは、
左右方向の横軸、及び前後方向の前後軸を中心に首振り
自在に連結されていることにも特徴を有する。
【0007】
【作用】鋳仕上げ装置により鋳物製品の切断面を鋳仕上
げする場合は、ターンテーブル上に鋳物製品を固定して
セットする。
【0008】次に、グラインダーを回動させながら、操
作用ハンドルを上下方向及び前後方向に操作し、同グラ
インダーを切断面に押し付けて鋳仕上げ作業を行うもの
である。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき具体的に説明
すると、1は鋳仕上げ装置であって、上下方向に設置さ
れた支柱2と、上下方向に昇降自在で、かつ左右方向に
揺動自在なバランスアーム3やグラインダー4などによ
り構成されている。5は、支柱2に沿って上下に摺動し
ながら昇降自在であるアーム取付金、6は上記支柱2の
中空内部に上下動自在に設けるバランスウエイトで、ワ
イヤー7又はチェンを介してアーム取付金5と連結され
ている。8は支柱2の上部に設ける滑車又はスプロケッ
トで、同滑車8又はスプロケットにはワイヤー7又はチ
ェンが巻掛けられている。
【0010】9はバランスアーム3の第1アームで、基
部9-1 を前記アーム取付金5に縦軸5-1 を介して枢着し
ていると共に、先端部9-2 には第2アーム10を連結して
いる。9-3 は縦軸、10-1は第2アーム10の基部、10-2は
第2アーム10の先端部で、同先端部10-2にはグラインダ
ー4を取付ける取付ヘッド11を連結している。12は同取
付ヘッド11を第2アーム10に取付ける縦軸である。13は
取付ベッド11の下側に固着する第1回動ケースで、横軸
14を介して第2回動ケース15を回転自在に支持してい
る。16は第2回動ケース15に設ける前後軸で、同前後軸
16によりグラインダー取付ブラケット17を回動可能に支
持している。
【0011】18は操作用ハンドルで、同操作用ハンドル
18の基部は振動を軽減する為に防振材を取付けて、取付
ヘッド11の一側に固着されている。
【0012】19は、同操作用ハンドル18上に設ける操作
盤で、電源スイッチ20、グラインダー用スイッチ21、第
1回動ケース13を正逆操作する操作スイッチ22や第2回
動ケース15を正逆操作する操作スイッチ23を配設してい
る。
【0013】24はグラインダー取付ブラケット17に形成
する締付部、25はグラインダー4の下側に配設するター
ンテーブルで、チャック26などの固定手段を介して鋳物
製品27を取付けている。
【0014】28は第1回動ケース13内に設けるサーボモ
ータ又は汎用モーターであって、横軸14を正逆回動自在
としており、これにより第2回動ケース15及びグライン
ダー4を回動調節自在としている。
【0015】29は第2回動ケース15内に設けるサーボモ
ータ又は汎用モーターであって、前後軸16を正逆回動自
在としている。そして、これによりグラインダー4側の
向きを首振り状に回動調節自在としている。また、上記
サーボモータ又は汎用モーター28,29 は減速機及びブレ
ーキを設けてもよい。
【0016】30はテーブル25を正転、又は逆転させる足
踏ペダル式スイッチ、31はグラインダー4の上部に設け
る透明状のカバー体で金属片の飛散を防止している。32
は吸塵パイプ、33は操作用ハンドル18に設ける握り杆で
ある。なお、操作用ハンドル18は円形のループ状として
もよい。
【0017】本発明の実施例は上記のように構成されて
おり、したがって、上記鋳仕上げ装置1により鋳物製品
の切断面を鋳仕上げする場合は、ターンテーブル25上に
鋳物製品などの素材を固定してセットする。次に操作盤
19の電源スイッチ20とグラインダースイッチ21をONす
る。
【0018】そして、グラインダー4を回動させながら
砥石4-1 により素材の切断面などを削るものである。ま
た、操作用ハンドル18を上下方向及び前後左右に振ると
バランスアーム3が上下に昇降したり、又は伸縮しなが
ら素材の形状に合せて同グラインダー4を移動させるこ
とができる。
【0019】また、グラインダー4は、横軸14や前後軸
16を中心に首振り状に傾斜するから、素材に対して最適
な状態で切削が可能である。
【0020】以上の如く、上記実施例によれば上下昇降
自在で、かつ、水平方向に左右揺動自在なバランスアー
ム3を設けて、同バランスアーム3に取付ヘッド11を連
結し、同取付ヘッド11にはグラインダー4と操作用ハン
ドル18を設けたものであるから、鋳物製品などの鋳仕上
げ作業が容易であって、作業能率が向上する。
【0021】また、グラインダー4の移動及び首振りが
容易、かつ、正確にできるから、被加工物を損傷するこ
となく鋳仕上げ作業を行うことができるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上下昇降自在で、か
つ、水平方向に左右揺動自在なバランスアームを設け
て、同バランスアームにグラインダーと操作用ハンドル
を設けたものであるから、鋳物製品などの鋳仕上げ作業
が容易であって、作業能率が向上する。
【0023】また、グラインダーの移動及び首振りが容
易、かつ、正確にできるから、被加工物を損傷すること
なく鋳仕上げ作業をすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳仕上げ装置の概略を示す全体側
面図。
【図2】同斜視図。
【図3】グラインダー取付部の要部を示す一部断面正面
図。
【図4】同一部断面平面図。
【符号の説明】
2 支柱 3 バランスアーム 4 グラインダー 14 横軸 16 前後軸 18 操作用ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に設置された支柱(2) に沿って
    昇降自在で、かつ、水平方向に左右揺動自在なバランス
    アーム(3) を設け、同バランスアーム(3) にはグライン
    ダー(4) と操作用ハンドル(18)を連結してなる鋳仕上げ
    装置。
  2. 【請求項2】 上記グラインダー(4) は、左右方向の横
    軸(14)、及び前後方向の前後軸(16)を中心に首振り自在
    に連結されていることを特徴とする請求項1記載の鋳仕
    上げ装置。
JP9538492A 1992-04-15 1992-04-15 鋳仕上げ装置 Pending JPH05285637A (ja)

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JP9538492A JPH05285637A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 鋳仕上げ装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059858A (ja) * 2012-11-26 2013-04-04 Kakihara Kogyo Kk 樹脂成形品のパートライン研磨装置
CN108527056A (zh) * 2018-04-09 2018-09-14 崔启军 圆环铸件表面打磨装置
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CN111633514A (zh) * 2020-06-05 2020-09-08 丁瑞 一种多自由度铸件表面磨削装置
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